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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

俺が首領様のメスになった日

もうあむぁい様のサイト「あむぁいおかし製作所」様でお読みになった方も多いとは思いますが、このたび、「あむぁいおかし製作所」様のイラスト企画に参加させていただき、つっきー様の魅力的なイラストにSSを付けさせていただきました。

そこで、こちらでもそのSSを掲載したいと思います。
タイトルは「俺が首領様のメスになった日」です。
お楽しみいただければと思います。

「あむぁいおかし製作所」様 http://okashi.blog6.fc2.com/
イラスト つっきー様 https://www.pixiv.net/member.php?id=9450522
DCRPziDW0AEwIBx.jpg


俺が首領様のメスになった日

「堀内(ほりうち)君、ちょっと来てくれたまえ」
ん?
博士が俺を呼んでいる?
「あ、はい。何ですか、博士?」
「いいから、ちょっと来てくれたまえ」
待機室の入り口で手招きしている博士。
いいのかな?
俺待機中なんだけど・・・

「行ってこいよ、ひろと」
読んでいた雑誌から顔をあげるあきら。
さっさと行って済ませてこいっていう表情だ。
やれやれ・・・
俺は飲みかけのコーヒーを置いて待機室を後にした。

「で、何の用なんです、博士?」
俺が連れてこられたのは奥にある研究室。
ここは俺たち『セイバーズ』でもめったに来ることはないエリアだ。
日々俺たちの強化のための研究が行われているとは聞いているが・・・
「うむ・・・それなんだが・・・」
なんだか歯切れの悪い博士だな。
いったいどうしたというんだろう・・・
いつも俺たちの指揮を執る博士とはちょっと違う・・・

結局博士はその後を続けぬままに奥に入っていく。
俺は仕方なくそのあとに続いていく。
何だというんだ、いったい?

「な?」
俺は言葉を失った。
研究室の台の上に寝かされていたのは、俺たちが先日苦労して倒したはずのクモ型女怪人アラクネではないか!
ボンデージ風のコスチュームにガータータイプの網タイツを身に着け、顔には額から目のあたりにかけてクモを模したアイマスクを着けている。
見た目的にはコスプレをしただけの女のようだが、腕から自在にクモ糸を出し、それを使って俺たちを攻撃してくる強敵だったのだ。
だが、先日の戦いで俺たちセイバーズはやっとのことで彼女を倒し、その身を捕獲したのだったが、まさかここに彼女がいるとは・・・

「博士・・・これはアラクネでは?」
「そうだ。デスバグーの女怪人アラクネだ」
博士がメガネの位置を直す。
「いったい?」
「うむ・・・私が本部に提案してな。彼女を使って奴らを内部から崩壊させることに決定したのだ」
「内部からの崩壊?」
どういうことだろう?
「彼女を脱走させ、デスバグーのアジトに帰す。おそらく奴らは彼女を迎え入れるだろう。そうなれば奴らの内部情報を得ることができ、うまくいけば内部からやつらを崩壊させることができると私は考えたのだ」
博士の説明の俺は耳を疑った。
この女を脱走させるだって?
俺たちがどんなに苦労して彼女を倒したのか知らないはずはないだろう・・・
「博士! この女を解放したって、俺たちに協力すると思いますか!」
「うむ。そのことなんだが・・・君を呼んだのはそのことなんだ・・・」
「え?」
どういうことだ?

                   ******

「うーん・・・」
なんだ?
妙に甲高い声だ・・・
それになんだか・・・
俺はゆっくり目を開ける。
ここは・・・どこだ?
天井には手術室のような無影灯。
俺は手術を受けたのか?
いったい?

俺はゆっくり体を起こす。
かかっていたシーツが開け・・・
「な、なんだこれは!」
俺は女のような甲高い声をあげていた。
いや、声だけじゃない。
俺の胸には・・・
俺の胸には・・・
豊満な二つのおわん型のおっぱいが付いていたのだ!

「な・・・ななな・・・」
待て、落ち着け・・・
確か俺は・・・
アラクネを・・・
そうだ!
思い出した!
アラクネの体を使って成りすますことに・・・
いや・・・
えっ?
変装してとかじゃ・・・
なかったのか?

「おお、気が付いたかね堀内君? いや、クモ女アラクネ」
部屋に入ってくる博士。
「博士・・・これはいったい?」
俺は自分の体を改めて見る。
二つのおっぱいがたわわに実り・・・
おっぱいってこんなに重さを感じるものなのか?
それに滑らかな肌。
白くて細い腕。
男の体と全然違う・・・
って、おい!
俺は女になってしまったのか?

「博士!」
俺は甲高い声で博士に詰め寄る。
「これはどういうことなんだ!」
「だから、言ったではないか。アラクネの体を使ってアラクネに成りすまし、デスバグーのアジトに潜入しスパイ活動をしてもらうと」
「俺がやるんだったんですか? てっきり誰か女性隊員が変装してとか・・・イエローの千早(ちはや)だっているでしょうに」
「千早君やほかの女性隊員ではどうにも波長が合わなかったのだよ。物は試しと君で検査をしたら、ぴったり一致したのでね。悪いが当面はアラクネとして活動してもらいたい」
「そんな・・・」
何が当面はだ・・・
何がアラクネとしてだ・・・
俺に女として過ごせっていうのか?

「そ、そうだ! 体! 俺の体は?」
「心配はいらん。ほれ、あそこに」
博士が指さす先には、俺の体が透明なカプセルに入っていた。
「生きて・・・いるのか?」
「当然だ。だが、このまま意識が切り離されたままだと、いずれ限界が来るだろう。一週間・・・一週間で任務を果たしてほしい」
「一週間以上かかったら?」
俺は思わず博士の襟首をつかむ。
でも、いつものように力が入らない。
女の体ってこんなにやわなのか?
「その場合は、元の体に戻せなくなる可能性がある。いや、あくまで可能性だ。だが、確実を期すためにも一週間で敵情を探り、できれば内部から崩壊させてほしい。アラクネは女怪人とはいえ、首領に近い存在のはず。首領の暗殺も可能かもしれんぞ」
なんてこった・・・
まさかそんな任務を俺がやる羽目になろうとは・・・

そう言えば・・・
「博士。一つ聞きたいんだが、アラクネの意識はどうなったんだ? 俺の体の中なのか?」
「いいや。それは考えなくていい」
博士が首を振る。
俺はそれだけで理解した。
アラクネは死んだんだ・・・
いや、消えてしまったというべきか・・・
何だろう・・・
俺は妙に悲しくなった。

「ところで・・・いつまでも裸では都合が悪いだろう。服を着たらどうかな?」
博士がそういって横を向く。
裸?
俺は自分の体を見下ろして・・・
「ば、ばかーーーーーー!」
大きな声をあげていた。

                   ******

「こんなもの・・・かな?」
俺は戸惑いながらも、何とかアラクネの衣装を身に着けていた。
こいつ・・・
こんな柔らかな体をしているくせに、出るところは出て、くびれるところはくびれている。
鏡に映してみるだけで、惚れ惚れするようないい体だ。
こんなにいい女がなぜデスバグーの一員なんかに・・・

そして衣装も体つきを強調するようなエロティックなもの。
黒革でできたようなボンデージスーツに皮手袋。
太ももまでの網タイツにロングブーツ。
こんなヒールの高い靴なんて大丈夫なのかと思ったけど、体のほうが覚えているのか、何の問題もなく立っていられる。
柔らかなサラサラの紫色の髪。
きっと手入れをしっかりしていたんだろうなぁ。
お化粧は俺にはさっぱりわからないけど、この顔を貶めるようなことはしたくないから、ちゃんと化粧の勉強もした方がいいのかなぁ。
そう言えば、いつも俺たちの前に現れるときはこのクモの形をしたアイマスクを着けていたけど、アジトでも着けたままなのかなぁ?
まあ、こうなったからにはやるしかないけど・・・

そう言えば、博士が気になることを言っていたな・・・
“オシオキ”がどうとか・・・
アラクネは眠らされていた時にうわごとのようにオシオキが・・・とかオシオキを・・・とか言っていたらしい。
そのたびに脳波が興奮状態になっていたらしいから、結構やばいのではないかと。
まあ、“オシオキ”って言えば“お仕置き”のことだろうけど、拷問でもされていたのだろうか?
この体からはうかがえないけど・・・
まあ、少々の拷問ぐらいで音を上げるような俺じゃないとは思うけどな。

俺はクモを模したアイマスクをつけてみる。
途端に俺の体に力がみなぎってくる。
なるほど。
俺たちのセイバーズスーツと同じように、着用することで肉体を強化してくれるというわけか。
なかなかいい感じだ。
これは結構いけるかも・・・

俺は手袋に付いている突起に意識を集中する。
すると突起からはすぐにクモ糸が飛び出して、壁に張り付いた。
なるほど。
やはり思った通りだ。
セイバーズスーツとこの衣装は根っこのところは同じなのかもしれない。
さてと・・・

                   ******

背後でサイレンの音と怒号が飛び交っている。
とりあえずここまでは順調。
博士に言われたが、本気で逃げなくてはデスバグーの連中にアラクネが脱走してきたとは思ってもらえないだろう。
だから、このことを知っているのはごく少数。
セイバーズチームと博士と本部上層部ぐらいなものだろう。
現場の警備員なんかは全く知らされていないから、本気で俺を追ってくる。
それを何とか逃げ切らなくてはならない。
それにしても体が軽い。
女の体ってこうも軽いものなのか?
いや、一部重たい気もするが・・・
どうにも違和感がぬぐえない。
なんで俺、女の体になっているんだよ。
勘弁してくれよ。

俺はクモ糸を使ってビルからビルへと飛び移る。
どこかの特撮映画に出てきたやつみたいだ。
もっとも、デスバグーにしろセイバーズにしろ、特撮と言われたらそのものだけどな。
さて、脱走したはいいけど・・・
デスバグーのアジトってどこなんだ?
どうやって行けばいいんだ?

『アラクネよ・・・』
ひやぁっ!
一つのビルの屋上に降り立った俺は、突然呼びかけられたことに驚いた。
「誰だ? じゃなかった、えーと・・・誰?」
いけないいけない。
俺は男じゃなく女だった。
女らしい言葉づかいをしなきゃ・・・

『アラクネよ・・・』
また声が聞こえる。
周囲には誰もいない。
夜の闇だ。
ビル街なので下の方は明るいが・・・

『アラクネよ、返事をせよ・・・』
「は、はい」
そうか・・・
このマスクだ。
このマスクから声がするんだ。
だから誰もいないんだ。

『アラクネよ・・・どうやらうまく脱出したようだな・・・』
「え、ええ。あのようなところ、抜け出すのは難しいことではありませんでした・・・わ」
うわぁ・・・
なんだか自分で言っててむず痒い感じだ。
女言葉なんて苦手だよ。

『では、しばしそこにいるがいい・・・今迎えを送った・・・』
「ありがとうございます」
やれやれ。
どうやらアジトに連れて行ってもらえそうだ。
ところで・・・
この話しかけてきているのは何者?
もしかして、デスバグーの首領か?
「あのぉ・・・」
俺は恐る恐る話しかける。
『なんだ・・・』
「もしかして、首領様・・・ですか?」
『我が声を忘れたか? アラクネよ・・・』
「い、いえ、とんでもありません。どうもやつらに捕らえられたときに故障か何かしたようで、いつものお声とは違って聞こえたものですから」
やばいやばい・・・やっぱり首領だ。
俺は必死に弁解する。
ここで怪しまれたら元も子もない。
なんとかアジトに潜り込まなくては。
『そうか・・・では戻ったらマスクのチェックを行うがいい・・・』
「ハッ。かしこまりました」
ふう・・・
何とかうまくいきそうな・・・

このビルの屋上に通じるドアが開き、二人の人影が現れる。
黒覆面に帽子にコート姿。
間違いない。
デスバグーの戦闘員たちだ。
一人一人の戦闘力はそれほどでもないが、集団でかかってくるためになかなか厄介な連中。
もちろん警察程度で対処できる相手じゃない。

「アラクネ様、お迎えに参りました」
「どうぞこちらへ」
恭しく俺に一礼する二人。
ふふん・・・
なんだか気分がいいな。
「ご苦労様」
俺はそういって二人の後に続く。
どうやら怪しまれてはいないらしい。

俺は二人とともにこのビルの地下駐車場に降りてくる。
時間も時間だからか、エレベーターで一般人に会わなかったのはよかった。
もし会っていたら、俺はともかくこの二人がその人を殺してしまっていただろうから・・・
デスバグーというのはそのくらい残虐な組織なのだ。

俺はごく普通の乗用車に乗せられ、駐車場を出る。
二人の戦闘員も無言だし、俺も無言。
下手に何か言って怪しまれたらまずいしな。
ただでさえ女言葉なんてとっさには出てこないのに。

どこに向かっているのだろう?
どうやら尾行を警戒してか、何度も進路を変えている。
乗っている俺にもどこを走っているのかわからなくなってきたぞ。
まあ、とにかく今はアジトに潜り込むことが先決だが・・・

気が付くと、車はどこかの立体駐車場に入っていた。
そしてそのままエレベーターで降りていく。
ここがアジトの入り口なのか?
そこから車はさらに地下通路を走り、どこかの地下空間で止まった。

「アラクネ様、どうぞ」
戦闘員がドアを開けてくれる。
「ありがとう」
俺は礼を言って車を降りる。
目の前には重々しい扉。
すでにもう一人の戦闘員がドアを開けてくれている。
なんだよ・・・
レディファーストって気持ちいいじゃないか・・・

そのまま廊下を進んでいくと、人影が見えた。
「ヒィーッ!」
奇声をあげて敬礼してくれたのは驚いたことに黒覆面のメイドさんじゃないか。
デスバグーの女戦闘員というものなのか?
今まで見かけなかったのは、アジト内だけでしか行動しないのかもしれない。
「ご、ご苦労様」
なんと言っていいのかわからず、俺はとりあえずそう言った。
「アラクネ様。首領様がお呼びです。どうぞこちらへ」
「は、はい」
うわぁ・・・
アジトに来た早々に首領と対面か・・・
大丈夫かな・・・
いや、これは逆にチャンスだ。
場合によれば、首領と一対一で会えるかもしれない。
もし可能なら首領を・・・

                   ******

重々しい扉が開く。
メイドさん女戦闘員がどうぞとばかりに手で中を指し示す。
どうやら俺一人で入れということか。
もしかしてこんなに早くチャンスが?
いや、待て、焦ってはだめだ。
落ち着け。

俺はブーツのヒールをカツカツと鳴らして部屋に入る。
部屋は少し薄暗く、左右に石造りの円柱が立っている。
何か神殿を模したような感じだ。
奥に一段高いところがあり、そこには玉座のようなものが設えられていて、そこに三角頭巾をかぶった人物が座っていた。
どうやらあれがデスバグーの首領ということか・・・
いずれその頭巾をはぎ取って、中の顔を拝んでやる。

俺は玉座の前まで進むと、恭しくひざを折る。
これでいいのかな・・・
いつもアラクネがどんなふうに首領と対面しているのかがわからないから、怪しまれないか不安だ。
ええい、ままよ。

「戻ったようだな、アラクネよ」
重々しい声。
マスクから聞こえてきた声だ。
やはり首領の声というだけに威厳を感じる。
「ハッ。不覚にも敵であるセイバーズに捕らえられてしまいましたが、隙を見て脱出してまいりました。ご心配をおかけして申し訳ございません」
俺は心から詫びるように一礼する。
くそっ、なんで俺が敵の首領に頭を下げなくちゃならないんだ・・・

「よい。無事で戻ってきたことうれしく思うぞ。これからも我が命に従い、忠誠を尽くせ」
「ハッ、もちろんです。どうかこのアラクネに何なりとご命令を」
「クックック・・・では早速お前の忠誠心を見せてもらうとしよう」
「ハッ」
俺が返事をすると、ごとっという音がして、ブーツが落ちてきた。
なんだ?
首領の履いていたものか?
「もってこい」
「は、はい」
俺は恭しく両手でブーツを持ち、恐る恐る石段を上がって首領の下へ行く。
やべぇ・・・
俺、デスバグーの首領とこんな近くにいるよ。

俺がブーツを差し出そうとすると、ローブの中からぬっと足が差し出される。
えっ?
裸足?
裸足でブーツを履いていたのかな?
もしかして俺に履かせろと?

「どうした・・・いつもなら喜んで舐めるものではないのか?」
「はいぃ?」
どうすべきか戸惑っていた俺に、首領がとんでもないことを言ってくる。
舐める?
何を?
もしかしてこの足を?
俺が?
首領の足を?
舐めるぅ?

「あ、首、首領様の足を・・・でしょうか?」
「そうだ。いつもなら首領様の足を舐めさせていただけるなんて光栄ですと言って、喜んで舐めているではないか」
違うという言葉を期待した俺の希望はあっさりと打ち砕かれる。
喜んで舐めている?
アラクネめ・・・
そんなことをしていたのかよ・・・

「どうした? お前まさか奴らに・・・」
「い、いえ、うれしすぎて思わず確認してしまったのです。本当に首領様の足をお舐めしてよろしいのでしょうか? 敵に捕らわれてしまった私が・・・」
「よいと言っている」
やばい・・・
今疑われるわけにはいかない。
やるしかないのか?
ひぃー・・・

俺は首領の足元にひざまずくと、恐る恐る足のつま先に顔を近づける。
蒸れたような臭いが俺の鼻を突いてくる。
うう・・・
なんで俺がこんなことをしなきゃ・・・
なんだかドキドキする。
こんな事初めてだよ。
足を舐めるなんて・・・

俺は目をつぶって覚悟を決め、思い切って首領の足先を口に入れる。
おえー!
強烈な吐き気を感じるが、必死に抑えて、足指に舌を這わせる。
塩味のような苦みのような・・・
なんとも言えないまずさだ・・・
うう・・・
どうしてこんな・・・

ひぎっ!
突然俺の頭に激痛が走る。
首領が俺の髪をつかんで引っ張ったのだ。
「アラクネよ、マスクを着けたままとは何事だ」
「あっ、も、申し訳ありません」
俺は髪をつかまれたまま慌ててマスクを外す。
途端にスーツの力が薄れ、首領の強烈な威圧感を感じてしまう。
うそ・・・
なんだ・・・
怖い・・・
バグスターの首領ってこんなに恐ろしい存在だったのか・・・

「ふん・・・相変わらずお前のおびえる表情はいい」
「あ、ありがとうございます」
素直にそう言えてしまう。
逆らえない。
このお方には逆らえない・・・
どうしたらいいんだ・・・

「足はもういい。次はこっちを頼む」
首領が俺の髪を離し、ローブの前を開ける。
「えっ?」
ズボンの前が開けられ、そこから屹立するモノが覗いている。
あれが・・・首領のおちんちんなのか・・・
大きい・・・
俺もそれなりとは思っていたけど・・・

「どうした? お前の大好きなものだろう? しゃぶれ」
「あ・・・は、はい。ありがとうございます」
俺はもう抵抗する気もうせ、首領の両足の間に体を入れておちんちんに顔を近づける。
「ククク・・・やはりチンポが好きか? 変態マゾメスグモめ」
「そ、そんなことは・・・」
「いいからしゃぶれ!」
「は、はい」
俺は首領のおちんちんを口に含む。
太い肉棒が俺の口いっぱいに広がる。
うぐ・・・
おちんちんを咥えるなんて初めてだよ・・・

「ふん、いつもより動きが悪いな。手伝ってやろう」
首領が俺の頭を両手で鷲づかみにする。
ふごっ
いきなり頭を動かされ、おちんちんがのどの奥まで押し込まれる。
あぐっ・・・ふぐっ・・・
頭をガシガシ動かされ、俺の口の中でおちんちんが暴れてる。
た、助けて・・・
こんなの耐えられないよ・・・

うごっ!
突然口の中にねばつく液体が充満する。
精液?
首領が俺の口の中に射精したのか?
うげっ!
うげぇぇぇぇっ!
おちんちんを抜かれ、思わず俺は吐き出してしまう。
「どうした? いつもなら美味しい美味しいと味わって飲み込むではないか」
アラクネ・・・そんなことまで・・・
「も、申し訳ありません。不覚にも捕らわれていたせいか、まだ体の調子がよくなくて・・・これにて下がってもよろしいでしょうか?」
ダメだ・・・
これ以上は俺が持たないよ・・・

「うごわっ!」
突然俺は玉座から蹴り落とされる。
「な、なにを?」
俺は痛みに耐えながら、床にうずくまる。
「ふん・・・不覚にもだと? 心にもないことをほざきおって!」
ローブを整えつつゆっくりと降りてくる首領。
「そ、それはどういう?」
「四つん這いになって尻をこっちに向けろ」
「は?」
「聞こえなかったのか? 四つん這いになって尻をこっちに向けろと言ったんだ」
「は、はい」
俺はよくわからないままに命令に従う。
ダメだ・・・
逆らえない・・・

「ひぎぃっ!」
パシーンという乾いた音が響き、俺のお尻に強烈な痛みが走る。
「あぐ・・・な、なにを・・・」
どうやらお尻を平手でたたかれたらしい。
「お前が心にもないことを言うからだ」
「そ、そんなことは・・・本当に不覚で・・・申し訳ありません」
ひたすらに謝る俺。
だが二度目の痛みが俺の尻に与えられる。
「ひぐぅぅぅっ!」
「嘘をつけ!」
「う、嘘では・・・」
「いいや! お前はわかっていてセイバーズに捕まったのだ。我の撤収命令を無視してな。その意味が分かるか?」
三度目の乾いた音。
「ひぎゃぁぁぁ! わ、わかりません。私は・・・私は・・・」
確かにアラクネは撤退しようとしていたようだった。
でも、俺たちが逃がさなかったのだ。
だからアラクネは命令を無視したわけでは・・・

「黙れ! お前はこれを期待していたのだ! 我から受けるお仕置きを期待して、わざと命令を無視したのだ! 違うか!」
四度目、五度目と俺のお尻がぶたれる。
「ち、違います・・・違いますぅ・・・」
俺は必死に弁解する。
もう・・・もうやめて・・・
拷問には耐えられるつもりだったけど、まさかこんな・・・

「いいや、違わないぞ。お前はこれを期待していたのだ。そうでなければ・・・」
首領がいきなり俺のボンデージスーツの股間のクロッチを外す。
「ひやぁぁぁ!」
首領の指が俺の股間に突き入れられ、グネグネとこね回してきたのだ。
「見ろ。お前がお仕置きを期待していたのでなければ、どうしてここがこんなに濡れているのだ?」
えっ?
濡れている?
俺の・・・
俺の股間が濡れている?
そんな・・・バカな・・・

「言ってやろう。お前は気持ちがいいのだ。快感を感じているのだ。叩かれて気持ちよくなっているのだよ」
首領の声が脳に響く。
嘘だろ・・・
俺・・・
気持ちよくなってるのか?
叩かれて快感を感じているのか?
何度目かの平手打ちがお尻に当たる。
体がジンジンしびれてくる。
気持ちいい?
気持ちいい・・・
俺・・・感じているのかもしれない・・・

「だからお前は命令を無視してわざとやつらに捕まった。そうであろう?」
「は、はい・・・そうですぅ・・・」
俺は何を言ってるんだろう・・・
もう何が何だかわからない・・・
体が痛みでどうにかなりそうだ・・・
いや、どうにかなるのは頭のほうなのか?
ああ・・・
気持ちいい・・・
叩かれて気持ちいい・・・

「栄養が脳に行かずにこっちにばかり行ってるからそんなことを考えるんだ! 変態マゾメスグモめ!」
「にぎゃーーー!」
突然両胸をぎゅっと鷲づかみにされ、俺は痛みで気が遠くなる。
それと同時に頭の中が真っ白になり・・・

「ふん・・・痛みでイってしまうとは、本当にどうしようもないメスグモだ」
ぐったりと床に伸びた俺の耳に首領の声が聞こえてくる。
イってしまった?
俺はイってしまったのか?
これがイく?
俺はイってしまったんだ・・・
俺はなんだか気持ちよかった・・・

                   ******

「うう・・・ううう・・・」
ちくしょうちくしょう・・・
なんなんだよ・・・
何がどうなっているんだよ・・・
俺はいったいどうしてしまったんだよ・・・
アラクネの自室に戻った俺は、屈辱に一人ベッドの上で泣いていた。
悔しい悔しい悔しい・・・
なんなんだよなんなんだよなんなんだよ・・・
なんで女の体は痛いのが気持ちいいんだよ!
おかしいだろ!
おかしいよ!
こんなんじゃ・・・
こんなんじゃ俺はおかしくなってしまうよ・・・
アラクネは・・・女はこんな体をしているのかよ・・・
くそっくそっくそっ!
ふざけるな―!

首領にされたことが脳裏に浮かぶ。
足の指を舐めさせられ、おちんちんをしゃぶらさせられた・・・
その味と感触がよみがえってくる・・・
吐き気がするほどいやだったはずなのに・・・
喉の奥まで突っ込まれた苦しさを思うとドキドキしてくる・・・

俺はボンデージの上から自分の胸をつかんでみる。
首領に思い切り握りつぶされたように握ってみる。
「うぐっ」
猛烈な痛みが体を走り、じんじんしてくる。
なんなんだよ・・・
どうしてこんなに痛いのに体がほてってくるんだよ・・・

ボンデージの股間部分のクロッチを外し、オマンコをむき出しにする。
これが女の体・・・
首領の指がここをぐちゅぐちゅとかき混ぜて・・・
俺は自分の指を差し入れる。
ねっとりと濡れているのが指先に伝わってくる。
こんなふうにぐちゃぐちゃに・・・
俺の指がまるで首領の指のように動いていく。
「はあぁぁん」
なんだよ・・・
俺、なんて声出しているんだよ・・・
気持ちいいよ・・・
女って気持ちいいよぉ・・・

胸を握り、オマンコをいじり、おチンポをしゃぶっていることを想像し、お尻の痛みを思い出す。
ああん・・・
なんでぇ・・・
なんでこんなのがいいのぉ?
俺・・・
おかしくなっちゃう・・・
私・・・
おかしくなっちゃうよぉ・・・
ああん・・・
体がしなる。
つま先が丸まってくる。
イく・・・
イくぅ・・・
イっちゃうぅぅ・・・
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                   ******

ピピピピと電子音が鳴っている・・・
俺はいったい・・・
「はい・・・」
寝ぼけた頭で返事をする。
『アラクネ様・・・アラクネ様・・・起きてください。アラクネ様』
「な、なに?」
俺は起きて周りを見る。
え・・・と・・・
ここはどこだっけ?
俺はいったい・・・
頭がぼんやりする。
何がどうなったんだっけ?

『アラクネ様・・・アラクネ様』
そうだ・・・
ここはデスバグーのアジト。
俺はアラクネとしてここに潜入したんだったっけ。
「はい、何か用?」
俺は枕元のインターコムに返事する。
「おはようございます、アラクネ様。首領様がお呼びです」
画面に現れる黒マスクのメイドさん・・・ああ、女戦闘員だったっけ・・・
首領様がお呼び?
どきんと心臓が跳ね上がる。
行かなくちゃ・・・
早く支度していかなくちゃ。
「わかりました。すぐ行くとお伝えを」
俺はそういってインターコムを切る。

女の身支度に時間がかかるというのは本当だな。
あれから俺はシャワーを浴びて化粧を整え、ボンデージと網タイツを穿き、髪を整えてからマスクをつける。
体が覚えているせいか、思ったよりはスムーズだった。
とはいえ、この間なんだかんだとおよそ30分。
早くいかなくては。
首領様がお待ちかねだ。

俺はかつかつとブーツのヒールの音を響かせながら廊下を早足で歩いていく。
時々すれ違う戦闘員たちが敬礼してくるのが気持ちいい。
やはり幹部的女怪人なのは伊達ではない。

「お待たせいたしました。首領様」
俺は玉座の間へ入り、玉座の下でひざまずく。
「遅かったな。ま、女とはそういうものだが」
「申し訳ありません」
首領の声を聞くだけでなんだか胸が高鳴ってくる。
落ち着け。
失礼があってはいけない。

「ククク・・・少しは変化したかな?」
「ハッ? 変化ですか?」
「いや、何でもない。気にするな」
「ハッ」
首領様が気にするなと言う以上、気にしてはならない。
「お前を呼んだのはほかでもない。アラクネよ。お前に今一度チャンスをやろう」
「ハッ、ありがたきお言葉」
俺は首領様の言葉になんだかうれしくなる。
汚名を返上する機会を与えられるのだ。
ここでより一層の首領様よりの信頼を得ることができれば・・・
できれば?
できれば・・・今後活動しやすくなるということだわ。

「任務は簡単だが重要だ。我がデスバグーに有用となる機密文書が、今夜首都科学研究所に運び込まれる。お前はそれを途中で奪ってくるのだ。いいな」
「文書を? かしこまりました。命に代えましても」
「うむ。期待しているぞ、アラクネ」
「はい。首領様」
俺は深く一礼して玉座の間を出る。
機密文書を奪って来なくてはならないのか・・・
さて、どうしたらいいのか・・・

俺は配下の三人の戦闘員たちを連れ、襲撃予定地点まで車で出かける。
「それじゃやってちょうだい」
なんだか女言葉も慣れてきたな。
もっとも、今の俺はアラクネなんだから、女言葉を使うのは普通なんだけどね。
自分のことも俺じゃなく、私って言うようにした方がいいかな。
うっかりして俺はなんて言ってしまったら、怪しまれちゃうものね。
気を付けなきゃ・・・

「ごめんなさい。止めてくれる?」
俺は公衆トイレのある公園を見つけ、そのそばに車を止めさせる。
「ちょっと緊張してしまったみたい。すぐ戻るからここで待ってて」
「ヒィーッ! かしこまりました、アラクネ様」
三人の戦闘員を車に残し、俺は公衆トイレに入っていく。
そして、気付かれないようにまた外に出て、夜の公園を散歩しているカップルに狙いをつける。
悪いけど、スマホをちょっと使わせてもらわなきゃ・・・
俺は手袋の甲に付いた突起から糸を発射し、二人の顔をぐるぐる巻きにする。
いきなりのことに二人は声を出す間もなく、顔中を糸に覆われる。
うまくいった。
俺はすぐに飛び出して二人に当て身を食らわせて気絶させ、男が持っていたスマホを借り受ける。
「うふふふ・・・ざっとこんなもの」
クモ女である俺にかかれば人間などたやすいもの。
さてと・・・

「もしもし・・・アラクネだけど、大至急博士につないで・・・アラクネだってば!」
俺はセイバーズ本部に電話し、博士を呼び出してもらう。
オペレーターが何やら慌てていたようだけど、急いでほしいのだから当然だ。
『もしもし、能登川(のとがわ)だが』
「あ、博士、アラクネです。緊急事態です」
『アラクネ? おお、堀内君か。首尾はどうだ?』
あっ・・・
堀内ってそういえば俺の名だったっけ・・・
なんだか昨日からずっとアラクネって呼ばれていたから、一瞬戸惑ってしまった。

「博士、今晩首都科学研究所に機密文書が運ばれるのはご存知ですか?」
『連絡は受けている。こちらとしてもいつでも支援できるように態勢を整えているところだ』
やはり。
さすがは博士だ。
「そのことなんですが、デスバグーがその文書を狙っていて、俺が襲撃する手はずになっているんです」
『なんだって? 本当かね?』
「はい。それで大至急機密文書を取り替えてほしいのです。襲撃そのものは成功させてください」
『ふむ、なるほど。アラクネとして襲撃を成功させ、首領の信頼を得るというわけだな?』
さすがは博士、話が早い。
「はい。そうすれば首領様のそばにより一層近づけ、首領様を暗殺・・・」
俺は心臓が跳ね上がった。
首領様を暗殺?
そうだった・・・
俺は首領様をできれば暗殺しなきゃならないんだった・・・

『うむ。わかった。すぐに手配し、機密文書はクズデータと取り換えるように指示しよう。それでいいね』
「はい。お願いします。博士」
『うむ。くれぐれも気をつけてな、堀内君』
「はい」
俺は電話を切る。
これで大丈夫。
それにしても、なんだか堀内って呼ばれるのはすごい違和感を感じるなぁ。

俺はクモ糸で縛った二人にスマホを返すと、急いで車に戻る。
幸い三人が怪しんだ様子はない。
女性のトイレは長いと相場が決まっているからな。
女というものは便利で気持ちいいものだなぁ。
このままアラクネとして生きるのも悪くないかもなぁ・・・

                   ******

襲撃自体は簡単に終わった。
戦闘員たちに輸送車を妨害させ、俺のクモ糸で乗員たちを捕縛して文書を奪って終わり。
博士と打ち合わせていたとはいえ、おそらくこの短時間ではセイバーズが最速で出動したとしても間に合わなかっただろう。
セイバーズもあれでいろいろとお役所的なところがあって、すぐに出動というわけにもいかなかったりするからな。
まあ、とにかく、俺は無事に襲撃を済ませ、奪い取った文書をアジトに持ち帰ったことを首領様に報告したところだった。

「アラクネ様・・・アラクネ様」
部屋に戻ってくつろいでいると、インターコムで呼び出される。
「アラクネよ。何か用?」
なんだか女言葉も板についてきたかもしれない。
やばいかなぁ・・・
自分の体に戻ったときに大変かも・・・
「首領様がお呼びです」
「えっ? 首領様が?」
そんなことを考えていた俺は何か背筋に冷たいものを感じてしまう。
まさかもう文書が偽物とバレたんじゃ?
そう言えば、博士は“クズデータ”と入れ替えるって言っていたっけ・・・
「アラクネ様?」
「あ、はい。すぐに行きます」
俺はすぐに玉座の間へと向かった。

「お呼びでしょうか? 首領様」
玉座の前にひざまずく俺。
やはりここに来ると緊張してしまうのか、胸がドキドキしてしまう。
偉大なる首領様・・・

「うむ。アラクネよ・・・四つん這いになってこちらに尻を向けよ」
「えっ?」
それってまさか・・・
俺の心臓がより一層激しく鼓動する。
まさか・・・
オシオキ?

俺は言われたとおりに、四つん這いになって首領様に尻を向ける。
ああ・・・
ドキドキする・・・
オシオキされてしまうのかな?
ああん・・・

首領様が玉座を降りてくる気配。
そして俺の背後にやってきたのを感じた次の瞬間・・・
「ひぎぃぃぃぃぃ!」
パシーンという乾いた音がして、尻に激しい痛みを感じた俺は思わず悲鳴を上げていた。
「ひぎゃ、ひぎゃぁぁぁっ! お、お許しを・・・お許しくださいませぇ!」
二度三度とお尻を平手打ちされ、俺は情けなくも許しを請う。
拷問に耐えられるなんて嘘だった。
あれは俺が自分の体だったからだ。
女の体になった今、こんなにも俺はもろくなっていたんだ・・・

「アラクネよ! このクソメスグモめ!」
玉座の間に乾いた音が絶え間なく響く。
「お許しを・・・お許しをぉ・・・」
俺はただただ許しを請うだけ。
尻が熱くなり、体がじんじんしびれてくる。
頭がぼうっとして何も考えられなくなってくる。
俺は今何をされているんだ?
これが・・・オシオキなの?
ああん・・・

「このバカグモめ! これをよく見てみろ!」
尻への平手打ちが止まり、俺の脇に奪ってきた機密文書のファイルが放り出される。
俺は四つん這いのままで、そのファイルを手繰り寄せ、中を見て愕然とした。
「白紙?」
そんな・・・
“クズデータ”ですらない白紙?
博士はいったい何を・・・
こんなものを奪ってきたらこうなるのは目に見えているじゃないか・・・
博士は俺が首領様に処分されてもいいというのか?
あんまりだわ・・・

「バカグモ! 中身も見ずに奪ってきたのか? 偽物をつかまされる可能性は考えなかったのか?」
「ひ、ひぐぅぅぅぅ!」
股間のクロッチを外され、むき出しになったお尻を再度叩かれる。
「そ、それは・・・」
最初から偽物とわかっているから確認なんてするわけがない。
でも、まさか白紙のファイルだなんて考えもしなかった。
ひどすぎる・・・

「ん? なんだぁ? やはりお前は変態マゾのメスグモだな。叩かれて感じているんだろう?」
えっ?
叩かれて感じて?
俺が?
叩かれて感じている?
「そ、そんなはずは・・・ひぐっ」
いきなりオマンコに突っ込まれる指。
そのままぐにゅぐにゅとかき混ぜられる。
「ひあああ・・・」
「見ろ、こんなに濡れているではないか。お仕置きをされているというのに感じているんだろう?」
「ち、ちがいますぅ・・・」
俺は必死に否定する。
オシオキをされて感じているなんて・・・あり得ない・・・
体がほてっているのは痛みのせいで・・・
オマンコが濡れているのも叩かれたせいで・・・
なんだか頭がぼうっとして気持ちよくなっているのもオシオキされたせいで・・・
ああ・・・
もう何が何だかわかんないよ・・・

「はぐっ」
突然髪をつかまれマスクを剥がされる。
「まさか・・・お前はお仕置きをされたくて、わざと失敗しているのではあるまいな?」
「そ、そんなことは・・・」
髪を持ち上げられ、あまりの痛さに思わず体を浮かせていく。
「ならばお前はただの間抜けだ! 考える脳が付いている癖に仕置きでアンアン喘ぎやがって! いいかクモ女、今度しくじりやがったら、刺激で動くだけの人形にして、お前の手下どもと一緒に街に放り出してやるからな!」
「は・・・はひぃ・・・」
髪を持ち上げられ、顎をつかまれた俺は、ただそう返事するしかなかった・・・

                   ******

お尻が痛い。
体が熱い。
頭がぼうっとする。
首領様のお声が脳裏によみがえる。
お前はオシオキをされたいのだ!
お前はオシオキが好きなのだ!
お前はオシオキをされて感じている変態メスグモだ!
全部・・・
全部当たっている・・・
オシオキされたい・・・
オシオキが好き・・・
オシオキされて感じている変態メスグモなの・・・

ちくしょうちくしょうちくしょう・・・
なんなんだよなんなんだよ・・・
なんでこんなに感じちゃうんだよ・・・
アラクネの体だからなのか?
女の体だからなのか?
女の体だから気持ちよくなるのか?
女の体・・・
女の体がいい・・・
女の体でいたい・・・
このまま女でいたい・・・

股間に指を差し入れる。
熱い・・・
濡れている・・・
感じている・・・
私の体が感じている・・・

指を動かす。
「ああん・・・」
思わず声が出てしまう。
全身に走る気持ちよさ。
これが女の体。
これが女の喜び。
気持ちいい・・・
気持ちいいよぉ・・・

指が止まらない。
くちゅくちゅという水音が部屋に響く。
脳裏によみがえる首領様の指の動き。
ぐにゅぐにゅとこね回される感触。
たくましい腕の太さ・・・
重厚で威厳のあるお声・・・
三角頭巾の奥のお顔はどんな顔なのだろう・・・
お尻を叩く力強い手の平・・・
思い出すだけで体が熱くなる・・・
首領様・・・
首領様・・・
首領様・・・

首領様の足を舐めたい。
首領様のおチンポをしゃぶりたい。
首領様に叩かれたい。
首領様にオマンコをいじられたい。
首領様のお言葉に従いたい。
首領様に命令してもらいたい。
首領様のおそばでずっとお仕えしたい。
首領様にオシオキしてもらいたい。
首領様。
首領様。
首領様。
首領様首領様首領様首領様首領様首領様・・・

体がしなる。
つま先が丸くなる。
頭の中がスパークする。
ああ・・・
ああああああああ・・・
イく・・・イく・・・イっちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!

                   ******

ん・・・
寝ちゃっていたのか・・・
なんだか頭がぼうっとする。
そう言えば、ここへ来てからずっと頭がぼんやりしているような気もする。
なんだろう・・・
女の体だからかしら・・・

「アラクネ様。アラクネ様」
メイド戦闘員が私を呼ぶ。
「アラクネよ。何?」
私はインターコムに返事する。
「首領様がお呼びです」
「わかったわ。すぐに行きます」
私はそういうとインターコムを切って身支度をする。
首領様の下へ行かなくちゃ・・・

「お呼びでございますか、首領様」
私は玉座の下で一礼する。
「うむ。来たか」
偉大なる首領様の重々しい声。
デスバグーの絶対神たる首領様。
そのお声を聞くだけでも私の胸は高鳴ってしまう。
「ハッ、アラクネが参りました」
私は再度頭を下げた。

「アラクネよ。お前に任務を命じる」
「ハッ、何なりと」
嬉しい。
このところ失敗続きの私だというのに、首領様はまだ私に任務を命じてくださるのだ。
なんて光栄。
今度こそ失敗は・・・
あれ?
何かが変なような・・・

「この男がわかるか?」
私の足元に一枚の写真が放り投げられる。
制服を着こんだいかつい男。
確か見たことがある・・・
確か・・・セイバーズの上層部に・・・

「この男はな、愚かにも我らデスバグーに対抗するセイバーズの上層部の一人、室田(むろた)参謀だ」
やはりそうだ。
セイバーズの直接の上司ではないが、防衛軍の参謀として作戦立案を行っている一人だ。
「アラクネよ」
「ハッ」
「今晩この男は料亭で会合を行うという情報をつかんだ」
「ハッ」
「始末せよ」
「えっ?」
私は驚いた。
この男を暗殺しろというのか?

「聞こえなかったのか? この男を始末してこい」
「ハ、ハハッ」
私は頭を下げる。
でも、何だろう・・・
心のどこかでそんなことをしてはいけないと感じている。
首領様の命令は絶対。
でも・・・
この命令は・・・

そうだ・・・
失敗すればいい・・・
暗殺に失敗すれば、私がオシオキをされるだけで済む。
ぞくっ・・・
背筋が震える。
オシオキという言葉を考えただけで、私は体が熱くなる。
そうよ・・・
失敗すればいい・・・

「アラクネよ」
「ハッ」
「失敗した場合は・・・わかっているな?」
「ハハッ」
オシオキしていただける。
首領様にオシオキしていただける。
「失敗した場合は何もなしだ」
「えっ?」
「失敗したときは何もなしだ。その代わり・・・始末してきたらたっぷりとオシオキをしてやろう」
「あ・・・」
私は体が震えた。
始末してくれば・・・
始末してくればたっぷりとオシオキが・・・
オシオキが・・・
ゾクゾクする・・・
体がオシオキを求めている・・・
首領様の命に従い、オシオキをしてもらう・・・
ああ・・・
なんて幸せなのだろう・・・

「アラクネよ。我が言葉を復唱せよ」
「あ・・・はい。失敗した場合には何もなし・・・成功したら首領様にオシオキをしていただける・・・」
「そうだ。それを忘れるな」
「はい。首領様」
私は首領様に一礼し、玉座の間を後にする。
心はもう決まっていた。

                   ******

「それで? 奴はお前を見て何か言っていたか?」
「は、はい・・・だから逃がすのは反対だったとか、能登川の失態だとか、裏切ったのかとか・・・」
「ふむ、なるほどな。で、簡単だったか?」
「は、はい・・・簡単でした。護衛を戦闘員たちとともに始末し、私のクモ糸で逃げられないよう拘束したうえで、奴の首をへし折ってやりました」
私は玉座の前にひざまずき、首領様にご報告する。
暗殺を無事に行い、任務に成功したことをご報告するのだ。
ああ・・・
首領様はなんと言ってくださるのか・・・

「ふむ。どうやら思考改造に成功したようだな」
「はっ?」
今のお言葉はどういう意味だろう?
「何でもない。それより、ずいぶんと期待しているようではないか?」
「は・・・はい・・・」
思わず体がかあっとなる。
オシオキを望んでいることがもうバレているというの?
「いいだろう。こっちに尻を向けろ」
「はいっ」
私はいそいそと這いつくばって首領様にお尻を向ける。
ああ・・・
首領様ぁ・・・

「はひぃぃぃぃぃぃ!」
パシーンという乾いた音。
お尻が熱くなる。
全身がじんじんと感じる。
痛いのに気持ちいい・・・
気持ちいいのぉ・・・

任務を果たしたことによるオシオキ。
ううん・・・
これはもう私にとってはご褒美。
首領様の手が私のお尻をぶってくださる。
首領様のスパンキング。
それがもうたまらなく痛くて気持ちいい。
頭がぼうっとして何も考えられなくなっちゃう・・・

「ふん! 我に尻を叩かれてアンアンアンアン喘ぎやがって! 本当にどうしようもない変態マゾメスグモになったものだ」
「は、はい・・・私は、首領様にお尻を叩かれて感じる変態マゾメスグモですぅ・・・」
私はある意味自分に言い聞かせるように繰り返す。
構わない。
私は変態マゾメスグモで構わない。
「言ってみろ! 私はお仕置きが大好きな変態メスグモのアラクネですと。言ってみろ!」
「はいぃ・・・私はぁ・・・私はぁ首領様のオシオキが大好きな変態メスグモのアラクネですぅ・・・」
体中に走る痛みと快感を感じながら、私は首領様の言葉を繰り返す。
私は変態メスグモのアラクネなのぉ・・・

「ほう・・・実はお前はアラクネではなく、セイバーレッドの堀内ひろとではないのか?」
「えっ?」
私の背筋に冷たいものが走る。
そうだ・・・
俺は・・・
俺はセイバーレッドの堀内ひろとだったのではなかったか?
「ど、どうしてそれを?」
「ふん! 最初から知っておったわ。セイバーズが我らデスバグーを内部崩壊させるため、お前を我が下に送ってきたことをな」
「そ、そんな・・・」
私は全身に冷水を浴びせられたような気がした。
全て露見していただなんて・・・
「だから利用させてもらったのだ。お前の思考をじょじょに歪めるため、こことお前の部屋に洗脳波を出す装置をセットしてな。多少歪めすぎた感じはあるが、まあよかろう」
洗脳?
私は洗脳されていたというの?

「一つ聞こう。その体に入っていたもともとのアラクネはどうなった?」
私はふるふると首を振る。
正確なところは聞かされていないけど、おそらくは・・・
「そうか・・・奴もいい女だったが・・・まあ、新たな我好みのアラクネが手に入ったということで良しとするか」
どくん・・・
好みの?
首領様は私を好みとおっしゃってくれた?

「ひやぁぁぁぁぁ!」
ボンデージのクロッチが外され、首領様の指が私のオマンコをかき混ぜる。
「クククク・・・気持ちよかろう? 変態マゾのメスグモよ」
くちゅくちゅと音がして、私の体に言葉にならない快感が襲ってくる。
「は、はいぃぃぃ・・・気持ちいいですぅ・・・」
「これからはお前がアラクネとなるのだ。我の忠実なかわいいメスグモ怪人アラクネとなるがいい」
私をアラクネに?
私をアラクネとしてそばにおいてくださると?
嬉しい・・・
なんて嬉しいの・・・
「はいぃ・・・なります! アラクネになりますぅ!」
私は心からそう答えていた。
「ではもう一度聞くぞ! お前はセイバーレッドか? それとも我に忠実なアラクネか?」
「アラクネですぅ! 私は・・・私は首領様の忠実なしもべの女怪人アラクネですぅ!」
そう・・・私はアラクネ・・・
セイバーレッドなんかじゃない・・・
セイバーレッドなんかじゃないわ!
「いい返事だ! では我からのお祝いを受け取るがいい!」
「ひゃぁぁぁぁぁぁ」
強烈な平手打ちをお尻に受け、私は頭が真っ白になり、イってしまったのだった・・・

                   ******

「ぐはっ」
「きゃあっ」
二人同時に私のクモ糸に薙ぎ払われるセイバーブルーとセイバーイエロー。
うふふふ・・・
他愛ない。
お前たちの連携などセイバーレッドがあってこそのもの。
崩すのなど造作もないわ。

「おい、ひろと! いくらデスバグーの首領に信頼されるためと言っても、ちょっとは手加減しろ!」
「そうよ! 先日の室田参謀の殺害もあなたじゃないかって報告が来ているわ。博士が必死にそうじゃないって上層部に訴えたのよ」
くふふ・・・そんなことしなくてもいいのに。
あの参謀を殺したのは間違いなく私なんだから。
ふふふふ・・・

私はさらにクモ糸を鞭のようにふるって二人を痛めつける。
楽しい・・・
先日あの参謀を殺した時も妙に心がうきうきとした。
こうやって人間どもをいたぶるのはなんて楽しいのかしら。
最高だわぁ。

「うわぁっ! やめろって! ひろと!」
愚かな奴。
あきらはまだ私がセイバーレッドのひろとだと思っている。
冗談じゃないわ。
私はアラクネ。
ひろとなどもう私の中にはいないのよ。

「きゃぁぁぁっ」
壁にたたきつけられてぐったりとなるセイバーイエロー。
うまく気絶したようね。
あの程度では死んでないとは思うけど・・・
まあ、死んだら死んだで構わない。

「このぉ! いい加減にしろ!」
あきら、セイバーブルーがソードをかざしてせまってくる。
私はそれをスッとかわし、クモ糸の鞭をお見舞いする。
「うがぁっ!」
イエローと同じく壁にたたきつけられるブルー。
だが、さすがに気絶まではしない。
とはいえ、もう動くのは難しそうね。
私はブルーのそばに歩み寄り、倒れているブルーを足で踏みつける。
「ぐはっ! や、やめろ・・・ひろと・・・」
「あははは・・・まだ私がセイバーレッド、堀内ひろとだとでも思っているの?」
私はおかしくなってしまう。
「な、なに?」
「私はデスバグーの女怪人アラクネ。首領様が私を洗脳して作り変えてくださったのよ」
「ば、バカな・・・そんな・・・」
「もう私は身も心もデスバグーの忠実なしもべ。セイバーズを倒して首領様にご褒美のオシオキをしていただくのを楽しみにしているメスグモなの」
「ひ、ひろと・・・」
「だから・・・さっさと死ね!」
私は足に体重を乗せ、セイバーブルーの首をへし折る。
ああん・・・
人間を殺すのって気持ちいい・・・

                   ******

んちゅ・・・くちゅ・・・
私は首領様の足を舐める。
指の股にも丁寧に舌を這わせ、その味を味わっていく。
足を舐めるという行為が、こんなにもゾクゾクするものだとは以前は知らなかった。
首領様の足・・・美味しいわ・・・

「セイバーブルーを倒し、セイバーイエローは拉致してきたか。よくやったぞ、アラクネ」
「んちゅ・・・おほめに預かり光栄です、首領様」
「ククク・・・もうすっかりアラクネになったようだな?」
「はい。私はもう身も心も首領様の忠実なしもべ、女怪人アラクネですわ」
私は心の底からそう思う。
今の私はアラクネ。
今頃は本部に残してきた以前の体も持たなくなってきているはず。
でも構わない。
あんな体はもうどうでもいい。

「ククク・・・今のお前のその気持ちは我の行った洗脳によるものかもしれんのだぞ」
「何の問題もございません。むしろ、私を完全なるアラクネにしていただき、首領様には感謝いたしております」
私はあらためて感謝の意を込めて足を舐める。
「ククク・・・我が足を舐めながらオマンコを濡らしているとは・・・いやらしいメスグモになったものだ」
「ああん・・・申し訳ありません。首領様の足を舐められると思うと、オマンコが自然に・・・」
「ククク・・・それで捕らえたイエローはどうするつもりだ?」
「はい。彼女にも首領様の偉大さ、すばらしさを感じていただこうと、洗脳装置で教育しております。同時にスタッフに銘じて彼女専用の怪人スーツを作らせておりますので、三日もすればサソリ型女怪人スコーピアとして首領様にご挨拶できるかと」
新たな女怪人ができれば、デスバグーにとってもうれしいこと。
それに・・・オシオキされる気持ちよさを彼女とも分け合いたいわ。
「そうか。それはよくやったぞアラクネ。褒美にお仕置きをしてやろう。尻を向けるがいい」
「はい! 首領様」
私はこれからたっぷりとオシオキされることを楽しみに、いそいそと首領様にお尻を向けるのだった。

End
  1. 2017/07/12(水) 20:19:26|
  2. 洗脳・戦闘員化系SS
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<前半戦終了 | ホーム | 抑えられませんねぇ・・・>>

コメント

コメント付きませんね

コメント付きませんね~。舞方さんのSSにしては珍しいですわね。やはり舞方さんとしてはかなり異色だったからかしら?あたしはこういうお話、大歓迎ですけどね。それにしても、最近TSものをちらほら書かれてますねー。心の変化の部分とか、すっごく丁寧な描写ですわね。うふふ、なんか舞方さんも目覚めちゃったとか?どちらにしても新しい境地を開拓されたということですね。ますます舞方さんのSSのファンになってしまいました。次回作も期待しています。頑張ってくださいね!
  1. 2017/07/15(土) 10:14:33 |
  2. URL |
  3. 沙弥香 #-
  4. [ 編集]

>>沙弥香様
コメントありがとうございます。

>コメント付きませんね~。
違うのですー。
この作品は冒頭にも書きました通り、すでに「あむぁいおかし製作所」様にて公開されておりまして、さらにpixivからもリンクする形をとっておりましたので、コメントをくださる方はすでにそちらを通じてくださっておりましたのですー。
むしろ、最後にブログで公開したので、こっちでこうしてコメントくださいました沙弥香様には本当に感謝感謝なのです。
近いうちにまた違うSSを公開できると思いますので、お楽しみに―。
  1. 2017/07/15(土) 21:28:41 |
  2. URL |
  3. 舞方雅人 #-
  4. [ 編集]

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(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
どうぞ楽しんでいって下さいませ。

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