今日はふた月振りほどに散髪に行ってまいりました。
日曜日だったので多少待たされましたが、それもそのはず、いつもいらっしゃる店主の2代目さんがおられず、奥さんと娘さんだけで店を切り盛りしておられました。
髪を切っていただいている間、どうやら所用で出かけていらっしゃった様子の2代目さんがお戻りでしたが、どうも体調がよくないとのこと。
気を張っていらっしゃったのが少し抜けたことで体調を崩したのでしょうとのことでしたので、何をそんなに気を張っていらっしゃったのかお聞きしたら、私もずいぶんと髪を切っていただいた先代店主さんが最近お亡くなりになられたとのことで、ちょっとショックでした。
思えば小学校のころからこの床屋にはお世話になっており、もう40年近く行っているわけです。
基本的には2代目さんに切ってもらうことが多かった(今でもそうですが)のですが、先代さんにもずいぶんと髪を切ってもらったものでした。
昔かたぎの感じの方で、私がまだ子供のころは決して私の髪など切ってはくれず、若手の従業員さんや2代目さんに任せていたもので、いつか大人になったときには切ってもらいたいものだと思っていたころもありました。
社会人になって髪を切ってもらったときには大人として認めてもらったのかなとうれしくもなりました。
もう引退して店は2代目さんが継いでいるわけでしたが、それでも私が散髪に行くと声をかけてくれたものでした。
90歳に近いとのことでしたので、長生きの部類かもしれませんが、お世話になった方がお亡くなりになったというのは残念です。
それだけの時間が過ぎたということなんですねぇ。
今日はそんなところで。
それではまた。
- 2012/09/30(日) 20:57:52|
- 日常
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しみじみタッチの、いい記事ですね。
何度も読み直しました。
社会人になって髪の毛を切ってもらった…というくだりが、じぃんときますね。。
無言で認めてくれた みたいな感じで。
末永く、繁盛してもらいたいですね☆
- 2012/10/05(金) 10:26:40 |
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- 柏木 #D3iKJCD6
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>>柏木様
どこもそうですが床屋さんも大変らしいです。
でも、やっぱり行きつけのところには長くやっていてもらいたいですよね。
- 2012/10/06(土) 00:31:57 |
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- 舞方雅人 #-
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