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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

漫才コンビ

このたびマインドコントロールSSをたくさん掲載なさっているE=MC^2様から当ブログにリンクを張っていただくことができました。
大変光栄でとても嬉しくまたありがたいことでございます。

おかげさまで昨日は訪れてくださる方が一気に増えて、なんと一日で4700ものアクセス件数となりました。
これもひとえにE=MC^2様のおかげであり、訪れてくださる方々のおかげだと思います。
誠にありがとうございました。m(__)m

ところが残念なことに、こちらからのリンクが張れない状態が続いておりまして、当ブログからE=MC^2様へ行くことができない状態です。
MSNのサポートセンターの問い合わせをして、そのご指示通りにいたしてはいるのですが、何か問題があるらしくリンクができない状態が改善されません。

大変ご迷惑をお掛けしておりますが、改善に向け努力中でありますのでなにとぞご容赦をお願いいたします。

さて、今日もデライトの暗躍をつづっていきたいと思います。
改造洗脳レオタードによって女戦闘員となりつつある粟崎音夢が次に狙うのは・・・

9、
「クククク・・・改良された洗脳改造レオタードは効果的ですね。わずか一晩で肉体改造をほぼ終了しているようじゃないですか。この分では思考洗脳も明日には終わりそうですね」
スクリーンに映し出されている音夢、いや女戦闘員F131号の後ろ姿を見ながら含み笑いをもらすチャン・ザ・マジシャン。
「いかがです? ドクターリン」
「ふん。本来肉体の改造に二日も三日も掛かるほうがどうかしているんですわ。融合改造の戦士たちと違って戦闘員たちは肉体の強化と代謝の変更だけなんですから。今までが悪すぎるのですわ」
チャン・ザ・マジシャンに水を向けられたドクターは鼻を鳴らす。
洗脳改造用強化レオタードは彼女の担当ではなく機械工学部門が主となって改良を加えたものだ。
もちろん肉体の強化と代謝を変えるためのデータについてはドクターリンの生物化学部門が提供している。
それを元に微小機械であるナノマシンが織り込まれたレオタードが肉体を変化させ、パルスカラーと同様に脳に刺激を与え続けることによって思考を洗脳して行くのである。
もちろんレオタードだけではなく、ハイヒール状の強化ブーツや網タイツも同様に肉体改良に作用するのだ。
肉体改良を終えたレオタードは肌に密着し着用者の皮膚となって着用者の身を守る防護服の役割を果たすことになる。
防弾、防刃、耐熱、耐寒など内部の肉体をかなりの面で保護してくれるのだ。
拳銃の弾や砲弾の破片程度では戦闘員を殺すことはできないだろう。
もちろんむき出しの頭部はある程度損傷に弱い面も否定できないが、そこも頭蓋骨が相当の強度に強化されるため、鉄パイプや金属バットぐらいでは損傷を与えることはできない。
また、代謝も変化してしまうため、老化はかなりの間抑えることができ、実質戦闘員の寿命は100年ぐらいはあるだろう。
100年ではたいした違いは無いと思われがちだが、戦闘員たちはそのままの若々しさをそこまで保てるということであり、限界を迎えたときには急速に老化が進み瞬時に老衰死するのである。
もっとも、戦闘によって死ななければということになるが。
「クククク・・・まあそう言わないで下さい。彼らとて遊んでいるわけでは無いのですから」
「ふん、そうかしらね」
右手の中指でメガネの中心を持ち上げるドクターリン。
肉体改造を専門とする彼女にとって視力を回復するなどは雑作も無いが、メガネというアイテムを彼女は気に入っており、ゆえに使用を続けているのだった。
もっとも、チャン・ザ・マジシャンはリンの美しさを損ねているのではないかとも思っていたが。
「まあ、どちらにしても、この洗脳改造レオタードがあれば女戦闘員たちを大量に作り出すことができるのですよ。もっともそれにはある程度の素質が必要ですがね」
「フシューッ、お任せ下さいませチャン・ザ・マジシャン様。私の教え子たちならば必ずや優秀な女戦闘員に生まれ変わるはずでございますわ」
チャン・ザ・マジシャンが振り返ったのを感じて、跪いていたゴキブリ女が顔を上げる。
その表情は教え子たちがこれから試合場で晴れ姿を披露するのを楽しみにしている女教師のものだった。

「あーあ、ついていないわ。瑠美と一緒に呼び出しだなんてね」
ため息をわざとらしくつきながら廊下を歩いている女子生徒。
赤みの強いショートカットの髪の毛とくりくりした瞳が印象的な活発そうな感じを与える少女である。
「それは私のセリフです。私こそ板鞍さんと一緒に呼び出されるなど不本意ですわ」
同じく並んで廊下を歩いている女子生徒がぷいと顔をそらす。
長い腰まである髪の毛がつやつやと輝いていてまさしく碧の黒髪という表現がふさわしい。
切れ長の目と小さな口が顔全体を人形のように纏めており、少し冷たさを感じさせるもののお嬢様といった清楚さを漂わせていた。
「でも、何で呼ばれたんだろう」
「私たちが呼ばれるということは成績のことではありませんわね。それならば呼ばれるのは板鞍さんだけでしょうから」
くすっと含み笑いをする香嶋瑠美。
「うん、そう思う。って違うだろ、おい!」
何の気なしに返事をしたもののその意味を知って反論する板鞍美沙。
仲がいいとまでは言えないものの二人きりの時にはこうして冗談を言い合うこともできるのだが、後輩たちと一緒になるとなぜか素直になれなくなってしまうのだ。
「板鞍先輩の方がかっこいい」
「香嶋先輩の方がやさしい」
そういった後輩の声に私だってと思っているうちに二人は新体操部の二大リーダーになってしまったのだった。
後輩たちはある意味二人を偶像視してしまい、二人が仲が悪いものと決めてかかってしまっている。
それで後輩同士自体が相手側を避けてしまうようになり、グループが別れてしまっているのだ。
「まあ、確かにそれは冗談ですが、やはり部活のことだと思いますわ」
瑠美が表情を引き締める。
「だよね。鈴美センセもガッコ来てないみたいだし」
美沙は頭の後ろで手を組んでいる。
「風邪かもしれませんけど心配ですわ」
「鈴美センセあれでけっこう繊細なところあるからね」
「繊細でないのはあなたぐらいですわ」
しれっと言う瑠美。
「な、」
思わず美沙がにらみつけるが、瑠美は意に介した様子は無い。
「それよりも聞きました? 私たちを呼び出した粟崎先生のこと」
「ほえ? う、うん、聞いたよ」
はぐらかされてしまった美沙はそう言うしかない。
「白糸先生を完璧に無視しちゃったばかりか、逆に伸しちゃったんってんでしょ」
「伸しちゃったって言うのは違うらしいわ。無視された白糸先生が肩に手を掛けたときに脚がもつれて転んじゃったらしいわよ」
「あ、そうなんだ。でも粟崎センセらしくないよね網タイツとブーツだなんて」
「そうですわね」
二人にとって粟崎音夢は小柄な体育教師ということ以外にそれほど意味のある存在ではない。
もちろん体育の授業はきちんと行なうし、教師として無能と思うことは無いが、新体操部の顧問でコーチである百原鈴美ほどの存在感は無いのだ。
だから今回のことも普段の粟崎先生とはちょっと違うなという認識でしかない。
それがどういう結果を待つかはわかるはずも無かった。

日が暮れた体育教官室。
部活動が一通り終わったあとで顔を出すように二人は粟崎音夢に言われていたのだ。
もうすぐ夏休みなので、夏季合宿の打ち合わせかとも思ったが、それならば百原先生がいない今日はおかしいし、部長の蔭山えみり(かげやま えみり)が呼ばれるだろう。
二人のどちらを部長にしても問題があると考えた鈴美の決断だったが、結果はさして変わりが無く蔭山えみりはお飾り同然だった。
それでも一応は部長だし、行事や生徒会活動ならえみりが呼ばれるはずだったのだ。

コンコンと扉をノックする瑠美。
『どなた?』
扉の向こうから返事がある。
「香嶋です、それと板鞍の二名、まいりました」
『そう、他には誰もいない?』
えっ?
瑠美と美沙は顔を見合わせる。
他に誰かいるか?
普段教員室へ呼ばれたときにそんなことを尋ねられたことは無かった。
「は、はい、いません。二人だけです」
『そう、お入りなさい』
「はい」
二人はそっと扉を開く。
中に入った二人はそこで息を飲んだ。

そこには冷たい笑みを浮かべた粟崎音夢が、あろうことか机の上に座ってすらりとした脚を組んで二人を見つめていたのだ。
「あ、ああ・・・」
「セ、センセ?」
二人とも何がなんだかわからない。
当然だろう。
粟崎音夢はデライトの女戦闘員の黒いハイネックのレオタードに網タイツ、そしてグローブとブーツという姿だったのだから。
「扉を閉めなさい」
「は、はい」
何がなんだかわからないうちに美沙は後ろ手に扉を閉める。
「うふふふ・・・ようこそ選ばれたお二人さん。歓迎するわ」
片ひざを持ち上げ、両手でひざを抱えるようにかかとを机の上に引っ掛けた姿勢の音夢が妖しく微笑む。
「選ばれた?」
「先生、その姿はいったい?」
二人ともその視線は粟崎音夢に釘付けで、その異様なレオタード姿に戸惑いを感じている。
「うふふふ・・・素敵でしょう? とても気持ちがいいのよこのレオタード。あなた方も着ればわかるわ」
口の端をゆがめてくすくすと笑っている音夢。
「着てみればって・・・わ、私たちもですか?」
「ちょ、ちょっと恥ずいよ・・・」
瑠美も美沙もレオタードを着るのには慣れているし、大会などでは衆目を浴びることも多い。
しかし黒一色に赤のサッシュとスカーフという音夢の姿はちょっと躊躇ってしまう。
「ふふ・・・これからはこれが新体操部の衣装になるわ。いえ、戦闘員部かしらね」
「セントウイン?」
「え~っ? これが新体操部のユニフォーム?」
微妙に疑問を感じるところが違うようだったが、瑠美も美沙も何かが変なことは感じていた。
「うふふ・・・心配はいらないわ。私も着てみるまではいやだったけれど、これを着たらもう脱ごうとは思わないわ」
「先生どうしちゃったんですか?」
「まいったなぁ。瑠美は黒髪だから黒が似合うけどあたしは赤毛だから赤系がいいんだけどなぁ」
美沙はどうせなら赤がいいらしい。
「い、板鞍さん。そういう問題ではありませんでしょう?」
瑠美はあきれた。
何かがおかしいとは思わないのだろうか、彼女は。
「うふふ・・・残念ながら赤は無いわ。でも言ったでしょ。そんなことは気にならなくなるって」
音夢の妖しげな笑みがかえって瑠美には不気味だった。
こんな服装が新体操に許されるはずは無い。
それにユニフォームを変えるような話がなぜ粟崎先生から出てくるのか。
本来ならば鈴美先生から持ち出される話ではないだろうか。
「そうかなぁ。あたしでも黒似合うかなぁ」
「板鞍さん! 私は納得行きません」
「うんうん、瑠美の言いたいこともわかるよ。ちょっち恥ずいよね」
美沙がコクコクとうなずいている。
あ~・・・この娘は・・・
「でもさ、こうして見慣れるとさ、粟崎先生のこのカッコってけっこう格好よくない? なんかさ、SM女王様って感じもするし。あたし結構あれって好きなんだよね。あのボンデージって言うの」
「板鞍さん!」
瑠美は思わず声を荒げてしまう。
まったくこの娘は・・・
「え~っ、瑠美だって女王様じゃん。きっと似合うと思うけどな」
「似合う似合わないの問題じゃなくて・・・おかしいと思わないのあなたは!」
「何が?」
あ・・・
瑠美は絶句した。
だめだ・・・まったく気がついていない。
「うふふふ・・・とにかく着てみなさい。話はそれからよ」
音夢が机の脇にある紙袋を指し示す。
「えっ?」
「今着るんですか? ここで?」
さすがの美沙もそれには驚いたのだろう。
あっけにとられた様な顔をしている。
「大丈夫よ。カーテンは閉まっているし、もうここには誰も来ないわ。更衣室だと思えばいいのよ」
「そ、そんなこと言われても・・・」
「しっかたないなぁ」
瑠美のためらいをよそに美沙は紙袋に手を伸ばす。
「い、板鞍さん! あ、あなたここで着替えるつもり?」
「まあ、見られる心配ないみたいだし、粟崎先生もそう言ってるし」
紙袋の中身を取り出して並べて行く美沙。
「あ、あなた・・・このレオタードを着てみたいわけ?」
「えへへ・・・ちょっち」
あ・・・
瑠美はめまいがした。


空風鈴ハイパー さんの投稿:
リンク効果は絶大ですね。なんか近日中に「10万ヒット」とかいっちゃうんでは・・・。
きっと、最初からまとめて読み返してる方がいっぱいいらっしゃるんでしょうね。
最近MC系SSの作品が少なくなって全体に活気がない気がするんで、
舞方さんが盛り上げていってください!応援してますよ。

あと、質問ですが、漫才コンビで
「香嶋と板鞍」
って名前、なんかモデルがいそうな・・・。勘違いだったらすいません。
11 月 8 日

舞方雅人 さんの投稿:
>空風鈴ハイパー様
最初だから物珍しさに来てくださった方が多いのでしょう。
すぐに落ち着くと思います。
10万ヒットは夢ですね。
でもいずれ達成したい数字ですね。
「香嶋と板鞍」に特定のモデルはいませんが、パターン的行動ですからね。
イメージが重なりやすかったと思いますよ。
11 月 9 日
  1. 2005/11/08(火) 20:01:14|
  2. デライトもの
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
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