今日は午後からちょっと時間があったので、ウォゲムのソロプレイをちょっとだけ。(*´ω`)

お題は「パンツァーグルッペクライスト」です。
このゲームは以前にも紹介しましたが、「パンツァーグルッペグデーリアン」というゲームを基として、タクテクス誌29号に付録として付けられたゲームです。

なので、基本的なルールは「パンツァーグルッペグデーリアン」と同じものを使い、ほんの若干の専用ルールが付いた形のゲームです。
ドイツ軍のバルバロッサ作戦は、ソ連との国境全域において攻勢が行われましたが、その南部方面であるドイツ南方軍集団のクライスト将軍率いる装甲集団がゲームタイトルとなっているというわけですね。

初期配置には装甲集団に属する三つの装甲師団、第11、第13、第14装甲師団も準備を終えてソ連軍に襲い掛かる直前です。

このゲームは、ソ連軍のユニットはすべてアントライド(戦力未確認状態)となっており、ドイツ軍はおろか、ソ連軍プレイヤーにすら自軍の戦力がわかりません。
これは独ソ戦前のスターリンによる赤軍の大粛清の結果、赤軍部隊が非常に不安定な状態であったことを示すもので、実際に戦ってみないと誰も部隊の実力がわからなかったという状況を表しているのです。
なので、ソ連軍は最初は裏返しに配置され、戦力が「?」になっているわけですね。

というわけで、総統命令が下ったので、ドイツ軍はソ連軍を攻撃します。
目の前の川向うにいるソ連軍は果たして?

いたのはソ連軍第124歩兵師団でした。
この部隊は攻撃力が1、防御力が3、移動力が6となります。
一方ドイツ軍は攻撃も防御も9戦力であり、それが三つ重なっているので合計27戦力。
地形が川の向こう側にいるために防御力が二倍になって6となり、27:6は4:1のコラムとなります。
サイコロの結果このソ連第124歩兵師団は後退していきました。

このようにソ連軍の戦力がわからないため、うかつに攻撃すると、こんな強力な師団にぶつかったりすることもありますです。
この歩兵師団は攻撃力7、防御力7、移動力6と、このゲームの中では最高レベルの強力な部隊ですねぇ。
おかげで独軍歩兵師団が今度は後退する羽目に。

ドイツ軍の第一ターンが終わったところ。
突破しているようでしていないようでもあるような・・・

ソ連軍の第二ターン。
このゲームはソ連軍が先手番なのですが、第一ターンはドイツ軍ターンのみという奇襲効果の特別ルールがあるため、ソ連軍は第二ターンからとなります。
第一ターンで突出したドイツ軍歩兵師団二個に対し、ソ連軍は四個師団をもって攻撃!
し、しかし・・・
ドイツ軍は森の中にいるため防御力が二倍となるので、13戦力が26戦力となります。
一方ソ連軍はユニットの額面戦力そのままなので、合計が21戦力。
なんとドイツ軍の防御力の方が高かった! (°ω°)

結局攻撃は跳ね返され、ソ連軍側が後退することに。
バルバロッサ作戦開始時のドイツ軍は精強ですねぇ。

この後ドイツ軍の第二ターンを行ってソ連軍をそこそこ除去したのがこちら。
第二ターン終了で、今日はここまで。
ドイツ軍は北部でやや突破しつつあるという感じでしょうか。
とはいえ、ソ連軍には次から次へと増援が来るので、すぐに穴をふさがれてしまうんですよね。
続きは明日にでもできるかな。
もうちょっと続けてみたいところです。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2019/02/21(木) 18:37:22|
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