毎号読んでおります学研の「歴史群像」誌ですが、その最新号を先日読み終えました。

こちらが表紙
いやぁ、いつもそうですが、今号も楽しい記事がいっぱいでした。
第一特集は「本能寺への道」
いろいろ取りざたされる明智光秀の裏切りですが、今回はその謎を解くというのではなく、明智光秀の人物像とはどういうものだったのかという記事でした。
よく彼は旧時代側の人間だったといわれますが、この記事にもあるとおり、実はそうではないんだよというのがわかります。
第二特集は「激突! 珊瑚海海戦」
まるで「ゲームジャーナル」誌の付録ゲームのタイトルになりそうな記事タイトルですが、史上初の空母同士の戦いとなった「珊瑚海海戦」の詳細です。
巻頭の「銘艦Story」にも取り上げられた空母「レキシントン」もこの海戦で沈没しております。
第三特集は「オデッサ包囲戦」
第二次世界大戦の東部戦線におけるルーマニア軍のオデッサ攻撃の詳細です。
枢軸側で戦ったルーマニア軍とソ連軍との激闘が感じられます。
他にも北アフリカの戦いの一場面「コンパス作戦」や、ドイツ軍の山岳猟兵の記事、エジプト史などいつもながら楽しい記事がいっぱいでした。
フリードリッヒ大王の記事や七年戦争の記事なんかを読むと、アバロンヒルの「フレデリック・ザ・グレート」がやりたくなりますね。
ホント、いつもこの雑誌を読むとウォーゲームがやりたくて仕方なくなりますです。
次号は「ノモンハン事件」や「シャンパーニュ・アルトワ会戦」の記事が載る模様。
次号も楽しみです。
それではまた。
- 2011/05/27(金) 21:06:17|
- 本&マンガなど
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〉いつもこの雑誌を読むとウォーゲームがやりたくて仕方なくなりますです
歴史関係の文献はそのままゲームガイドになってしまうところがウォーゲームの良いところですね。クラウゼヴィッツやリデルハートの本も参考書として使っています。
〉明智光秀の人物像とは
光秀が謀反を起こした理由は謎に包まれていますが、織田軍が各地に分散してしまい、信長の近くにいる軍勢は自分しかいないと意識した時の光秀の心境は想像するとなかなかスリリングです。
- 2011/05/28(土) 23:06:40 |
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- 富士男 #-
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>>富士男様
おっしゃるとおりそこが歴史をベースにしたウォーゲームのいいところですよね。
クラウゼヴィッツもリデルハートも読んだこと無いので、機会があれば読んでみたいものです。
光秀についてはまさにその瞬間こそが決意の瞬間だったんではないかといわれてますね。
- 2011/05/29(日) 20:53:52 |
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- 舞方雅人 #-
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