昨日に引き続き150万ヒット記念SS「スコーピオンガール」の二回目です。
このシリーズ、結構反響があってうれしい限りです。
それではどうぞ。
2、
「ん・・・んあ・・・」
意識が次第にはっきりしてくる。
あれ?
ここはどこだろう・・・
確か玄関先に車が来てて、中に入ったとたんになにか吹きかけられて・・・
私は飛び起きた。
バサッと音を立てて掛けられていた毛布がずり落ちる。
どうやらベッドに寝かされていたらしい。
フリースのルームウェアのままだけど、脱がされたりとかはしてないみたいだわ。
「目が覚めたみたいね」
「ひあっ」
突然の声に私は飛び上がるほど驚いた。
だって、誰かいるなんて思いもしなかったもの。
見ると部屋の隅に椅子があって、そこにあのコックローチレディが腰掛けていたのだ。
「コックローチレディ・・・」
「ごめんね。あなたを信じないわけじゃなかったんだけど、眠っていてもらうのが一番だったの」
意外・・・
ごめんねなんて謝られるなんて思わなかったわ。
すると、ここが犯罪教授の拠点なのだろうか・・・
「気分はどう? あのガスは頭痛とかは残らないはずだけど・・・」
「あ、それは大丈夫ですけど・・・」
「そう、よかった」
コックローチレディはそういうと立ち上がり、壁のインターコムのスイッチを押した。
「ミス・スパイダー、彼女が目を覚ましたわよ」
『了解。すぐ行くわ』
インターコムからもう一人の声が聞こえる。
ミス・スパイダー?
犯罪教授のしもべの一人に確かそんなのがいた気がするけど・・・
それよりも、今の私には大事なことがある。
「ねえ、私に会わせたい人って?」
「おとなしく待ちなさい。響子様のお計らいで、あなたの会いたい人に会わせてあげるんだから」
き、響子様?
響子様って・・・もしかして案西さんのこと?
確か彼女も響子さんって言ったような・・・
ガチャリとドアが開いて二人の異形の人たちが入ってくる。
やっぱり二人ともレオタードにブーツ姿で、プロポーションがうらやましくなるぐらいに素敵。
一人は黒のレオタードに、胸のところに蜘蛛のマークが白く入っている。
顔には蜘蛛の模様をあしらったマスクをつけ、赤い唇の周りしか覗いてない。
腰のベルトにいくつかのスイッチが付いているようだけど、コックローチレディのように腕に機械をつけている様子はない。
彼女がおそらくミス・スパイダーなのだろう。
もう一人は濃緑色のレオタードにブーツ。
こちらは胸のところにカマキリの模様がある。
顔には同じように口元だけが見えるマスクをつけているけど、こちらは両脇にカマキリのような複眼が付いている。
そして何より凶悪なのが両手の鋭いカマとも言うべき刃。
さしずめ彼女はカマキリの化身ってわけね。
「あら、マンティスウーマンも来たのね。物珍しかったかしら?」
コックローチレディがそう言ったので、私はカマキリの化身がマンティスウーマンということがわかった。
「そうじゃないわ、彼女とは知らない間柄じゃないのよ」
そう言ってマンティスウーマンが私を見る。
どういうこと?
知らない間柄じゃない?
私には何がなんだかわからなかった。
「うふふ・・・元気そうね、智鶴」
ミス・スパイダーの突然の呼びかけに私は驚いた。
まさか・・・
そんな・・・
そんなことって・・・
「お姉ちゃん? その声はお姉ちゃんなの?」
私は搾り出すようにそう言った。
だって・・・
そんなの信じられるわけないよ。
目の前の異形の女性がお姉ちゃんだなんて・・・
「うふふ・・・ええ、そうよ。久しぶりね、智鶴」
そう言ってミス・スパイダーは頭にかぶったマスクを取った。
「お姉ちゃん・・・」
見間違えるはずがない。
薄暗い中だけど、私がお姉ちゃんの顔を見間違えるはずがない。
「ど、どうして・・・」
私はそれだけしか言えなかった。
「ちょっと、ミス・スパイダー、私のことも教えてあげてよ」
「うふふ・・・そうだったわねマンティスウーマン。智鶴、覚えている? 私の友人の志岐野梨花」
えっ?
志岐野さんもまさか・・・
「こんばんは智鶴ちゃん。お久しぶり」
そう言ってマスクを取ったマンティスウーマンは、確かにお姉ちゃんのお友達の志岐野さんだった。
「し、志岐野さんまで・・・どうして・・・いったいどうして?」
私には何がなんだかわからない。
ここにいる三人はみんな犯罪教授の手下たちと呼ばれている人たちだ。
新聞でも大雑把な犯人像として、レオタード姿の女性ということは報道されている。
でも・・・
でも、お姉ちゃんは警察官のはずじゃない。
志岐野さんだって、有名なお医者さんじゃない。
どうしてそんな格好してこんなところにいるのよ。
「うふふ・・・驚いた? この姿は私たちの本当の姿なの。私はミス・スパイダー。彼女はマンティスウーマンよ。これからはそう呼んでね」
まるで普段と何も変わりがないかのように言うお姉ちゃん。
それどころかいつまでも素顔を晒すのはいやだとでも言うのか、二人ともすぐにマスクをかぶってしまう。
私には今見た素顔が本当にお姉ちゃんなのかわからなくなってしまった。
「どうして? どうしてそんな格好しているの? ミス・スパイダーだなんてどういうことなの? お姉ちゃん警察官じゃない! どうして犯罪者の仲間になんてなっているの?」
私はもう止まらなかった。
とにかく言いたいことを言ってしまわないと気がすまない。
あんなに心配したのに。
お父さんもお母さんもすごく心配してたのに。
いったいどうしてこんなことになったの?
「どうしてって・・・これが私の仕事着であり普段着だもの、これを着るのは当たり前でしょ? 私はミス・スパイダーなのよ。これ以外の服なんて着られないわ」
「だからどうしてミス・スパイダーだなんてやってるの? ミス・スパイダーって強盗や殺人を犯した犯罪者だよ! お姉ちゃんがそんなことしたって言うの?」
「何を言っているの? 響子様が欲しがるものを奪ったり、響子様の邪魔をするものを殺したりするのは当たり前じゃない。それに殺しならマンティスウーマンのほうが得意なのよ」
ミス・スパイダーの口元に私の言葉が理解できないと言いたげな表情が浮かぶ。
違う・・・
違う違う・・・
お姉ちゃんじゃない!
こんなのお姉ちゃんじゃないよ!
私は思わず首を振る。
「智鶴・・・きっと混乱しているのね。無理もないわ。いきなり連れてこられたもんね」
近づいてきて私の肩を抱こうとするミス・スパイダー。
でも、私は彼女を押し戻す。
「こないでよ! お姉ちゃんじゃない! あんたなんかお姉ちゃんじゃない!」
「智鶴・・・どうしたの? どうしてそんなことを言うの? 私は私よ。智鶴のお姉ちゃんよ」
「違う違う! 私のお姉ちゃんは伊家原奈緒美。ミス・スパイダーなんて名前じゃない!」
私は駄々っ子のように首を振る。
いつしか涙がこぼれていることに私は気が付いた。
「智鶴・・・」
ミス・スパイダーが私の名を呼ぶのが、私には耐えられなかった。
「やっぱり素直に受け入れるのは無理のようね」
いつの間にか入り口にもう一人の人影が立っていた。
「響子様」
「響子様」
「響子様、すみません。これからこの娘も選ばれたことを伝えようとしたのですが・・・」
三人がいっせいにひざまずく。
すごい。
完全に支配されちゃっているんだわ。
「こんばんは、伊家原智鶴さん」
姿を現したのは、やはりあの案西響子さんだった。
肩口までの茶色の髪をなびかせ、くりくりした瞳で私の方を見つめている。
「あなたはいったい・・・」
私はにらみつけるように彼女を見る。
「二年D組の案西響子。昼に会ったわね。朝はバスの中でも」
そう言った彼女は、昼に会ったときと雰囲気が一変していた。
学校の制服じゃなく、黒いドレスを着ているせいもあるのだろうけど、なんだかすごく妖艶な感じがする。
手には長いシガレットホルダーを持ち、先には火の付いたタバコが付いている。
その煙が私のほうに流れてきて、私は思わず手で払った。
「うふふ・・・あなたもタバコは嫌いなんだ。お姉さんもそうだったわね」
そう言ってミス・スパイダーにシガレットホルダーを渡す案西さん。
「でも今は好きなのよね?」
「はい、ありがとうございます。響子様」
ミス・スパイダーはゆっくりとシガレットホルダーに口をつけ、美味しそうに煙を吸う。
お姉ちゃんはタバコなんて吸わなかったはずなのに・・・
「ふう・・・美味しい。タバコ大好き」
私は唇を噛み締めた。
「お姉ちゃんに何をしたの? 犯罪教授とあなたはどんな関係なの?」
「んふふ・・・まだわからないの? 私が犯罪教授なのよ」
笑みを浮かべる案西さん。
まるでいたずらがうまくいったとでも言うような笑み。
「あなたが犯罪教授? 嘘でしょ? 犯罪教授は男なんじゃ?」
「そう思われているらしいし、そう思わせてもいるわ。でも本当のことよ。私が犯罪教授なの。コンサルタント料は結構高いわよ。うふふふふ・・・」
「信じられない・・・あなたが犯罪教授だったなんて・・・」
これは何かの間違いなんじゃないだろうかとすら思う。
目の前の彼女は、それほど犯罪教授という言葉がイメージさせるものとは違っていたのだ。
「あなたがミス・スパイダーの妹だったとはね。伊家原なんていう苗字は珍しいから気が付いても良かったはずだけど、見落としていたわ」
「お姉ちゃんに何をしたの? どうしてお姉ちゃんがミス・スパイダーなんかになっちゃったの?」
ゆっくりと近づいてくる案西さんに私は問いかける。
お姉ちゃんが何の理由もなしにここまで変わるなんてありえない。
「思考をいじったの。考えを変えてやったのよ」
「考えを変える?」
まさか・・・そんなことができるというの?
「そう。私はね、人の思考をいじることができるの。あなたのお姉さんには犯罪が大好きな女になってもらったわ」
「そんな・・・」
私は息を飲む。
「まあ、彼女たちのような手駒を作るにはそれなりのパワーが必要なんだけど、ちょっとしたことなら簡単なものよ」
「ちょっとしたこと?」
「そう。あなた今日知らないうちに中庭にいたでしょ? あれは私が仕向けたの。そこで適性を見させてもらったわ。私の手駒にふさわしいかどうか。それにここへ来ることもそれほど疑問に思わなかったでしょ?」
なんてこと・・・
ここへ来ることも彼女に仕向けられたことだったというの?
「手駒って・・・私も犯罪教授の手伝いをする女にしようというの?」
「そういうこと。あなた、実は結構毒物に詳しいでしょ」
案西さんがにやりと笑った。
私の志望は医科大を出て薬剤師になること。
薬というものが人間に及ぼす効果というものが、私にはとても興味深かった。
そこで薬に関していろいろと調べていくうちに、薬と毒は切っても切れないものだと理解した。
たいていの薬は使用を間違えれば毒になる。
また、一般的に毒物とされるものでも、使用法さえ間違わなければ薬になるものもある。
そこに私は面白さを感じたのだ。
だから・・・
私は多少の毒物の知識なら持っている。
「いやっ! いやよ! 思考をいじられるなんて真っ平だわ!」
私は逃げ出した。
お姉ちゃんに会えると思ってこんなところに来てしまったけど、来るんじゃなかった。
ううん・・・そう思わせられていたんだ。
何とかここから逃げ出して、警察をつれてこなくちゃ。
そしてお姉ちゃんも何とかしなくちゃ。
私は案西さんの横をすり抜けて、入り口に向かって走っていった。
「えっ?」
右足が引っ張られ、私は思わず転んでしまう。
「痛っ、何?」
転がった私は、右足が何に引っかかったのかを確認する。
「えっ? ワイヤー?」
見ると私に右足にはワイヤーが絡まっていた。
そしてそのワイヤーの先は・・・
「クスッ・・・だめよ智鶴。逃がしはしないわ」
「お姉ちゃん・・・」
ワイヤーを絡めてきたのはお姉ちゃん・・・ううん、ミス・スパイダーだった。
「よくやったわ、ミス・スパイダー。さすがのワイヤー捌きね」
「ありがとうございます響子様。お褒めの言葉とてもうれしいです」
口元に笑みを浮かべ、まるで主人に褒められた仔犬のように喜んでいる。
お姉ちゃん・・・
「そんなに怯えないでよ。別に殺したりするわけじゃないんだから」
ゆっくりと近づいてくる案西さん。
「いやぁっ! こないで! こないでぇっ!」
私は足に絡まったワイヤーをはずそうとするが、焦るのとぐるぐると絡まっているのとで取れやしない。
「うふふ・・・心配しないで。すぐに恐れはなくなるから」
「いやぁっ! こないでってばぁっ!」
私はもうただ両手を突き出して案西さんを遠ざけようとするだけだった。
「いやだ! いやだぁっ!」
案西さんがスッと手を伸ばしてきたので、私は思わず目をつぶる。
いやだよぉ・・・
「終わったわよ」
「えっ?」
私は思わず顔を上げる。
すると、響子様がとても優しい笑みで私を見下ろしていることに気が付いた。
「えっ? あれ? 私・・・」
「気分はどう?」
響子様が私を気遣ってくれている。
「あ・・・あわわわ・・・は、はい。気分は大丈夫です」
私はあわててそう答え、立ち上がって気を付けをした。
「うふふ・・・そう固くなることないわ。これからはあなたも私の仲間。私の指示に従えばいいの」
「はい、もちろんです。私は響子様のしもべです。ご指示に従います」
私はすぐにそう答えた。
うん、響子様のご命令は絶対だもの。
「ミス・スパイダー。彼女の装備を取ってきて」
「はい、響子様」
ミス・スパイダーがしなやかな足取りで部屋を出て行く。
その後姿はとても素敵。
「すぐに用意できるから、そこのベッドにでも腰掛けていて、スコーピオンガール」
スコーピオンガール?
それが私の名前なの?
「スコーピオンガールとは私のことですか? 響子様」
「そうよ。毒使いがあなたにはふさわしいでしょ? と、サソリは嫌い?」
うっ・・・
私、脚が四本以上は苦手です。
「サソリはちょっと・・・」
「そう・・・それじゃ」
響子様が再び私に手をかざす。
何をなさっているのかな?
「もう一度聞くわ。サソリは嫌い?」
えっ?
とんでもないわ。
あのつややかな外骨格に覆われた姿といい、猛毒を持つしっぽの強力さといい、サソリほど素敵な生き物はそういない。
「いいえ、サソリは大好きです。頬擦りしたいぐらいだし、ペットにして飼えたらいいなぁって思います」
「そう・・・よかったわ」
響子様はにっこりと微笑んでくれた。
「お待たせいたしました」
ミス・スパイダーがトランクケースを持ってくる。
「そのケースの中のものを身に着けなさい、スコーピオンガール」
「はい、響子様」
私は命じられたとおりにトランクケースを開け、中に入っていたものを取り出した。
「うわぁ・・・」
そこにはミス・スパイダーやマンティスウーマンたちと同じようなレオタードやブーツ、それに手袋などが入っていた。
もちろん私はスコーピオンガールだから、色は赤褐色だし、レオタードの胸にはサソリのマークが入っているし、猛毒の毒針が付いたしっぽ付きのベルトなんかも入っている。
私はすぐに着ていたものを脱ぎ捨てると、生まれたままの姿になってこれらの衣装を身につけた。
そしてハサミ状になっている左手の手袋を嵌め、腰からお尻にかけて伸びているしっぽ付きベルトを締め、最後に赤褐色の口元だけが覗くマスクをかぶると、私は完全にスコーピオンガールとして完成する。
それはとてもうれしいことで、私は思わずくるくると回ってみたり、躰をよじって自分の姿を確かめたりしてみたりした。
「素敵よスコーピオンガール。このアジトのことについては後でミス・スパイダーに教えてもらいなさい。タバコもね」
そう言ってタバコを吸う響子様。
ああ・・・
なんてすばらしいんだろう。
響子様にお仕えできるなんて幸せだわ。
タバコもとても美味しそう。
「かしこまりました響子様。よろしくね、ミス・スパイダー」
私は仲間であるミス・スパイダーに会釈する。
「こちらこそよろしくね、スコーピオンガール」
ミス・スパイダーが手を振って挨拶を返してくれる。
マンティスウーマンもコックローチレディもみんな響子様の忠実なしもべ。
私もその一員なんだわ。
うれしいなぁ・・・
******
『ろれつが回らぬ記者会見 野党が大臣の罷免を求める』
『薬を飲みすぎたと釈明 与党苦しい国会運営』
一面のトップにでかでかと載っている記事。
思わず私は笑みがこぼれる。
そして片隅に小さく報じられている大臣の秘書官の急死。
まさか私とコックローチレディの仕業とは思わないだろうし、結び付けて考える人はいないだろう。
あの薬を飲めばろれつが回らなくなるのは当然のこと。
でもその程度で済んでよかったと思うことね。
猛毒を仕込むことぐらい簡単なんだから・・・
でも、これで響子様・・・ううん、犯罪教授様の評価はまた上がる。
政府の要人の生殺与奪だって思いのまま。
国の内外からもいろいろな依頼が舞い込んでくるはず。
そうなれば・・・
うふふふ・・・
楽しみだわ・・・
もっともっと響子様のために働かなくちゃね。
「おはよー、智鶴」
「おはよう、知世ちゃん」
込み合うバスの中で私は知世ちゃんと挨拶する。
響子様のご命令で、普段の私は今までどおり学校に通っている。
スコーピオンガールの衣装を普段着られないのはとても残念だけど、常に毒針の付いたベルトだけは身につけているから、いざというときはスカートの下からしっぽで攻撃することも可能なの。
うふふ・・・
これでいつでも響子様をお護りできる。
他の仲間には悪いけど、これってある意味特権よね。
私は入り口付近で立っている響子様に注意を払い、いつでもガードできるように準備を忘れない。
「今朝のニュース見た? 笑っちゃうよね」
「例の記者会見? ホントだよね。なにやっているんだろうって感じ」
知世ちゃんに話を合わせる私。
残念なことに彼女に適性はない。
だから彼女を仲間に迎えることはできないのだ。
ちょっと寂しいけれど仕方がない。
でも安心してね。
今度薬の実験に使ってあげる。
うまく行けば私の手駒に使えるはず。
うふふふ・・・
楽しみだわぁ・・・
私は笑みを浮かべて、知世ちゃんを見上げていた。
END
いかがでしたでしょうか?
また機会があれば響子様にはこの場においでいただくことにいたしましょう。
それではまたー。
- 2009/02/26(木) 21:48:54|
- 犯罪教授響子様
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