ここ数週間に渡って菊蔵様と対戦してまいりましたVSQLによりますSquad Leaderのシナリオ3対戦。
今日最終ターンまで終わりました。
結論から言いますと、双方損害ばかり多く決定的な勝利を得ることはできませんでした。
私は独軍担当でしたが、シナリオ1部分では負け、シナリオ2部分では勝ちとなり、総合的に引き分けという結果だったのです。

以前の記事にも書きましたが、これが両軍の初期配置。
青いコマが独軍で私が担当し、茶色のコマがソ連軍で菊蔵様が担当します。

前回終了時はこういう状況でした。
独軍は盤右側の大きな建物(トラクター工場)はどうにか確保したものの、盤左側ではF5の建物を失い、K4の建物も風前の灯でした。
独軍はできるだけトラクター工場を維持しつつ、盤の左側ではソ連軍を食い止めなくてはなりません。
そのため突撃砲を一両持っていき、F5の建物のソ連軍をこれ以上進めないようにらみを効かせるつもりでした。
また、工場の右上にいた突撃砲も中央に下げ、ソ連軍のT-34とにらみ合わせます。
これに対しソ連軍は、F5の建物から独軍の9-2指揮官のいるI7の建物に集中射撃を行い、1・2の目でこれを除去。
独軍が頼りにしていたI7の小隊が全滅してしまいます。
あとに残ったのは持ち主のいなくなった軽機関銃だけ。
さらにT-34の砲撃で105ミリ砲突撃砲も一両失い、別のT-34も10-2指揮官と628分隊とともに盤左下の突撃砲に肉薄してきます。

5ターン終了時
6ターン目、独軍はトラクター工場内の最後の838突撃工兵が爆薬を持ってT-34に肉薄。
そこに10-2指揮官も応援に駆けつけ、ソ連軍の防御射撃に耐え抜きます。
工場左上側にいた二両のT-34でしたが、一両をこの爆薬で、もう一両を10-2指揮官と838分隊が白兵戦でしとめるという大殊勲。
ソ連軍は一気に戦車戦力の半分を失いました。
また、先ほどのターンで位置を入れ替えた盤左下の突撃砲がT-34を撃破。
ソ連軍のT-34は残り一両にまで撃ち減らされました。
しかし、ソ連軍も負けてはいません。
無人になったI7の建物はこのターンに占拠され、K4の建物も白兵戦で占領されてしまいました。
さらには盤中央の突撃砲が最後のT-34に撃破され、盤左下の突撃砲も10-2指揮官と628分隊の突撃で撃破されてしまいます。
これで双方ともに車両は一両ずつとなってしまいました。
また、独軍の10-2指揮官と838突撃工兵も、ソ連軍の凶暴化した447分隊との白兵戦で相討ちとなり、独軍にとっては貴重な兵力がまたしても失われました。

6ターン終了時
最終ターン、独軍にはもはや盤左側の建物を奪い返す力はありません。
こうなるとトラクター工場を確保して引き分けを狙うしかありません。
そのためにはトラクター工場の近くにいるソ連軍兵力をできるだけ削ることが必要です。
独軍は最後に残った105ミリ砲搭載突撃砲に路上にいたソ連兵をオーバーランさせて混乱させ、工場からの射撃で兵力を削ります。
これはすでに兵力の減っていたソ連軍には大きな痛手だったでしょう。
ソ連軍は最後の突撃をトラクター工場に向けますが、その兵力は微々たる物で独軍の防御射撃の前に混乱してゲームエンド。
トラクター工場を取り返すことができませんでした。

ゲーム終了時
こうしてスターリングラードでの激闘は、双方痛み分けに終わりました。
ソ連軍は盤左側の建物群を奪ったものの、トラクター工場を失いました。
独軍はトラクター工場を奪ったものの、盤左側の建物群を失いました。
そして、両軍ともに莫大な兵力を失いました。
ゲーム終了時に健在だったのは、わずかに独軍5個分隊、ソ連軍11個分隊しかなかったのです。
(初期配置時点では独軍32個分隊、ソ連軍60個分隊)
今回も楽しい時間を過ごすことができました。
次回はシナリオ4を対戦する予定です。
いよいよスターリングラードの市街地を抜け、郊外の丘陵地帯での戦いです。
菊蔵様、次回もよろしくお願いいたします。
それではまた。
- 2011/07/30(土) 20:43:26|
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