今日は新しく発売になった学研の「歴史群像」誌の最新6月号を購入してまいりました。

表紙はこちら。
今月号は第一特集が「ガダルカナル撤退作戦」です。
上陸してきたアメリカ軍の戦力を見誤り、戦力の逐次投入を繰り返した挙句に補給が続かなくなっていわゆる「餓島」と呼ばれることになるガダルカナル島ですが、ついに放棄するにあたって兵士たちを連れ帰らなくてはならず、そのための作戦が行われることになるわけです。
今号の特集はそのあたりが詳しく書かれているものと思いますが、それ以前の段階で補給欠乏に苦しむガダルカナル島にどうやって補給を送るか、そのために輸送船が必要と言うことで限られた輸送船の割り当てをめぐって作戦部長と軍務局長が殴り合いを演じると言うとんでもない事態を招いたのは、このガダルカナル島をめぐっての戦いの最中でした。
第二特集は「武田軍 炎の関東侵攻」と言うことで戦国武将武田信玄による関東侵攻戦が記事になっているようです。
武田家、(後)北条家、今川家による甲・相・駿の三国同盟は戦国期の同盟としては有名なものですが、この三国同盟を破棄して駿河に攻め入った武田信玄は何が目的だったのか?
そのあたりが書かれているようです。
個人的に気になる記事は「特殊部隊ブランデンブルク」でしょうか。
小林源文氏のマンガで時々その名を聞く特殊部隊ですが、その実態はどういうものだったかよく知りませんので、今回の記事でそのあたりを知ることができそうです。
さらに気になるのは、今号ではありませんが、来号にはなんとなんと特製のシミュレーションウォーゲームが付録に付くそう。
次号の特集にあわせて一人プレイ用と対戦用の二種類のウォーゲームが付くんだとか。
今からとても楽しみですね。
これで少しでもウォーゲームと言うものの認知度が高まればうれしいです。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2012/05/09(水) 21:05:13|
- 本&マンガなど
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ガ島がらみで
終戦、ほどなく復員が始まるが
異様に「殺気」を発している集団が復員
幾多の死線を潜ってきた周囲の人間も
近寄りたくなかったそうです
米兵も!まったく近寄れなかった
その集団は
ガ島からの生還者だったそうです
歴史物の雑誌に載っていた・・・(ソース 忘れてしまいました)
- 2012/05/10(木) 19:10:03 |
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- しゅわるべ #-
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>作戦部長と軍務局長が殴り合いを演じると言う
殴り合いを演じるならば、開戦前に陸海軍の責任者たちや参謀たちが一堂に会して本音をぶつけ合うべきだったんですよね。
>甲・相・駿の三国同盟
この辺りを描いたゲームは戦国群雄伝シリーズの「関東制圧」が有名ですね。私はこのシリーズはこれと「西国の雄」しか持ってませんので、他も見てみたいです。
- 2012/05/10(木) 21:07:52 |
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- 富士男 #-
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>>しゅわるべ様
ガ島帰りともなればそりゃぁいろいろと思うところもあったでしょうからねぇ。
周りの人たちとは一線を画すことになってしまったんでしょうねぇ。
>>富士男様
殴り合いをしたところでどうにかなる問題ではすでになかったというのを理解したくなかったのかもしれませんね。
戦国群雄伝シリーズは「信玄上洛」しか手に入れませんでしたねぇ。
今考えるともったいなかったかも。
- 2012/05/10(木) 21:49:44 |
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- 舞方雅人 #-
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