昨晩はセンパー様とVASSALで「Blue&Gray」の「アンティータム」対戦の続きをやりました。

中盤も北軍は移動制限のためになかなか南軍の防御陣を崩すことができません。
南方に迂回した部隊も南軍戦力をある程度はひきつけてくれましたが、それ以上のことにはなりませんでした。
センパー様南軍はがっちりと戦線を張り、シャープスバーグ前面に展開しておりました。
このままですとゲーム終了時にシャープスバーグを保持している側に与えられる15VPが南軍に行ってしまうので、北軍としてはシャープスバーグのどこか一角を崩したいところ。
(完全保持でなければ15VPはどちらの軍にも行かない)

北軍は最終ターンに最後の攻勢をかけました。
黄色く囲ったユニットで赤丸の箇所を攻撃し、シャープスバーグの一角を占領することにしたのです。
しかし、戦力は北軍が27戦力、南軍が6戦力が町にいることで二倍になって12戦力。
2:1にしかなりません。
サイコロで5・6がでてしまうと攻撃側が後退しなくてはなりません。

結果は攻撃側後退でした。
北軍部隊は奮闘むなしく追い返されてしまいました。
結局これでゲームは終了。
双方の得点計算に移りました。
このゲームでは得点の多いほうが勝利です。
北軍は南軍戦力を50戦力除去したので50点。
南軍は北軍戦力を45戦力除去したので45点。
この時点で私はつい勝ったーと思い込んでしまいました。
しかし、よくよく考えてみると、南軍はシャープスバーグを完全保持して終了したので15点が与えられます。
つまり南軍は45点+15点で60点。
何だ、よく考えたら負けてたじゃん。(笑)
史実では北軍が戦場にとどまり南軍が後退したことで北軍の勝利とされる戦いであり、この勝利をきっかけにしてリンカーン大統領が奴隷解放宣言を行うことができた戦いですが、どうやら私が指揮したこの戦いでは南軍が戦場に残り、北軍が後退していくことになったようです。
リンカーン大統領の奴隷解放宣言は北部の苦し紛れのやけくそ宣言と受け取られ、諸外国の援助が南部連盟に届くことになったかも知れませんね。
センパー様、今回も対戦ありがとうございました。
「Blue&Gray」は簡単なルールで楽しめるいいゲームだと思います。
南北戦争に興味のある方はプレイしてみてもいいと思います。
それではまた。
- 2012/06/12(火) 21:03:24|
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