今月のタミヤニュースは対に599号です。
600号もいよいよ来月となりました。

今号の表紙はこちら。
第二次大戦中のドイツ空軍の第1教導航空団の第Ⅱ飛行隊(上)と、第Ⅲ飛行隊(下)のマークだそう。
やはりマークというのはどこの国もかっこいいものを使ってきますねぇ。
今号の「博物館をたずねて」は、アラスカ パイオニア航空博物館。
アメリカのアラスカ州は広大な土地に人口が少ない土地柄ゆえ、交通の足は小型飛行機によることが多いのだそう。
とはいえ本格的な飛行場は少なく、多くが不整地や氷上、湖水などの水上が着陸場所になるのだとか。
これらアラスカの交通に使われている小型レシプロ飛行機が、このアラスカ パイオニア航空博物館で扱われているものらしいです。
そしてこの博物館の裏手にある川も、水上機の離着水に使われているみたいですね。
こういう場所では水上機はかなり便利な存在みたいです。
「第二次大戦イタリア軍装備解説」は、今号もまたタイトルに偽りありの第一次大戦物。
今回は第一次大戦の人間魚雷の一回目です。
もちろんイタリア軍の人間魚雷は、日本の特攻兵器のようなものではなく、生還前提の物。
第一次大戦で発達した魚雷艇による攻撃は、もちろん相手方にもそれに対応する策を考えさせます。
その一つが湾の入り口にネットを張ったりする防御策で、これによって魚雷艇の湾内侵入が難しくなりました。
そこでイタリア海軍は、船体の両側に突起付きのチェーンを滑車で回転させるような装置をつけ、あたかも装軌車の履帯のようにしてネットなどの障害物を乗り越えるという対抗策を考えます。
しかし、このアイデアは失敗に終わり、ますます敵の防備を固めてしまうということに。
そんな時、一人のアイデアマンが魚雷に操縦装置を取り付けて操縦者がそれにまたがり、防御ネットのつなぎ目あたりを潜り抜けて敵艦に忍び寄り、その魚雷の弾頭を敵艦に磁石でくっつけて爆破するという案を出します。
最初は海軍に相手にされなかったそのアイデアマン、ロセッティでしたが、彼は自らそのアイデアを試作し・・・というお話。
ほかには「スピットファイアの意外(中編)」や、ドイツで発表された新製品、イエローサブマリンによるタミヤ1/35MMシリーズ50周年記念コンテストなどの記事が。
「スピットファイアの意外」では、機体を軽くするためと資源節約のため操縦席のシートが圧縮強化された紙製だとあって驚きました。
今号も楽しく拝見いたしました。
次号はついに600号。
どんな内容なのか今から楽しみです。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2019/03/13(水) 18:40:33|
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