巷ではコマンドマガジン日本版の95号が発売になりましたというのに、そちらではなく今回はこちらを購入。

コマンドマガジン日本版91号です。
特集はチュニジアの戦い。
付録ゲームはかつてGDW社が出版した、「ブラッディカセリーヌ」と「レースフォーチュニス」の2in1となっています。
2in1といっても、この二つは隣り合った戦場を扱ったゲームであり、もともと連結してプレイすることが可能なように作られていますので、合わせて一つのチュニジア戦ゲームといってもいいでしょう。
発売当初から欲しいなぁとは思っていたものの、いまいち購入を踏み切ることができないでおりましたが、95号とどっちがいいかなぁと比較してこっちを買うことにいたしました次第。
到着した現物を見てみましたが、やっぱり15ミリユニットは大きいですねー。
冊子の表紙絵にもなっていますように、チュニジアの戦いには当時最新鋭のティーガーが送り込まれました。
チュニジアはアフリカにおける枢軸軍最後の拠点であり、ここを失うことは、次に連合軍によるイタリア攻撃が始まることを意味しているのです。
そのため強力なティーガーまでも送り込み、何とかこのチュニジアを保持しようとしたのでした。
当時連合軍にはティーガーに対抗できる戦車などなく、ようやくM4が米英軍の主力となり始めていた時期でしたので、バレンタインやM3リー/グラントもまだまだ中心戦車という状況の連合軍にとっては、まさにティーガーは悪夢のような存在だったことでしょう。
とはいえ数は少なく、戦局を変えるまでには至らなかったのは言うまでもありません。
ゲームでもティーガーを擁する第501重戦車大隊は、強力なユニットのようですが両ゲームあわせても四ユニットしかありませんので、失うわけにはいかない貴重なユニットといえるでしょう。
チュニジア戦のゲームは少ないので、このゲームは貴重です。
ルールもそれほど難しくないようなので、まずはソロプレイをして見ましょうか。
学研の「歴史群像」2006年10月号には、チュニジアの戦いの記事もありますので、そのあたりを読みながらでも。
それではまた。
- 2010/10/21(木) 21:37:32|
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