タミヤニュースの638号が到着しました。

こちらが表紙。
今号は第二次大戦中のアメリカ陸軍第1軍集団(上)と第6軍集団(下)のマークとのこと。
今号の「博物館をたずねて」はフィンランドのフォルム・マリヌム海洋センター。
スカンジナビア半島に位置するフィンランドは、国土の西と南が海に面していることもあって海とも縁が深い国なんだとか。
このフォルム・マリヌムは、様々な海洋センターとしての活動を行っており、その一環として海軍の博物館としての展示も行われているのだそう。
コルベットや高速砲艇の展示が行われているようです。
「第二次大戦イタリア軍装備解説」は『エットレ・ムーティ』独立機動部隊とその装備。
休戦後の北イタリア(イタリア社会共和国)で、治安維持目的で編成された部隊だそうで、パルチザンとの戦いなどに投入されたそうです。
機関銃しか武装がないとはいえ、L3/33軽戦車や機関砲を載せたトラックなどを装備しており、かなりパルチザン討伐に活躍したようですが、そのために戦後も元パルチザンによる報復を受け、戦後だけで153名もの死者を出したのだとか。
なんとも悲しいことです。
「第二次大戦機の真相と深層」はグラマンF8Fベアキャット。
鹵獲した日本の零戦やドイツのフォッケウルフFw190の情報をもとに設計が行われたため、小型軽量の機体に大出力エンジンを搭載という機動性の高い機体として完成。
しかし、残念ながら完成して部隊配備が始まったころには日本も降伏。
ジェット時代には逆に小型であることで対地攻撃に向かないことから退役を余儀なくされるという悲しいことに。
生まれるタイミングがもう少し早ければという機体だったようです。
巻中の情景写真は「ケッテンクラート」の情景。
時折見かけるパターンですが、タミヤは1/35と1/48の二つの縮尺でMMシリーズを展開しているので、同じアイテムでも二種類の大きさがあることを利用し、手前に大きな1/35を置き、奥に小さな1/48を置くことで遠近感を表現するという技法を利用し、奥行きを出しています。
他にも楽しい記事がいくつも。
今回も楽しませていただきました。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2022/06/15(水) 17:53:07|
- タミヤニュース
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0