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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

今日は少しだけ

休みだというのにばたばたとしていて落ち着かなかったせいもあるんですが、今日は気分的に乗れなくて・・・
SSもスムーズに書き進められませんでした。
ちょっと短めですし、あんまりモエモエのシーンも入っていないですが、ご容赦下さいませ。m(__)m

8、
朝、音夢は目を覚ました。
すごく気分がいい。
こんなに体が軽く感じられるのはどうしたことだろう。
彼女はソファに寝転がっていた。
夕べはベッドに入る気がしなかったのだ。
ベッドで寝ているとすぐに行動を起こせない。
なぜだかわからなかったが、すぐに躰を動かせるようにしておくことが必要に思われたのだった。

ガリッという音がして床のフローリングに傷が付く。
音夢のブーツが傷つけてしまったのだが、彼女はふと目を落とし軽蔑するような眼差しをしただけだった。
強化ブーツで傷が付くようなやわな床だなんて・・・まったく気に入らないわね・・・
音夢はふんと鼻を鳴らし、ブーツのかかとで床を蹴る。
普段はぴかぴかに磨いてあるフローリングの床に傷が付くが、今の音夢には気にならない。
それよりも躰の軽さの方が気になった。
音夢はすっと立ち上がり、躰を動かしてみる。
こぶしを握り締めてパンチを繰り出してみたり、右足を高く上げてキックを蹴りだしてみたりする。
すごい・・・
躰にまるで羽根が生えたみたいだわ・・・
音夢は嬉しくなった。
狭い部屋だが物に触れずに宙返りをすることだってできた。
この分なら三階の窓から飛び降りても平気だろうし、二階建ての屋根の上に飛び上がることだってできるだろう。
戦うにはうってつけの躰だわ・・・
音夢はそう思い、ちょっと変な感じがした。
あれ?
私は誰と戦うのかな?
だが、その疑問はすぐに意識の奥底に沈んで行く。
戦うのだ。
彼女は戦闘員なのだから。
音夢は何も考えることなく顔を洗うために洗面所に行く。
洗面所の鏡に映った彼女の顔には薄く赤と緑の色が浮かんでいた。

電話のベルが鳴る。
「はい」
音夢は受話器を取った。
『フシューッ、おはよう、気分はどう?』
ゴキブリ女の声がする。
音夢はすっと右手を上げて敬礼をした。
それがまったく当然のように無意識に。
「おはようございますゴキブリ女様」
躊躇いも無くそう口にする。
彼女にとってゴキブリ女は指揮官であり従わなければならない存在だ。
『ふふふ・・・どうやら洗脳の効果が出てきたようね』
「洗脳・・・ですか?」
音夢にはよくわからない。
洗脳って何かしら・・・
私には関係ないことだわ・・・
私はただゴキブリ女様の指示に従うだけ。
「ご指示をどうぞ」
『フシューッ、放課後に新体操部の香嶋瑠美と板鞍美沙を呼び出しなさい。そして私に連絡を取りなさい』
「わかりました」
音夢はこくんとうなずく。
ゴキブリ女の言うことは絶対だ。
音夢には逆らうことなど考えることすらできなかった。
『玄関の袋にはあなたに必要なものが入っているわ。あなたは普段どおり学校へ行くのよ。いいわね』
「かしこまりました。ゴキブリ女様」
音夢の顔に笑みが浮かんだ。

いつもの時間に家を出る音夢。
しかし今日はいつものようににこやかな表情ではなかった。
笑みは浮かべているのだが、どちらかというと冷たい感じを与える笑みであり、事実彼女は周囲の人間を冷笑しているのだった。
夏にもかかわらずハイヒールのブーツを履き、ひざを隠すほどの長さのスカートからは網タイツが覗いている。
普段の彼女はあまり穿かないスカートだったが、今日はグレーのスカートを身につけていた。
上にはパステルブルーのブラウスを身につけているものの、驚いたことに首元には真っ赤なスカーフが巻かれていて、やはり普段の彼女とは違う雰囲気をかもし出している。
ふう・・・本当ならレオタードだけで過ごしたいのに・・・でもご指示には従わなくちゃ。
音夢はあの後電話で受けた指示通りの行動を取っていた。
与えられたバッグの中に入っていたクリームで顔の色をごまかし、ボトルに入った食事を取る。
音夢はまったく気にならなかったが、以前食べていた食事はまったく口にする気にはなれなかったのだ。
それよりも出かける前にはいつもなら行くはずのトイレにもまったく行く気にはならなかった。
ボトルでの食事と強化レオタードによって組成自体を変えられた肉体は排泄をせずに済ませられるのだ。
もちろん音夢はそれらがすでに当たり前のことに思えていた。
そして、レオタードの上に洋服を羽織って出かけることにしたのだった。

鷺ノ宮学園までは電車で二駅ほどである。
程なく音夢は学園に到着したが、すでに周囲には朝早い時間に登校してくる生徒たちの姿があった。
「おはようございます」
「おはようございます」
何となく普段の粟崎先生と雰囲気が違うことを察しながらも挨拶をしていく生徒たち。
そんな生徒たちをよそに音夢は薄く冷笑を浮かべたまま職員用通用口のほうへ向かって行く。
「おはようございます」
無表情でそのまま靴を履き替えもせずに入り込む音夢。
「あ、ちょ、ちょっと粟崎先生?」
玄関で校務員が声をかけるものの、音夢は振り返りもせずに行ってしまう。
「あ、あれ?」
校務員は首をかしげるしかできなかった。


妄想狐 さんの投稿:
洗脳改造レオタード『キターーー!!!(゚∀゚)』
コレはタマリマセン!!!!!
いかん・・・ついつい涎が・・・
一般人が何の違和感も無く身体と意識を
改造されていく様は、これ以上無く萌えです。
この後、香嶋瑠美と板鞍美沙はどのような
運命に見舞われるのでしょう?ドキドキです。
11 月 7 日

姫宮 翼 さんの投稿:
強化型レオタードすごいですね。
通常の洗脳処理だけじゃなくて排泄行為まで必要なくなるように体組織を作り変える事ができるなんて。
あ、でもなんだかこの効果は普通の洗脳型レオタードでも出来そうですね。
やっぱり通常のレオタードよりも体組織の組み換え等が違うんですかね?
それではまた
11 月 8 日

舞方雅人 さんの投稿:
>妄想狐様
自分が洗脳されていっている事に気が付かず、じょじょに行動が変わって行ったりするのっていいですよね。
二人は最初の新体操戦闘員になってくれるはずですよ。ww

>姫宮 翼様
書き方が不味かったですね。
以前からの洗脳改造レオタードを強化したタイプなもので強化レオタードと書きました。
やってることは以前と変わりませんが、期間が短くなるんですよー。
11 月 8 日
  1. 2005/11/07(月) 21:39:21|
  2. デライトもの
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<ゴキブリ女さんのイラストをいただきました | ホーム | こんなのもけっこう好きです>>

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Author:舞方雅人
(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
どうぞ楽しんでいって下さいませ。

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