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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

記念作には程遠いですが

先先日、当ブログも340万ヒットを達成いたしました。

いつも言っている事ではありますが、これも本当に皆様のおかげです。
これからも当「舞方雅人の趣味の世界」をよろしくお願いいたします。

340万ヒット記念作というには程遠い代物ですが、先日の妄想と同様な短編SSを書きましたので、よろしければごらんくださいませ。
それではどうぞ。



女性刑事をMC

「動くな!」
扉を開けて一斉に飛び込み拳銃を構える私たち。
「な?」
だが、そこはすでにもぬけの殻だった。
窓は開いていて、カーテンが風に揺れている。
点けっぱなしのノートパソコンのそばには、まだ湯気の出ているコーヒーカップ。
まだそう遠くには行っていないはず。
「B班に連絡して! 相手はまだ遠くには行っていないはず」
私は唇を噛み締める。
今日こそは逮捕すると意気込んで乗り込んでみたものの、またも空振り。
いつも寸前で逃げられてしまう。
いったいなぜこうも逃げられてしまうのか・・・

奴が逃げ去ったあとの部屋を鑑識さんに調べてもらう。
どうせたいした物は出てこないに違いない。
ここもウィークリーマンションの一室であり、調度品類などは最初からあったものだ。
点けっぱなしのノートパソコンにしたって、ほとんど中身は空だろう。

「紀枝(のりえ)ちゃん・・・」
B班の智冴(ちさえ)が戻ってくる。
でもその表情は浮かない。
「智冴・・・」
智冴は黙って首を振った。
悔しい・・・
またしても逃げられた。
今度こそ逮捕してやるはずだったのに・・・

連続婦女失踪事件。
そのキーとなるのがアキトと呼ばれている男なのは間違いない。
その背後には国際的な人身売買組織が絡んでいるはず。
なんとしてもアキトを逮捕し、人身売買の実態を暴いてやるんだから。

「紀枝ちゃん、見て」
「えっ?」
智冴が指差したのは点けっぱなしになっていたノートパソコン。
そこにメールが着信していたのだ。
「メール?」
私は思わず開いてみる。
もしかしたらアキトにつながる何かがわかるかも。

「なっ? 私宛?」
「えっ? 紀枝ちゃんに?」
私も智冴も驚いた。
なんと、メールはアキトから私へのものだったのだ。

『親愛なる女性刑事神居(かみい)紀枝殿  キミほど優秀な女性刑事は珍しい。今回は本当に冷や汗をかかせてもらった。幸い運はボクに味方していたようだ。だが、ここまでボクを追い詰めることができた刑事は他にはいない。キミは容姿も端麗で頭脳も明晰。ボクのメスにはふさわしい。いずれボクがキミを飼ってあげる。そのときを楽しみにしていてほしい。それでは』

「な、何なの、これ?」
私はあきれると同時に少しの恐怖すら感じた。
私の名前も、顔もアキトは知っていると言うのだろうか?
いったいいつどうやって?
まさか・・・
考えたくはないけど、警察内に情報提供者がいる?

「紀枝ちゃん・・・」
智冴が心配そうな顔で私を見てる。
「大丈夫。私は大丈夫」
「そう? それならいいけど、紀枝ちゃんが狙われているなんて・・・」
智冴が心配してくれるのはすごくうれしい。
一緒に警察に入り、一緒に刑事になった同期の彼女。
私の親友と言ってもいい。

「大丈夫よ。これは逆に好都合だわ。相手が私を狙ってくるなら、それを逆手にとって奴を捕まえるだけよ」
「そううまく行くかしら・・・」
「大丈夫よ。こういう自分に自信があるような奴ほど足を掬われるもの。次は必ず逮捕するわ」
私は心配そうな智冴にそういって安心させる。
智冴にそんな顔をさせて置くわけには行かないものね。

                   ******

「あーあ・・・課長にこってり絞られちゃったなぁ」
今回の件で私たちは課長にたっぷりとお小言を食らってしまった。
そりゃ、今回で逃げられるのが三回目ともなればお小言をいわれるのも無理はない。
でも・・・
やはり警察内に情報提供者がいると見て間違いないかもしれないわね・・・

「ねえ紀枝ちゃん」
「えっ? 何?」
今後のことを考えていた私に智冴が声をかけてくる。
「甘いものでも食べに行かない? 美味しいもの食べて気分転換しよ」
「あ、うん。行く行く」
もう・・・
こういうところが智冴のいいところなのよね。
私が何か悩んでいるとさりげなく気遣いをしてくれるの。
本当にありがたい友人だわ。

「私の車で行こ。紀枝ちゃんの車は置いておいていいから」
「了解。それじゃ乗せてもらうわね」
どうせなら一台で行ったほうがおしゃべりもできるし駐車スペースも取らないしね。
私は智冴の車の助手席に座り、シートベルトを締める。
「ヒギャッ!」
そのとき突然私の躰に衝撃が走り、私は意識が遠くなる。
横を見た私の目に、智冴がスタンガンを持って笑みを浮かべているのが映った。
「ち・・・さ・・・」
私は意識を失った。

                    ******

ちゅば・・・ちゅぶ・・・んちゅ・・・
なんだろう・・・
何かを舐めているような音・・・
なんだろう・・・

「ハッ」
私はパッチリと目を開ける。
ここは?
私はいったい?
「えっ?」
周囲を把握しようと思った私の眼に飛び込んできたのは、思いもかけない光景だった。
「ちさ・・・え?」
それは座っている若い男性の前に四つん這いになり、その男性の・・・その・・・オチンチンをしゃぶっている智冴の姿だったのだ。
しかも、智冴はいつものようなタイトスカートのスーツではなく、黒く艶のある水着のような衣装に、同じく艶のある長手袋を両手にはめ、脚にはすごい長さのヒールのひざまである黒いブーツを履いていたのだ。
しかもその水着のような衣装は、智冴の胸をさらけ出すようにそこだけ穴が開いている。
なんと言うか、普段の智冴からは想像もつかない格好だ。

「んちゅ・・・んん・・・ちゅぱ・・・」
一心に男のオチンチンを舐めしゃぶっている智冴。
私は思わず目をそらす。
「えっ?」
このときになって私はようやく自分が拘束されていることに気が付いた。
頑丈そうな椅子に両手と両脚を手錠で固定されていたのだ。
「こ、これは・・・」
私は手足を動かしてみるが、鎖がじゃら付いた音を立てるだけでとてもはずれそうにない。

「どうやら目が覚めたようだね」
男がこちらを向いて立ち上がる。
それにつれて智冴の顔も一緒に上を向く。
「智冴、そろそろ出すぞ」
男の言葉にうれしそうな表情を浮かべる智冴。
あの智冴がいったいどうしてこんなことに?
「ん・・・ん・・・」
男が射精したのか、智冴はぺたんとお尻を落として座り、口を閉じてムグムグしている。
だらんとなった男のオチンチンの先からは、智冴の口まで一筋の糸がつながっていた。

やがて智冴ののどが動く。
「ふあ・・・アキト様のザーメン、美味しかったです」
うっとりとした表情を浮かべる智冴。
何?
いったい何がどうなっているの?

「智冴・・・」
「ん・・・んふ」
私のほうをみてにっこりと微笑む智冴。
その顔はあの私を甘いものに誘ったときと同じ優しい笑み。
でも、立ち上がった智冴のその姿はとてもいつもの智冴とは思えないいやらしいものだ。

カツコツとヒールの音をさせて近寄ってくる智冴。
長手袋の指先を舌で舐め、胸があらわになっているのを隠そうともしていない。
「目が覚めたのね、紀枝ちゃん」
「智冴・・・その格好はいったい?」
「うふふ・・・いいでしょ? アキト様が私のために用意してくださったボンデージなの。これを着ているだけでアキト様に私のすべてが包まれているような気がして幸せになるの」
「アキト・・・様? アキトって・・・あのアキトなの?」
パシーンと音がして、私の頬に痛みが走る。
「えっ?」
それが智冴が私の頬を張った音だったと気が付くのに私は少しかかった。
「智冴?」
「アキト様を呼び捨てにすることは許さないわ。アキト様は私たちの支配者なのよ。呼び捨てにするなんて恐れ多い」
「智冴・・・あなたいったい・・・まさか・・・警察内部の情報を漏らしたのも・・・あなたなの?」
「ええ、そうよ」
「なぜ? どうして?」
「なぜ? そんなの当然でしょ? アキト様が情報を欲しいとおっしゃった。私はそのお言葉に従って情報をお渡しした。アキト様のしもべなら当然のことをしたまでだわ」
おかしなことを聞くのねと言わんばかりの智冴の表情。
いったい何がどうなっているの?
智冴はどうしてしまったの?

「智冴、彼女はまだよくわかっていないのだ。あんまり責めるものではない」
「はい、アキト様」
ズボンを穿き直したのか、男がゆっくりとやってくる。
その男にうっとりとした視線を向ける智冴。
まるで心の底から惚れ惚れしているようだ。
「智冴! 目を覚まして! その男は婦女失踪の容疑者なのよ。それにあなたには和幸(かずゆき)さんがいるじゃない!」
そうよ。
智冴には将来を約束した彼がいる。
それなのになぜ・・・
「和幸? ああ、あのストーカーかしら? 自分が私と付き合っているなどという妄想をして私に付きまとういやらしい男。あんな男、殺しても飽き足りないぐらいだわ。私は身も心もアキト様のもの。アキト様以外の男を好きになることなどありえないのにね。うふふふふ・・・」
口元に手の甲を当てて静かに笑う智冴。
そんな・・・
あんなに彼のことを愛していたはずなのに・・・

「クックック・・・彼女のあまりの変化に驚いたかな?」
智冴の隣でニヤニヤと笑っている男。
見た目はどこにでもいる感じの優男っぽい。
この男がアキト。
連続婦女失踪事件の容疑者。
「あなたが・・・あなたが智冴に何かしたのね? 智冴を・・・智冴をもとに戻しなさい!」
「紀枝ちゃん! あなたアキト様にっ」
「智冴、手を出すな」
私の頬を再度張ろうとしていた智冴の手が止まる。
ここまで智冴を思い通りにするなんて・・・

「ふふふ・・・そうだよ。ボクが彼女の心をいじったんだ。今では智冴はボクの忠実なしもべさ」
「心をいじる? いったいどうやって?」
私は少しでも情報を引き出しつつ、何とか手足が自由にならないかともがいてみる。
「ボクには人の心に強い暗示をかける力があってね。催眠術みたいなものなんだけど、より強力に暗示を焼き付けるって感じかな」
「焼き付ける? 智冴にもそうやって焼き付けたの?」
「そうさ。彼女は必死にボクに抵抗したよ。ボクの言いなりになんか絶対にならないってね。でもいまはどうだい? 智冴はボクの言いなりだろ?」
「もちろんです。私はアキト様のご命令ならなんでもいたします」
智冴のほうを向いたアキトに崇拝の眼差しで答える智冴。
とても信じられないけど、彼の言っていることは間違いないみたいだ。
そんなことって・・・

「私をどうするつもり?」
私はありったけの敵意をこめてこの男をにらみつける。
催眠だか焼付けだか知らないけど、人の意思を操るなんて赦せない。
きっといままでいなくなった女性たちも、この男に意思をゆがめられたに違いない。
愛する人を捨てて失踪する。
そんなことをさせる奴を赦せるはずがない。

「怖がることはない。なに、ボクはキミが気に入っているんだ。ボクをここまで追い詰めたのはキミだけだ。キミを手に入れるために智冴も手に入れたようなものだからね」
「なっ」
そういえばあのメールには私を飼ってやると書いてあった。
この男は私をペットのように飼うつもりなのか?
そして私も智冴のように喜んで彼に飼われるようになるというの?

「や、やめなさい。今ならまだ間に合うわ。私を解放して智冴を元に戻しなさい。そうしたら自首したものとみなして罪が軽くなるように図ってあげる」
私は何とか彼を説得しようと試みる。
「ふふふ・・・そんなことを言ってボクをがっかりさせないで欲しいな。ボクがそんな説得に応じるなんてキミ自身思っていないだろう?」
「クッ・・・」
確かにそうだ。
私自身説得できるなんて思っていなかった。
でも・・・
このままじゃ・・・

「心配はいらないと言ったろ。すぐにキミは自分自身の意思でボクのものになる。智冴のようにね」
ゆっくりと私に顔を近づけるアキト。
「い・・・や・・・やめて・・・」
私は背筋がゾッとした。
心をいじられるなんて耐えられない。
お願いだからやめて・・・
彼の指がパチンと音を立て、私は意識が闇に沈んでいくのがわかった・・・

                 ******

「んちゅ・・・ちゅぶっ・・・ちゅば・・・」
私はアキト様のオチンチンを丹念に舐めあげる。
アキト様のオチンチンは最高だわ。
いつまででも舐めていたいぐらい。
「ふふふふ・・・気持ちいいよ紀枝」
ああ・・・
アキト様が気持ちいいって言ってくださった・・・
なんてうれしいんだろう・・・
こんなうれしいのは生まれて初めてって感じ。
「あ・・・ありがとうございますぅ」
私はアキト様を見上げてお礼を言う。
アキト様は私のご主人様。
アキト様こそ私のすべて。
私の身も心もアキト様のものなの。

「アキト様ぁ、紀枝ちゃんばかりじゃなく私にもアキト様のものをください。お願いしますぅ」
隣でボンデージ姿の智冴が甘えた声を出している。
ごめんね智冴。
今日は私がアキト様にご褒美をいただくの。
だって、警察内部に偽情報を流してアキト様から目をそらせたんだもん。
これでしばらくはアキト様をお守りできるわ。
警察なんかにアキト様に指一本触れさせるものですか。

「智冴、それならボクの足でも舐めるといい」
「ありがとうございます、アキト様」
パアッと智冴の表情が明るくなる。
よかったね、智冴。
二人で一緒にアキト様に気持ちよくなってもらおうね。
私もアキト様にいただいた赤いボンデージを着ているから、赤と黒の二人のメス奴隷が一緒にご奉仕するの。
最高に幸せだわぁ。

「ふふふふ・・・キミたちはボクの手駒。これからも警察内部をかく乱するんだ。いいね」
「「はい! アキト様」」
私たちはアキト様に心からの忠誠を誓うのだった。

END
  1. 2013/02/10(日) 21:00:42|
  2. 洗脳・戦闘員化系SS
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

記念SS、拝見いたしました。
確かに短めのSSでしたが、充分満足いたしました。
正義感に溢れる女刑事が悪に堕ちる…更にボンデージまで着させてくれるなんて、アキト様はいい趣味をしていらっしゃる(笑)!

お忙しいとは思いますが、一読者としてはこのくらいの短編でも構いませんので、作品を拝見できればとても嬉しいです。

今回の作品もとても良かったので、次の作品も楽しみにしております。
  1. 2013/02/11(月) 00:52:14 |
  2. URL |
  3. アメフリ #-
  4. [ 編集]

大変失礼いたしました。

コメントの連投、大変申し訳ありません。

先程投稿したコメントを改めて読んだところ、偉そうな物言いで舞方様に大変失礼な文面でありましたので、謝罪のために再度コメントをさせていただきました。申し訳ありませんでした。
今回のSSをご謙遜されて紹介されていましたが、私自身は大変楽しく読ませていただきましたので、そのことをお伝えしたかっただけなのですが…ご不快な思いをされましたら大変申し訳ありません。以後、気を付けるようにいたします。

舞方様、重ねてになりますが、大変申し訳ありませんでした。
これからも、応援しております。
  1. 2013/02/11(月) 02:13:30 |
  2. URL |
  3. アメフリ #-
  4. [ 編集]

>>アメフリ様
コメントありがとうございます。
いえいえ、偉そうな物言いだなんてとんでもない。
まったく気になりませんでしたので、お気になさらず。
むしろ楽しんでいただけたとのことで、とてもうれしく思います。
こうしてコメントいただけますことが何よりの励みになります。
今後もがんばって書いていきますので、よろしくお願いいたします。
  1. 2013/02/11(月) 20:21:56 |
  2. URL |
  3. 舞方雅人 #-
  4. [ 編集]

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舞方雅人

Author:舞方雅人
(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
どうぞ楽しんでいって下さいませ。

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