昨晩はセンパー様とVASSALで通信対戦でした。
今回対戦いたしましたのはホビージャパンのタクテクス誌37号に付録で付いた「ポエニ戦争」。
古代ローマ共和国とアフリカの国家カルタゴとの三次に渡る戦争を行なえるゲームです。

今回はその中でもカルタゴ側に名将ハンニバルが登場する第二次ポエニ戦争シナリオをプレイしました。

こちらがマップです。
カルタゴ側が黄色、ローマ側が赤となっています。
私がカルタゴ側を、センパー様がローマ側を担当いたしました。
カルタゴ側には数値3の指揮官が一人おり、これがまさにハンニバルを表してます。
このゲームは指揮官ユニットがないと部隊は移動ができないので、指揮官ユニットは重要です。
また、指揮官ユニットの数値はそのままサイコロ修正にもなりますので、数値が高いほうが有利です。
(ハンニバルの3は最高。ローマ側にも3のユニットがあり、指揮官交代で登場する可能性があります)
カルタゴ側は軍事費を捻出するためにも地域の占領を図り、ガリアに向かいました。
ハンニバルに率いられた4万を超える軍勢はガリアに進出するとそこをカルタゴの支配下とし、国力8を手に入れます。
しかし、ローマ側は国力が豊かであり、この8を加えてもカルタゴ側が負けています。
なんとしてでもイタリア半島の豊かな土地を制圧し、ローマを占領しなくてはなりません。
一方ローマ側は毎年行われる指揮官選出で有能な指揮官が来るまではハンニバルと戦うのは不利です。
そのため兵力を充実させにらみ合いをしてくると思われましたが、センパー様のローマ軍はマッシリア(国力4)を占領したカルタゴ別働部隊に対して敢然と戦いを挑んできました。
指揮官の能力が2であるカルタゴ軍に対し、ローマ軍の指揮官は1でしたが、兵力で倍するローマ軍はカルタゴ軍を撃破。
カルタゴ軍は何とか艦隊で脱出する嵌めに。
アルプスを越えてガリア・キサルピナのローマ軍と戦っていたハンニバルでしたが、こちらも指揮官の有能さを遺憾なく発揮したもののローマ軍を壊滅させることはできず、逆に消耗が激しくなったために一時ガリアに撤収。
ガリアで兵力を加えた後、マッシリアのローマ軍をたたき出しに向かいます。
ローマ軍は指揮官選出で能力値3の指揮官が登場。
いよいよハンニバルと正面切っての戦いが始まるかの・・・
というところで今回は終了。
初めての対戦ということで練習プレイでしたが、とても面白い対戦でした。
面白いゲームとのうわさは知っておりましたが、まさに噂にたがわぬ面白さでした。
次回は再度最初からこのシナリオを対戦してみる予定です。
センパー様、次回もよろしくお願いします。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2014/06/28(土) 20:59:20|
- ウォーゲーム
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第二次ポエニ戦争は、ハンニバルとの決戦を避けて周囲で嫌がらせを繰り返し、じわじわと弱らせていくというローマ側の「ファビウス戦略」が有名ですね。
このゲームでもそのやり方が有効なのかどうか興味があります。
ところで、先日書きましたホーンブロワーシナリオについてですが、検索してみましても「タクティクス」誌にそのような記事があった記録が見つかりませんでした。
昔本屋で見たときに載っていたような記憶があるのですが、別の雑誌やゲームの記事と勘違いしていたのかもしれません。そうであったのならどうもすみません。
現物が無くてうろ覚えではやっぱりダメですね……
- 2014/06/29(日) 20:51:00 |
- URL |
- 富士男 #-
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>>富士男様
このゲームでもその戦略は充分に効果を発揮すると思います。
ただ、序盤はカルタゴ側が指揮官で優位なので、ローマ側はとにかく時間を稼ぐのが大事なのでしょう。
ホーンブロワーシナリオは私も確認してみましたが見つかりませんでした。
どうかお気になさらずー。
- 2014/06/29(日) 21:33:45 |
- URL |
- 舞方雅人 #-
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