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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

スパイロボットジェニー

今日はSSを一本投下します。
タイトルは「スパイロボットジェニー」です。

本来ならこの作品は、誕生日SSの第二弾として投下する予定だった作品なのですが、第一弾として投下した「スパイロボットサリー」と似たような人間機械化の作品でしたので、どうせなら同じ世界観にしようということで修正し始めましたところ、なんだかんだと一から書き直しレベルになってしまったもので、今日まで投下が遅れてしまいました。

ですので、前作とは同じ世界観の話になっており、一部キャラも重なっております。
そのあたりも楽しんでいただければ嬉しいです。

それではどうぞ。


スパイロボットジェニー

 ピピッ……
 起動信号を受信し、私は意識が戻ってくる。
 閉じた目の内側に起動開始した体内各部の情報が表示され、エラーがないことを確認する。
 そのうえで私は目を開けて周囲を見る。
 周囲の光量が極端に少ないことが判明し、私はカメラアイを暗視モードに切り替える。
 見える範囲では天井の照明が消えており、ここが闇の中だということがわかる。

 え?
 暗視モード?
 暗視モードって何?
 私……
 私はいったい?

 なんだか頭脳が混乱しているみたい。
 私はメモリーを確認する。
 私は……
 私はジェニー……
 ジェニー・エルドン……
 デヴィッド・エルドンの妻であり、年齢は28歳と3ヶ月12日……
 今現在は職業には就いておらず、デヴィッド・エルドンのサポートを務めている。
 13時間15分前まではそう記録されているわ。
 その後……
 その後私はどうなったのかしら……
 記憶がないわ……
 ルーシー・ハイアムから呼び出され、家を出て通りを歩くまでの記録は残っているのだけど……

 起動信号が来てすでに30秒が経つわ。
 私はもう起動状態に入っているのだけど、起き上がれという命令は来ていない。
 なので私は横になったまま次の命令を待っている。
 次の命令?
 私は誰の命令を待っているの?
 命令が無いといけないの?

 起動信号受信から42秒後、室内に明かりが灯り、ドアが開く。
 私はカメラアイを通常モードに切り替え、ドアの方に顔を向ける。
 そこには三人の男性と一人の女性が現れ、この部屋に入ってくるところだった。
 女性一人と男性のうち二人には見覚えはない。
 女性はショートロングの金髪で、スタイルの良い躰を黒いレオタードで包み、同じく黒い太ももまでのニーハイソックスと二の腕までの長手袋をはめている。
 まるでその美しさを誇示しているかのよう。

 男性のうち一人はメガネをかけて白衣をまとっている研究者風。
 濃いめの茶の髪をしており、やや神経質な雰囲気を感じさせている。
 彼はほかの三人から離れ、すぐに壁の脇にある制御パネルと思われる方に行ってしまう。

 もう一人の男性は仕立ての良さそうなスーツに身を包んだ壮年の男性だが、痩せてスマートな躰つきをしており顔にも精悍さが感じられる。
 どこか周囲を圧するような雰囲気があり、人を従えることに慣れているようだ。
 いったい何者なのだろう……

 最後の一人には見覚えがある。
 私はその顔を見た瞬間、やや嫌悪感を感じてしまう。
 ダニー・ガリング。
 あの人の……デヴィッドの研究を横取りしようとしている男。
 なぜ彼がここに?
 私はいったいどうなってるの?

 「これは見事だ……確かにやつの妻にそっくりだ……瓜二つだな」
 寝ている私のそばに近づき、しげしげと私の躰を眺めてくるダニー・ガリング。
 少しだらしなく突き出たお腹がスーツを押し上げている。
 「どうです、ガリングさん? ここの技術はたいしたものでしょう?」
 彼の背後にいるスマートな男性が笑みを浮かべる。
 その横にはまるで彼をガードするかのようにレオタード姿の女性が控えていた。

 「いやぁ、本当ですねバロウズさん。最初あなたからこの話を提案された時は信じられませんでしたが……」
 ダニー・ガリングが振り向いて返事をする。
 どうやらあのスマートな男性はバロウズという名前のようだ。
 メモリーを確認してみるが聞き覚えはないわ……

 「ふふ……言ったでしょう? このサリーもそうだが、ここで作られたロボットは人間と見分けがつかないと。彼女の夫も彼女がロボットになったとは気付きますまい」
 「いやぁ、まったく。まだ信じられませんよ。サリーさんもそうですが、本当に彼女はロボットなんですか? 私は騙されているのでは?」
 女性に目を移したダニー・ガリングが肩をすくめる。
 ロボット?
 あのサリーさんという女性がロボット?
 とても信じられないわ。
 どこからどう見ても人間そのものに見えるわ。

 「うふふ……ガリング様。私は正真正銘バロウズ様のご指示でここで作られましたスパイロボット、SR07ですわ。コードネームとしてサリーという名前をいただき、そう名乗らせていただいております。もしお望みであれば内部透視をご覧いただくこともできますが?」
 「ああ、いやいや、疑っているわけではないんです。その……どう見ても人間にしか見えませんからねぇ」
 確かに彼の言うとおりだと私も思う。
 それほどこのサリーという女性がロボットだとは、見た目からは判別できない。
 「ありがとうございます、ガリング様。私は人間に擬態してスパイ活動を行うためのスパイロボットですので、人間に見えると言っていただけるのはうれしいですわ」
 優雅にほほ笑むサリーさん。
 本当に美しい女性の姿をしており、おそらく多くの男性は彼女の美しさに目を奪われるだろう。

 「仕上げの方はいつでもできますが、どうします?」
 コントロールパネルの前の白衣の男性が顔を上げる。
 メガネの奥の目はバロウズという男とダニー・ガリングに向いていた。
 「ああ、そうだな。ガリングさん、仕上げはご自分でなされるといいですよ。人間からロボットに意識変換をするところは、見ていて大変気持ちがいいものです」
 「そ、そうなんですか? それは楽しみです」
 仕上げ?
 意識変換?
 彼らが何を話しているのか、私にはわからない。
 私はただ、いつまで待っても起き上がれという命令が来ないことが気になっていた。

 「まず、彼女がスパイロボットであることを認識させます。彼女にナンバーを……彼女は何番目になるんだったかな? 12だったか?」
 「はい。彼女は12番目となります」
 バロウズという男性が白衣の男性に確認している。
 12番目?
 何が12番目なの?

 「するとSR12だな。彼女にSR12というナンバーを与えるのです。そのナンバーを登録させることで、彼女の脳内で意識変換が行われ、彼女はスパイロボットとして自己認識を行なうようになるんですよ」
 「ははあ……なるほど。やってみます」
 バロウズの言葉にうなずき、私の方に向き直るダニー・ガリング。
 えっ?
 スパイロボット?
 私がスパイロボットだとでも言うの?
 そんなバカなこと!

 「えーと……お前はスパイロボット、ナンバーはSR12だ。登録しろ」
 彼の言葉を聞いた途端、私の中で何かが組み変わる。
 私は……
 私はジェニー……
 違うわ……
 私のナンバーはSR12。
 スパイロボットSR12。
 私は人間に擬態してスパイ活動を行うために作られたスパイロボットのSR12だわ。
 どうして自分のことをジェニー・エルドンなどと思っていたのかしら……
 それは素体のことじゃない……

 「はい。私はスパイロボットSR12です。登録いたしました」
 私は彼に登録が完了したことを伝える。
 うふふ……
 ナンバーをいただけたなんてうれしいわ。
 私はSR12なのね。

 「おお……」
 「ふふ……次は彼女の所有者があなただということを登録させます。それが済めば、彼女はあなたのために働くスパイロボットになりますよ」
 感動の声をあげるダニー・ガリングに、バロウズが続きを促す。
 「なるほど……えーと……私のことはわかるかね?」
 「はい。素体時のメモリーにはあなたのことをデヴィッド・エルドンの研究を独占しようとしている男性で、お名前はダニー・ガリングと記録されております」
 私は彼の方に首を向ける。
 「うっ!」
 「ハハハ……」
 私の言葉にダニー・ガリングは一瞬絶句し、バロウズは小さく笑う。
 私の素体だったジェニー・エルドンはダニー・ガリングを嫌悪していたようだわ。

 「そ、そんなことは……私に独占させれば、やつにもメリットのある話だったんだ。それをやつは広く利用させるべきだのなんだの……ま、まあいい! いいか! お前は今日から俺の所有物になるんだ! 俺がお前の所有者だ! 登録しろ!」
 機嫌を損ねたのか、一人称が私から俺になっているダニー・ガリング。
 私は彼の言葉にうなずき、彼を私の所有者として登録する。
 はあ……ん……
 なんて素敵……
 この方が私の所有者なのですね。
 私の中で彼の存在がとても大事なものとなり、彼の所有物になったことが感じられるわ。

 「あなた様を私の所有者と登録いたしました。ガリング様とお呼びしてもよろしいでしょうか?」
 「お、おう、いいぞ。ふ……ふふ……」
 表情を崩されるガリング様。
 私は彼に所有され、彼のために働くスパイロボット、SR12なんだわ。

 「これで彼女の自己認識は変換されました。現在のところ異常は見られません。脳の反応も正常です。立たせても大丈夫ですよ」
 「は、はい。えーと、立ちなさい、SR12」
 「かしこまりました、ガリング様」
 白衣の男に言われ、ガリング様が私に命令をくださる。
 私はすぐに躰を起こし、台から降りて立ち上がる。
 各部のバランサーが正常に働き、私の躰は問題なく立ち上がる。
 どこにも異常はないわ。

 「報告します。私の躰の各部に異常はありません。内部電池の残量が55%とやや減少しておりますが、なお24時間以上の活動可能と判断します」
 私は現状をガリング様に報告する。
 私の内部機能は正常であり、ガリング様の命令にはいつでも対応が可能だわ。
 「そ、そうか……それならいい」
 ガリング様は少し戸惑い気味の様子。
 私の顔をしげしげと眺めていらっしゃるわ。

 「いやぁ……それにしても……何度かやつを言いくるめようとしてラボに行き、やつの妻も見かけてはいたが……これほどそっくりとは……」
 ガリング様が私の頬をそっと撫でる。
 私の特殊プラスチックの皮膚には無数のセンサーがあり、ガリング様の手の感触が伝わってくる。
 おそらくガリング様にも私の皮膚の感触が伝わっているはず。
 私の体内では常時発熱が行われ、特殊プラスチックの皮膚を36度前後に保温しているため、こうして触れられても問題はない。
 触感も人間の皮膚と変わらないものに作られている。
 それにスパイロボットである以上、ターゲットに接触後お互いに抱き合ってセックスをすることも考えられる。
 そのためセックス可能な機能も私は持っているのだ。

 「素体となりましたジェニー・エルドンの外形をそのまま特殊プラスチックにコピーしました。ベースとなる本体にそのコピーした外形を貼り付けるだけでしたので、さほど手間のかかるものではありません。やはり一番大変なのは脳移植でしょうか」
 コントロールパネルの前で私を観察していた白衣の男性が、ガリング様に説明する。
 「彼女はそちらのSR07のような不特定多数と接触するタイプではなく、特定の……今回ですと配偶者のような密接な関係を持つ人間を相手にしますからね。どうしてもAIでは完全な擬態は難しい。その点こうして素体本人の脳を移植して使えば、極力相手に違和感を与えずに済むというものです。プログラムで自己認識と思考を改変することで、こうしてロボットに組み込むことが可能ですからね」
 「なるほど……」
 白衣の男の言葉にうなずくガリング様。
 私の脳が素体の脳である理由だわ。

 「ところで、これであとは機能チェックを残すのみとなりましたが、どうします? ご自身で行われますか?」
 「機能チェック?」
 ガリング様がキョトンとする。
 機能チェックがあるのね?
 どのようなチェックをされるのかしら……

 「それはどのようなことをするんですか?」
 私と同じ疑問をガリング様も抱いた様子。
 「なに、スパイロボットとしての様々な機能を予定通り行えるかのチェックですよ。ターゲットの妻として送り返すわけですから、当然セックス機能が問題ないかのチェックもします。どうです? おやりになりますか?」
 バロウズ氏が意味ありげににやりと笑う。
 「そ、それは……や、やめときます」
 「おや、どうして?」
 ガリング様の返事にバロウズ氏がちょっと驚いた表情をする。
 私もガリング様がチェックを行うものとばかり……

 「いや、なんと言いますか……その……まだその時じゃないというか……やつの前で抱いてやりたいというか……ハハハ……」
 ガリング様が頭をかいていらっしゃる。
 「ああ、なるほど。これからそのエルドンという男からすべてを奪ってやるというわけですな。わかりますよ」
 バロウズ氏が笑いながらうなづいている。
 「それならチェックはサリーにやらせましょう。彼女ならロボット同士ですし、女性型同士でもありますし……ね」
 「は、はあ……じゃあ、よろしくお願いします」
 ガリング様が頭を下げる。
 私のチェックはサリーさんがやってくださるのね。
 なんだかうれしいわ。

 「そうそう……SR12の素体となった女性ですが、こちらで使わせていただいて構いませんな?」
 「えっ? 使う?」
 バロウズ氏とガリング様が話を続ける中、私はサリーさんに呼ばれて彼女の方へと歩いていく。
 「ええ、健康な女性の臓器ですからな。いい値段で売れるのです。今回のSR12の価格はそれを見込んだ価格となっているのですよ、ガリングさん」
 「な、なるほど。お、オーケーです」
 どうやら私の素体の処理に関することのようだわ。
 今の私には関係がないことね。
 私はサリーさんのあとについて部屋を出た。

                   ******

 別室に連れられた私は、あらためてサリーさんと向き合う。
 サリーさんはブロンドのちょっとウェーブのかかった長い髪と白い肌の美しい女性型のロボット。
 スタイルも整っていて、脚もすらりとしており、その美しい躰をレオタードに包んで惜しげもなくさらしている。
 おそらく多くの男性が彼女の姿に惚れ惚れするだろうことが容易に計算できるわ。

 「あらためましてこんにちは。私はスパイロボットSR07。コードネームはサリー。よろしくね」
 深いブルーのカメラアイが私を見つめ、表情はとても柔らかい笑顔を浮かべている。
 彼女をロボットと認識できる人間はほとんどいないに違いないわ。
 私自身も最初は彼女をロボットとは信じられなかったもの。

 「初めましてSR07。私はスパイロボットSR12です。よろしくお願いします」
 私は彼女をコードネームではなくナンバーで呼び、人間がするように自然な笑顔を浮かべて右手を差し出す。
 「ええ、こちらこそ。ナンバーで呼んでいただけてうれしいわ。コードネームはあくまで人間に擬態するときのものだものね。ふふ……実はあなたとは対面するのは先ほどが初めてだけど、声ではすでに会話しているのよ」
 私の手を握り返すSR07が小さく笑う。
 声で?
 会話している?
 『もしもし、ジェニー? 私よ。ルーシー。久しぶりね。元気だった? どう? 週末うちに来ない?』
 SR07の声が変わる。
 私は驚いた。
 あの電話はSR07からのものだったの?

 「うふふ……これであなたを呼び出させてもらったの。あなたもできるわ。やってみて」
 「あ、はい」
 私はSR07に言われ、自分の発声器官を調節する。
 『あー、あー……私だ。サリー、君はいつも美しいね。男はみんな君に魅了されるだろう』
 「うふふ……ありがとう。バロウズ様の声ね。電話など声だけの会話なら、人間10人中9人は気付かないと思うわ。ううん、10人全員かもね」
 SR07がほほ笑んでくれる。
 どうやらうまくいったみたい。
 声を変えられるなんてすばらしいわ。
 これもスパイロボットとしての能力なのね。
 なんて素敵なの。

 さらに私はSR07の指示の下で様々な能力を計測される。
 人間に擬態するうえで怪しまれない程度の握力や歩いたり走ったりする速度、会話等に伴う自然な感じの身振りや手振り、コンピュータをハッキングしてデータを盗み出したり、逆にウィルスを仕込んだりする能力、そしてセックスに対する反応など。
 SR07が私の胸や性器に対する反応を測定し、濡れ具合や締め付ける力なども測定したのだ。
 おかげで私は3度ほど絶頂を感じることになってしまう。
 SR07の指使いはとても気持ちが良かったの。

 「おめでとうSR12。チェック終了で合格よ」
 SR07にそう言われ、すべてのチェックにクリアした私はスパイロボットとして合格と認められる。
 これでガリング様のために働くことができるのね。
 「ありがとうSR07。あなたはバロウズ様にお仕えしているのね?」
 「ええそうよ。私はバロウズ様のお役に立つように作られたの。ふふ……実は私って素体時は男だったのよ。信じられる?」
 「ええっ?」
 私は驚いた。
 信じられないわ。
 どこからどう見ても美しい女性だし、仕草や雰囲気も女性そのもの。
 それは確かにボディはどうとでも作ることができるというのはわかるけど……

 「とても信じられないわ」
 「ありがとう。バロウズ様は私に性別が変わるという屈辱を与えたかったみたい。素体時の私は彼に敵対していたから。でも、今の私はとても幸せ。屈辱なんてとんでもないわ。この女性としての姿でバロウズ様のお役に立てるんですもの」
 SR07がとても素敵な笑みを浮かべる。
 彼女はバロウズ様のために働けることをとても喜びに感じているんだわ。
 私も早くガリング様のために働きたい。

                   ******

 私はチェックの終了を報告しに、ガリング様がいらっしゃる控え室へと向かう。
 廊下を歩く私の足取りは軽い。
 これからいよいよ私はガリング様のお役に立てるのだ。
 うれしくないわけがないわ。

 私は黒いレオタードに膝上までのニーハイソックスに身を包んでいる。
 私のボディをチェックしてもらうという意味もあるが、スパイロボットとしての正装のようなものらしい。
 SR07も任務以外の時はこの衣装でバロウズ様やロブラグループの男性たちの目を楽しませているとか。
 彼女とまでは行かないにしても、私もこのボディでガリング様の目を楽しませたいわ。

 「失礼します。スパイロボットSR12、機能チェック終了のご報告にまいりました」
 私はノックをしてドアを開け、室内へと入りこむ。
 「お、終わったのか。それでどうだった?」
 ソファに座って飲み物を飲んでいたガリング様が立ち上がり、私を出迎えてくれる。
 私はうれしくなり、いそいそとその前に立つ。
 「はい。機能チェックは合格とSR07、コードネームサリーより認証をいただきました」
 「そうか。ふう……やれやれだ」
 大きく息をつき、ソファに座り込むガリング様。
 「これでお前をやつのもとに送り返せるというわけだな」
 ガリング様が私を見上げて笑みを浮かべる。
 「ガリング様、これまでの話から“やつ”というのはデヴィッド・エルドンのことでございましょうか?」
 「ん? そうだ。やつというのはエルドンのことだ」
 よかった。
 私の考えた通りだったわ。

 「これからお前はやつの妻のジェニー・エルドンとして、やつのもとに帰るんだ。そしてやつと暮らしながら、やつの行なっている研究のすべてを奪い、私に送るのだ」
 落ち着かれたのか、ガリング様の一人称がまた私に戻っているわ。
 「かしこまりました。私はジェニー・エルドンに擬態してデヴィッド・エルドンに接し、デヴィッド・エルドンの行なっている研究のデータを盗み取り、ガリング様にお渡しします。ということでよろしいですか?」
 私は任務を復唱して確認を求める。
 ジェニー・エルドンは私の脳の素体であり、彼女に擬態するのは理にかなっていると言えるわ。
 さすがはガリング様。

 「そうだ。研究データだけじゃなく、やつのすべてを盗み取れ。何から何まですべてだ。すべて盗み取ってやつを絶望させてやる。私に協力しなかった報いだ」
 「かしこまりました。デヴィッド・エルドンに関するすべての情報を盗み取り、ガリング様にお届けいたします」
 私は命令を受領して一礼する。
 「そうだ、それでいい……ジェニー、い、いやSR12だったな……ジェニーと呼んでもいいかな?」
 「はい。それではジェニーというのが私のコードネームということでよろしいでしょうか」
 「あ、ああ……」
 「かしこまりました。私はスパイロボットSR12、コードネームジェニーとして登録いたします」
 ガリング様が下さった私のコードネームはジェニー。
 素体時の名前と同じだわ。
 「う、うん。それでいい」
 何かふと考え込むような表情を浮かべるガリング様。
 どうかされたのだろうか?

 「ジェニー……」
 「はい、ガリング様」
 私は自分のコードネームを呼ばれ、返事をする。
 「その……お前はやはりやつを……エルドンを愛しているのかね?」
 私は少し驚いた。
 私にガリング様に対する忠誠心以外のものなど組み込まれているはずはないのに……
 「いいえ、ガリング様。私にはデヴィッド・エルドンに対する愛情はプログラムされておりません。脳のメモリーには素体時にはそのような感情があったと記録されておりますが、今の私にはそのような記録は無価値な記録となっております」
 「そうか……いや、気になったまでだ」
 私の回答に心なしかホッとなさったようなガリング様。
 「それならお前は問題なく仕事を果たせるな? やつに対する愛情で私を裏切ったりなどしないな?」
 「もちろんですガリング様。私がガリング様を裏切るなどあり得ません。素体の脳を利用していても私はロボットです。所有者の命令に反する行動をとることなどありません」
 私は首を振って否定する。
 そんなことなどあるはずがないわ。

 「それならいい……今何時だ?」
 「14時52分です、ガリング様」
 私は体内時計と室内の壁にかかっている時計の双方から時間を確認して返事をする。
 「そうか……それならそろそろ支度をしろ。家を出たときのジェニーの服装をし、彼女のふりをして家に戻れ。そしてさっき言ったとおりにやつからすべて奪い取るんだ。いいな?」
 「かしこまりました、ガリング様。お任せくださいませ。ジェニー・エルドンに擬態し、デヴィッド・エルドンの情報をすべて奪い取ります」
 私はあらためて一礼し、支度のために部屋を出る。
 「ふん……やつめ……愛する妻がすべての情報を私に流していると知ったらどんな顔をするか……ふふふ……」
 ドアを閉めようとした私に、ガリング様のつぶやきが聞こえてきた。

                    ******

 私の前にある一軒の家。
 住宅部分の隣には小ぶりな研究棟が併設されている。
 それがデヴィッド・エルドンの家であり、私の素体であるジェニー・エルドンの家でもある。
 私は素体が拉致された時に着ていた服を身にまとい、その家に近づいていく。
 これから私はジェニー・エルドンに擬態し、デヴィッド・エルドンの妻としてふるまうのだ。
 私がスパイロボットであることを知られてはならない。
 そのために私は全力でジェニー・エルドンに擬態しなくてはならない。
 私はメモリーから素体の記憶を読み込み、ジェニー・エルドンになり切ってドアを開けた。

 「ただいま」
 私は明るく声を出して玄関を通る。
 玄関前と玄関には監視カメラが設置されていて、私の姿が記録されているだろう。
 でも、映っているのはいつもこの家に住んでいるジェニー・エルドンの姿でしかない。
 うふふ……
 外見からは私がスパイロボットであることに気付けはしないでしょう。

 「お帰り、ジェニー」
 奥からデヴィッド・エルドンが姿を現す。
 35歳と3ヶ月12日の男性としては若くスマートな姿だろう。
 私の素体となったジェニー・エルドンにとっても好ましい伴侶だったことはメモリーに記録されている。
 彼は研究者としてはまだ若いが、このところ評価を上げてきている男性であり、ガリング様にとっても彼の研究は独占する価値を認めているのだ。
 眼鏡の奥の眼差しが私を優しく見つめている。

 私は近づいてきた彼のハグを、やや緊張しながら受け入れる。
 このハグで私がロボットであることが露見する可能性はかなり低いと計算するが、それでも身体的接触をすることで彼に違和感を覚えられてしまう可能性は0%ではない。
 デヴィッド・エルドンが私をロボットだと気付かないことを期待するしかないわ。

 「ん……」
 私は目を閉じて彼のキスを受け入れる。
 脳のメモリーによれば、こういう場合デヴィッド・エルドンはディープキスをすることが多い。
 私は入りこんできた彼の舌に舌を絡め、愛のあるディープキスのふりをする。
 うふふ……
 どうやらこの男は私がロボットであることに気付かなかったみたいだわ。
 目を閉じているので映像としては把握できないものの、躰に伝わる彼の挙動からは私に違和感を覚えた様子は感じない。
 まずは大きなハードルをクリアしたとみてよさそうだわ。

 「お帰り」
 「ただいま、あなた」
 私たちはお互いの口を離し、再度挨拶を交わす。
 私は笑顔で彼を見つめ、彼もまた私を見つめてくる。
 デヴィッド・エルドンが私を以前のままのジェニー・エルドンだと思っているのは間違いないわ。
 うふふふ……
 私は内心で安堵の笑みを浮かべた。

 「お友達と話は弾んだかい?」
 リビングに戻りながら話しかけてくるデヴィッド・エルドン。
 私がルーシーの家にいたと思っているのだろう。
 「ええ、とっても。楽しい時間だったわ」
 「それはよかった」
 私も彼のあとに従ってリビングに入る。
 すぐに私はセンサーを働かせて周囲を探り、ジェニー・エルドンの知らないセキュリティがあるかどうかを確認する。
 どうやらそのようなものはないみたい。
 デヴィッド・エルドンはジェニー・エルドンを完全に信頼していたみたいね。
 うふふ……
 これなら情報を奪うのもやりやすそう。

 「もうすぐ夕食の時間だけどどうする? ボクが作ろうか?」
 「ううん、私が作るわ」
 私は首を振る。
 「疲れてないかい? ピザを取ってもいいんだよ」
 「うふふふ……どうせ昨夜食べたんでしょ?」
 私は部屋の隅にあるピザの空き箱を確認する。
 「ハハハ……バレたか」
 「うふふ……」
 他愛ない会話でも私が以前のジェニー・エルドンではないことに彼が気付かないよう気を配る。
 なんてスリリングで楽しいのかしら。

 私はデヴィッド・エルドンをリビングに残し、キッチンに入って調理の準備をする。
 それと同時に体内の通信機で潜入成功の連絡を送る。
 うふふ……
 任務開始だわ。

                   ******

 何も疑わずに私の出した料理を食べているデヴィッド・エルドン。
 この様子なら仮に私が何か薬物を混ぜたとしても、彼が気付くことは無い確率が高いだろう。
 私も偽装のために一緒に食事を摂る。
 こういう時のために私の体内には、咀嚼して飲み込んだ食べ物を一時的に入れて置ける場所があるのよ。
 あとでトイレにでも行ったときに吐き出せばいいわ。
 それにしても彼がほぼ完全に私をジェニー・エルドンだと信じているのは、私のスパイロボットとしての擬態能力が高いということを感じられて気持ちがいい。
 私はスパイロボットとしてうまく機能しているんだわ。

 「とても美味しかったよ。やっぱり君の作る料理が一番だ」
 満足そうに食後のコーヒーを飲んでいるデヴィッド・エルドン。
 「ありがとう。お世辞でもうれしいわ」
 私はうれしがっているふうに装い、食器の後片付けをする。
 ジェニー・エルドンが素体時に行なっていた味付けを再現したのが、功を奏しているのだろう。
 素体の脳をそのまま使用しているのは、こういう時のためでもあるのだ。
 私はキッチンで食器を洗浄機で洗いながら、リビングに戻った彼の動向にセンサーを向けていた。
 さあ、これからあなたが何をするのか、私に見せてちょうだい。
 うふふふ……
 今日からあなたのすべての情報はガリング様のものになるのよ。

                   ******

 体内のタイマーが働き私は目を覚ます。
 今は深夜の2時半。
 隣ではデヴィッド・エルドンが気持ちよさそうに寝息を立てている。
 私は彼を起こさないようにそっとベッドを抜け出すと、静かに寝室を後にする。
 ドアを閉めるときにベッドを見ると、どうやら抜けだしたことに気付かずに寝ている様子。
 うふふ……
 そのまま夢の中で過ごしているといいわ。

 私は足音を忍ばせてデヴィッド・エルドンの部屋に移動すると、そっとドアを開けて中に入る。
 なんだか興奮してしまうわ。
 スパイロボットとして活動することがこんなに気持ちいいなんて……
 最高だわ。
 私はスパイロボットなのよ。
 私の生身の脳が快感を感じているんだわ。

 私はデヴィッド・エルドンのカバンを手に取ると、ふたを開けて中身を見る。
 手帳や書類などが入っており、私はそれらを手に取ってパラパラと中身を見る。
 一ページ一ページ私はカメラアイで撮影し、メモリに記憶していくのだ。
 研究棟から持ち出したものだから重要性は低いのだろうが、そういう断片情報もすべて収集するのが私の任務。
 なにより私はそう言う情報を手に入れるためにスパイロボットとして作られたのだ。
 まさに今手元にあるのは、私が奪うことを求められた情報に他ならない。
 私はデヴィッド・エルドンの情報を奪っている快感を感じる。
 この瞬間のために私はジェニー・エルドンを演じているのよ。

 カバンの中の手帳の中身や書類を記録した私は、彼のスマホも確認する。
 不用心なことにこちらはロックもかけずに充電状態のまま置かれていた。
 本当にジェニー・エルドンを信用しきっているのね。
 バカな男。
 私はスマホの中身を表示し、こちらもすべて記録していく。
 やはりたいした情報は入っていないが、着信と発信の履歴がそのまま残っていたり、電話帳も見られるようになっていたので、それらも残さず記録する。
 うふふふ……
 ガリング様もきっとお喜びになるわ。

 彼の机の上にはパソコンもあるが、こちらはあとでもいいだろう。
 おそらくはパスワードを入力しなくてはならないはず。
 このままデヴィッド・エルドンを観察していれば、パスワードなどすぐに知ることができるわ。
 それからでも遅くはないわね。

 私はすべてを室内に入る前の状況に置き直すと、そっと彼の部屋を出て寝室に戻る。
 ドアを開けるとデヴィッド・エルドンはちょっと寝返りを打ったぐらいの姿勢のままで眠っていた。
 おそらく気付かれてはいない可能性が高い。
 私はベッドのそばに行くと、背中のソケットカバーを開けてコードを伸ばし、コンセントに差し込んで充電を開始する。
 私のバッテリーに充電が開始され、私はなんだか躰が暖かくなるような気がする。
 もちろんこれは感覚的なもので、実際にバッテリーが発熱しているわけではない。
 でも、充電は心地よいものなのだ。
 食事なんかよりこちらの方がよほどいいわ。
 私はデヴィッド・エルドンが不意に目を覚ましたりしないかどうかを監視しながら、バッテリーに充電を行なっていった。

                   ******

 「おはよう、早いね」
 朝になってデヴィッド・エルドンが起き出してくる。
 「おはよう。そうでもないわよ」
 私は起きてきたデヴィッド・エルドンにハグを行ない、いかにも彼を愛している妻という感じの笑みを浮かべてみせる。
 彼が私を以前のジェニー・エルドンと信じている限り、私の活動はやりやすくなるのだ。
 「朝食は用意してあるから、顔を洗ってくるといいわ」
 「ああ、そうするよ」
 眠そうな顔で返事をして、パジャマのままでキッチンを出ていくデヴィッド・エルドン。
 素体時の私は彼を愛していたという記憶はあるが、今の私には彼は単なる情報源にすぎない。
 彼は残念に思うだろうけど、私には彼に対する愛情はプログラムされていないわ。
 私にあるのはガリング様への忠誠心のみ。
 できるだけ情報をスムーズに引き出すため、私は彼の妻のジェニー・エルドンとして振舞っているだけなのよ。

 私が朝食をテーブルに並べていると、デヴィッド・エルドンが自分の部屋に入っていくのをセンサーが察知する。
 私はそっと彼の私室に近づき、ドアを少しだけ開けて中の様子を盗み見る。
 どうやらデヴィッド・エルドンは着替えをしながらパソコンを起動させているようだ。
 私はパスワードを入力する彼の指の動きを記憶する。
 うふふ……
 思った通り、パスワードを入手することができたわ。
 これであのパソコンの情報も奪い取れるわね。
 私はそのことに満足してダイニングに戻ると、彼が来るのを待つことにした。

 「美味しかったよ。ごちそうさま」
 「どういたしまして」
 朝食を食べ終わったデヴィッド・エルドンが席を立つ。
 私は彼のために上着を持ってきて着せてあげる。
 そして彼が鏡を見て髪の乱れが無いか確認しているのを、カバンを持って見つめている。
 「それじゃ行ってくるね」
 「行ってらっしゃい、あなた」
 私は笑顔を作ってそう答える。
 すぐ脇にある研究棟とはいえ、そこは職場であり自宅とは区別を付けたいものなのだろう。
 二人ほどとはいえ職員もいるのだし。

 「それじゃ家のことは頼むよ。あとまたおかしな電話が来るかもしれないから気を付けて」
 玄関のドアを開けたところで立ち止まるデヴィッド・エルドン。
 「ええ、もちろん」
 私はうなずく。
 おそらく彼の言っているのはガリング様の傘下企業からの提携勧誘の電話のことだ。
 素体時のジェニー・エルドンは、彼の指示に従ってそういった電話をすべてシャットアウトしていたと記録されている。
 バカね……
 ガリング様に逆らうなんて……
 でも、おかげで私はこうしてスパイロボットに生まれ変わることができたわ。
 そのことには礼を言わないとね。

 「今日はどこも出かけないよね?」
 ふと振り返るデヴィッド・エルドン。
 人間はこうして時々予測しない行動をとることがある。
 「ええ、もちろん。ずって家にいるわ」
 私は笑顔でそう答える。
 だって、家であなたのパソコンのデータを盗み見なくてはならないですもの。

 「行ってきます」
 「行ってらっしゃい、あなた」
 私は玄関でにこやかに彼を見送る。
 手を振って研究棟に歩いていくデヴィッド・エルドン。
 彼がいかにジェニー・エルドンを愛しているかがうかがえるというものね。
 哀れな男だわ。
 私はもうジェニー・エルドンではないのよ。

 私はデヴィッド・エルドンが研究棟に入ったことを確認し、ドアを閉めてリビングに戻る。
 うふふふ……
 これからおそらく19時過ぎるまでは私ひとりきり。
 たっぷりと時間はあるわ。
 パソコンのデータを盗み見た後は家事をして、今晩は美味しいものでも作ってあげましょう。
 そして今夜は私の躰を楽しませてあげましょうかしら。
 唾液に混ぜた媚薬と自白剤をキスで流し込んであげるの。
 二人で楽しい夜を過ごしましょうね、あ・な・た。
 私はガリング様の求める情報を奪うために、満面の笑みを浮かべて彼の私室に向かうのだった。

END

いかがでしたでしょうか?
よろしければ感想コメントなどいただけますと嬉しいです。

今年もTwitterやブログ等でたくさんの方から誕生日のお祝いコメントをいただきました。
また誕生日プレゼントもたくさん贈っていただきました。
本当にありがとうございました。

拙い作品ですが、少しでもお礼の代わりになればと思います。
お楽しみいただけましたら幸いです。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2023/06/21(水) 19:00:00|
  2. 怪人化・機械化系SS
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:7
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コメント

所有者登録をするまでは心の中で夫の事を『デヴィッド』と呼んでいたのに登録されスパイ活動をする時には常に『デヴィッド・エルドン』とフルネームで呼んでる所に、かつての夫に対する感情は全く無く自分にとって無価値なモノみたいに捉えてる感じがして良かったですね〜❀(*´▽`*)❀
全てを奪われたデヴィッドが絶望する様も見てみたかったですが、妄想で補いますw
  1. 2023/06/21(水) 21:00:04 |
  2. URL |
  3. IMK #-
  4. [ 編集]

女性型スパイロボット同士の絡みはいい…(*´▽`*)

誕生日SSの第二弾の投下、お疲れ様です。

誕生日SSの第一弾と世界観を共有する今回のSSですが、SR07を作成した時の技術が反映されているのか、SR07の時と比べてあっさりと脳までスパイロボット化できてしまう描写が良かったですし、バロウズやSR07といった、前回のSSに登場した人物たちが再び登場したのも良かったです!

今回のSSでは、スパイロボットとなったSR12が、スパイ活動をする事にスリルと喜びや快感を覚えている場面も興奮しましたが、個人的にSR07によるSR12の性能チェックという名の絡みのシーンは特に興奮しました!

SR07とSR12による、女性型スパイロボット同士の会話シーンも良かったです!

あと、女性型スパイロボットとしての正装である、黒いレオタード、黒いニーハイソックス、二の腕までの長手袋といった姿も素晴らしいですし、その姿を頭の中で妄想し、興奮させていただきました!

今回のSSは、一度書き上げたものを第一弾のSSと世界観を共有させるために一から書き直したとのことで、大変苦労されたことと思いますが、その分エロく、素晴らしいSSに仕上がっていると思います!

舞方さんご自身の誕生日にSSを2作も書き上げて投下していただき、ありがとうございました!
<(_ _)>

これからも応援していますので、体に気を付けて、舞方さんのペースで執筆活動を続けていってください!
(^_^)/
  1. 2023/06/21(水) 21:37:42 |
  2. URL |
  3. XEROXEL #97P46UCU
  4. [ 編集]

2体目のスパイロボット

誕生日SS2作目お疲れ様です。ジェニー、目覚めた時には既にアンドロイドに改造され戸惑い徐々にガリングの女スパイに堕ちるのがいいですし前作のサリーの素体が男だった事に驚くのが人間臭さの名残りでいいですね。

デイヴィッドの情報を盗む為にガリングの女に堕ちたジェニーとサリーの暗躍が楽しみです。

これからも素敵な堕ちSS楽しみです。

改めてありがとうございました!
  1. 2023/06/21(水) 22:17:14 |
  2. URL |
  3. テンプラー星人 #-
  4. [ 編集]

新作投稿お疲れ様でした。

二体目のスパイロボット
今回は元になる人間そのままロボット化した物でしたか!
人間と見分けが付かず、夫まで騙せるとは素晴らしいです。
見た目は変わらず意識はもう…
堪らないですね。

一つ気になるのは、脳が生身ならばロボットではなくサイボーグなのでは?

まあ、どっちでもいいか…
  1. 2023/06/21(水) 23:31:47 |
  2. URL |
  3. sen-goku #rFnOs2i6
  4. [ 編集]

>>IMK様
そうなんですそうなんです。
フルネームで呼んでしまうところに対象との距離感を感じていただけてうれしいですー。
今後どうなるかは想像にお任せということで。

>>XEROXEL様
細かいところまで読み取っていただきありがとうございます。
SR07との差は「修正前作品」の文が色濃く残ってしまった感じですね。
もう少し合わせるべきだったかも。
正装と性能チェックを楽しんでいただけたのはうれしい限り。
世界観を合わせた甲斐があったというものですね。

>>テンプラー星人様
やはり人間そっくりのロボットに改造されちゃうというのはいいですよねー。
そこを共感していただけるのはうれしいですー。

>>sen-goku様
そうなんですおっしゃる通りサイボーグなんです。
サイボーグなんですが、なんとなくサイボーグというと自立しているイメージがあって、命令にただ従う存在というイメージが低いという気がしますんです。
なのであえてロボット呼びしている次第です。
<(_ _)>
  1. 2023/06/22(木) 19:11:04 |
  2. URL |
  3. 舞方雅人 #-
  4. [ 編集]

遅ればせながらお誕生日おめでとうございます~

二作目のスパイロボット、私にとって凄くド直球で良かったです。
夫が知らない間に何から何まで変えられてしまう様。
これを妻目線で体験できるお話づくりがツボでございます。
  1. 2023/06/25(日) 22:56:52 |
  2. URL |
  3. g-than #-
  4. [ 編集]

>>g-than様
ありがとうございますー。
二作目がド直球ということでうれしい限りですねぇ。
夫を裏切ることが自分の存在意義になってしまっているのいいですよねー。
  1. 2023/06/26(月) 20:56:02 |
  2. URL |
  3. 舞方雅人 #-
  4. [ 編集]

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Author:舞方雅人
(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
どうぞ楽しんでいって下さいませ。

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