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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

ちょっと驚き

先日来読んでおります学研の「歴史群像」誌の2017年10月号ですが、読んでいて驚いた記事が。

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古峰文三氏の『幻の「シンガポール沖海戦」』という記事なのですが、その記事によりますと、日露戦争及び第一次世界大戦時、日本は日英同盟で英国とは同盟国でしたが、第一次世界大戦後継続されることなく失効いたしますけど、その理由の一端が、英国海軍の存立にかかわる予算獲得にあったというのです。

第一次世界大戦でドイツ帝国が崩壊したことで、英国海軍は強大な敵を失ってしまいました。
戦後の軍縮を生き残り、英国海軍の維持を図るためには、強大な敵を新たに作る必要があったのですが、大西洋を挟むアメリカ海軍は国力の関係もあり強大すぎ、かといって欧州には適当な大きさの海軍を持つ国はおらず、そこで白羽の矢が立ったのが日本海軍だったということだとか。
日本海軍を仮想敵にすることで、英国海軍は規模の維持を図れるし予算も獲得できるということで、英国海軍は日本を仮想敵にしてシンガポールを要塞化するなどし、対日戦の計画を作っていったとのこと。

読んでいて「へー」と思わせられました。
正直日英同盟が持続しなかったのはどういう理由だったのかなぁと思っておりましたので、組織の維持のために仮想敵が必要だったというのはなるほどと思いました。
もちろんこれは英国海軍の事情であり、そのためだけで日英同盟が持続できなかったわけではないでしょうが、理由の一端にこういうことがあるというのは面白かったです。

近年の各国の軍事事情を見ても、軍備の維持には金がかかりますから、やはりその軍備を維持しなくてはならない理由付けがいるわけでして、強大な仮想敵を作らないとならないというのは今に通じるものがありますね。
第一次大戦後の軍縮を生き残るためには、同盟国を仮想敵にしてでも組織の維持が必要だったんでしょうねぇ。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/01/30(火) 19:18:24|
  2. 本&マンガなど
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北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
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