一足早くタミヤニュースの2023年1月号(655号)が届きましたー。

こちらが表紙。
今号は航空自衛隊美保基地所属の第403飛行隊(上)と、第3輸送航空隊(下)のマークとのこと。
来年の定期購読を申し込んでおりましたので、2023年のタミヤニュースがスタートですね。
また一年間よろしくお願いいたします。
今号の「博物館をたずねて」はアメリカのテキサス航空博物館サンアントニオ。
屋外展示には特に珍しい機種は見当たらないとのことですが、屋内展示には珍しい小型機も多いとか。
中にはドイツがロンドンなどに撃ち込んだV-1飛行爆弾の有人型なんかもあるそうで、いったいどうやって使ったのかとも。
「第二次大戦イタリア軍装備解説」は、イタリア戦車部隊の発展と装備の6回目。
独軍とともに北アフリカで戦ったイタリア軍戦車部隊も、エルアラメイン後は後退に転じ、ついにチュニジアで降伏。
ほぼその装備を失ってしまったことで、次に連合軍が来るであろうシチリア島には回せる戦車などなく、ルノーFTのコピーである旧式のフィアット3000軽戦車や、フランスから鹵獲したルノーR35戦車等を回さざるを得なかったとのこと。
「第二次大戦機の真相と深層」は川崎キ100(通称五式戦闘機)。
三式戦闘機飛燕はエンジンの製造がうまくいかず、エンジンなしの機体が並ぶという状況になってしまったため、その機体を活用するべく空冷エンジンを搭載して完成させたのがキ100、通称五式戦闘機なのですが、現在ロンドン郊外の博物館に貴重な現存機が保存されているそうで、その特異な姿の写真が載ってました。
巻中の情景写真は連合軍のヤーボから身を潜めるマーダーⅠの情景。
円形台座にマーダーⅠと樹木が配されたディオラマで、車体に艤装用の草木が取り付けられるなど制空権の無い姿が再現されています。
他にはろうがんずの展示会の記事やタミヤプラモデルファクトリートレッサ横浜店の第24回モデラーズコンテストの記事などが。
今回も楽しく拝見させていただきました。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2022/12/14(水) 18:23:33|
- タミヤニュース
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舞方さんのブログの記事でルノーの名前が出ていて驚きましたが、ルノーは戦車を作っていたのですね。
自分はミリタリー関係に詳しくないので初めて知りました。
また、「R〇〇」といった名称も、一時期のルノーのF1マシンと同じ名付け方だったので二重に驚きました。
でもまあ、ルノーはかつてフランスの国営企業だったわけですから、戦車を作っていても不思議ではないですよね。
- 2022/12/15(木) 02:04:54 |
- URL |
- XEROXEL #97P46UCU
- [ 編集]
>>XEROXEL様
ルノーと言えば自動車ですからねぇ。
第一次や第二次大戦ごろには戦車を作る軍事産業だったんですよねー。
実は現在につながる「戦車の基本的な形」を生み出したのがルノーのFT戦車なんですよ。
- 2022/12/15(木) 18:37:35 |
- URL |
- 舞方雅人 #-
- [ 編集]
現在につながる「戦車の基本的な形」を生み出したのがルノーのFT戦車と聞き、再び驚きました。
個人的にですが、何となくそういった物はドイツの兵器開発を行っていた会社が生み出したのではないかと思っていたので意外でした。
- 2022/12/16(金) 01:58:30 |
- URL |
- XEROXEL #97P46UCU
- [ 編集]
各種戦車のwikiのURLを添付していただき、ありがとうございます。
<(_ _)>
確かにルノーのFTは現代戦車っぽい形をしていますね!
それにしても、イギリスの「マーク I 戦車」はインパクトのある形をしていますし、ドイツの「A7V」は無骨で頑丈そうな見た目がいかにもドイツらしいって感じがする形をしていますね。
何事もそうですが、こういった正解が決まっていない時期のものって、様々な考え方や試行錯誤の末に生まれた多種多様なものが見られて面白いですよね!
- 2022/12/17(土) 01:40:34 |
- URL |
- XEROXEL #97P46UCU
- [ 編集]