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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

ゴールデンカムイ

TV放送が始まりましたアニメ「ゴールデンカムイ」の第一話目を拝見いたしましたー。

北海道が舞台とは聞いておりましたので、気にはなっていたのですが、マンガのほうは全くの未見でしたので、どんな話なのか興味津々で見させていただきました。
日露戦争に従軍した兵士が主人公ということで、オープニングは旅順攻略戦。
「不死身だ―!」とのたまっておられましたが、本当に不死身なのか、それともキリコのような異能生存体なのか、はたまた運がいいだけの男なのかは気になるところ。

そして舞台はいきなり北海道へ。
何やら怪しげな金塊ネタを酔っ払いから聞かされたと思うと、どうもそれが本当のことらしい。
そしてヒグマの襲来とアイヌの女の子との出会い。
このあたりは物語のスタートとして非常に素早い展開。
アイヌの娘と共同でヒグマを倒し、どうやらそのアイヌの娘も金塊ネタにからんでいるとのこと。
かくして二人がコンビに?
というところで次回へ。

この二人がスムーズにコンビになるかどうかはともかく、主人公格二人は第一話で登場。
片や日本陸軍の元軍人、片やアイヌの女の子ということで、なかなかに異色の二人かなという感じです。
全く原作を知らないので、先が楽しみです。
原作マンガはもう結構出ているんですねぇ。

それにしても今年の春アニメは見るものがいっぱいだ。
久しぶりにアニメをたくさん見ている気がします。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/04/10(火) 19:02:08|
  2. アニメ
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本当にすごい・・・けど

日本でのプロ野球が開幕したのと同様に、海の向こうアメリカでもメジャーリーグベースボールが開幕しました。
何人もの日本人メジャー選手がいる中で、やはり今季の話題は大谷選手一色でしょうか。
その大谷選手、マジですごいスタートダッシュをかましてくれましたねー。

大谷選手のメジャーは、まずは打者からスタートでした。
3月29日の試合で八番DHとしてスタメン出場し、その試合で初打席初ヒットでまずはあいさつ。

その後4月1日の試合で投手として先発し、6回3失点で初勝利を挙げ、3日、4日、6日と今度は打者として三試合連続のホームランでど派手な花火を打ち上げると、8日の試合では投手として7回1安打無失点12奪三振という素晴らしい投球を披露。

もうね、これ以上はないというぐらいのデビューです。
アメリカのメディアも恐るべし大谷という論調のようです。
ホントすごいですねぇ。

ただ、まだシーズンは始まったばかり。
メジャーの選手たちもやられっぱなしではないでしょうから、早晩壁にぶつかるのは必定だと思います。
また日程や移動距離などによる疲労の蓄積もあるでしょう。
それらに対してどう立ち向かっていくのか、大谷君の課題は多いものと思われます。

それでも、投手としても打者としても大谷君は本当にすごい。
このまま続けていくのか、それともどっちかに専念する日が来るのかはわかりませんが、ともあれ多くのファンの記憶に残る選手であることは間違いないですねぇ。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/04/09(月) 17:48:10|
  2. スポーツ
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もう休日が終わってしまう・・・

なんだかんだと金曜日まで12連勤だったので、昨日今日と久しぶりの休日だったのですが、早いものでもう休日もあと数時間って感じです。(>_<)

18040701.jpg   18040706.jpg   18040709.jpg
土曜日は、たまっていたアニメの録画を見たり、Squad Leaderのソロプレイを楽しんだり、劇場版パトレイバー一作目のDVDを久しぶりに見たりして過ごしましたけど、今日はニチアサを見終わった後は部屋の掃除をしたり、お風呂の掃除をしたり、洗濯をしたり、お風呂入ったりしていたらもうこんな時間です。
休日ってあっという間ですよねー。

パトレイバーは二作目はときどき見るんですけど、一作目ってあんまり見直さないのでホント久しぶりでした。
しばらくぶりに見ましたけど、第二小隊って「よく考えたら犯罪だと思うけど、やるっきゃないよね」ってのが結構ありますよねー。

Squad Leaderはいつもながらのポイント制。
独軍400点米軍600点でプレイしましたが、独軍の前に米軍が壊滅して終わりでした。(笑)

さて、明日からはまた仕事―。
今日はこんなところで。
それではまたー。
  1. 2018/04/08(日) 17:57:39|
  2. 日常
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  4. | コメント:2

ゆ・・・佑ちゃん・・・ orz

今日はプロ野球は6試合ともデーゲーム。
ありがたいことに阪神も日本ハムも勝利で、気持ちよく一日を終わることができますねー。(*´ω`)

それにしても日本ハムは開幕三連敗でどうなるかと思いましたら、その後なんと五連勝です。
まだ始まったばかりですが、なんと単独二位ですよ。
このまま行ってほしいですねぇ。

とはいえ、今日の先発は斎藤佑樹投手でしたが、なんとも締まらないことに。
初回から四球連発でヒットを打たれないうちに押し出しで1点献上する始末。
幸い味方が早くも逆転したうえに大量リードを取ってくれたのですが、その後も制球は定まらず。
結局ロッテ打線にヒットを一本も打たれていないにもかかわらず、三回途中までで8個もの四死球を与えてしまい、満塁で降板の憂き目に。
まさに相手が何もしていないうちに自滅してしまったという感じでした。
しっかりしてくださいよぉー。(><)

試合はその後ロッテ打線が追い上げてきたものの、9-6で逃げ切り勝ち。
五連勝となりました。
ハムほーー! \(^o^)/

明日も勝って六連勝で一週間を締めてほしいですね。
がんばれファイターズ。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/04/07(土) 18:52:56|
  2. スポーツ
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  4. | コメント:0

ごろーちゃんも帰ってくる

「銀英伝」だ、「CCさくら」だ、「ガンダム」だとアニメのほうに目が行ってましたけど、そういえば今晩からは「孤独のグルメ」もシーズン7が始まるじゃないですかー。
ごろーちゃんがまた帰ってきて、美味しいものを食べてくれるんですねー。(*´ω`)

それにしても本当に不思議なドラマです。
言ってしまえばおっさんが一人で食事をするだけのドラマ。
それがなんとも面白い。
不思議。( ˘ω˘)

でも、松重さんの食べっぷりは毎回見ていて気持ちいいですよね。
良くまぁこんなに食べるなぁってぐらい、毎回注文が大量ですし。
食べるほうも大変でしょうねぇ。

たぶん私は明日以降に録画で見ることになると思いますけど、楽しみですー。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/04/06(金) 18:42:28|
  2. 映画&TVなど
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帰ってきた「ほぇぇー」

西武に開幕三連敗してがっかりでしたが、楽天に三連勝で一気に五割に復帰した日本ハムファンですこんばんわ。(挨拶)

昨日はリメイク版銀英伝を動画配信サイトで拝見しましたが、夜にはNHKのEテレで「カードキャプターさくら クリアカード編」を視聴しました。

いやぁ、なんとも懐かしいですねぇ。
銀英伝とは違って、こっちは続編ではありますが、ちょこっと成長した見慣れたキャラがいっぱいで懐かしさもひとしお。
しかも、以前とほぼ同じ声優さんで固められているので、余計に懐かしく感じます。

それにしても丹下桜さん、声がそのままって言っていいですねぇ。
「ほぇぇー」がたまりません。
年月を感じさせないですねぇ。
おっさん萌え死にますよー。(笑)

ガンダムビルドダイバーズも始まりましたし、春アニメは面白そうなのが多いですね。
札幌では今晩からはルパンの新シリーズも始まりますし、見るのが楽しみです。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/04/05(木) 18:26:35|
  2. アニメ
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  4. | コメント:2

新しい銀英伝の第一話見ました

田中芳樹先生の大河小説「銀河英雄伝説」は、過去にアニメ化が行われ、かなりの人気がありましたが、その「銀河英雄伝説」が再びアニメとなって帰ってきました。

「銀河英雄伝説 Die Neue These」です。(→アニメ公式サイト
その第一話が動画配信サイトGYAOで公開されましたので、さっそく見てみました。

いやぁ、かつての旧作アニメの記憶が残像として残ってますので、どうしても違和感は感じてしまいますねぇ。
メルカッツ提督などは中の方(石塚運昇さん)が旧作ではトリューニヒトでしたから、あんた帝国で何やってんのみたいな。(笑)

とはいえ、戦闘シーンなんかはかなり見せてくれますね。
旧作のやや動きの少ない戦闘ではなく、かなり高速で動き回る印象です。
艦艇のデザインなんかは旧作を踏襲しているぽいですね。

第一話は基本的に帝国側視点での話の作り方になっているようで、同盟軍はチラッとしか出てこなかったので、あれっと思ったんですが、どうやら二話目で同盟視点を持ってくるんじゃないでしょうか。
なので、一話では帝国側の傍受通信でしか登場しなかったヤンが、第二話では出てくると思いますので、来週が楽しみです。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/04/04(水) 18:14:29|
  2. アニメ
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晤郎さん・・・ 。・゚・(ノД`)・゚・。

今日、STVラジオ「ウィークエンドバラエティー日高晤郎ショー」のパーソナリティを務めていらっしゃった日高晤郎さんがお亡くなりになったというニュースが飛び込んでまいりました。

悪性腫瘍だったとのことで、享年74歳とのこと。
本当に残念でなりません。

日高晤郎さんは上でも述べましたが、「ウィークエンドバラエティー日高晤郎ショー」のパーソナリティを39歳の時から務めていたそうで、今年で35年も続いていた長寿番組の看板でいらっしゃいました。
私がこの番組を知ったのは、仕事で外回りをしていたころでした。
当時はまだ土曜休みが隔週だったころで、移動中の社用車の中でこの番組を聞きながら外回りをしていたものでした。

職が変わったことや土曜日に車に乗ることが少なくなったりしたことなどで、聞く回数は減りましたが、それでも自宅で聞いたりして楽しんでいたものでした。
長寿番組でしたので、今日は聞かなくても来週になればまた聞けるという妙な安心感のようなものもありました。

番組の終盤近くには晤郎さんが毎回歌を歌うコーナーがあったのですが、私個人的には、晤郎さんがメインで歌っていた「街の灯り」よりも「つづれ織り」のほうが好きでしたねぇ。
歌詞が好きだったんですよ。

まだまだ元気で続けてほしかったので残念です。
ご冥福をお祈りいたします。
  1. 2018/04/03(火) 18:25:27|
  2. ニュース
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開幕三連戦が終わってみれば・・・

先週の金曜日に開幕いたしましたプロ野球も、昨日で開幕三連戦が終了です。
これでまずは143試合のうちの3試合が終わったわけですが・・・

Oh・・・orz
阪神は開幕試合で巨人の菅野投手を打ち崩し勝利と幸先のいいスタートを切れたと思ったのもつかの間、二戦目三戦目とともに逆転負けという痛い負け方をして連敗。
結局は一勝二敗という結果に終わってしまいました。

うーん・・・
二戦目の藤浪投手を5回で降板させるというのは、さすがに難しかったと思いますし、監督としても6回が終わった時点で交代と考えていたのではないかと思うのですが・・・
三戦目は巨人岡本選手の逆転スリーランが決まってしまいましたね。
秋山投手もこれまた悪くはなかったのではないかと思いますが・・・

一方最悪のスタートを切ってしまったのが日本ハム。
西武相手に三連敗ですかー。
投手陣の不安がもろに出てしまった感じです。
新外国人投手が一戦目と二戦目の先発というのは、確かに奇策中の奇策かもしれませんが、裏を返せば開幕を任せられる投手が誰もいなかったということでもあるのかなと。
ホーム開幕で一勝もできないというのはさすがにつらいところですー。

まあ、終わってしまったことはしょうがないので、日本ハムは明日からの、阪神は明後日からの試合で取り返していくしかないでしょう。
始まったばかりですので、早いうちに立て直してほしいところです。
とくに日本ハムは早く五割に戻してほしいですね。
がんばれ両チーム。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/04/02(月) 18:46:21|
  2. スポーツ
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四月馬鹿とカメラウーマン

今日は4月1日です。
今年も4月1日がやってまいりました。
4月1日と言えばそう、エイプリルフールの日です。
となれば・・・

はい、今年も我がブログにあの方がやってまいりました。
はたして今年はどういうお話になったのか?
よろしければご覧ください。

それではどうぞ。


四月馬鹿とカメラウーマン

「三人目・・・四人目・・・五人目・・・すごい・・・どんどん来るわ」
私はカメラを持つ手にじっとりと汗をかくのを感じてくる。
私と一緒にあちこちで真実を撮ってきた自慢の一眼レフだ。
言ってみれば私の相棒である。
その相棒を手にしながら、私はゴクリと唾を飲んだ。

そろそろ人通りも少なくなってくる表通り。
連中が集まってきた公園にはもう他に人影はない。
まだまだ肌寒さを感じる夜遅く。
まもなく日付が変わる時刻。

そんな時間に公園に集まってくる連中。
ほとんどが二十代か三十代あたりの女性だが、中には男性もいれば少女のような子供もいる。
えっ、嘘?
女性警察官もいるの?
しかも制服姿じゃない。
彼女もそうだというの?

連中はみんな一様に笑みを浮かべ、日付が変わるのを待っている。
そう・・・
今日は三月の三十一日。
もう少しで日付が変わり、四月一日になる。
エイプリルフールだ。

この街にはある都市伝説がある。
この日、街には妖怪が放たれる。
四月馬鹿という妖怪だ。
馬のような姿とも鹿のような顔とも言われ、馬か鹿かわからず混乱してしまう人間をだまして同種の妖怪にしてしまうという。
その同種にされてしまった人々があんなにいるというの?
普段は何食わぬ顔で人間のふりをして過ごしているとでもいうの?
なんという・・・

私は時計を見る。
あとちょっとで0時。
日付が変わる。
草むらに潜んで張っていた甲斐があるというもの。
さぁ、姿を現しなさい、四月馬鹿。
私は連中に向けてカメラを構え、ファインダーをのぞき込んだ。

やがて連中が輪を作るように並び始める。
制服姿の女性警察官。
ビジネススーツ姿のOLらしき女性。
一家と思われるサラリーマンと主婦と娘。
学校の制服姿の女子高生もいる。
これがみんな四月馬鹿なのだろうか・・・
自分で探り始めたネタだけど、本当にそんなものがいるというのか?
でも・・・
そうじゃなければこの連中はいったい・・・

0時だ。
日付が変わると同時にいっせいにひざまずく連中。
そしてその輪の中心に黒いコートを着て幅広のつばの付いた帽子をかぶった人影が現れる。
えっ?
いつの間に?
どう見ても忽然と姿を現したとしか思えない。
まさか・・・
あれが四月馬鹿?

「「「偉大なる我らが主、四月馬鹿様。今年も四月一日が始まりました」」」
「「「どうかこのしもべたちに、偉大なる主様のご尊顔をお見せくださいませ」」」
輪になってひざまずいた連中が、中央の人影に向かって声を合わせている。
間違いないわ。
あいつこそが四月馬鹿。
その姿、今こそこのカメラで!
私は全身を緊張に震わせながらも、しっかりとカメラを向けていた。

「ククク・・・彩華(あやか)よ、こんなところに呼び出して何事かと思ったが、しもべたちを集めたのか」
「はい、四月馬鹿様。この街の我ら馬鹿の勢力をご覧になっていただきたく思いまして」
コート姿の人影の正面にいる制服姿の女子高生が立ち上がる。
あの娘がリーダーなの?
「なるほど。こうしてみると結構増えたものじゃないか。俺様が自らしもべにしたもの、お前たちがそれれぞれ増やしたものたちか。ククク・・・」
「はい。今では総勢三十名を下りません。そして今年も・・・うふふふ・・・」
「ふむ・・・ククク・・・お前たち、本性を現すがいい」
「「「はい、四月馬鹿様!」」」
嬉しそうな声を上げ、いっせいに立ち上がる連中。
その姿が見る間に人間とはかけ離れたものになっていく。
嘘でしょ・・・
私の目の前で次々と人ならざる者に変化していく男女。
その顔は伸びて馬のような顔となり、巨大な鹿の角のようなものが生えていく。
全身を茶色の毛が覆い、お尻からは尻尾も生えていく。
両手は先がひづめのように変化していき、足もひづめへと変化する。
面白いことに手のひづめは馬のもので、足のひづめは鹿のもの。
まさしく馬と鹿が合わさっているのだ。
これが・・・
これが妖怪馬鹿・・・

夢中でシャッターを切る私。
さっきまで人間の姿をしていた連中が一人残らず馬鹿になってしまった。
なんてこと。
これはスクープだわ!

「ククク・・・これは結構壮観じゃないか」
「はい、ここにいる者はすべて馬鹿。みんな四月馬鹿様の忠実なるしもべです。どうか私たちにも四月馬鹿様のお姿を・・・」
先ほどまで女子高生の姿だった馬鹿がコートの人影にすり寄っていく。
声からしてあのコートの人物は男だと思うけど、なにせ暗い上に帽子で顔が見えないわ。
でも、あれこそが四月馬鹿。
絶対にカメラに捉えてみせる。

「ククク・・・いいだろう」
中央の男が帽子を取る。
ええ?
どうやって帽子の下に隠れていたのというような巨大な鹿の角。
歯をむき出したような馬の顔。
どうやって持っているかわからないひづめにつかまれた帽子。
まさに周囲にいる連中とそっくりな顔が帽子の下から出てきたのだ。

私は何枚かシャッターを切ると、気付かれないように身を潜め、急いでその場を立ち去る。
速足で公園を抜け、表通りに駆け込むようにしてたどり着く。
背後から誰かが追ってくるような気配はない。
どうやら無事に気付かれずに済んだようだ。
ふう・・・

私はとりあえず近くの深夜営業しているファミレスに行く。
そこで軽く食事を注文し、水を飲んで一息つく。
やったわ・・・
あの四月馬鹿を写真に収めたわ。
私はデジカメの中身を確認する。
うんうん。
ちゃんとしっかり調整してあっただけに、あの暗さの中ストロボ無しでもしっかり写っているわ。
やったー!

「もしもし? 簔口(みのぐち)だけど夜分遅くにすみません、編集長に伝言をお願い・・・あ、編集長? こんな時間にまだいらっしゃったんですか? ええ、やったわ。やりましたわ。しっかり噂の都市伝説をカメラに収めましたよ。ええ・・・え、すぐに? 記事差し替える? ホントですか?」
私は懇意にしている週刊誌の編集長に電話する。
意外とこういうオカルトめいた話は、週刊誌の読者は喜ぶものだ。
だからこそ写真も買ってもらえるというもの。
ましてやまさに旬の話題ですものね。

私は編集長に居場所を伝え、食事をしながら到着を待つ。
スクープを収めた後の食事は美味しい。
「やぁ、待たせてすまんすまん」
太って頭がややはげかかった編集長がやってくる。
「いえ、こちらこそご足労いただいて・・・本来ならこちらから出向くのが筋でしたのに。それにしてもこんな時間まで大変ですね」
時間はもう1時に近い。
「なに、編集部なんてこんなものさ。どこもブラックだよ。で、噂の馬鹿には遭えたのか?」
汗を拭きながら席に着く編集長。
「はい。こちらを」
編集長が店員を呼んで注文を済ませたところで、私はデジカメのデータを見せる。
「これは・・・ずいぶん鮮明じゃないか・・・うーむ・・・うーむ・・・」
編集長がデジカメの写真に見入っている。
何せ都市伝説と言われた四月馬鹿ですものね。
夢中になるのも当然だわ。

「いやぁ、これは素晴らしいよ。想像以上だ。まさかこんなに鮮明な画像とはねぇ」
編集長がにんまりと笑みを浮かべている。
きっとこれなら記事差し替えでも充分と思っているのかも。
そりゃぁ、こっちも多少は危険な目を覚悟していたんですから、お金になってくれないと困るけど。
「ほら、よくあるじゃないか。正体不明のものを撮影したという写真。でも、大半はその撮影した写真も正体不明みたいなものばかりでさ」
確かに。
雪男なんだか登山者なんだかはっきりしないような写真とかあるものね。
「いやぁ、でもこれは違う。これなら充分に読者を惹き付けられるよ。むろんうちの社から賞金も出るに違いない。いや、うちだけじゃなく全世界の出版社から引き合いが来るに違いないよ」
そ、そこまで?
ああ・・・でもうれしい。
あの厳しい編集長がここまで今回褒めてくれるなんて。
この写真がきっかけで私自身の名が売れれば・・・
ああ・・・カメラマンとして有名になれたら・・・

いけない・・・
舞い上がりすぎだわ。
少し落ち着かなくちゃね。
「お姉さん、お水のお替りください」
私は店員さんを呼んで水のお替りをもらい、一口飲んで心を落ち着ける。
うふふふ・・・
それでも自然に笑みがこぼれちゃうわぁ。
編集長いくらの値を付けてくれるかしら・・・

「それにしてもよく撮れている。俺様をずいぶんと素敵に撮ってくれているじゃないか。クククク・・・」
えっ?
私は水を飲むのをやめて編集長のほうを見る。
えっ?
向かいの席にはさっきまで編集長が座っていたはずなのに・・・
いつの間にか黒いコートを着て幅の広いつばの付いた帽子をかぶった・・・
ま・・・まさか・・・
「四月・・・馬鹿・・・」
私の手からコップが落ちる。
カターンと硬質な音を立ててコップがテーブルに転がり、中の水がテーブルを濡らしていく。
「お客様、大丈夫ですか?」
店員さんが慌てて私に声をかけてきたので、私は大丈夫ですと言おうとそちらを向く。
「ひっ!」
そこにはこの店の制服であるフリフリのドレスを着た馬の顔をして鹿の角を頭に生やした異形のものが立っていた。
「あ・・・あああ・・・」
「うふふふ・・・いけませんわ、お客様。気を付けていただきませんと。テーブルが濡れてしまいました」
「そ、そんな・・・いつから?」
「お客様が私たちの集まりを見に来ていた時からですわ。うふふふふ・・・」
「ああ・・・そんな・・・」
ばれていた・・・
ばれていたんだ・・・
最初から・・・
なんてこと・・・

「それでどうだった?」
「えっ?」
「その写真が金になることを信じただろ? もしかしたら著名になれるかもとも」
「あ・・・」
信じた・・・
私はすっかり信じてしまった。
四月馬鹿を編集長だと思い込み、その言葉に有頂天になり・・・
この写真が金になることも、もしかしたら有名になれるかもとも・・・
私はすっかり騙されてしまったんだ・・・

「うふふふ・・・馬鹿の世界にようこそ。歓迎するわ、新入りさん」
店員姿の馬鹿の言葉をきっかけに、私の躰が変わっていく・・・
指先が馬のひづめのように変化する。
肌も茶色の毛が覆っていく。
鼻づらも伸び、頭には角の生える心地よい重さを感じていく。
あは・・・
あはははは・・・
なんだかとっても気持ちがいい・・・
馬鹿になるってこんなに気持ちがよかったんだ・・・
どうしてもっと早く知らなかったのか・・・
偉大なる四月馬鹿様のしもべになる喜びを、どうしてもっと早く・・・

「クククク・・・今年最初のしもべの完成だ」
「はい、四月馬鹿様。私は四月馬鹿様の忠実なるしもべですわ」
私は席を立つと、脇にひざまずいて主様に頭を下げる。
「それにしても写真とはな。いい写真だったぞ」
「ありがとうございます。うふふふ・・・」
私はデジカメを手に取ると、四月馬鹿様の写真を消去する。
主様のお姿を写真などに残すわけにはいかないわ。
「いいのか?」
「はい。四月馬鹿様のお姿を写真に残すなどできませんわ。それに・・・うふふふふ」
どうしてかわからないけど、私のひづめの手でもこうしてカメラを持つことができる。
これからもこのカメラは私の相棒。
二人でともに・・・
「先ほどまでの私は写真とは真実を写すものと思ってました。でも違います。写真こそ、愚かな人間をだますのに最良のもの。人間はたやすく写真に写ったものを信じます。それはもうたやすく・・・うふふふ・・・」
そう・・・これからの私は写真を使って人間をだますの。
私の写真で多くの人間をだましてやるわ。
ああ・・・なんて楽しそうなのかしら・・・楽しみだわぁ。
私は舌なめずりをしながらカメラを構える。
まずはアイドルのスキャンダル写真でもでっち上げようかしら。

「ククク・・・四月一日は始まったばかりだ。たっぷり楽しんでくるがいい」
「「はい、四月馬鹿様」」
私は店員に化けていたもう一人の馬鹿とともに四月馬鹿様に一礼する。
さあ、お楽しみはこれからね・・・
うふふふふ・・・

END
  1. 2018/04/01(日) 21:00:00|
  2. 四月馬鹿
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  4. | コメント:9
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舞方雅人

Author:舞方雅人
(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
どうぞ楽しんでいって下さいませ。

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