学研の「歴史群像」誌等で記事をお書きになられます歴史ライターであり、また私と同じくシミュレーションウォーゲームを楽しまれるウォーゲーマーでもいらっしゃいます山崎雅弘様のブログで紹介されておりました、KKベストセラーズ様の「歴史人」9月号、「太平洋戦争の真実」を購入してまいりました。

表紙はこちら。
上空から見下ろした大和型戦艦ですね。
内容はこれから読むのですが、山崎様のブログにもありました日本が太平洋戦争に向かうにあたって米英ソそれぞれが抱いていた当時の思惑というものを、通常いつも見ている北を上にした地図ではなく、米側の思惑を見せるための西を上にして西太平洋を見た地図、英国の思惑を見せるために東を上に東南アジアを見た地図、ソ連の思惑を見せるために南を上にして東アジアを見た地図というものが、とても新鮮に感じました。
これを山崎様のブログで見たからこそ、この雑誌を買ったと言っても過言ではありません。
そしてこのあとに日本の陸海軍それぞれの思惑があり、真珠湾攻撃の記事へとつながっていくようです。
(日本の思惑からは別の方の記事になってます)
写真も当時の写真が豊富に使われているようですが、CGで作られた画像もところどころに挿入されており、当時の戦場のワンシーンをきれいな画像で見せてくれてます。
内容的に目新しいものがあるかどうかはまだわかりませんが、太平洋戦争をおさらいする意味でも読んでいきたいと思います。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2011/08/19(金) 20:51:58|
- 本&マンガなど
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「歴史人」の方は戦国武将ランキングと織田信長の特集があった号は購入した事があります。
やっぱり色々な視点から書かれていて読みごたえがありました。今号は太平洋戦争ですか。
こちらも面白そうですね。
- 2011/08/20(土) 21:51:04 |
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- Kijyoker #Eyal/Wa.
- [ 編集]
>通常いつも見ている北を上にした地図ではなく
ウォーゲーマーらしい発想ですね。ゲームの時には自分の国の方に陣取りますから、自然とそうした視点になりますね。VG「パックスブリタニカ」の北極を中心とした地図を見ると日露戦争がイギリスとロシアの「グレートゲーム」の一部でしかない事を思い知らされます。
>太平洋戦争をおさらいする
NHKスペシャル「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」も結構面白いです。最近の放送では、日本軍の第二段作戦の混迷を経済などの絡みで描いてましたね。個人的には連合艦隊と軍令部、陸軍の戦略思想の対立をもうちょっと詳しくやって欲しかったですけど。
- 2011/08/20(土) 23:14:30 |
- URL |
- 富士男 #-
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>>Kijyoker様
おお、そうでしたか~。
私は今回が初購入なのですが、なかなか価格のわりには充実していそうですよね。
読むのが楽しみです。
>>富士男様
ああ、言われてみるとウォーゲーマーっぽい発想かもしれないですね。
見る視点が違うと見方も変わりますからね。
先日の「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」は私も拝見しました。
当時の日本の混乱というか無策振りをあらためて見せられたような話でしたね。
- 2011/08/21(日) 19:30:14 |
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- 舞方雅人 #-
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