
先々週のソロプレイではアバロンヒルの「サブマリン」を遊びましたが、ホントにこのゲームは手に入れておいてよかったーと思えるゲームの一つですね。
で、このゲームを遊ぶと、必ずと言っていいほどこの小説を思い出してしまいます。

ブライアン・キャリスンの「地獄の輸送船団」です。
この小説は「駆逐艦VSUボート」のような小説ではなく、一方的にUボートに狩られる側の輸送船、その乗員たちの物語となっています。
ですので、Uボート側の描写はほぼないと言ってよく、旧式輸送船「オリンピアン」号の中だけで話が進みます。
「オリンピアン」号が属するのはアメリカ大陸から物資を満載して英国へと向かう輸送船団。
30隻以上の輸送船がいるにもかかわらず、護衛に付いているのは対潜武装トローラーとコルベットが1隻ずつの計2隻のみ。
先日プレイした「サブマリン」のシナリオでもスループ2隻にコルベット2隻の計4隻が護衛についていましたから、この小説の船団よりははるかにましだったんですねぇ。
(^o^;)
「サブマリン」をプレイして以後、やはりどうしても読み返したくなってしまいましたので、今読んでいるものを中止してこっちを読み返しはじめちゃいました。
それにしましても、読んでいると光景がありありと思い浮かぶのがすごいですよねー。
煙突上の星空 北大西洋の冷たい空気 静かな波 暖かいココア 過去の回想 日常業務 くだらない会話 静寂 いきなりの爆発 炎上しながら落後していく仲間の商船 走り回るコルベット 主人公は何もできない 非武装の商船乗りは何もできない ただ「当たらないでくれ」と祈るしかない
本当にこんな感じで悲劇が訪れます。
以前のブログ記事を検索すると、4年ぐらい前にも読み返しているみたいなんですけど、やっぱり細かいところは記憶に残ってないですねー。
おかげで新鮮な気持ちで読み返しておりますです。
ちょうど半分ぐらい読み終えましたので、今週中には読み終わりたいかなぁ。
週末のソロプレイは、また「サブマリン」でしょうかね。
また潜水艦との勝負を楽しみたいものです。
(*´ω`)
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2022/06/29(水) 18:51:17|
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