今日の午後はいりやっく様とVASSALで「アステロイド」というゲームを行いました。

「アステロイド」は、かつてGDW社が出したシミュレーションゲームでして、狂った科学者が地球に落とそうとした小惑星を、その中に入り込んで電子頭脳を止め落下を防ごうとする12人のメンバーの活躍を表したゲームです。
今回はこのゲーム初体験のいりやっく様が探査隊側を、私が迎え撃つ電子頭脳側を担当しました。
いりやっく様の選んだメンバーは以下の12人。
指揮官のハンソン少佐、爆弾のエキスパートであるデモン、今回の小惑星落下を察知して電子頭脳制御を買って出たドラクロワ教授、その娘の美少女ニコル、透視能力を持つ超能力者ジョーンズ夫人、宇宙一ラッキーな男ラッキー、その弟で力自慢のマスル、コンピュータのエキスパートキルビー、射撃のうまいジョージ、重ライフルを持つガナー、パワードスーツを着たカーター、宇宙船の提供者であるがゆえに無理やり同行したカメラマンのスクープ。
彼ら12人は地球の運命をかけて落下軌道に入った小惑星へと侵入したのだった。

侵入は上階のマップ4からでした。
これは電子頭脳側である私から見た画面なのですべて表示されてますが、いりやっく様の画面では黄色いコマで赤い枠がついているものは「?」表示になっていて見えません。
どこに何があるかわからないまま手探りで進むしかないのです。
今回いりやっく様のラッキーは、幸運なことにラッキーポイントがこのゲーム中最大の35ポイントもあるというものでした。
しかし、いりやっく様ご自身は逆にあまり幸運には恵まれませんでした。
序盤早々に力自慢のマスルと爆破のプロデモンが汎用ロボットの射撃で死んでしまうという不運があり、また、ロボットの状態を確認するとほとんどが「敵対的」のチットを引いてしまったために戦いがやたら多くなってしまったのです。
強敵警備ロボットとも相討ちが多く、中盤ですでに頼りになるメンバーのほとんどを失ってしまいます。
それでも残った四人はかろうじて下階にある電子頭脳まで到達し、ラッキーが最後のラッキーポイントをつぎ込んでこれを停止させて自爆スイッチを入れることに成功します。

これで小惑星の地球への落下は防がれ、人類は大災害を免れることができました。
しかし、残された四人に小惑星から脱出する力は残っておりませんでした。
運の尽きたラッキーもジョーンズ夫人も残った警備ロボットに射殺され、ただ一人残されたニコルはロボットに捕らえられたまま小惑星もろとも爆発。
12人は誰一人もどっては来ませんでした。
今回は久しぶりだったこともあり、ルールの運用を間違っていた部分がありましたが、探索者側には結構厳しい結果になってしまいました。
ラッキーポイントも豊富だったのですが、その分消費も激しく、最後に尽きてしまいました。
メンバーが全滅という結果でしたが、それでもいりやっく様にはとても楽しんでいただくことができたようで、こちらとしてもうれしい限りです。
次回また機会があればやりましょうということでお開きとなりました。
いつやっても面白いゲームです。
機会がありましたら皆様もぜひ一度プレイしてみてくださいませ。
それではまた。
- 2011/07/31(日) 20:57:18|
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Asteroid、いいですねえ。私も大好きで120版持っています。
でもVASSALのモジュールなんてありましたっけ?
本家Vassal Engineのサイトでは見当たらなかったような。
- 2011/07/31(日) 21:50:02 |
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- GDW大好き #-
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>>GDW大好き様
ああ、申し訳ありません。
このモジュールはある方のお手製でして、その方から対戦前提でお分けいただいたものなのです。
ホントは公式であるといいんでしょうけどね。
「アステロイド」いいですよね。
私もHJ版と国際通信社版の二つ持っておりますです。
- 2011/08/01(月) 19:37:28 |
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- 舞方雅人 #-
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