ほぼA1サイズのマップが載る大きなテーブルを購入しましたので、使い心地を試すためにもA1サイズマップを使用するウォーゲームをソロプレイしてみようということで、ずいぶんと久しぶりになりますが、コマンドマガジン付録版のエポック「独ソ電撃戦」をソロプレイしてみることに。

エポックの「独ソ電撃戦」はバルバロッサ作戦開始直後の独軍のミンスク方面の突破を描いたゲームで、初心者向けとして簡単なルールで手軽にプレイが行えるゲームです。
残念ながら私は当時作戦級ゲームにはあんまり気持ちが向かず、エポック版は購入しなかったので、このコマンドマガジン付録版はありがたい存在です。
いや、ほんと、年取るとこういう簡単なゲームは楽でいいのよ。(笑)
(そんなこと言って、あとでルールを間違えていたことが発覚 (^_^;))

初期配置したところ。
ビニールシートを敷いているので光が反射して見づらくなっているのはご容赦を。

開始早々独軍は前線のソ連軍を飲み込むようにして次々と除去。
早くも独軍の前面は無人の野が開けてしまいます。

3ターン目にブレストリトフスクも占領。
ここは防御側の戦力が3倍にもなるので、これだけ集めても2:1がせいぜい。
ここでEX(相互損害)とかが出ると、独軍は相当に厳しくなってしまうのですが、幸い今回はソ連軍の後退=包囲で後退路がなく除去となり、ほっと一安心。

3ターン目までに失われたソ連軍師団の山。
正直ソロプレイとはいえ、これは失いすぎで、ソ連軍の防備はすでに破綻しました。
ただ、コマンドマガジンによるルールの明確化で戦闘比率が6:1以上となった場合はすべて「DE」とされているので、ソ連軍は結構師団は消えますね。

ソ連軍は何とか戦線を構築したいのですが、移動力も師団も足りなくてどうにもなりません。

ビヤリストクは歩兵師団で包囲し、スルーツクへの道もほぼ開きます。

ビヤリストク、バラノウィチを相次いで占領。
独軍は着々と点数を稼ぎます。
このゲームは終了時の得点の多い方が勝ちとなります。
独軍は都市占領や盤外への突破が、ソ連軍は独軍師団の除去が点数となります。

終盤にはヴィルナも占領。

独軍がミンスクにたどり着いたところでゲーム終了。
ミンスクを落とすことはできませんでしたが、独軍は都市占領と盤外への二個自動車化師団の突破で19点。
ソ連軍は独軍の師団の除去で9点となり、差し引き独軍が10点多く、独軍の勝利となりました。
点数的には独軍圧勝でしたが、途中ソ連軍による独軍装甲師団への包囲攻撃が二回あり、いずれもダイスの目が悪くて失敗に終わったものの、成功していればソ連軍は逆転していた可能性があります。
実際ゲーム的には独軍やや不利ともいわれてます。
セットアップから終了まで二時間ほどで楽しめました。
双方移動戦闘しかなく、ソ連軍は戦闘になるまで戦力がわからないシステムなので、毎回ソ連軍の戦力をワクワクしながらめくるのが楽しいです。
肝心な場所で1戦力とか0戦力(そういう師団もある:独軍に接触したとたんに兵士がみんな逃げ散っちゃったんでしょうね)とか出たり、歩兵師団だからとうかつに攻撃して意外と強力だったり面白いです。
今回終了後にルールを見返して、後退が1ヘクスじゃなく2ヘクスだったことに気が付きましたが、まあ、良しということで。(笑)
テーブルの使い心地も悪くなく、まあまあというところでした。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2017/08/22(火) 20:28:01|
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>年取るとこういう簡単なゲームは楽でいいのよ
大作ゲームともなるとルールを覚えるだけでだいぶ気力が削られますね。
それにルールがどうとか以前に、ユニットやルールブック、地図の細かい文字を読むのにルーペが必要になりましたし。
- 2017/08/22(火) 22:29:51 |
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- 富士男 #-
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>>富士男様
老眼も顕著な問題になってきますよねー。
ルールも昔覚えたものはわりとスムーズに思いだせるんですけど、新しく覚えようとするとやはり大変。
年は取りたくないものです。(*´ω`)
- 2017/08/23(水) 20:28:26 |
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- 舞方雅人 #-
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