ちょっと遅くなりましたが、今月のタミヤニュースのご紹介。
今月は594号です。

こちらが表紙。
今号は第二次大戦中のドイツ空軍の第52戦闘航空団第1飛行隊(上)と、第51戦闘航空団第8飛行中隊(下)のマークだそうです。
上は翼の形と国籍マークからスピットファイアあたりをつかんでいる感じですね。
今号の「博物館をたずねて」は、スウェーデンのストロングネース戦車博物館アーセナル。
スウェーデンがこれまでに国産した戦車や、チェコ製、ドイツ製の戦車や自走砲などが展示されているようで、Ⅱ号戦車の車台に75ミリ対戦車砲PAK40を搭載したマーダー2や、ヘッツァーなどが目玉となっているようです。
「第二次大戦イタリア軍装備解説」は、L40 47/32自走砲の一回目。
イタリアで突撃砲タイプの自走砲といえば、ガルパンのアンツィオ高の車両としてカルパッチョが乗っていたやつが有名ですが、今回のはそれとは別に歩兵用の小型で機動力のある対戦車砲というコンセプトで作られたもので、車台にはL6/40軽戦車を使用し、そこに47ミリ歩兵砲を搭載するという形でしたが、車台となるL6/40軽戦車自体が開発の遅れで実戦投入された時にはすでに活躍の場が失われていた不幸な車両でした。
当然その車台を使用することになっていたL40 47/32自走砲も開発が遅れ、開戦直後であれば充分な対戦車能力を持っていた47ミリ歩兵砲も、完成した時点ではすでに装甲貫通力に限界が来ていた時期でした。
そのため、一線級の敵戦車に対抗するには難しかったものの、軽装甲の車両や非装甲車両などを相手にする分には活躍したそうで、イタリアの休戦後はドイツ軍が接収して使ったりもしたとのこと。
巻中の情景写真はクルスクの戦いにおける第503重戦車大隊所属のティーガーⅠの情景。
記録写真をベースにしたそうで、砲弾補給中に乗員も昼食をとりながら談笑中という風景です。
9体ものフィギュアがリラックスした雰囲気を醸し出していますね。
ほかには東武モデラーズコンテストの入賞作の紹介や、陸上自衛隊の富士総合火力演習の様子など、今回もいろいろな記事が載ってました。
次号で今年の年間購読も最後。
また来年分の年間購読を申し込まねば。
2000円ちょっとでこうして一年間楽しめるのですから、安いものですよねー。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/10/17(水) 18:38:19|
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