告知を見てからずっと楽しみにしておりました学研の「歴史群像」誌の8月号が日曜日に到着しました。
今号には何といってもシミュレーションウォーゲームがついているのです! (*'▽')

もちろんさっそくゲームの方を開いてみることに。
本誌の方は前号をまだ読んでいないので、残念ながらしばらく後回しです。(苦笑)

意外とマップが大きいことに驚きました。
ユニットの厚みがやや物足りないのですが、これは厚くしてしまうとコストが跳ね上がってしまうとのことでやむを得ないところでしょう。
なんだかんだ言って打ち抜きユニットがついているだけでもすごい。
ゲームは二人用の「モスクワ攻防戦」と一人用の「バルジの戦い」の二種類。
ユニットシートの上半分がモスクワで、下半分がバルジなので、ユニット数は少ない方。
ルールもウォーゲームは初めてという方にもプレイ可能なように割と簡単な部類。
でも、結構曲者。(笑)

昨日早速ハサミでチョキチョキとユニットを切りました。
保存用にもう一冊購入したので、気兼ねなく切ることができます。(笑)

なので、早速今日は午後から「モスクワ攻防戦」をソロプレイしてみました。
初期配置は決まっているので、どこに何を配置しようかと悩まなくて済むのはいいですね。
そしてソ連軍は裏返し配置なので、ソ連軍プレイヤーにもどのユニットが何戦力なのかわかりません。
このゲームの特徴は、前半6ターンと後半3ターンがまるで構成が違うことです。
前半6ターンはおもにドイツ軍が主で、ドイツ軍側に二回の攻撃チャンスがありますが、後半3ターンはソ連軍が主となり、ソ連軍に二回の攻撃チャンスが発生します。
さらに、ドイツ軍はユニットが軍や装甲軍(軍隊の構成単位)ごとに耐久ゲージのようなものがあり、ある一定の損害を受けると攻撃時の戦力が減ったり攻撃不能になったりします。
また、補給が結構シビアで、補給切れのユニットはそのまま除去になってしまうので、敵軍を包囲して補給線を切ったら放置して消えるに任せるということも可能です。

1ターン終了時。
ドイツ軍は北側(左手)では攻撃が振るわなかったものの、南側(右手)ではソ連軍の防御ラインに大穴を開けました。

2ターン終了時。
北側ではソ連軍は割と秩序だった後退をしておりますが、南側では早くもオリョールが占領され、ドイツ軍の二個装甲軍団がツーラを目指して突進中です。

しかーし!
3ターン終了時にドイツ軍は青ざめます。
突進した二個装甲軍団がツーラを占領したまではよかったのですが、除去されたソ連軍ユニットは次のターンには再編成されて再度マップに登場してくるため、ドイツ軍の手薄なところからツーラへ向かう鉄道線を遮断してしまいます。
(裏返しになっている黄色の駒もソ連軍なのです。戦力が戦ってみるまでは不明なだけ)
このおかげでツーラに突進した二個装甲軍団は補給切れに。
ドイツ軍は耐久ゲージが残っている間は補給切れでも即除去にはなりませんが、これで耐久ゲージがまた減ることに。
(>_<)ナンテコッタ

結局ドイツ軍はツーラを放棄して補給のつながるところまで後退することに。
ツーラには再びソ連軍が入ります。
うむむむむ・・・

とりあえず4ターン終了時までプレイしてみました。
初プレイなのでややルール把握に戸惑いましたが、覚えてしまえば手軽に楽しめるゲームのようです。
それにしても、作戦級が苦手の舞方君の面目躍如。
後方に回られてしまうとは・・・
このあとドイツ軍の攻勢が6ターンまで続き、7ターンからはソ連軍の反撃が始まるという流れになるようです。
そこまでプレイするかどうかは今のところ未定。
また最初からやり直すかも。
それにしても「歴史群像」誌にこうしてウォーゲームが付くのはありがたいことです。
一人でもこのゲームに興味を持っていただけるといいなぁと思います。
あとはこれのVASSALモジュール化を「歴史群像」誌側で認めてくれれば、通信対戦もしやすいかも。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/07/10(火) 19:09:48|
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