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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

死んでから休めばいい

私がウォーゲームをプレイする上でのイメージソースというと、やはり戦争映画や戦記小説、それに戦争マンガとなるわけですが、戦争マンガというとこの方をはずすわけには参りません。

戦争マンガの大御所、小林源文先生です。

私もご多分に漏れず源文先生のマンガは大好きなわけですが、先生の代表作の一つがこれでしょう。

Zbv旧   Zbv.jpg
「カンプグルッペZbv」です。
(左は旧版、右が完全版)
いまさらなんですが、ご紹介。

カンプグルッペとはドイツ語で戦闘団という意味で、第二次世界大戦のときにドイツ軍で用いられたカンプグルッペは、臨時編成の諸兵科連合部隊のことを指し示しておりました。
主に連隊規模程度の大きさで、歩兵と戦車を中核に砲兵等の支援部隊を組み合わせたもので、一応単独で一通りの戦闘ができるようになっています。

このマンガには、タイトルにもなっている「カンプグルッペZbv」という架空のドイツ軍部隊が登場し、その部隊に所属することになったアッシュやコワルスキー等の兵士や、ブルクハイト中尉やシュタイナー少佐(旧版ではスタイナー)ら士官たちの東部戦線での戦いぶりを見せてくれます。

このカンプグルッペZbvは、いわば上層部に見捨てられた部隊であり、「全滅してもOK」的な扱いをされる部隊です。
そうなった理由はひとえに指揮官たるシュタイナー少佐が、恐怖に駆られ敵前逃亡という不名誉なことをしてしまったゆえであり、そのとき率いていた部隊ごと公式記録から抹消して懲罰部隊的なカンプグルッペにしてしまったということにあります。

そのためかシュタイナーは過去を振り切るかのように冷酷な指揮官となり、敵にも部下にも容赦のない態度を取り続けます。
戦車中隊の指揮官であるブルクハイト中尉が、あまりの激戦続きに「われわれには休息が必要です」と進言したときも、「死んでから休めばいい」の一言で片付けます。

何せ、使い捨てにしても惜しくない(というか使い捨てちゃいたい)部隊なので、とにかく過酷な任務を割り当てられ兵士たちは次々と死んでいきます。
そのたびに脱走兵や陸軍刑務所などから兵士を補充し、新たな任務に就けられるのです。

とにかく面白い戦争マンガだと思います。
激しい戦争シーンはさすが源文先生といったところですし、敵に殺されるのと同様に、恐怖によって逃げ出そうとすれば味方によっても殺されるのだということをこれでもかと見せてくれます。
マニアックな戦争マンガとしてははずせないと思いますよ。

でも、シュタイナー少佐・・・作中の彼の行動を見ていると、敵前逃亡したというのが信じられないですよね。

それではまた。
  1. 2011/04/05(火) 21:18:40|
  2. 本&マンガなど
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(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
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