先日「わが青春のアルカディア」のレンタルDVDを借りて視聴したことを記事にいたしましたが、そのとき一緒に借りたのがこちらでした。

フランク・ハーバード氏のSF小説を映画化しました「デューン」です。
こちらも1984年と言いますから、今からほぼ30年前の作品ですね。
砂の惑星アラキスの支配を皇帝から命じられたアトレイデ公爵の息子ポールが主人公です。
アラキスからは「スパイス」と呼ばれる物質が採集でき、この「スパイス」なくしては恒星間航行ができないため、アラキスの安定支配は帝国にとって非常に大事なことなのですが、アトレイデ家とは仇敵とも言うべきハルコンネン家が邪魔をしてきます。
(もっとも、このハルコンネン家の邪魔は皇帝が手を回したことによるものなのですが)
父をハルコンネン家の謀略で殺されたポールは、砂漠の住民フレーメンたちに救われ、彼らとともにアラキスの支配権を取り戻すべくハルコンネン家&皇帝と戦うと言うのが大まかなストーリー。
と、こうして書かないと何がなんだかよくわからんと言うのも確かな映画。
公開時の評判もあまりよくなかった気がします。
とはいえ、世界観は結構好きなので、見ててそれなりには面白かったです。
砂漠で生きるためのスティルスーツがもうちょっとピタスーツで、女性が着ているとよかったのですが。(笑)
それにしても、皇帝とは言っても恒星間航行は航宙士ギルドに牛耳られ、政策等ではベネ・ゲセリットのオババにいいようにされ、しまいには自ら大砲の引き金を引かないとならない皇帝陛下はなんとも哀れ。
唯一皇帝用の揚陸艇が金色に塗られていたのがせめてもの威光でしょうか。(笑)
とはいえ、50円のレンタル料で30年前にタイムスリップできるのはありがたいですね。
友人や先輩とこの映画のことをいろいろと話した昔の記憶がよみがえりました。
うーん・・・年寄りくさいですが、仕方ない。(笑)
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2012/07/05(木) 21:03:54|
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デイヴィッド・リンチ監督の作品ですよね。
私は確か深夜のテレビで見た覚えがあるのですが、見た感想は「へっ?」としか言えませんでしたね。
ともかく青年の復讐物語なのだな・・・と漠然とは分かりましたが、後は奇妙な映像を不思議な気持ちで眺めてました。
テレビではカットした場面もあったかも知れませんので尚更分かりにくかったのかも。
まあ、リンチ監督は美しさと悪趣味さを混ぜ合わせた奇妙な作品が多いようですから無理に頭で理解しようとせずに感覚的に捉えれば良かったのかも知れませんね。
- 2012/07/05(木) 22:09:24 |
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- 富士男 #-
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>>富士男様
原作を知らないと何がなんだかわからないですよねー。
まあ、映像化してくれただけでも良しとしないとだめなんでしょうね。
- 2012/07/06(金) 21:11:23 |
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- 舞方雅人 #-
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