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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

地底帝国の女幹部 ラスト

四回に分けて掲載してきた「地底帝国の女幹部」も今日で最後です。

シーン的にちょっと長くなりますが、どうか最後まで楽しんでいただければと思います。

よろしければ感想などもお寄せ下さいませ。
すごく励みになります。

それではどうぞ。

4、
朝、私はブリーフィングルームにリストアップした三十四人を集めるように命令する。
これから行なわれる訓練はこの本部を劇的に変えて行くことだろう。
美しく優秀な三十四人。
彼女たちがこの全身タイツを身に付けるところを想像する。
それは素晴らしい光景だろう。
準備そのものは宮島三尉が行なってくれた。
適当な紙袋を用意してもらった私は、戦闘員用の全身タイツをそれぞれの袋に小分けしてブリーフィングルームに運ばせる。
中に入っているものを知ったらきっと驚くでしょうね。
やがてインターコムから準備が整ったことを知らせてくる。
私はそれを了承し、おもむろにラボを呼び出した。
『はい、こちらラボです』
「アユミだけど、白鳥博士の部屋につないでちょうだい」
『えっと、千影司令ですよね? 白鳥博士ですか? 少々お待ちを』
受け付けた女性が戸惑いを見せた。
ああ・・・そうか。
私が名前の方で言ってしまったからだわ。
だって・・・
千影だなんて自分じゃないみたいなんだもの。
私はアユミ。
それ以外の何者でもないわ。
『あの・・・』
「どうしたの?」
『それが・・・白鳥博士・・・何か風邪でも引いたみたいで、うまくしゃべれないみたいなんです』
風邪?
それはいけないわね。
でも彼女には出てもらわなくちゃ。
「構わないから呼びなさい」
『あ、はい。つなぎます』
そう言って呼び出し音がなる。
『ひゃいー。し・・・ら・・・り・・・です』
一字一句区切るような香奈美の声。
発声器官に影響が出ているのだろう。
「香奈美? アユミよ。夕べは楽しんだかしら? これからすぐに司令部棟のブリーフィングルームへ来てちょうだい。もちろんその姿でね」
『ひゃいー! かし・・・りま・・・した』
うふふ・・・
私には香奈美がインターコムの向こうで右手を水平に構えている光景が目に浮かぶ。
全身タイツに包まれた香奈美の口元には薄笑いが浮かんでいるだろう。
私はもう一度ラボに通話をつなぎ、白鳥博士が実験のために地底帝国の戦闘員の姿をしていることを告げ、騒ぎ立てないように伝える。
警備兵ごときにどうにかできるとは思えないけど、騒ぎになるのは好ましくない。
私は立ち上がると、ブリーフィングルームへ向かう。
これからの訓練が楽しみだわ。

「ひあっ! ち、千影司令、その姿は?」
宮島三尉が息を飲む。
当然でしょうね。
私は堂々と地底帝国の女幹部のコスチュームのまま司令官室から出てきたのだから。
「それはいったい・・・司令?」
「あとで説明するわ。黙って付いていらっしゃい」
私は唖然としている宮島三尉を引きつれ、ブリーフィングルームへ向かう。
宮島三尉は不審そうな顔をしながらも私の後ろに従った。

ブリーフィングルームはちょっとした広さがある部屋だ。
一方の壁面にスクリーンがあり、作戦を指示できるようになっている。
その壁面を向いて椅子が並べられてあり、その足元には紙袋が置かれていた。
私は三十三人が待ち構えているブリーフィングルームに入って行く。
残り一人は宮島三尉だ。
私が入ると、部屋の皆は一斉に立ち上がって敬礼する。
が、すぐにどよめきが部屋中に広がった。
「静粛に!」
私は意に介さずにスクリーンの前に立つ。
唖然とした表情の女たち。
その中にはアースディフェンサーの三人もいる。
婦人自衛官の制服を元にしたディフェンサーチームの制服や、医療部やラボの白衣、技術部門の作業服などとりどりの衣装が並んでいる。
見苦しい混沌とした光景。
いやなものだわ・・・
「座っていいわ」
私の言葉に全員が席に着く。
宮島三尉も席に着いて、これで全員が揃った。

「驚いたかしら」
私は口を開く。
「あなたたちは今疑問に思っているはず。なぜディフェンサーチームの司令官が地底帝国の女幹部エメリアのコスチュームを身に纏っているのか? と」
私の言葉に数人がうなずく。
「その理由を説明します。これはあなたたち選ばれたメンバーによる特別の訓練です」
「訓練?」
「訓練ですって?」
またしてもブリーフィングルームはざわめきに包まれた。
「黙って! 静かにしなさい!」
私は多少いらついてくる。
少しの間ぐらい静かにして欲しい。
地底帝国では幹部の発言に戦闘員が口を差し挟むなど許されることではない。
地上人どもの愚劣さの表れだわ。
「白鳥博士、入りなさい」
私は先ほどブリーフィングルームの外に待機しているように指示した白鳥博士を部屋に入れる。
「ひゃいー」
ドアを開けて香奈美が入ってくる。
背筋をピンと伸ばし、美しいボディラインをきびきびと歩ませる姿はとても素敵だ。
「え?」
「地底帝国の戦闘員!」
思わず立ち上がるアースディフェンサーの三人。
「座りなさい!」
私は声を荒くした。
聞き分けのない連中は大嫌い。
選ばれた連中といえども許されるものではない。
私はアースディフェンサーの三人を座らせると、香奈美を私の脇に立たせる。
漆黒の戦闘員用全身タイツに身を包んだ香奈美がそばに立っていると、なんだかとても気分がいい。
きっと地底帝国では当たり前のことだからだわ。
「見たとおり、白鳥博士には地底帝国の戦闘員用全身タイツを身に纏ってもらいました」
私は話を続ける。
「地底帝国は女幹部エメリアを失いました。しかし、地底帝国はまだ地上侵略をあきらめてはいません。再度の地上侵攻が行なわれるのです」
三十四人の視線が私に集中する。
これでいいわ。
「私たちは地底帝国のことを何一つ知らないと言って過言ではないわ。そのため、地底帝国のことを深く知る必要があるのよ」
自分でも口調が強くなるのがわかる。
私は幹部。
女幹部なのだ。
部下に優しい口調を使う必要などない。
「幸い、白鳥博士によってここに三十四着の地底帝国の戦闘員用全身タイツが保管されていました。これを使ってあなたたちには地底帝国の戦闘員として過ごしてもらいます」
「ええ?」
「ど、どういうこと?」
またしてもざわめく女たち。
顔を見合わせてお互いに不安そうな表情を浮かべている。
「いい加減にしなさい!」
私の一括に静かになる女たち。
まったく困ったもの。
意思統制ができてなさ過ぎる。
「あなたたち選ばれた者には、これから三日間地底帝国の戦闘員の全身タイツを身に纏い、その思考法を身につけてもらいます。それによって、地底帝国の考えを理解し地上侵攻がどのように行なわれるかがわかるようになるでしょう」
すっと手が上がる。
ディフェンサーレッドの沖波楓(おきなみ かえで)が質問のために手を上げたのだ。
「なにか?」
「そのようなことをして何になるんですか、千影司令。今までどおり地底帝国の侵攻を粉砕するだけで充分なんじゃないんですか?」
意志の強いしっかりした目が私をにらんでくる。
「甘いわね。それでもアースディフェンサーの一人なの? 地底帝国のことを知らずに戦いができるわけがないじゃない。地底帝国の一員として行動することで地底帝国の行動原理を知り、それに沿った行動ができるようになるとは思わないの?」
「私たちは地上人です。地底帝国の一員として行動なんてできません」
ディフェンサーイエローの原真理子(はら まりこ)も納得がいかないという表情だ。
「形だけでもそう行動してみるのよ。それによって見えてくるものもあるわ。現に私と白鳥博士はこういったコスチュームを身に着けることで、新たな気持ちで地底帝国を見ることができているのよ」
「形だけ・・・ですか?」
「無論よ。私はあなたたちに心の底から地底帝国の戦闘員になれと言っているのではないわ。三日間そうやって過ごすことで得るものがあるだろうと言っているのよ」
私は楓の目を見つめる。
いい目をしている。
地底帝国の戦闘員としてなら上級戦闘員というところだろう。
だが、目をむき出しにして相手を見るのは下劣なこと。
地底帝国の戦闘員は目を出すようなことはない。
マスクがしっかりとカバーしてくれるのだ。
「・・・・・・」
納得がいかないといった顔のアースディフェンサーの三人。
ほかにも不審そうな目を向けてくるものが多い。
まあ、それも仕方ないこと。
いきなり地底帝国の一員として行動してみろと言われても、理解できないに違いない。
ふう・・・
音声コミニュケーションというのは不便なものだわ。
相手に理解させるのに不完全すぎる。
「命令・・・ですか?」
ディフェンサーブルーの秋村恵理がつぶやくように言う。
命令なら従おうというのだろう。
「ええ、これは命令です。ディフェンサーチームの司令官としてあなたたち三十四人に地底帝国の戦闘員用全身タイツの着用を命じます」
「・・・わかりました」
しぶしぶといった感じで楓たちがうなずいた。
「こ・・・れは・・・じ・・・けんの・・・一環・・・きょ・・・りょく・・・し・・・てね」
香奈美の言葉に皆が肩をすくめる。
やれやれまた白鳥博士の実験のモルモットにされるのか・・・といった感じだ。

「あなたたちの足元にある紙袋を開けてみなさい。地底帝国の戦闘員用全身タイツが入っているわ。それを着用するのよ」
がさがさと紙袋が開かれる音がする。
昨晩全てを休眠状態から解き放ってある。
手に取ればきっとその魅力に取り付かれるわ。
「うわぁ・・・すべすべ・・・」
「ああ・・・いい手触りだわ」
「・・・結構素敵ね・・・」
「うぅ~・・・全身タイツなんて初めて見るよぉー」
またしてもざわめく女たち。
まあ、これは仕方ないわね。
この全身タイツを手に取れば声が出てしまうのは当たり前だ。
「これは身につけているもの全てをはずして着用すること。指輪やピアスなども全部よ」
「はい」
「わかりました」
女たちはうっとりとした表情を浮かべ始めている。
戦闘員用全身タイツと一体化し始めたのだろう。
これで彼女たちは地底帝国のことをもっと知るようになる。
新たな世界が広がることだろう。
「ああ・・・すべすべで気持ちいい・・・」
「着なきゃ・・・これを着なきゃ・・・」
ディフェンサーブルーもディフェンサーイエローもうっとりとしてタイツの手触りを楽しんでいる。
あのディフェンサーレッドの沖波楓も先ほどまでの嫌悪感は無さそうだ。
むしろ嬉々として全身タイツに頬擦りをしてさえいる。

・・・?
私は一人の隊員に目をやった。
彼女は他の女たちとは違い、膝の上に手を置いたまま小刻みに震えている。
よく見ると頬を涙が伝っている。
私は気になって、すぐに彼女のそばへ行く。
「何をしているの?」
私は彼女に対してそう言った。
命令に従わないなど許されることではない。
「千影司令・・・」
彼女は涙に濡れた顔を上げた。
茶色の瞳が潤み、悲しみをあらわにしている。
「わ、私の両親と弟は地底帝国の戦闘員に殺されたんです・・・そ、それなのに・・・戦闘員の格好をしろなんて・・・つらすぎます・・・」
なるほど。
それで躊躇っていたというわけか・・・
うふふ・・・
そんなこと気にならなくなるのにね。
私は制服の名札を確認する。
橋倉(はしくら)か・・・
「橋倉さん」
「は、はい」
彼女はピクッとして返事をした。
「あなたの気持ちはわかるわ。でもね、この訓練をすることで新たな気持ちになれるのよ。無理に着なくてもいいから手に取るだけ取ってみて」
「は、はい」
彼女はしぶしぶと紙袋に手を入れる。
「はわ・・・」
彼女の口から驚きの声が漏れる。
その表情が悲しみからうっとりとしたものに変わっていく。
彼女は紙袋から戦闘員用の全身タイツを取り出し、それをしばらく見つめていたあとでしっかりと抱きしめた。
「どう? 着ても大丈夫かしら?」
「はい・・・素敵です・・・すぐに着替えますわ・・・」
彼女の言葉に私は満足した。

すでにこのブリーフィングルーム内は一種の更衣室と化していた。
女たちは皆何のためらいもなく着ているものを脱ぎ捨て、戦闘員用の全身タイツを身に付け始めていたのだ。
「ああん・・・気持ちいい・・・」
「しゅごい・・・躰にぴったりして・・・ああ・・・」
「ああ・・・すばらしいわぁ・・・」
ピアスや指輪などのアクセサリーも床に投げ捨てられ、生まれたままの姿を次々と全身タイツに包み込んで行く女たち。
真っ黒なボディが恥ずかしいのかうつむいたりするものの、誰もが嫌がったりはしていない。
かえってマスクが目鼻を覆うことで、自分が自分で無いように感じるのか、大胆にポーズを取る者すら現れる。
やがてブリーフィングルームは漆黒の女たちで埋め尽くされる。
皆一様に素敵なボディラインを晒し、口元には薄い笑みが浮かんでいる。
きちんと整列して指示を待つ彼女たちに私は命令を下す。
「今日からあなたたちはその姿で過ごしなさい。各部署には私の方から通達します。地底帝国の思考を身に付け、今後に生かしなさい。では解散」
ざっと一斉に右手を額のところへ持って行き敬礼する女たち。
私は苦笑した。
自衛隊式の敬礼など見苦しいだけ。
いずれそのことにも気がつくでしょう。

私は隊員たちが去ったあとで香奈美を呼び寄せる。
彼女のおかげで隊員たちに戦闘員用の全身タイツを渡すことができたのだ。
研究用という名目で確保していてくれてよかったわ。
「ひゃいー・・・お・・・よび・・・しょう・・・か」
私は香奈美の唇に人差し指を当ててしゃべるのをやめさせる。
その上で思念波を送ることにした。
(もうしゃべるのが苦痛になっているんでしょ? 構わないわ。思念波を使いなさい。使えるでしょ?)
「ひゃいー」
(これでよろしいでしょうか?)
香奈美の思念波が流れ込んでくる。
(上出来よ)
(ありがとうございます)
香奈美が右手を胸のところで水平にする。
地底帝国の敬礼ね。
(あなたはこのままラボの指揮を取りなさい。対策は怠らないようにね。地底帝国がいつ動き出してもいいように)
「ひゃいー!」
(かしこまりました。ディフェンサースーツの調整も滞りなく)
(いい娘ね)
直立不動の香奈美を私はそっと抱き寄せる。
そしてご褒美の口付けをしてやった。
(あ、ありがとうございます。アユミ様)
香奈美のドキドキした感情が流れ込む。
うふふ・・・可愛いわね。
(では行きなさい)
「ヒャイー!」
はっきりとした発音で鳴き声を上げ、香奈美はブリーフィングルームを出て行く。
私はその姿がとても誇らしかった。

香奈美を見送った私は司令官室へ戻ってくる。
途中あちこちの部署で悲鳴や歓声が上がるのを耳にした。
通達をしてあるにもかかわらず、地底帝国の戦闘員が入り込んだとでも思っているのだろう。
この程度でうろたえるとは困ったものだわ。
そういった意味でもこの訓練は重要。
地底帝国にとってこの本部のどこが弱点なのか、それを知ることは大事なことなのだ。
歓声の方は・・・
うふふ・・・
きっと男どもが目を楽しませているのでしょうね。
スタイルもよくて能力もある女性というのはそれほど多くは無い。
今回選ばれた女たちはその点でも一級品。
戦闘員用の全身タイツを見事に着こなして、その美しいボディラインをあらわにしているのだ。
男たちが目を奪われるのも当然。
うふふ・・・
その油断が命取りになるのよ。
気をつけることね。

司令官室のドアを開け中に入ると、まずは秘書官室となっている。
その奥こそが私の司令官室となるのだ。
「お疲れ様です」
机に向かっていた宮島三尉がすぐに立ち上がって敬礼する。
真っ黒い全身タイツに包まれた女性らしい柔らかい曲線は見事なもの。
「あ・・・」
宮島三尉はすぐに気がついたように、おずおずと右手を額の脇から下げて胸のところで水平に構える。
「ひゃ、ひゃい・・・」
すごく恥ずかしそうにそう口にする宮島三尉。
私はそれがすごく可愛らしく思えて、思わず彼女のそばへ行って顎を持ち上げキスをする。
可愛らしい部下へはこれがご褒美なのだ。
「あ・・・」
小柄な宮島三尉の躰が少し震える。
「うふふ・・・可愛いわ。きちんと地底帝国の敬礼ができたわね」
「あ・・・は、はい・・・ありがとうございます」
唇を離した私をうっとりと見上げている宮島三尉。
細くて尖った顎は私の手にピッタリと収まっている。
「わ、私は・・・地、地底帝国の・・その・・・戦闘員役なのですから・・・地底帝国の・・・敬礼をしようと」
「えらいわ。すごくよく似合っているわよ」
「あ、ありがとうございます・・・」
私はゆっくりと手を離して彼女を解き放つ。
宮島三尉は胸のところで手を組んで私をうっとりと見つめていた。
ふふふ・・・幹部に対する崇敬の念が浮かんでいるのね。
「着心地はどう?」
「は、はい・・・その・・・すごく恥ずかしい・・・です・・・」
そう言ってうつむいてしまう宮島三尉。
「そう・・・それじゃかわいそうだから特別に脱ぐのを許可しようかしら?」
私は意地悪くそう言った。
「え?」
彼女は驚いて顔を上げる。
「脱いでもいいわよ。恥ずかしいんでしょ?」
「あ、い、いいえ、だ、大丈夫です。着ています。着ていさせてください!」
焦ったように訴える彼女を見て私は思わず微笑んでしまう。
脱ぎたくないのだ。
当然のことだろう。
この全身タイツを身につけたら、脱ぎたいなんて思うはずが無いわ。
「いやなんじゃないの?」
「いやなんか・・・全然いやなんかじゃありません。すごく気持ちよくて・・・ずっと着ていたいんです」
胸と股間に手を当てて全身タイツの着心地を確かめる宮島三尉。
「そう。じゃ、構わないわ。ずっと着ていなさい」
「は、はい。じゃ無かった、ひゃい」
彼女は慌てて胸のところで右腕を水平にする。
私はその姿にうなずくと、自室の扉を開けた。

ふう・・・
私は席に着くとパソコンの電源を立ち上げる。
そして司令官権限でパスワードを入力し、本部施設内のモニターカメラの映像をモニターに表示した。
この本部施設内はモニターで二十四時間監視ができる体制になっている。
もちろん普段はそんなことはしていないし、隊員たちのほとんどはそんなことは知らないだろう。
誰でも自分の行動が監視されていると思う中で仕事などしたくない。
だからモニターカメラは表面上見えるような設置のされ方はしていないし、気付かれることはまずありえない。
もともとは地底帝国の急襲に対するためのものだったが、こうして隊員の普段の姿を見ることができるというのも便利なもの。
私は各セクションの様子を覗いてみる。
ところどころに地底帝国の戦闘員姿の女性たちが仕事をしているのが見えた。

『それにしてもすごい格好だよなぁ。目のやり場に困るよ』
『そうそう、あのお尻のライン・・・たまらないですね』
『そこ! 何をおしゃべりしているの! 作業は済んだの?』
セクハラまがいの発言を同僚としていた男性隊員が怒鳴りつけられる。
『私の格好は気にしないでちょうだい。無理かもしれないけど・・・意識されるとこっちも恥ずかしいんだからね』
腰に手を当てて威圧するように立っている戦闘員姿の女性。
うふふ・・・
あれでは意識するなと言う方が無理よね。
私はモニターを切り替える。
こちらでは白衣の看護師たちに混じって真っ黒な全身タイツの戦闘員が医療行為を行っていた。
『あう・・・』
『緊張しなくていいんですよ。緊張すると血圧がきちんと測れませんから』
そう言って血圧計を操作する戦闘員姿に、測られる男性は気が気で無いようだ。
『せ、先生、何とかならないんですか?』
傍らの男性医師に助けを求める男性隊員。
『そ、そうは思うんだが、訓練の一環ということだしなぁ』
『そうですよ。私はこの姿でもきちんと任務を遂行します。偉大なる・・・って、え?』
『な、なんか言った?』
『な、なんでもないですよ・・・私・・・いったい・・・』
頭を振って考えをまとめようとしているようだ。
私はまたモニターを切り替えた。

『やぁー!』
『えぇい!』
ここはトレーニングルームね。
威勢のいい掛け声が聞こえるわ。
どうやら数人の戦闘員姿の女たちがトレーニングを行なっているよう。
吊り下げられたサンドバッグにパンチや蹴りを打ち込んでいるのはアースディフェンサーの三人だわ。
ほかにもペダルを漕いでいるのやベルトの上をジョギングしている者もいる。
体力は何よりも重要なこと。
トレーニングに励むのは素晴らしいことだわ。
『いやぁー!』
鋭い蹴りがサンドバッグを相当に揺らす。
『ひゃいー!』
周囲の視線がその声を発したディフェンサーイエローの真理子に集中した。
『真理子・・・』
『真理ちゃん・・・』
ブルーの恵理とレッドの楓が思わず手を止めていた。
『あ、あはは・・・何となく・・・戦闘員らしいかなって・・・』
苦笑している真理子。
その様子に他の二人も肩をすくめる。
『で、でもでも、この全身タイツってすごく動きやすいよね』
『そうだな、動きがまったく阻害されないよ。それに着ているととても気持ちいいしね』
真理子の言葉に楓がうなずく。
『ディフェンサースーツなんか無くても充分な気がしますね』
『うん・・・て言うか・・・あれってもう着たくないよ』
『私も着たくないですわ。あんな野暮ったいものを着て戦うなんてごめんです』
『ですよねー』
三人はうんうんとうなずきあう。
『地底帝国の戦闘員か・・・悪くないな』
楓のパンチはサンドバッグをぶち抜き、中の砂が床にこぼれていった。

『まったく・・・千影司令もとんでもないこと考えたものだな。これじゃ仕事にならないよ』
これは技術部門かしら。
ここにも一人の全身タイツを纏った女がいる。
『でも、命令ですから・・・』
あら?
この声はさっきの橋倉さんだわ。
『それはそうだが・・・その・・・目のやり場が・・・な』
『構わないです。少し慣れてきましたから』
胸に手を当てて全身タイツを愛しそうに撫でている。
『君はよくても他の連中が困る。それに君だってそんな格好をするのはいやだろう? 黙っているから脱いだらどうだ?』
『うふふ・・・お気になさらないで下さい。両親のことはありますけど・・・地底帝国の戦闘員だったら当然のことをしたに過ぎませんですから』
彼女は唇に薄く笑みを浮かべる。
うふふ・・・
この分では皆が地底帝国の思考を手に入れるのは案外早く済むかもしれないわね。
私はモニターを消すとたまっていた仕事に取り掛かる。
いつ皇帝陛下が動いてもいいようにしておかなければ・・・

混乱と戸惑いの一日も終わり。
私は夕べと同じようにソファーに毛布をかけて仮眠する。
戦闘員用の全身タイツを着た女たちは、誰一人帰ろうとしなかった。
まあ、あの姿を地上人に晒すのは今のところ得策では無いと思うので、仮眠室とブリーフィングルームに寝具を用意して対処する。
もちろんそのあたりのことはヨシノがうまくやってくれた。
しっかりしていてとても有能な戦闘員だわ。
上級戦闘員にしてあげても構わないでしょうね。
私はそんなことを考えながら眠りにつく。
仮眠室から漏れてくる思念波が、彼女たちがそれぞれお楽しみであることを告げている。
全身タイツの気持ちよさに浸っているのだ。
困ったものね・・・
思念波の使い方がまだまだだわ。
もっと上手にならないとね。

翌日。
いつものように執務を続ける私の目の前でインターコムが呼び出し音を鳴らす。
「私よ。どうしたの?」
『ヒャイー!』
(縁根一尉がお見えになっております。多少怒っておられるようですが)
ヨシノの思念波が伝わってくる。
思念波はかなりの距離を到達できる上に、地上の通信網に載せることもできるので便利なのだ。
「構わないわ。通して」
『ヒャイー!』
ヨシノの鳴き声が終わるか終わらないかのうちに、ドアがけたたましく開けられて一人の女性士官が入ってきた。
普通科の縁根百合子(ふちね ゆりこ)一尉だ。
この本部ではアースディフェンサー以外の普通科隊を指揮する立場にある。
女性が多いこの本部では女性仕官の方がいいだろうということで行なわれた人事だ。
婦人自衛官の制服をピシッと着こなした彼女は、入ってくるなり私に対して怒鳴りつけてくる。
「千影司令! 今すぐこのばかばかしい訓練を中止してください!」
ダンと机に両手をついて正面から私をにらみつける縁根一尉。
ドアのところでは直立の姿勢でヨシノが中の様子を窺っている。
ふう・・・まったく・・・
バカな女というのはどこにでもいるものね。
「ばかばかしい訓練?」
「そうです! こんな訓練に何の意味があるんですか? 司令自ら敵の服を着て訓練だなんてばかげています」
縁根一尉の怒鳴り声が部屋中に響く。
「訓練の意義は説明したはずですが?」
「納得いきません! こんな訓練は意味がありません。それどころか・・・私の部下数名は何を言ってもひゃいーとしか言わないし・・・薄笑いを浮かべて・・・まるで・・・まるで・・・」
ゾクッと躰を震わせる縁根一尉。
「まるで? なんなのかしら?」
「まるで・・・本当に地底帝国の・・・ま、まさか・・・」
縁根一尉が後ずさる。
「これは・・・まさか・・・地底帝国の侵攻作戦?」
うふふ・・・
バカねぇ。
そんなことあるわけ無いじゃない。
皇帝陛下からは何のご指示も受けていないのだもの。
侵攻作戦なんてものじゃないわ。
ただの訓練よ。
「落ち着きなさい。そんなはず無いでしょう」
私は青ざめた縁根一尉を落ち着かせるために立ち上がる。
「う、動かないで下さい!」
縁根一尉の腰のホルスターから拳銃が抜かれる。
その銃口はまっすぐに私に向けられた。
「何のまね? すぐに下ろしなさい」
「ええ、下ろします。ですがその前にその奇妙な敵の服を脱いでください。司令は・・・司令はきっと洗脳されているんです」
この服を脱げ?
正気で言っているの?
この服を脱ぐなんて考えられないわ。
この服は私の皮膚も同然なのよ。
あなたなんかにはわからないわ。
「脱ぐ気は無いわ。おとなしく銃を下ろしなさい」
「おことわりします。司令がその服を脱いでくださったら、すぐにでも下ろしますから、どうか脱いでください」
しっかりと両手でSIGのP220を保持し、型どおりの射撃姿勢を取っている。
この距離でははずしはしないだろう。
バカな女・・・
私はこくんとうなずいた。
「ハッ?」
さすがに普通科の士官だけはある。
縁根一尉はすぐさま後ろを振り返り、ヨシノに銃を向けようとした。
しかし、戦闘員の動きには付いていけるはずも無い。
ヨシノの鋭い蹴りが一旋し、構えていた拳銃を叩き落す。
「あっ」
縁根一尉が手を押さえようとしたときには、彼女の頭上から踵落しが落ちていた。
「あぐっ」
もんどりうって床に倒れる縁根一尉。
そこを背後から馬乗りになったヨシノが首を持ち上げてねじる。
鈍い音がして縁根一尉は動かなくなった。

「ヒャイー!」
立ち上がって右手を胸のところで水平に構えるヨシノ。
私はその強さに満足した。
彼女は秘書官であり、戦士ではない。
しかし、今の彼女は戦闘員として申し分ない働きができるだろう。
私は死体をごみ処理機に入れるように命じて席に着く。
私が洗脳されているですって?
おかしなことを言うものだわ。

モニター越しの本部内の風景。
美しい全身タイツの戦闘員たちは無言で任務についている。
いや、無言に感じるのは音声コミニュケーションを考えているからに過ぎない。
彼女たちは思念波でお互いに会話している。
時々鳴き声を上げるが、あれはお互いの注意を引くため以外の何者でもない。
地上人のように不完全な音声コミニュケーションなど必要ないのだ。
一緒に仕事している隊員たちはよそよそしい態度で遠巻きに見ている感じ。
多少の不気味さも感じているんでしょうね。
まさに地底帝国の戦闘員になりきっている証拠。
きっと地底帝国の思考に染まっていっているんだわ。
それでこそ皇帝陛下のご意向に沿うことができるのよ。

何か頭がぼうっとする。
机に向かっているのかソファーに寝ているのかわからない。
躰がふわふわ浮いている。
周囲は真っ暗で何も見えない。
変だわ・・・
暗闇でもまったく見えないなんてありえないのに・・・
あ・・・
あそこだわ・・・
うっすらと赤い光が差し込む暗いホール。
そこに私は引き寄せられているんだわ。
ああ・・・
嬉しい・・・
何でかわからないけど・・・
すごく嬉しい・・・
私はすっと足を下ろし、神聖なるホールに降り立った。
私が降り立つと同時に、周囲の闇の中からは漆黒の全身タイツを纏った戦闘員たちが現れる。
私は戦闘員たちを従えて歩き出す。
向かうは奥の間。
偉大なる存在がお待ちになっていらっしゃる。
私は胸をときめかせ、ホールの奥に歩んでいった。

真っ暗な闇。
でも心地よい闇。
私はそこで立ち尽くす。
私の後ろには何人もの戦闘員たちが並び、一様に口を引き結んで直立不動で立っている。
やがて・・・
私の正面に一筋の切れ目が横に入り、それがゆっくりと上下に開く。
目。
巨大な目。
目蓋を開けるように見開かれた大きな一つ目がそこにはあった。
ああ・・・
なんて素晴らしいお姿。
全てを見通すようなその眼差し。
私の躰の奥底まで見られるような快感。
私は軽く絶頂を味わっていた。
『アユミヨ・・・』
「は、はい。皇帝陛下」
私は身を震わせるほどの喜びを感じながら片膝を折って床に右手を付く。
すぐに戦闘員たちも一斉に片膝をついて敬意を表わした。
『オマエハ、ワガテイコクノオンナカンブ。チジョウシンリャクノシキヲトルガイイ』
「ああ・・・はい。私は地底帝国の女幹部アユミ。皇帝陛下の忠実なしもべです。地上侵略はお任せ下さい」
ああ・・・そうよ。
私は地底帝国の女幹部アユミ。
皇帝陛下のためならばどんなことでもしてみせるわ。
『アユミヨ・・・ウケトルガイイ』
皇帝陛下のお言葉とともに、私の額にサークレットが形成される。
そして、腰には乗馬ムチが付けられる。
これこそが皇帝陛下の代理人たる幹部の証。
私の言葉は皇帝陛下のお言葉となるのだ。
『アユミヨ、イクガイイ』
「ハッ、必ずや吉報をお届けいたします」
私はすっと立ち上がり、右手を胸のところで水平に構える。
背後の戦闘員たちも一斉にならい、右手を構えた。
「偉大なる皇帝陛下のために!」
「「「ヒャイー!」」」

               ******

私は三日間の訓練を終えた戦闘員たちをブリーフィングルームに集める。
地底帝国の戦闘員としての思考に染まった彼女たちは、もはや地上人ではない。
全身タイツも肌と一体になり、脱ぐこともできはしない。
そう、死ぬまでこの全身タイツは彼女たちの肌として彼女たちの身を護ってくれるのだ。
それは私も同じこと。
ローズレッドのアーマーと漆黒の全身タイツは私の躰の一部。
はずれることなく私を護ってくれるのだ。
ブリーフィングルームに向かう私の後ろには二体の戦闘員が付き従う。
戦闘員78号と79号だ。
元の名前は・・・カナミとかヨシノとかいった気がするがそんなものはどうでもいい。
彼女たちは私のそばに仕える上級戦闘員として番号が与えられている。
鮮やかなローズレッドに染まった唇を誇らしげに舌で舐め、胸を張って歩いている。

「「「ヒャイー!」」」
一斉に戦闘員たちの鳴き声が上がる。
ブリーフィングルームに入った私を出迎えて一斉に敬礼をしてきたのだ。
右手を胸のところで水平に構える地底帝国の敬礼。
一部の隙も無く戦闘員たちが一斉に敬礼するのは気持ちがいい。
私はスクリーンの前に立つと右手に持った乗馬ムチを左手に打ち付ける。
ピシッと言う音が緊張感を引き締めた。
「お前たち! 私は地底帝国の女幹部アユミ。これよりお前たちの指揮を取る!」
「「「ヒャイー!」」」
呼応するごとくに戦闘員たちは鳴き声を上げる。
「皇帝陛下よりのご命令が下された。これより我が地底帝国は地上侵略を再開する」
「「「ヒャイー!」」」
戦闘員としての統一された思考。
彼女たちには皇帝陛下の命令が全て。
なんて素晴らしいのだろう。
地上人ども、覚悟するがいい。
「手始めにこのディフェンサー本部を破壊する。歯向かう奴は殺せ! 地底帝国に逆らうものは皆殺しにするのだ!」
私の右手がムチを振るう。
「「「ヒャイー!」」」
戦闘員たちの鳴き声がディフェンサー本部壊滅の号砲だった。
  1. 2006/11/22(水) 19:16:34|
  2. 地底帝国の女幹部
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:10
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コメント

やはりこういう展開はいいですね~
特に司令が敵の手に堕ちるというのは…手の内の全てがさらけ出されてさらに自分たちの作戦をジャマされないように向かわせたりとやりたい放題ですしね
ネタだけは暖めているものがあるんですがそれを表現する技術というか気力というかがないのが…
みんなオラにげn…と本気で言ってみたい気がします…もっともこれはそのまま投げてますけどねw
  1. 2006/11/22(水) 22:25:32 |
  2. URL |
  3. 漆黒の戦乙女 #c4EIgJbw
  4. [ 編集]

初めまして。むちゃくちゃ燃えました!
正義側の人間が悪の女幹部の衣装を着るというのは、激しく良いですね~。この話は、主人公(ヒロイン)が悪に堕ちるだけじゃなくて、周りの人間も悪にしてしまうところがよかったです。

「地底帝国」「女幹部の衣装が赤い鎧風」、そして「正義側が悪側の服を着る」という各種要素を見ていると、「科学戦隊ダイナマン」の「キメラの呪いの服」を連想しました。全然関係なかったらスミマセン(汗)。
  1. 2006/11/22(水) 22:57:11 |
  2. URL |
  3. 悪堕ち好き #s.Y3apRk
  4. [ 編集]

とりあえず、短期集中連載おつかれさま。
見ればみるだけ、速筆ぶりがうらやましく思えます(^_^;)
(現在抹茶向けに1つ書いているのですが、未だ1章分が終わらない……校正だったらいくらでも早くかけるのにw)

アイテムを身につけることによる洗脳ネタといえば、ロードス島戦記の「灰色の魔女」カーラがまず思い浮かびますな。
あの設定はとっても惹かれるものがあるので、いつかあのネタで書いてみたいなとは思うのですが。
  1. 2006/11/22(水) 23:52:22 |
  2. URL |
  3. 通りすがりのMCマニア #6qCNEni2
  4. [ 編集]

執筆おつかれさまです。
簡易洗脳はスーツで、本格的に洗脳するときは皇帝陛下自らですか。
地底帝国の皇帝陛下も脳みそが筋肉でできている女幹部から、知性派の幹部になって万々歳ですな。
そういえばクリスタルローズのときにもでてきた縁根百合子が再登場してますね。主人公からの嫌われっぷりは相変わらずでしたがw

この終わり方だともう一回戦期待しちゃいます。どうなんですか舞方さん。
  1. 2006/11/23(木) 01:43:07 |
  2. URL |
  3. 静寂 #8U7KPG92
  4. [ 編集]

いゃー、堪能しました。
お疲れ様でございました。
映像が頭に浮かぶのでよかったですよ。例えば、ゼンタイが着用者に感応して開くところなんかは、エイリアンエッグが頭に浮かんだしね。

ところでこの世界では男はスケベ心を出すとはらわたを引きずり出されて大変そうですね。
  1. 2006/11/23(木) 12:39:57 |
  2. URL |
  3. mas #d58XZKa6
  4. [ 編集]

短編という割にはかなりの大作に仕上がってますね。
僕個人としては、もう少しアースディフェンサーの3人を書いて欲しかったかなとも思いましたが、我々にとってのハッピーエンドということで・・・。
お疲れ様でした。
  1. 2006/11/24(金) 17:21:32 |
  2. URL |
  3. metchy #-
  4. [ 編集]

ありがとうございました

コメントのレスが遅くなってすみません。
温かいコメントを寄せていただき、本当にありがとうございました。

>>漆黒の戦乙女様
司令官が敵に回ってしまうと、弱点とかも筒抜けですからねー。
あたためているネタに関しては、とにかく書き始めるのがいいかと思います。
ぜひぜひ拝見させていただければと思います。

>>悪堕ち好き様
初めまして。
楽しんでいただけたようで嬉しいです。
衣装によって意識が変わるというのはやってみたかったので、今回妄想の赴くままに仕上げました。

「ダイナマン」の「キメラの呪いの服」についてはもちろん意識しました。
あの話で悪堕ちして欲しかったという思いが、今回の原点といえますね。

>>通りすがりのMCマニア様
速筆なんてとんでもない。
出来上がったものを数回に分けて掲載しただけで、書き上げるのには一週間以上かかりました。

カーラのサークレットもいいネタですよね。
アイテム取り憑かれ系もいつか書いてみたいです。

>>静寂様
作中では触れませんでしたが、エメリアもなかなかの有能な幹部だったんですよー。ww
もちろんアユミのほうがより有能には違いないでしょうけどね。

縁根百合子に関しては、やられ役としてまた出てもらうかも。ww
続編については・・・まあ、止めておいた方が無難でしょうね。

>>mas様
野郎は瞬殺です。(笑)
出てくるのは美しい女性のみで充分です。
地底帝国の皇帝陛下は実によくわかっておられるのですよ。(笑)

>>metchy様
結構なボリュームになってしまいましたですね。
アースディフェンサーの三人については、どこかで活躍させてあげたいですね。
もちろん今回とは違った堕ち方を用意して・・・(笑)
  1. 2006/11/25(土) 00:01:20 |
  2. URL |
  3. 舞方雅人 #-
  4. [ 編集]

> 出来上がったものを数回に分けて掲載しただけで、書き上げるのには一週間以上かかりました。

十分速筆ですってば(^_^;)
私が同程度の文を書くとすれば、1章で月単位かかりますからw
  1. 2006/11/25(土) 15:36:18 |
  2. URL |
  3. 通りすがりのMCマニア #6qCNEni2
  4. [ 編集]

王道

コメントが遅くなってしまい申し訳ありません。

王道、洗脳侵略物ですね。
たいへん堪能させて頂きました。
敵の物を身に付けさせて洗脳するのは、やはり、すばらしい。
できましたら、最後の基地占領シーンも外伝とかで書いていただけませんでしょうか?

お疲れ様でした。
そして、すばらしい小説、ありがとうございました。
  1. 2006/11/26(日) 08:29:15 |
  2. URL |
  3. 大ファン1号 #-
  4. [ 編集]

>>通りすがりのMCマニア様
うーん・・・早い方なんでしょうか。ww
勢いがあるときは書けますけど、勢いが止まるとまったく書けなくなりますからねー。
勢いですねー。

>>大ファン一号様
いえいえー。
コメントはいつでも大歓迎です。
楽しんでいただいてありがとうございました。
続きですか?
続きもいいですが、また別の悪堕ちをお目にかけた方がいいかもしれないですねー。
  1. 2006/11/26(日) 21:23:16 |
  2. URL |
  3. 舞方雅人 #-
  4. [ 編集]

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(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
どうぞ楽しんでいって下さいませ。

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