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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

氷点下の北アフリカ戦パート2

今日は札幌辺境伯様をお迎えしての平日ウォーゲームプレイ。
先日もプレイした「アフリカンキャンペーン」(コマンドマガジン日本版31号付録)を、陣営入れ替えでプレイしました。
札幌辺境伯様が枢軸軍。
私が英連邦軍です。

序盤、わが英連邦軍の「コンパス作戦」が炸裂。
初期配置のイタリア軍は雪崩をうって壊走し、六個師団が壊滅します。

トブルクも英連邦軍に包囲され、すりつぶされて陥落。
枢軸軍にとって厳しい状況となりました。

ここで「砂漠の狐ロンメル」登場。
札幌辺境伯様の巧みなプレイは、まさに砂漠の狐の本領発揮です。

チャーチルの干渉による部隊の引き抜きも手伝って、英連邦軍はみるみるうちにトブルク近辺から追いやられ、エジプト国境まで下がらざるを得ませんでした。

第15と第21の装甲師団がそろうころには枢軸軍の戦力はピークを迎えます。
燃料もそこそこの量を確保した枢軸軍は、各所で英連邦軍の防御ラインに圧力をかけてきました。

損害を許容しきれなくなった英連邦軍は、ついにエルアラメイン近傍まで防御ラインを後退。
ここを最終防衛ラインと位置づけて、枢軸軍を迎え撃ちました。

すりつぶされては補充し、すりつぶされては補充しを繰り返すこと数度。
英連邦軍も枢軸軍もこの防御ラインにすべてをかけての攻防戦が繰り広げられます。

この攻防戦は英連邦軍に勝利の女神が微笑みます。
後方からの補充が追いつかない枢軸軍は、ついに攻勢限界を迎えてしまい、英連邦軍の防御陣地を抜くことができなくなりました。

攻め疲れぼろぼろに磨り減った枢軸軍はついに後退を開始します。
英連邦軍の反撃が始まりました。

最後はロンメルユニットも失われ枢軸軍が勝利条件を達成できなくなったのと、時間切れで投了となりました。

本当に息詰まる攻防戦をエルアラメイン前面で繰り広げることになるとは思いもしませんでしたが、自然とそうなってしまうというのがこのゲームのすばらしいところかもしれません。
サイコロの一投一投が本当に緊迫しました。
その出目次第では、枢軸軍側に勝利が転がったかもしれません。

すごく楽しい時間を過ごすことができました。
札幌辺境伯様、ありがとうございました。
今度はまた違うゲームでお相手をお願いいたしますね。

今年の通算成績、3勝5敗
それではまた。
  1. 2008/02/07(木) 21:46:55|
  2. ウォーゲーム
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

イタリア軍と云うは○ぬ事と見付けたり・・・

 今晩は、舞方さん!どうもお疲れ様です。本日も札幌は相変わらずの寒さでしたが、一日を暖かくお過ごしでしたか。私は風邪が又・・・。

 先日は又々「平日対戦」を大変お世話になりました。此度は前回を凌ごうかという程の熱戦の内に終わり、帰宅後は素晴らしい好敵手との一騎討ちを思い出しながら、悔い無く“敗北の美酒”に酔えました。
 「コンパス作戦」は凄かったです。僅か第1ターン(半月)でイタリア軍5.5個師団が瞬く間に壊滅!エジプトに入っていた部隊でリビアへ戻れたものは無かったのでは?「アフキャン」ならではのオープニングシーンを観せて頂きました。
 また更に凄かったのは、確実な補充力と指呼の間となった補給線そして適切に配置された地雷原、の3つに支えられた「斜面ヘクス1346」の堅陣でした。コレがもう、何とかして抜けないものかと幾度も試みてみましたが、ど~しても抜けないんだ!最後は腹癒せに「アラメイン“Vシネマ”ボックス」と名付けてやりました[笑]。

 今回の気力勝負は私達の間で後々まで語り継がれる事でしょうね。楽しい時間を本当に有り難う御座いました。加えて数々のお気遣いにも心から感謝致します。
 次ぎに平日対戦の舞台となるのは、南北戦争はゲティスバーグの地でしょうか、それともガレー艦隊の浮かぶ東地中海でしょうか?そのいずれであれ、素敵な「好敵手」舞方さんからのご指名を、当方は今か今かと勇んでお待ちして居ります!
  1. 2008/02/08(金) 21:34:32 |
  2. URL |
  3. 札幌辺境伯 #90LdKUd6
  4. [ 編集]

本当に苦しかった

>>札幌辺境伯様
いささか陰謀ルール(1940年12月の英軍攻撃時のみサイコロの目+2)という気のするコンパス作戦でしたが、あれほどつぶしたにもかかわらず、その後の枢軸軍の攻撃力のすさまじさは恐るべきものがありました。
さすが名将ロンメルの率いるDAKであり、それに引きずられるようにしてのイタリア軍の攻撃力の高さかなと思います。

またそのロンメル率いるDAKを縦横に駆使しての札幌辺境伯様の指揮振りにも眼を見張らせていただきました。
史実で勝った側であり、勝利条件上も有利な方を担当させていただいていたにもかかわらず、あと一歩、サイコロの出目次第では敗北していたという事実は背中を冷たいものが走るには充分でした。
本当に当時の英軍の苦しさがわかった気がします。

この次は「ゲティスバーグの戦い」をお願いしたいですね。
南北戦争好きでありながら、南北戦争の会戦級ゲームはほとんど経験がないので、最初はお互いのインストプレイになると思いますが、お手合わせをお願いいたします。
  1. 2008/02/08(金) 22:27:01 |
  2. URL |
  3. 舞方雅人 #-
  4. [ 編集]

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舞方雅人

Author:舞方雅人
(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
どうぞ楽しんでいって下さいませ。

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