「日本沈没」や「復活の日」などのSF小説を執筆なされ、日本SF界に多大なる影響を与えました作家小松左京先生が26日にお亡くなりになられました。
80歳とのことでした。
私は大学時代に友人と一緒にSF関係の同好会に属しておりました。
そのためSF系の小説はよく読んでいたのですが、主に海外作品の訳されたものを読むことが多く、国内SF作家様の作品を読むことはほとんどありませんでした。
(同好会で課題図書となったときに読むぐらい)
なので小松先生の「日本沈没」も「復活の日」も小説として読んだことはなく、いずれも映画化された作品を拝見したぐらいで、あとは短編をいくつか読んだぐらいでしょうか。
ですが、「日本沈没」は当時のベストセラーとなりましたし、お恥ずかしい話ながら「仮面ライダー」の本郷猛役の藤岡弘氏(現藤岡弘、氏)がメインキャストの一人として出ているというので気になった映画でしたので、劇場に足を運んだ記憶があります。
当時日本が沈没するかもしれないと思わせてくれたあの映画はすごいインパクトがありました。
すごく不謹慎で被災された方々には申し訳ないのですが、今回の「東日本大震災」による津波映像は、あの映画を思い起こさせるものがありました。
逆に言えばそれだけ目の前で起こっていることがとても現実とは思えませんでした。
日本SF界の重鎮であられました小松先生。
あらためましてご冥福をお祈りいたします。
- 2011/07/28(木) 21:11:50|
- ニュース
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
「日本沈没」はさいとう・たかを先生の劇画版と新旧の映画版、テレビドラマ版は見ているのですが、残念ながら小説は読んでないんですよね。これらの中では劇画版が子供心に一番インパクトがありました。日本人の運命を想って気が遠くなりましたね。
映画版は旧作はそれなりに雰囲気が出ていたと思いましたが、新作はハリウッド映画の亜流みたいで感心しませんでした。技術は進歩しても内容に深みが無くなったのはどういう訳なんでしょう・・・。
ともかく時代の流れを感じますね。小松先生のご冥福をお祈りいたします。
- 2011/07/30(土) 00:26:12 |
- URL |
- 富士男 #-
- [ 編集]