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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

バグアイドモンスター

アメリカの静かな山間の村フリーダム。
先ほどまで降っていた雪も止み、真夜中となった今は物音一つすら立たない。

いや、静か過ぎた。
いつもなら獲物を探すふくろうの声や、狼の遠吠えなどが聞こえてくるはずなのだ。
まったく静まりかえった村に、いま上空から何かが近づいてくる。

赤や黄色のカラフルな明かりを明滅させ、ウィンウィンと奇妙な音を立てて降下して来るそいつは、宙に浮かぶ円盤のような形をしている。
そう、まさしく空飛ぶ円盤なのだ。

やがて円盤は怪しげな光線で地面を焼き払うと、林の中に作り上げたその着陸地に静かに降り立つ。
その横腹にあるハッチが開くと、反重力を使った空中浮揚装置である反重力スレッドに乗った怪しげな生き物が姿を現した。
昆虫のような大きな目(BUG-EYED)を持つ化け物(MONSTERS)、いわゆるBEMだ。
彼らは人間で言うところの両腕の位置にくねくねと動く触手を持ち、器用に機器類を操作する。
反重力スレッドの上にはそんなBEMどもが数体乗り込み、まさにフリーダムの民家に近づいていくのだ。
住民は明日も今日と変わらぬ一日と信じて安らぎに包まれた眠りの中。
ついに宇宙からの侵略が人知れず始まろうとしているのだった。

BEMの目的は「女」
彼らはどういうわけか人類の女を手に入れるべく現れたのだ。
しかも人間とは似ても似つかぬ彼らでありながら、美しい女を求めるのは人間と同じ。
はたしてフリーダムの住民の運命やいかに・・・

というわけで、前から買おうかどうか悩んでいた「RPGamr」誌vol8(国際通信社)、手に入れちゃいました。
この雑誌についている付録が、今述べたような設定を持つボードゲーム「バグアイドモンスター」なんです。

いやー、もうね1986年発行の「シミュレーター」誌№6(翔企画)に紹介記事が載って以来、ず~~~~と気にはなっていたんですよねー。
何せ、エイリアンが(BEMが)地球人の女をさらいに来るんですよ。
こういう設定のバカゲーはなかなかお目にかかれないでしょう。
それが雑誌付録として日本語訳されて出るなんてもうね、嬉しいですよね。
でも、買うかどうか悩みました。
何せバカゲー。(これは褒め言葉ですよー)
相手もいないしゲーム自体するチャンスが・・・
と思っていたんですけど、今逃すと絶対手に入らなくなるなと思って買っちゃいました。

いいですねー。
まだソロプレイですけど、実にまじめにバカゲーを作っているのをひしひしと感じます。
BEMは女をさらいに住民の家に忍び込むんですが、女性にはそれぞれ魅力(ゲームでは色気値)が数値で表わされていて、最高6から最低1までの十五人います。
この十五人の女性をできるだけ宇宙船に連れ込むのがBEMの目的なんですが、連れ込んだ女性の色気値の合計が高いほどBEM側の勝利となります。

コマにはそれぞれ格闘に使う腕力と射撃に使う命中値があり、BEMも無敵の存在ではなく人間の持つナイフや銃に殺されちゃうこともあります。
また、女をさらいに来たBEM側は、地球人の女性の魅力に参っちゃうのか、肉欲値というのが各BEMに設定されていて、女性と一緒にいる場合その肉欲値と女性の色気値を足して、2D6でそれ以下の目を出しちゃうと発情してしまい、そのターンは移動戦闘ができなくなります。

得点の高い美人をさらいに行くも、あまりの美しさにBEMが全て発情してしまい、その家の住民にタコ殴りされてしまうというのも充分ありえます。
(実際ソロプレイでは五体のBEMが美人に見とれて全滅した)

人類側は、いかに早くBEM襲来を近所の人々に知らせて村人をたたき起こすかにかかっています。
中には主人がアル中でさらに民主党支持者だということで、何を言ってもほら話と思われて村人に相手にされない家族もありますが、普通の人は隣家に助けを求めれば、そこの家の人がおきて一緒に戦ってくれます。
アメリカらしくショットガンや拳銃も各家庭にはありますし、消防署には斧、農家には牧草用のフォーク、山間の村なのでチェーンソーを所持している家もあり、BEM側のレーザーガンといい勝負です。
実際BEM側は住民が起き出してしまうと勝ち目が薄くなりますので、できるだけ静かに活動することになるでしょう。

それにしても・・・
私だったらついつい追加ルールを付けてプレイしたくなりますねー。
連れ去られた女性は、一ターンをUFO内で過ごすことで洗脳され、BEM側によってコントロールされる。
コントロールされた女性コマは住民に怪しまれずに行動できるため、各家庭に侵入した最初の戦闘は住民側は反撃できない。
などなど・・・
かなりBEM側有利になっちゃうでしょうけど、やっぱりさらったからには洗脳したいですよねー。
そういう追加ルールを付けたくなるようなゲームでした。
今度はぜひ相手を見つけてプレイしよう。

それではまたー。
  1. 2007/03/22(木) 20:52:51|
  2. ウォーゲーム
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<アメリカ南北戦争概略その14 | ホーム | アメリカ南北戦争概略その13>>

コメント

ルールブックを見てないのでアレですが、独自の追加ルールは面白そうですね。
洗脳が1ターンで終わるとなると住民側が不利なので、洗脳された女性を判別できる手段を用意するとか、洗脳に必要なターン数を増やすなどはいかがですか?
  1. 2007/03/23(金) 00:42:06 |
  2. URL |
  3. 静寂 #8U7KPG92
  4. [ 編集]

>>静寂様
実際にプレイしたわけではないので、バランスは悪くなりそうですけど、洗脳して手駒にというルールは欲しいですよね。
ゲームそのものが八ターンまでしかないので、ターン数を増やすのはきついかもしれません。
ボードゲームも面白いですよ。
  1. 2007/03/23(金) 20:43:42 |
  2. URL |
  3. 舞方雅人 #-
  4. [ 編集]

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Author:舞方雅人
(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
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