夕べから今日にかけてウォーゲームを楽しみました。
まずはGoma様とVASLという通信対戦ソフトでのASL-SK対戦。
シナリオS11「Long way to go」を先日先先日の二日にわたって対戦しました。
このシナリオは盤端へ脱出しようとする独軍とそれを阻止しようとする米軍の戦いです。
阻止する米軍をGoma様が、脱出する独軍を私が担当していざ対戦。
丘の上に陣取るGoma様の米軍を蹴散らしたのもつかの間、8戦力の米軍分隊&指揮官に12戦力で挑んだ白兵戦は見事に負け。
結局投入した三個分隊をすべて失うという憂き目に・・・orz
それでも他の部隊が数少ない米軍を圧倒し、じわじわと押し込んで行きます。
最後はGoma様の米軍部隊がすべて混乱してゲームセット。
どうにか勝利を手に入れることができました。
明けて今日はサッポロ辺境伯様をお迎えしての自宅対戦。
お題はまたしてもの「エチオピアのライオン」(CMJ27号付録)です。
これで対人対戦は七回目かな?
我ながらよくやっている。
今回は前回の入れ替え戦ということで、サッポロ辺境伯様がイタリア軍を、私がエチオピア軍を担当です。
このゲーム、いつもながら双方ともきびしい。
悩みつつ悩みつつの部隊運用を強いられます。
南北の両戦線に対して投入できる部隊数はどちらも充分ではありません。
あちらを立てればこちらが立たずの微妙なさじ加減が求められます。
今回サッポロ辺境伯様はグラツァーニ部隊を重点にして侵攻をかけてきました。
北部から部隊を引き抜けるだけ引き抜き、海輸にて南部へ回します。
しかもその全てと言っていい部隊をneghlli方面につぎ込んできます。
当然その方面のエチオピア軍は苦戦を強いられます。
南部、北部ともにじわじわエチオピア軍は押し込まれ始めました。
この状態を改善するためには、少しサッポロ辺境伯様の攻撃の手を止めさせなければなりません。
こちらから攻撃に出て圧力を減じるのです。
そのためにはできるだけサッポロ辺境伯様の心胆を寒からしめなくてはなりません。
どこに対して攻撃すればサッポロ辺境伯様の心胆を凍らせることができるのか・・・
ありました。
イタリア軍南部方面の拠点「トゥ モガジシオ」です。
ここはイタリア軍の拠点で要塞ですが、サッポロ辺境伯様はわずかの部隊しか置いてませんでした。
今ならば落とせる可能性がある。
そう思った私は、エチオピアの一部隊に攻撃を命じました。
「トゥ モガジシオ」が落ちれば、イタリア軍が翌ターンに奪回できない限りイタリア軍の敗北です。
しかもイタリア軍は一ターンでは戻ってこれるのはわずかな部隊に過ぎません。
やる価値はありました。
エチオピア軍の攻撃はわずか1のみで成功です。
とはいえサッポロ辺境伯様は色を失いました。
残念ながら攻撃は失敗。
イタリア軍は防備を固めてしまいます。
千載一遇の好機をエチオピア軍は失いました。
その後はまさに一進一退。
皇帝陛下に率いられたエチオピア軍が奮戦してイタリア軍に損害を与えるものの、毒ガスを撒き散らすイタリア軍が優勢に進めます。
最後は首都近辺での攻防戦で、残りターン数とイタリア軍の勝負と言ったところでしたが時間切れ。
最後まではできませんでした。
おそらく最後までやれば、イタリア軍が勝利したのではないでしょうか。
エチオピア軍としてはかなりきびしい状況でした。
それにしても面白いゲームです。
エチオピア軍は押されまくるのですが、それでも乾坤一擲の反撃でイタリア軍にかなりのダメージを与えることも可能です。
イタリア軍は毒ガスが使用できても、今度は残りターン数との勝負となり油断なりません。
ほんとに頭が沸騰します。
サッポロ辺境伯様とはこれで四戦対戦しました。
でもまだやりたいと思ってしまいます。
また次の機会にやっちゃうんだろうなぁ。
それではまた。
- 2008/08/17(日) 20:31:33|
- ウォーゲーム
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| コメント:3
先程はイタリア軍を担当し、何度も脂汗をかかされましたサッポロで御座います[笑]。この度も貴重な御時間を頂戴し本当に有り難う御座いました。心から『ライオン』に熱し興じた半日でした。
その今回の競技では・・・・・・
◆エチオピア戦士の脚力を侮ったイタリア軍正規歩兵師団(!)が、包囲補給切れとされた上に攻撃を被って全軍投降(「壊滅」)の憂き目に
◆快進撃で調子に乗ったグラツィアーニがエチオピア全土に早期動員を惹起
◆グラツィアーニ軍の留守中、Mogadishu の要塞が Dajazu Nasibu 隊に一太刀浴びせられる
◆皇帝直卒の“機動打撃部隊”によって黒シャツ山岳兵連隊や正規兵軍団司令部が撃滅される
・・・・・・等々、ファンタスティコ・イタリアーノな場面が盛り沢山でした。ヴァリアント・カウンターの導入に依ってあれだけ増強されながら、尚ああした体たらくを見せるイタリア軍が、どうにも堪らなく愛しくてなりません。[笑]
と言うのは実はマズい指揮の責任転嫁でして[笑]、まだまだ遣り込んだ研究のし甲斐を感じさせる『ライオン』ですね。現段階では全く飽きるという事が有りません。いつでも再戦お申し付け下さいませ!
- 2008/08/18(月) 00:06:23 |
- URL |
- サッポロ辺境伯 #90LdKUd6
- [ 編集]
『ライオン』は、エチオピア軍の視点から見るなら、一年以内に終わらせる電撃作戦みたいな感じですね。
広域展開させるより、一点突破させた方が、エチオピア軍には有利な感じがします。
ゲーマーの趣味の問題なんですけどね(笑)
- 2008/08/18(月) 00:59:27 |
- URL |
- 神代☆焔 #-
- [ 編集]
>>サッポロ辺境伯様
あの「トゥ モガジシオ」への攻撃は惜しかった。
あそこで1さえでていればーって思っちゃいます。
それにしてもエチオピア軍は苦しいですね。
苦しい苦しい言いながらこのゲームをやっている私たちって・・・マゾ?(笑)
>>神代☆焔様
一点突破は目指したくなりますよね。
私も今回は皇帝直卒部隊による敵司令部撃破という、まさに真田幸村の家康狙いのような戦いをしてみましたが、なかなか突破できませんでした。
でも、突破できればって思えるところが面白いんでしょうね。
- 2008/08/18(月) 20:11:21 |
- URL |
- 舞方雅人 #-
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