今日は時間を作って「Squad Leader」のソロプレイ。
今回はポイント制ではなく、ネットで公開されている小ぶりなシナリオを楽しむことに。
そして、ソ連軍には以前戦死してしまった「マサトビッチ・マイカタスキー」伍長に代わり、「マサトビッチ・マイカタスキー」伍長が改めて着任です。(笑)
今回のシナリオは「LC2 RUNNING THE GAUNTLET」です。
このシナリオは、独ソ戦最初の年の1941年の10月のシナリオで、独軍の包囲を受けたキエフ付近より、何とか味方の前線に脱出しようというソ連軍小部隊の脱出を扱ったものです。

これが全景。
このシナリオでは第4盤を一枚丸ごと使います。

これが独軍の初期配置。
盤の右が東になり、ソ連軍は盤の左(西側)から侵入して、東に抜ける形になります。
独軍はそれを阻止することになるのですが、包囲しているとはいえ兵力密度は薄く、わずかに分隊が6個しかありません。
その少ない兵力を隠蔽ゴマを載せて配置します。

盤の西側から侵入する形となるソ連軍。
18個の分隊がいますが、そのうち最低でも9個を反対側の盤端から脱出させねばなりません。
しかも、包囲されているという補給的心理的負担から、特別ルールでソ連軍は混乱した時の士気値が通常より一低くなり、回復がしづらくなってます。
また、四挺ある機関銃も、すべて故障数値が一高くなり、より故障しやすくなってます。
分隊の数こそいるものの、決して有利というわけではありません。

とりあえずは順調に盤に侵入するソ連軍。
よく実っているであろう麦畑(盤上の黄色い色のヘクス)が、独軍からの視線を遮っているため、今のところはまだ撃たれておりません。

我らがマサトビッチ君はここにいます。
本来のこのシナリオでは8-0指揮官なのですが、マサトビッチ君を登場させたので7-0となってます。
その代わり8-1指揮官を9-1に変更しました。
マサトビッチ君は二個分隊を率いて西へ向かって移動中です。

ソ連軍兵士たちが麦畑を抜けたころ、独軍の射撃が始まりました。
早くも二個分隊が混乱して後方の林に逃げ込みます。
マサトビッチ君としては、彼らを混乱から立ち直らせ、前線に戻さなくてはなりません。
そのため、混乱した分隊のいる地点へと単独で向かいます。

独軍は切り札ともいうべきこのシナリオ最強の9-2指揮官が早くも姿を現します。
彼の指揮能力はすごいもので、ソ連兵が木造建物に隠れていても、まるで開豁地にいるような条件にしてしまいます。

その指揮能力が早くも発揮され、独軍9-2指揮官部隊の射撃がソ連軍を痛撃。
始まったばかりだというのに、ソ連軍の9-1指揮官と一個分隊が除去されてしまいました。
ソ連軍には指揮官はマサトビッチ君を入れても三人しかいないため、これでマサトビッチ君にかかる負担は大きくなりました。

それでもソ連軍は前進して包囲網から脱出しなくてはなりません。
分隊をじわじわと前進させ、独軍に向かっていきます。
マサトビッチ君も混乱していた二個分隊を何とか回復させることに成功です。
ダイス目がよかった。

今度は独軍に悲劇が起こります。
独軍は分隊が6個しかないため、混乱した分隊を回復させようと前線に近づいた独軍の9-2指揮官が、何とソ連軍との白兵戦に巻き込まれ除去されてしまったのです。
これは独軍にとっては大失敗で、一個分隊を惜しんだがゆえに最良の指揮官をむざむざと失ってしまいました。

9-2指揮官を失った独軍をさらに追い詰めるべく、じわじわ進むソ連軍。
しかし、独軍は機関銃が豊富で、火力はバカになりません。
ソ連軍も撃たれて混乱する分隊が続出します。

そしてなんということでしょう。
マサトビッチ伍長も配下の分隊とともに独軍の射撃を受けて混乱(裏返り)してしまいます。
こうなると、回復しない限り動くことすらできません。

幸いソ連軍は確実に前進を続け、独軍にさらに撃たれることは避けることができました。
さらなる射撃を受け、混乱状態の上にさらに混乱の結果が出てしまうとそのユニットは除去されてしまうのです。

おかげさまで回復のダイス目がよく、マサトビッチ君はすぐに回復することができました。
配下の分隊も回復させることができ、やれやれです。

逆に独軍は今日はダイス目が振るいませんでした。
9-2指揮官を失って以降は、全くいいところがなく、分隊も次々と失ってしまいます。

最後はついにすべての独軍分隊が消え去ってしまい、射手のいない機関銃だけがあちこちに点々と放置されるという羽目に。
独軍を蹴散らしたソ連軍は、何とか包囲を脱出して味方の前線へと戻ることができました。
マサトビッチ君も無事に脱出したようです。
マサトビッチ君の今回の成績は、勇気ポイントが分隊を四個回復させたので4点(一個につき1点)、シナリオの勝利側だったことで1点の合計5点。
一方臆病ポイントは、敵の射撃によって混乱したことでマイナス2点、さらに配下の分隊も混乱したことでマイナス1点の合計マイナス3点となり、かろうじて2点獲得することができました。
まあ、可もなし不可もなしという戦いぶりだったと評されてしまうのでしょう。
次回の戦場では頑張らないとなりませんね。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/02/10(土) 20:29:14|
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