アマゾンでゲームジャーナル誌のいくつかが割り引き販売されていたのを知りまして、以前から気になっていたものの購入は躊躇していたゲームジャーナル誌の29号「激突! バルジ突破作戦」を、この機会に購入いたしました。

こちらが表紙。
ケーニッヒティーガーにパンター、シャーマンにM3ハーフトラックと、バルジの戦いのメインキャストがそろってます。
この号の付録ゲームはタイトルどおり1944年の独軍によるアルデンヌ攻勢を扱ったもので、支援チットという独特のシステムを使ったゲームになっています。
この支援チットとは、普通のゲームではそれぞれが単独の部隊ユニットになったりダイス目修正になるような事象をチットにして部隊ユニットにくっつけてしまおうというもので、「タイガー大隊」や「突撃砲大隊」のような部隊を表すチットもあれば、「俺のけつをなめろ」や「騎士十字章」のような戦闘での損害を増減させるようなチットもあります。
こうしたチットが普通の部隊ユニットに付けられ、戦闘解決時にさまざまな効果を表します。
さらにはチットにはイベントもあり、「パットンの救援」チットのように増援を早くするものや、「恐怖の奔流」チットのように補給が通じていない連合軍ユニットを一瞬で除去してしまうようなチットすらあるのです。
こうしたチットは補給ポイントの消費によって手に入れることができるため、補給ポイントが多ければ多いほど多数のチットを手に入れることが可能です。
しかし、補給ポイントはポイント数を書かれた補給ポイントチットの中から選んでいくため、前半に大きな数字の補給ポイントのチットを使ってしまうと、後半には少ない数のチットか0ポイントのチットしか残らなくなるため、その配分にも頭を悩ませることになりそうです。
バルジ戦ゲームの常として、前半は独軍の攻勢があり後半は連合軍の反撃となるわけですが、この補給ポイントとチットのめぐり具合では、後半にも独軍の再反撃がありえるので連合軍も反撃には充分注意する必要がありそうです。
相手がどのチットを使ってくるのかがわからないのが前提なので、ソロプレイはしづらそうではありますが、一度は対戦してみたいゲームですね。
今度どなたかにお願いしてみます。
今日はこれにて。
それではまた。
- 2011/02/03(木) 21:23:06|
- ウォーゲーム
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