ゴールデンウィークだというのに、何もウォーゲームをしないというのも癪だったので、いつものようにSquad Leaderのソロプレイを行いました。

1944年6月、ノルマンディーに上陸した米軍は内陸へ向けて侵攻を開始した。
それに対し独軍はとりあえず周囲の歩兵をかき集めて薄い防衛ラインを張るのであった・・・
みたいなシチュを想定し、独軍350ポイント、米軍500ポイントで部隊を編成しました。
勝利条件としては、米軍は半数以上の兵力を盤奥の中央の道路より盤外へ突破させるという感じで。
独軍は5個分隊と重機関銃や中機関銃を装備。
一方の米軍は8個分隊に中機関銃が2挺。
火力的には米軍が有利ですが、やはり士気値が低いのが弱点で、今回はそれがもろに響きました。

独軍も米軍も中核は9-1指揮官。
米軍の9-1指揮官はHill中尉で、Squad Leaderのデザイナーであるジョン・ヒル氏の名前をいただいているとか。

米軍は左手の8-1指揮官スタック(光って見えづらいですが)に支援をさせ、主力は右側から接近。
建物、林、麦畑(黄色い部分)が独軍の射線をさえぎるので、比較的接近しやすいのです。

米軍は中央の一個分隊が混乱(裏返る)したものの、独軍9-1指揮官スタックを沈黙させることに成功。
ここまではやはり米軍の火力がものを言うかと思われました。
が・・・

ここからダイスの女神様が突然ドイツ軍にほれ込みます。
米軍9-1指揮官のスタックが機関銃を撃つと6ゾロで機関銃が故障し、逆にドイツ軍の射撃は低い目が出て米軍の9-1指揮官8-1指揮官スタックがすべて混乱するというとんでもない事態に。
最右翼から接近した二個分隊も独軍の射撃で混乱した挙句、脱出不能で除去される有様。

悲劇はさらに続き、回復期に独軍の9-1指揮官は回復したものの、米軍9-1指揮官は回復のダイスがなんと6ゾロ。
回復できずに除去となってしまいます。
Hill中尉がーー!
この時点で米軍は健在の分隊がわずか1個という状況に追い込まれ、勝利条件達成の見込みがないために投了。
この間わずか3ターン(実際の時間に直すと6分ほど)でした。
2ターンからいきなり米軍のダイス目がふるわなくなり、逆にドイツ軍の出目がかなりよくなったことがこの結果になりました。
米軍の中隊本部ではきっとこんなセリフが出たことでしょう。
「か、壊滅ぅ? 我が軍の5個分隊が? 6分も持たずにか? ば・・・化け物か?」
まるでコンスコン少将のような目にあった米軍でした。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/05/05(木) 21:23:07|
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