昨晩はMCさんとVASSALでエポック/CMJ「日露戦争」の対戦を行いました。
観戦武官多数の中、わがロシア軍は小癪にも偉大なる帝国に歯向かってきた東洋の小国日本を満州の野で迎え撃ちましたが、何せ僻遠の地ゆえにわが軍の展開兵力は少なく、対して日本は自国に近いゆえに多くの陸軍兵力を展開できるという利を持つことを考えると、やはり制海権を取って大陸と日本との間の交通を遮断することが寛容との判断を陸海軍が共有したことで、マカロフ提督指揮する旅順の太平洋艦隊が勇躍出陣し、日本艦隊撃破への並々ならぬ情熱をもって挑みかかりました。
戦勝の報告を今や遅しと待ち構えていたわが満州軍司令部の下に伝えられた急報は、戦勝どころかわが旅順艦隊が大損害を受けほぼ壊滅状態となり、二度と出撃がかなわぬという驚くべきものであり、マカロフ提督も旗艦とともに戦死したというものでした。
時を置かずに日本軍は旅順港外に直接上陸を試み、南山方面に戦力を向けていた旅順要塞守備隊のZOCが及んでいなかったことからこれを成功させ、旅順港を占領。
守備隊指揮官ステッセルは残った二ヘクスを必死に守備するも、8ターンにはすべての要塞ヘクスを失って旅順は完全占領されるに至ったという報告が届きました。
一方わが満州軍方面でも日本軍の進撃を止めることは欧州より派遣された精鋭の師団数個をもってしても止めることはかなわず、日本軍の兵力の前にただただ各個撃破されるのみ。
戦略的見地から遼陽よりも防備のしやすい奉天に戦力を集中させて日本軍を迎え撃ち、その戦力を相当数そぎ取ったことで、さらなる防備を固めるために奉天から北の鉄嶺にて再編成を行っていたところ、わが慈悲深い皇帝陛下はこれ以上の両軍の兵士の犠牲を望まぬとのことから日本との講和に合意。
わが満州軍としては鉄嶺を保持しえたことと、日本軍に相当の損害を与えたことからこれを勝利として報告いたしました。
満州の野はこれからもわがロシアのものとして発展することになるでしょう。
ということで、実際は日本軍の大勝利で、わが軍の大敗北でした。
旅順艦隊が大損害を受けるとはなぁ・・・(^_^;)
でも、楽しい対戦でした。
MCさん、対戦ありがとうございました。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/09/01(土) 18:19:23|
- ウォーゲーム
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大本営発表のような戦勝報告堪能致しました(笑)
短くまとめてあるのにすっごわかりやすく読みやすく、感心致しました。
ごく最近日露戦争にはまっているので、いつか「対戦」という日が来るといいなぁ。
- 2018/09/01(土) 20:32:40 |
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- ぴょん #-
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>>ぴょん様
あまりの大敗に少しでも皇帝陛下に対する心証をよくしないと首が飛びますので。(笑)
対戦はVASSALであれば距離の問題はなくなりますので、機会を見つけてぜひー。( ´ ▽ ` )ノ
- 2018/09/02(日) 20:07:24 |
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- 舞方雅人 #-
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