北海道では火曜日深夜(日付的には水曜)に「ONE OUTS」という野球アニメをやっています。
もともとはビジネスジャンプに連載された甲斐谷忍先生の「ONE OUTS」という野球マンガをアニメ化したものなのですが、私自身はこのマンガを読んでいなかったこともあって非常に新鮮な思いでアニメを見ております。
最初は、新番組のアニメということで何の気なしに録画したのが最初でしたが、しばらくほうったまま見ておりませんでした。
でも、先日そういえば録りためてあったなぁと思い見てみたのが運の尽き。(笑)
なんですか、これ?
面白すぎる。
主人公は渡久地東亜(とくち とうあ)という投手なのですが、これがまた型破り。
賭けの結果プロ野球のリカオンズというチームに入ることになるのですが、ここでも腹黒いオーナーと「ONE OUTS」契約というのを結びます。
この契約は、アウト一つ取るごとに年棒500万プラス、逆に一点取られるごとに5000万マイナスというもので、防御率2.7を超えるとマイナスとなってしまうため、投手に非常に不利な契約なのでオーナーは喜んで契約を結びますが、渡久地の能力(良くも悪くも)によって稼がれてしまうのです。
先日の放送ではマリナーズというチームとの対戦でしたが、なんと序盤に16失点も喫してしまいオーナーは高笑いの状態でした。
このままだと渡久地は大幅な借金を抱えることになるはずでしたが、途中で雨が降り始めます。
ドームでない球場のため、このままではノーゲームになると危惧したマリナーズは、とにかく試合を成立させようと焦ることに。
1点2点はくれてやれとばかりに投手に投げ急がせますが、それは投手に本来のピッチングをさせないことにもなりたちまち連打の山。
結果リカオンズに大量点を奪われてしまったマリナーズの投手は、自身の防御率を考えてこの試合をノーゲームにするべく時間稼ぎに走ります。
味方の投手まで敵に回してしまったマリナーズは、投手を代えて何とか試合の成立を図りますがこれも雨と時間に追われた投手は本来の投球ができずに失点を重ねてしまいます。
結局4回の裏だけで17点を奪われたマリナーズはリカオンズに逆転を許してしまいました。
ですが、いくら勝っても渡久地にとっての16失点は変わりません。
しかし渡久地はそれをチャラにしてしまいます。
なんと相手チームに試合放棄を宣言させてしまうのです。
このあたりのやり取りがまた面白い。
この試合を成立させると、マリナーズは負けるだけでなく投手と野手陣の信頼関係にまでひびが入り、今後試合する上で大きなハンデとなりかねません。
野手は16点取ったことで打率も打点も上がりますが、投手は防御率がずたずたです。
監督はこんな試合にしてしまった責任を感じ、渡久地の勧めに応じて試合を放棄したのです。
放棄試合になれば、ルール上9-0でリカオンズの勝ちになります。
渡久地が16失点したことは消えるのです。
オーナーはまたもしてやられたのでした。
これ、面白いです。
来週が楽しみなアニメです。
マンガも読んでみようかな。
それではまた。
- 2008/12/10(水) 20:23:49|
- アニメ
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その時間は確か他の予約が入っていたような……VHSが空いてますので、早速予約しておきませう。
- 2008/12/10(水) 22:02:56 |
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- 神代☆焔 #-
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それって15点取った味方野手の打点や打率は東亜は無視なんですか?
- 2008/12/13(土) 15:19:15 |
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- いも #-
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>>いも様
はい、無視です。
ですが、万年最下位のリカオンズが、最強のマリナーズを翻弄したということで選手たちは満足したのかもしれません。
- 2008/12/13(土) 19:33:53 |
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- 舞方雅人 #-
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