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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

クリスマスの夢魔

今日は短編をひとつ。
遅くなりましたがクリスマスネタです。

楽しんでいただければ幸いです。

「な、何なの~? これ」
私は思わず手にした布を広げて声を上げてしまう。
それはまさにハイレグのレオタード。
色は黒。
肩紐のところだけがふさふさの白い毛で覆われている。
「うわぁ・・・」
私はたぶん赤くなっていただろう。
広げていたレオタードをすぐにたたみ、脇に置く。
目の前の箱にはさらにショッキングなものが入っていた。
ピンク色のタイツ?
ところどころにコウモリ型のシルエットが濃いピンク色で染められている。
「うわぁ・・・」
私はまたしても同じセリフを口にする。
紗里奈の奴ぅ・・・
こんなのを着ろっていうの?
私は片隅に畳み込まれた手紙を開く。
『来る12月23日。一日早いクリスマスパーティが我が家で行なわれます。当日は仮装パーティとなりますので、つきましてはお送りしました衣装をお持ち下さいませ』
はあ・・・
仮装パーティって言ったって・・・
単に犠牲者を増やしたいだけじゃない・・・
うう・・・恥ずかしいなぁ。
『追伸:透(とおる)君も誘ったからねー。絶対来るんだよ。その衣装で彼の前に出れば、絶対透君もメロメロだよ』
ウキャー!!!
と、と、と、透君が来るの?
ど、ど、ど、どうしよう・・・
透君には会いたいけど・・・
こんな格好で・・・
どうしよう・・・
紗里奈の奴ぅ・・・

「来てしまった・・・」
私は軽い自己嫌悪に陥る。
しかも、透君に会えるということにドキドキしながら・・・
はあ・・・
あんな恥ずかしい格好で・・・
でも、クリスマスを一緒に過ごすというのは魅力的だよぉ・・・
私は衣装の入った紙袋を手にお屋敷の門をくぐる。

お屋敷。
それは誇張でも何でもない。
白鷺紗里奈(しらさぎ さりな)はお嬢様なのだ。
白鷺グループは傘下企業を十も持っている。
今日のクリスマスパーティだって、企業の重役連中をもてなすためのものなのだ。
仮装パーティというのも、場を盛り上げるためのもの。
紗里奈はそんなパーティに一人では寂しいものだからいつも私を誘うのだ。
まったくもう・・・

玄関先に連なる高級外車の群れを抜け、私は屋敷の中に入って行く。
「お客様。失礼ですが、招待状はお持ちですか?」
玄関を入った私に声がかけられる。
うわ・・・
声をかけてきたのは大きな胸を強調するような衣装のバニーガールさんだった。
頭にはウサ耳の飾りをつけ、にこやかに微笑んでいる。
すごい美人・・・
胸も大きい・・・
うらやましいなぁ・・・
私はすぐにハンドバックから招待状を取り出して見せる。
「南城繭美(なみしろ まゆみ)様ですね? 確認いたしました。どうぞお入り下さい。更衣室は入って右手にございます」
バニーガールさんが私の招待状を確認して返してくる。
にこやかな微笑みは誰にでも向けられるものなんでしょうけど、すごく素敵。
「ありがとうございます」
私はそう言って更衣室へ向かった。

用意されたロッカーに私は紙袋を入れ、中身を取り出した。
「うわぁ・・・」
やっぱり私は同じセリフを言ってしまう。
黒いハイレグレオタードとピンク色のタイツ。
真っ赤なアームカバー。
それに柔らかめのプラスチックでできたコウモリ形の羽と髪飾り。
格闘ゲームに出てきたサキュバスのキャラの衣装だ。
好きなキャラではあるけど・・・
昨日鏡の前で着てみたけど・・・
やっぱり恥ずかしい・・・
うー・・・
でも、透君・・・見てくれるかな・・・
可愛いって言ってくれるかな・・・
そんなことを考えると、パーティなんだから今日ぐらいはいいかなって思う。

私は高校の制服を脱ぎ、ハンガーにかける。
靴下も脱ぎ、下着だけになった私は、あらためて周囲を見る。
完全に囲われて誰も見ることができなくなっているのにホッとすると、私は意を決して下着を脱いだ。
うー・・・
ハイレグレオタードだから下着を着ていると見えてしまうのだ。
ブラもショーツも脱ぐしかない。
は、恥ずかしい・・・
私は急いでピンクのタイツを手に取ると、くしゃくしゃとつま先を手繰り寄せ、足先を入れる。
ひんやりとした感触が引き上げるごとに広がって行く。
両脚を入れてたくし上げ、腰のところまで持ち上げる。
私の両脚はすべすべとしたピンク色に覆われた。
次はハイレグレオタード。
まずは背中に羽を取り付ける。
そして両脚を通し、腰までたくし上げると胸をカップに嵌めて行く。
最後にふさふさの肩紐を肩にかけ、躰をちょっとよじってなじませる。
後は両腕に真っ赤なアームカバーを付け、頭にコウモリの羽型の髪飾りを付けてお終い。
鏡に映し出された私の姿は、あの格闘ゲームのサキュバスキャラそのものの姿だった。

「ニャオーン」
ホールに入って行くと、さまざまな人たちの姿に混じって全身を黒革の全身スーツに身を包んだ紗里奈が駆け寄ってきた。
ネコ耳の付いたマスクを被った紗里奈は、どうやらあの映画の猫女の仮装をしているみたい。
ところどころが針金で縫い合わせられているあたりが、完璧主義の紗里奈らしい。
「繭美ぃ。よかったぁ。来てくれたんだね」
心底ホッとしたような表情を浮かべる紗里奈。
大人ばかりのパーティで心細かったのだろう。
「仕方ないわよ・・・紗里奈のお誘いだもん」
私はにこやかに紗里奈の手を取る。
「私だけじゃないでしょ? ほらほら、徹君がいるわよ」
紗里奈がホールの一角を指差す。
と、透君?
私は思わず彼の姿を目で追った。

「うわぁ・・・」
私は思わず声を出す。
まるでここがあのアニメの一シーンの会場になったかのようだ。
大人たちに囲まれて手持ち無沙汰にしている彼は、あの有名なロボットアニメの北米基地司令官の衣装を纏っていた。
軍服とは思えない奇妙さだけど、すでに大多数の人たちによって人気の高い軍隊の軍服だ。
アニメでは最後に彼は大型航空機で主人公の母艦に突撃するが、友人の策略で死んでしまう。
その友人がまた人気が高いのよね。
「ほらほら、“大佐”のところへ行ったんさい」
紗里奈が私の両肩を背中から押す。
「ちょ、ちょっと・・・」
私は押されるように彼の元に向かっていった。

「か、風原君」
私の声は上ずっていなかっただろうか・・・
「な、南城さん」
こちらを向いた透君が驚いている。
うー・・・
恥ずかしい・・・
こんな躰の線がばっちり出る服なんて・・・
恥ずかしいよぉ・・・
透君は私をまじまじと見てくる。
うわぁ・・・
ど、どうかなぁ・・・
に、似合う? かなぁ・・・
「き、綺麗だ・・・すごく綺麗だよ、南城さん」
キャー!!!
嬉しい、嬉しいよぉ!!
恥ずかしいけどすごく嬉しい。
「あ、ありがと。風原君もとてもかっこいいよ」
私はきっと真っ赤になっていただろう。
ようやくの思いでそれだけ言って下を向いてしまった。
恥ずかしいけど・・・
思い切って来てよかった。

それから私は楽しい時間を過ごすことができた。
大人の人たちも仮装? コスプレ? している人はいたし、私以上にきわどい衣装の女性も数人いてくれたので助かった。
紗里奈は未成年だけどお客さんの相手で少しお酒を飲んでいたようだし、私も透君と少しシャンパンを楽しんだ。
透君は時々ちらちらと横目で私を見てくれる。
私はお酒の勢いもあって、少し大胆に躰をくねらせてみる。
すると透君は赤くなって目をそらしちゃうのだ。
うふふ・・・

その人は突然声をかけてきた。
私は透君と少し離れ、紗里奈と会話をしているところだった。
「ほう・・・ここはなかなか面白い・・・可愛い子猫がいるではないか」
ワイングラスを片手にしたタキシードの男の人。
背は高くもなく低くも無い。
顔はなぜかはっきりとわからない。
誰だろう・・・
もっとも、白鷺グループの人だろうから私が知らないのは当たり前だけど。
「えと・・・どちら様?」
あ、紗里奈も知らないのか・・・
と言うことはあまり上位の人じゃないのかな?
「ククク・・・これは失礼。まあ、私が何者かはどうでもいいこと。もうすぐ楽しいことが起こりますよ」
「楽しいこと?」
何かの余興が始まるのかな?
「そう、そのときはあなたも思う存分に獲物をあさりなさい。可愛い猫女」
その人はぐっと身を乗り出して紗里奈と視線を合わせる。
どういうつもりだろう。
「あ、はい・・・」
紗里奈が戸惑ったようにうなずいた。
「ククク・・・そちらはどうやら夢魔のようですね」
その人が私を見る。
あれ?
何だろう・・・
この人・・・
目が赤い・・・
「ククク・・・あなたも楽しい時を過ごしなさい。男の精を吸い尽くし、悪夢を見せてやるのです」
「は・・・い・・・」
私はなぜかそう答えていた。

あれ?
今の人は一体?
気が付くとその人はいなくなっていた。
「あれ? ねえ、今の人って一体?」
紗里奈がきょろきょろとまわりを見る。
「し、知らない・・・どっか行っちゃったよ」
「ふーん・・・変な人。まあいいか」
紗里奈は肩をすくめて飲み物を取りに行く。
私も透君のところに戻ることにした。

時刻はもうすぐ夜の九時。
そろそろ帰らないとお母さんが心配する。
「風原君、そろそろ帰ろうか・・・」
「そうだね、もういい時間だ」
透君も賛成してくれる。
紗里奈には悪いけど、そろそろおいとましよう。
ずっと着ていたせいか、背中の辺りがむずむずする。
着慣れたのか、着ている感じはしなくなったんだけど、羽の先まで神経が通っているような感じ。
なんか変かな・・・
私は背中を気にしながらも、紗里奈のところへ行く。

「紗里奈、私たちそろそろ・・・」
私がそう切り出すと、紗里奈は躰を気にしているようだった。
「ねえ、繭美。背中のファスナー下ろしてくれない? なんか躰がむずむずして・・・」
「あ、いいよ」
私は紗里奈の背中側に回ると、背中のファスナーを下ろそうとした。
あれ?
下りない。
下りないよ。
私は何とかファスナーを下ろそうとするが下りないのだ。
きっと革が噛んじゃったんだろう。
「下りないよ、紗里奈」
「ああ、やっぱり? 困ったなぁ」
「パーティ終わってから何とかするしか無いと思う。おトイレ?」
私はそっと訊いてみた。
紗里奈は首を振る。
「トイレは大丈夫なんだけど・・・脱げないのは困ったなぁ・・・」
紗里奈がそう言ったとき、壁の時計が九時を知らせる。
ボーンボーンと鐘の音が広間に広がる。
悲鳴が上がったのはそのときだった。

「キャー!!」
「うわー!!」
ホールの一角で叫び声が上がる。
「な、何?」
「何なの?」
私と紗里奈は思わずそっちに目を向ける。
「な、何なの? あれ?」
私は思わず口元に手を当てて悲鳴を飲み込んだ。
狼男の被り物をしていた人が、テーブルに男の人を押さえつけてのどに噛み付いている。
辺りに血が飛び散り、女の人が失神する。
「う、嘘でしょ・・・」
私はガクガク震えながら透君の腕にしがみつく。
「な、何なんだ、一体」
透君もあまりのことに驚いている。
周囲の男の人たちが、狼男を引き離そうとするが、驚いたことに鋭い爪が近づいた男の人の体を切り裂いた。
「ぐわー」
「うわー!!」
周囲の人垣はとたんに崩れ、ざざっとあとずさる。
「け、警察を呼ばなきゃ・・・」
私は震えながら紗里奈にそう言った。
「・・・・・・」
だけど、紗里奈はショックのせいか狼男から目が離せないみたい。
私の携帯はロッカーだから、すぐには取り出せない。
どうしよう・・・

「ごふっ・・・」
別のところで咳き込んだような音がする。
「いやー!!」
またしても悲鳴。
な、何なの?
見たく無いのに私の目は音の方に引き寄せられる。
そんな・・・
そこには若い女性に噛み付いている女吸血鬼がいた。
そののどが動き、血をすすっているのがよくわかる。
「あああ・・・」
「だめだ・・・ここにいちゃだめだ! 逃げるぞ、南城さん!」
透君の手が私の手をがっちりと握る。
その温かさに私はちょっと嬉しくなった。
「うん。紗里奈も早く・・・」
私は紗里奈に声をかける。
「さり・・・」
私の声は途中で止まった。
「くひ・・・きひ・・・きひひひ・・・」
紗里奈の口から奇妙な笑いが漏れる。
さっきまでそんなことなかったのに、彼女の手袋からは鋭い爪が伸びていた。
「紗里奈・・・」
「くふふふ・・・え・・・も・・・の・・・えも・・・のが・・・いっぱ・・・い」
目は赤く輝き、舌で爪を舐め始める。
「紗里・・・奈・・・」
私の目の前で、紗里奈は近くの男の人に踊りかかる。
「きゃはははは・・・ニャーオ」
「紗里奈ぁっ!」
血が飛び散った。
紗里奈の爪が男の人を引き裂いたのだ。
「紗里奈ぁ、止めてぇ!」
私は駆け寄ろうとした。
でもできなかった。
透君が私の手を引いたのだ。
「だめだ、行っちゃだめだ」
「で、でも・・・」
私は紗里奈を止めたかった。
「ニャーオ・・・ニャーオ」
猫の鳴き声をあげながら、手当たり次第に人々を切り裂いていく。
ほかにもあちこちでフランケンシュタインの怪物が、アニメのモンスターが、人を襲っている。
ホールは阿鼻叫喚の渦となっていた。
「白鷺さんはおかしくなっちゃったんだ。今はここから逃げないと!」
私は透君の手に引かれるようにホールをあとにした。

「はあ・・・はあ・・・」
屋敷はあちこちで混乱が起きていた。
いや、それどころか屋敷の外でも混乱が起きているようだった。
窓から見えるのはあちこちに立ち上る赤い炎と赤色回転灯の光の群れ。
ロッカーから取り出した携帯はどこにも繋がらない。
私は制服を紙袋に詰め、透君と一緒に一部屋に入って鍵をかける。
私は来客用と思われるベッドに腰を下ろし、荒れた息を整えた。
透君はしばらくドアの外の様子に耳を傾けていたが、どうやら反応が無いようなのでこっちに来る。
「ふう・・・南城さん大丈夫?」
私はこくんとうなずいた。
「ねえ・・・一体何なの? 紗里奈はどうなっちゃったの?」
私はすがるように透君に訊く。
あの紗里奈は・・・一体どうしちゃったというのだろう・・・
「わからない・・・わからないよ・・・」
どさっと透君も私の隣に腰を下ろす。
その顔には苦悩が浮かんでいた。
あ・・・
いい匂い・・・
私の鼻に漂ってくる彼の匂い。
素敵・・・
これが彼の匂いなんだ・・・
私は彼の横顔を見る。
うふふ・・・
可愛い・・・
精力もありそうだわ・・・
彼はそんな私を無視してベッド脇の電話に手を伸ばす。
しばらく操作していたものの、どこにも通じないみたい。
「だめだ・・・通じないよ」
彼が首を振る。
うふふ・・・
もういいじゃない・・・
せっかく二人きりなんだから、楽しいことしたいなぁ・・・
ああ、そうか・・・
あの人は悪魔だったんだ・・・
一日早いクリスマスイブに悪魔がやってきたんだわ。
そして紗里奈は猫女に。
私はこの衣装どおりのサキュバスになったんだ・・・
うふふふ・・・
透君って美味しそう・・・

私は透君の股間に目を落とす。
「南城さん?」
透君は私の様子に気が付いたみたい。
でもダーメ。
一緒に楽しいことするの。
「うふふ・・・ねえ、透君・・・いいことしましょ」
私は透君の股間に指を這わせる。
うふふ・・・
まだ小さいんだ・・・
だめよ・・・私という女がそばにいるのに・・・
「な、南城さん。な、何を・・・」
「うふふ・・・いいこと」
私はベッドから下りて透君の前に腰を下ろす。
透君の股間が目の前に来てとてもいい匂いを発している。
美味しそう・・・
私はペロッと舌なめずりをする。
「な、南城さん・・・」
うるさいなぁ・・・
私は好きにするの。
美味しそうなおちんちんがあるのに食べないわけ無いでしょ。
私は透君のズボンのベルトを外すと、無理やり下げてしまう。
「わ、わわっ、やめて・・・」
必死で抵抗する透君だけど、私がトンと押し倒して腰が浮いたところを下げてしまったのだ。
むき出しになる透君の下半身。
素敵ぃ・・・
おちんちんがちゃんと剥けているわ。
におい立つ男の香り。
ドキドキするわ。
美味しそう。
「な、南城さん。やめるんだ」
股間を抑えて抵抗する透君。
でも無駄よ。
私は透君をにらみつけ、身動きをできなくした。

ベッド脇の鏡に映る私の顔。
黒いアイシャドウがとても素敵。
黒く塗られた唇も綺麗でしょ?
私はピンク色の舌で舌なめずりをする。
美味しそうなおちんちん。
いただきまーす。
私はまだ小さいおちんちんをパクッと咥える。
男の味が口いっぱいに広がって行く。
私にとっての至福のひととき。
美味しい・・・
私は舌で嬲るようにおちんちんを転がす。
「あ・・・だめ」
かわいい声を上げる透君。
そのおちんちんはむくむくと口の中で膨らんで行く。
「んちゅ・・・くちゅ・・・」
わざとらしく音を立てて私はおちんちんを味わって行く。
勃起したおちんちんがピクピクいってとても素敵。
私が袋も刺激してやるとすぐに先から美味しい汁を出してくる。
「ぷあ・・・ぺろ・・・んちゅ」
私は咥えたり舌を這わせたりして的確に射精まで導いていく。
うふふ・・・
サキュバスの舌技は最高でしょ?
すぐにイかせてあげるからね。
「う・・・あ・・・で、でるっ」
透君はそう言うと私の口の中にたっぷりとネットリした美味しい精液を出してくれた。
「ん・・・んぐ・・・ぷあ・・・美味しい・・・」
私は少しの間口の中で味わって飲み干す。
すごく美味しい。
もうこれ以外の飲み物なんて考えられないわ。
「な、南城さん・・・」
透君の顔には恐怖が浮かんでいる。
うふふ・・・
可愛い・・・
もっともっと絞りつくしてあげるからね。
私は微笑んだ。

窓を開ける。
背後には干からびた男の死体があるだけ。
美味しかったけどまだまだ物足りないわ。
男の精液をもっと味わわなくちゃ。
日付は変わった。
今日は本当のクリスマスイブ。
悪魔が降臨して、混乱に満ちた世界が広がっている。
世界は私たちのもの。
さあ、行こう。
男たちが待っている。
私は背中の羽を広げ、夜の闇に飛び立った。
  1. 2006/12/26(火) 21:18:47|
  2. 異形・魔物化系SS
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

透君、干からびちゃいましたね。ガ〇マ・ザビみたいに育ちの良い、お坊ちゃんだったのでしょうか。
そういえば、某ロボットアニメのDVD・Box買いました。やっと「ジオンの脅威」まで見ました。
  1. 2006/12/27(水) 12:58:21 |
  2. URL |
  3. mas #d58XZKa6
  4. [ 編集]

一日早いクリスマスにやってきたのはサンタではなくサタンクロースですか、お坊ちゃんはどうもいい最後は迎えられないんですかね
この世界の来年のクリスマスにはサンタが現れて元に戻るのかな、なんて気になってしまいましたw
  1. 2006/12/27(水) 17:11:16 |
  2. URL |
  3. 漆黒の戦乙女 #c4EIgJbw
  4. [ 編集]

>>mas様
透君はお坊ちゃんというほどでは無いんですが、所詮はただの少年ですからねー。
DVD・BOXいいですねー。
うらやましいですー。

>>漆黒の戦乙女様
サタンクロースですか。
言い得て妙ですねー。
来年は元に戻るというのもいいかも。
もしかしたら記憶が残っていて愕然とするかもしれないですねー。
  1. 2006/12/27(水) 22:06:52 |
  2. URL |
  3. 舞方雅人 #-
  4. [ 編集]

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舞方雅人

Author:舞方雅人
(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
どうぞ楽しんでいって下さいませ。

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