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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

勝ったというには・・・

今日は昨日ソロプレイした「IJN」(HJ)の会話風リプレイを投下いたします。
ゲームの雰囲気をお楽しみいただければ幸いです。


トーマス・フィリップス中将(英国東洋艦隊司令長官:以下トム)「ふむ、今回およそ三十年ぶりぐらいになるIJN(HJ)のソロプレイなわけだが、栄えあるわが英国東洋艦隊の海戦シナリオを選んでくれるとは、このプレイヤーはわかっているようだな」
IJN箱絵

ジョン・リーチ大佐(プリンス・オブ・ウェールズ艦長:以下リーチ)「単にシナリオ1だったからではないでしょうか? まあ、プレイヤーが英軍びいきであることは間違いないようではありますが」

トム「史実ではわが艦隊は忌々しい日本軍の陸上攻撃機の攻撃を受けて沈められてしまったわけだが、今回は仮想戦とは言え水上艦隊同士の砲撃戦だ。となれば、新鋭戦艦プリンス・オブ・ウェールズを擁するわが艦隊に充分に勝機がある」
英国東洋艦隊

リーチ「どうでしょうかねぇ。プリンス・オブ・ウェールズはともかく数が段違いですから。日本海軍は高速戦艦二隻に重巡二隻、駆逐艦にいたっては十隻もいます。対する我がほうは戦艦二隻に駆逐艦が三隻だけですから」

トム「戦いは数ではないのだよ兄貴。なんと言ってもこのプリンス・オブ・ウェールズはこのゲームではあの日本軍の新型戦艦大和よりも防御力が高く評価されているのだぞ」
POWとレパルス

リーチ「ゲーム的なバランスを考慮したのかもしれませんね。それよりもそろそろ一ターン目が始まりますよ」

トム「うむ、敵は日本海軍の南遣艦隊司令官オザワだろう。私はどうもあのオザワという人物は嫌いでね。政党を作ったり壊したり。今回も政権与党を放り出したというか・・・」

リーチ「70年後のオザワの話をしないでください。それに相手は南遣艦隊ではなく第二艦隊で、司令官はコンドウ中将です」

トム「コンドウ? ヒジカタとかオキタではないのかね。私はあのアニメが好きでね。バカメとかやつらにこの艦では勝てないとか言わせたいものだ」

リーチ「あなたいつの時代の人ですか? ほら、そんなこと言っているうちにはじまりましたよ」

トム「何? 見えないじゃないか」

リーチ「地球の丸さがありますからね。36ヘクスより向こうは見えないそうです」

トム「昼間砲戦で視界が35ヘクスあってもまだ見えないのか」

リーチ「大丈夫です。そのうち向こうから・・・あっ、ほら、マストが見えてきました。日本艦隊です」

トム「駆逐艦に巡洋艦か。小物だな」
日本軍重巡と駆逐艦

リーチ「索敵機の報告では後方に高速戦艦が二隻いるはずです。油断はなりません」
金剛と榛名

トム「まずは前衛の駆逐艦に戦艦の威力を見せ付けてやろう。撃てっ」

第二ターンに入り、双方は敵艦隊を認め30ノットに増速します。
そのために急速に接近していく両艦隊。
砲戦開始

トム「当たらんではないか」

リーチ「昼間砲戦は距離が離れていますからね。なかなか命中弾を得るのが難しく・・・」

トム「お、当たった・・・」

リーチ「前衛の駆逐艦野分ですね。炎上したようです」

トム「戦艦の一撃を食らって炎上程度で済むとは運のいいやつ」

三ターン目には若干遠距離ながら双方の射撃が行なわれるように。
そして英艦隊を悲報が襲います。

リーチ「あっ、味方駆逐艦隊の先導艦エレクトラに愛宕の一撃が命中! なんと追加打撃が発生し、ピンゾロで弾火薬庫被弾! 轟沈です」
運命のピンゾロ

トム「何でこっちの砲撃は当たらんのに日本軍にラッキーヒットが出るんだ!」

リーチ「ダイス運でしょうか・・・」

だが、不運は日本軍にも同様に・・・

リーチ「味方駆逐艦ヴァンパイアが敵駆逐艦に肉薄し魚雷を発射。駆逐艦大潮に命中し追加打撃で弾火薬庫爆発。こちらも一瞬で轟沈です」

トム「追加打撃は恐ろしいのう・・・」
序盤

さらに日本軍に不運は続き、第五ターンの砲撃戦で・・・

リーチ「やりました! テナント艦長のレパルスが敵高速戦艦金剛を砲撃。命中弾を与えた上に追加打撃で6ゾロを出し航行不能に追い込みました」

トム「さすがはテナント艦長のレパルスだ。これで敵は戦艦戦力が半減したぞ」

リーチ「砲は無事なんで撃ってくるでしょうけどね」

このころには戦場は敵味方入り混じっての乱戦に。
日本軍は必殺の魚雷を多数放つものの、意外とダメージを与えられず、レパルスに一推進打撃を与えるもダメージコントロールで回復されてしまった。

トム「味方駆逐艦がぼろぼろだな」

リーチ「レパルスにもいくつか被弾しております。無傷なのはなぜかこのプリンス・オブ・ウェールズのみ」

トム「私が乗っているからだ」

リーチ「そうですかねぇ・・・」

プリンス・オブ・ウェールズはやはり防御力が高く、日本軍の重巡や駆逐艦では歯が立たない。
逆にレパルスとプリンス・オブ・ウェールズの砲撃は着実に日本軍の愛宕、高雄の二隻の重巡にダメージを与えていた。

だが・・・

リーチ「駆逐艦エキスプレス沈没。駆逐艦ヴァンパイアも同じく沈没」

トム「護衛の駆逐艦が全滅か!」

六ターン目、駆逐艦エキスプレスが高雄の砲撃で、駆逐艦ヴァンパイアが荒潮の魚雷でそれぞれ沈んでしまったことで、英艦隊の護衛についていた三隻の駆逐艦がついに全滅。
さらにレパルスにも二兵装打撃を受けたことで、英艦隊は保護水準値がマイナスに落ち込んでしまいました。

トム「これで敗北か・・・」

リーチ「お待ちください。確かに保護水準値が0以下になった時点で敗北というシナリオが多いですが、このシナリオの日本軍はそれだけでは勝てません。このプリンス・オブ・ウェールズかレパルスのどちらかを沈める必要があるのです。なのでまだ負けたわけではありません」

トム「なんと。ならば撃て撃てーー!!」

英軍としては二隻のうちどちらかが沈む前に日本軍の保護水準値を0以下にすれば勝利である。
そのためにあと一撃で沈みそうな二隻の重巡に攻撃を集中することに。

リーチ「レパルスが愛宕を沈めました。これで保護水準値を30点下げましたぞ」

トム「プリンス・オブ・ウェールズの砲撃も順調に榛名にダメージを与えているぞ。これはいけるか?」

リーチ「しかし、先ほどの日本軍の雷撃でレパルスが航行不能になりました。次の砲撃戦がかぎになりそうです」

七ターン目、日本軍にはもはや砲撃力があまり残っておらずレパルスを沈めることはできませんでした。
逆に英軍は高雄を沈めることはかなわなかったものの、プリンス・オブ・ウェールズの砲撃が榛名に一兵装打撃を与え戦闘不能に。
そしてこの一撃が日本軍の保護水準値を0以下に引き下げてしまいました。
終了時

トム「勝った・・・な」

リーチ「勝ったといえるんですかね。プリンス・オブ・ウェールズは小破。レパルスは大破。駆逐艦三隻沈没のこの状態で」

トム「日本軍は引き上げた。これを勝利と呼ばずしてどうする」

リーチ「まあ、確かに金剛は航行不能、榛名は大破、愛宕沈没に高雄大破となれば日本軍もひどい状態ですな」

トム「戦争は割に合わんのう」

リーチ「まったくです」

ということで、プリンス・オブ・ウェールズはレパルスを曳航してよたよたとシンガポールに戻っていきましたとさ。
その後の歴史がどうなったかはご想像にお任せいたします。


「IJN」は古いゲームですが、お手軽に艦隊戦を楽しめるゲームではないでしょうか。
個人的には好きなゲームのひとつです。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2012/07/24(火) 21:06:16|
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(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
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