グランドパワー2005年11月号の記事の一つなんですが、英国でウォー&ピースショー2005というのが開かれたそうです。
で、その記事を見て驚いたのは、各種の第二次大戦から現在に至るまでのさまざまな軍用車両が、可動状態で保存されていて、それが惜しげもなく会場を走り回っているんですよね。
もちろん連合軍側の車両が多いんですが、M3中戦車やM3軽戦車・M4やM24といった戦車やハーフトラック、それに装輪装甲車までもきちんと保存されたり、レストアされて可動する状態で維持されたりしているんですね。
何より驚くのは、そういった車両が博物館の所有ではなく、個人が趣味で所有しているんですよね。
いくら金が掛かるか想像もつかないのですが、戦車を個人で所有するなんて日本では考えられないですよね。
しかも第二次大戦の骨董品ならまだしも、つい先日退役したばかりのチーフテンやチャレンジャー1までもがすでに個人の手にあるんですよ。
もちろん発砲したりはできないようになっているんでしょうが、庭先に戦車がある風景というのもすごいものだと思います。
年に一回そういう車両に当時の軍服を着て乗り回すというのも、優雅な英国紳士のたしなみなのかもしれませんね。(笑)
先日北海道で演習場から駐屯地まで戦車を自走させたことがありましたが、そのことがニュースになり、反対運動が起こる日本じゃまず無理だろうなぁ。
空風鈴ハイパー さんの投稿:
そうですね。あちらではそういう「戦車」の個人所有が有りなんですよね。
70ぐらいのおじいさんがゴーグルつけて親指立てながら
M4の砲塔から顔出してるなんて絵がありますよね。
日本の芝生でラジコンタンク走らせてるのとはえらい違いですよね(笑)。
まあ日本だと走らせる場所も限られるんでしょうね。
「水道管破裂させて、アスファルトめくり返して爆走する90式」
って絵は考えられないですよね。
以前TVでやってましたがアメリカでは
「ホントの航空機で模擬空戦できる遊び」
があるそうですね。撃墜されるとわざときりもみで落下したりするそうですが。
お国柄ですね。
10 月 7 日
舞方雅人 さんの投稿:
戦車や航空機を動態保存は向こうでは当たり前ですからね。
博物館で鎮座しているだけの日本とは違いますね。
95式軽戦車や97式中戦車がきちんと動態保存してあればなぁ。
でも敗戦時に武装解除されちゃいましたからね。
残念です。
10 月 8 日
- 2005/10/07(金) 21:59:26|
- 本&マンガなど
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0