FC2ブログ

舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

えーい、くれてやれ!

第二次世界大戦中にアメリカは自由世界の武器工場として、大量の武器弾薬、被服、食料などを同盟国に供与しました。
その供与先は多岐に渡り、イギリス、自由フランス、ソ連、中国国民党などがその恩恵にあずかりました。
中でも対ドイツ戦の勝敗の八割を担うと思われたソ連に対しては多大な供与を行い戦争を遂行させ続けたと言っても過言ではないでしょう。

レンドリース法を制定したアメリカはソ連援助のためにさまざまな物資をUボートの危険を顧みずに送り続けました。
もちろんリース契約であり、戦争終結後はソ連が相応の代価を支払うことになっていたのですが、冷戦が始まったことでうやむやになってしまったようです。

その援助はまさしくソ連の戦争経済を支えていたと言ってもよく、戦車、航空機、トラック、ジープ、銃、靴、軍服、ガソリン、食料、その他あらゆる物を送り込んでいたのです。
あるソ連軍部隊などは、ソ連製品は人間だけという部隊まであったとのことです。

もちろんその後の冷戦下のソ連では、これらのアメリカからの援助物資はさほどの量ではなく、ドイツを打倒したのはソ連製の兵器や物資であるといいました。
確かに戦車も航空機もソ連軍内の一割程度がアメリカ及びイギリス製であっただけであり、ソ連の言い分は一面の真実ではありますが、戦車や航空機以外の補助戦力を支えていたのはアメリカからの物資だったといえるでしょう。

一例を挙げれば、ソ連軍の物資輸送に使われたトラックはまずほとんどがアメリカ製であり、40万両以上が送られたのです。
そのためソ連の車両工場はトラックを作らなくてもよく、その分戦車を作ることができたんですね。

また鉄道用のレールは50万トン、その上を走る機関車多数、ソ連兵一人一人にいきわたる充分な量の食料そういったものが全てアメリカ製でした。
航空機を飛ばすための高オクタン価のガソリンもアメリカ製で、ソ連の航空機はほとんどアメリカの燃料で飛んでいたのです。

トラックや鉄道、さまざまな工作機械は大戦後のソ連の再建に多大な貢献をし、アメリカとの冷戦に臨むことができたのですね。

まあ、一時に送られたわけではありませんが、40万両のトラックということは、その運転手だけで40個師団を編成できるわけでして、アメリカの物量のすさまじさを垣間見ることができますね。

それではまた。


空風鈴ハイパー さんの投稿:
「アメリカを敵に回すのは世界を敵に回すのと一緒だ!」
だったんですよね。
ドイツはアメリカとの開戦極力避けてたのに・・・。
実際アメリカの供与がなければ
「早い段階でのイギリス降伏」
「ソ連の降伏・そこまで行かずともドイツに有利な状態での講和」
なんて事になる可能性あったんですよね。
「西欧州全域及び東欧をロシアと分割して支配するドイツ帝国」
が成立してたかも?まあ「歴史のIF」の話ですが・・・。
11 月 13 日

姫宮 翼 さんの投稿:
まさしく物量ですね。そう考えれば日本・ドイツ・イタリアが勝てるものではありませんね。
今アメリカが危険だと思っているのは中東方面と中国と北朝鮮だと聞きました。やはり中国の生産能力を危険視しているのでしょうね。
アメリカも世界の目と世論を敵にしたら危ういと考えているんでしょう。ベトナム戦争以降でしょうか?
それでも、核兵器よりも低い威力で無差別兵器は考えていますよね。デイジーカッターや気化爆弾等もそうだと思います。
まぁ無差別兵器なんて使ったらニュースで大々的に取り上げられちゃうでしょうが。
それではまた。
11 月 13 日

舞方雅人 さんの投稿:
>空風鈴ハイパー様
イギリスが屈服するとなるとそれはゲーリング率いる空軍の力ではなくレーダー及びデーニッツ率いる海軍の力ということになるでしょうね。
実際バトルオブブリテンよりもUボートによる大西洋での通商破壊のほうが辛かったようですからね。
アメリカによる護衛空母の供与や戦時標準船などの商船の供与がかなりものを言ったようですし。
アメリカはイギリスやソ連が潰れる前にドイツと戦いたかったので日本を戦争に巻き込んだという説もありますね。

>姫宮 翼様
MSNスペースを取得されたのですね。
よろしくお願いいたします。

中国の生産能力も確かに脅威でしょうが、アメリカは国内の不満を外に仮想敵を作ることで回避するお国柄ですからね。
実際の脅威よりも上乗せしてみているかもしれませんよ。
世論が戦争を左右するのはある意味健全なことで、そこらへんがアメリカのすごいことなんでしょうね。
片方で戦争しながらそれを批判する勢力をきちんと容認しているのですから。(建前上は)
11 月 13 日
  1. 2005/11/12(土) 22:29:01|
  2. 趣味
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<あの人が来ていたら・・・ | ホーム | 個人的に好きなストーリーです>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://masatomaikata.blog55.fc2.com/tb.php/1262-7edf0e52
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

カレンダー

11 | 2019/12 | 01
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

AquariumClock 2

プロフィール

舞方雅人

Author:舞方雅人
(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
どうぞ楽しんでいって下さいませ。

ブログバナー


バナー画像です。 リンク用にご使用くださってもOKです。

カテゴリー

FC2カウンター

オンラインカウンター

現在の閲覧者数:

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

管理人にメールなどを送りたい方はこちらからどうぞ

ブログ内検索

RSSフィード

ランキング

ランキングです。 来たついでに押してみてくださいねー。

フリーエリア

SEO対策: SEO対策:洗脳 SEO対策:改造 SEO対策:歴史 SEO対策:軍事

フリーエリア