当ブログとリンクさせていただいている空風鈴さんの「空風鈴の雑記」にも記載がありましたが、アメリカの娯楽TVドラマ「コンバット」をレンタルビデオを借りて見ましたー。
確かに言われるごとくご都合主義満載の米軍が圧倒的に強いドラマなんですが、やはりなかなか面白い作品なんですよね。
ヴィック・モローのサンダース軍曹と、リック・ジェイソンのヘンリー少尉のコンビは時には助け合い、時には衝突しながらも、任務の遂行に命を賭けています。
カービー、ケリー、リトルジョンなどのベテラン分隊員を率いるサンダースはまさに強いアメリカの象徴かもしれません。
しかし、彼もスーパーマンではありません。
時には負傷し、時には精神的に落ち込んだりもします。
そういった人間臭さ、言い換えれば人間ドラマがこの作品の魅力なんでしょう。
まあ、確かにご都合主義なところは結構あるんですよ。
ドイツ軍の狙撃兵はいつも木の上にいて、しかもすぐ見つかって撃たれたり。
ドイツ軍の機関銃は走っていく兵士の足元にしか着弾しなかったり。
ドイツ軍の柄付き手榴弾は爆発する前に投げ返されたり。
まあ、いろいろとあるわけですよ。(笑)
でも、結構頑張って作っていますよ。
M4戦車役にもドイツ戦車役にもなるM41戦車なんですが、ドイツ戦車として画面に登場するときには、ちゃんとシュルツェンを付けたりしてあるんですよ。
M3/5ハーフトラックの上部に銃塔を搭載してSdkfz250/9に似せたりして作ってあるのを見たときには感激モノでした。
まあ、なんだかんだ言ってもずいぶん楽しめましたので、良ければ皆さんも一度見てみてはいかがでしょうか。
それではまた。
空風鈴ハイパー さんの投稿:
御紹介いただき恐悦至極でありまーす(笑)。
「コンバット」御覧になられたんですね。今BSでも第1期シリーズ再放送してます。
早くBSで未放送の分放送して欲しいんですがなかなか・・・。
あとBSの放送だとドイツ兵の会話は吹き替えされてないんで、戦闘時なんかは相手の会話がなにがなんだかわからなくなりますけど(笑)。
その辺も「アメリカ主導」の作品ゆえなんでしょうか?あるいはDVD版などではちゃんとふきかえてあるんでしょうか?
おっしゃる通り「御都合主義」満載!な作品ですよね。
確かに作中の独軍狙撃兵の御粗末な偽装ぶりと機関銃の命中率の低さには
「大戦末期の国民義勇兵じゃあるまいし!」
と突っ込み入れたくなりますよね(失笑)。
「機関銃をそんな簡単にライフル1丁で制圧出来る訳ないだろうに・・・」
って・・・。
まあでもその辺はアメリカ的御都合主義なんでしょうね。
しかしさすが舞方大佐殿です、目の付け所が違いますね。
手に入らなかったからでしょうけど、独軍兵器をアメリカ製品で必死にディテール描写してる涙ぐましい努力は各所に見うけられますよね。少なくとも
「そのまんまM4をだして‘ドイツ戦車’だ!」
と言い張ったりしていないところが・・・。ちゃちな映画でそういうシーン見かけると
「そうか!きっと相手はドイツの鹵獲戦車部隊だな!」
と皮肉を言ってしまうんですが(笑)。
まあそのあたり、大雑把なストーリー展開と細かい所に拘ってるアイテム描写なんてのがコンバットの人気の秘密なのかもしれませんね。
4 月 23 日
舞方雅人さんの投稿:
>空風鈴ハイパー様
コンバットはかなりマシな方ではないでしょうか。
少なくともドイツ軍人がドイツ語をしゃべってくれるんですよ。
確かに吹き替えも字幕も無しなので、何言っているかわからないところはありますが、下手な戦争映画だと平気で英語をしゃべるドイツ軍人ばかり出てきますからね。
ちなみに借りたビデオではドイツ語部分はストーリーに関わるところは字幕がありましたが、普段は字幕無しです。
あと、鹵獲戦車部隊には笑いました。
まさにそういった部隊が東部でも西部でもドイツ軍にはありましたからね。
4 月 24 日
- 2006/04/22(土) 22:04:09|
- 映画&TVなど
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0