昨日で今季の北海道日本ハムの全試合が終了となりました。
最終戦はロッテ相手に5-3で勝利。
勝って締めくくることができました。
これで今季の勝敗は55勝68敗20引き分けと13の負け越しで5位でした。
引き分けの半分を勝ってもまだ負け越しではありますけど、引き分けが多かったですねー。
チームは三年連続の5位だそうで、最下位だけはなんとか免れてきたという感じでしょうか。
とはいえ、低迷しているのは間違いなく、来季以降の立て直しが必要ですね。
そして昨日の試合で10年間監督を続けられました栗山英樹監督がこれで退任です。
監督としての通算成績は1410試合で684勝672敗54引き分け。
なんだかんだ言って勝ち越しで終わられたんですね。
前半5年と後半5年の差が大きかったのかなぁ。
来季は報道の通り新庄剛志新監督と、稲葉篤紀新GMによる新チームになります。
どんなチーム作り、どんな采配をなされるのか、今からすごく楽しみですね。
すぐに結果が出るものでもないでしょうけど、上位進出に期待したいです。
がんばれ日本ハムファイターズ。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/31(日) 17:49:17|
- スポーツ
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今日は土曜日ということでウォーゲームのソロプレイを。
今回はこちら。

GDW/国際通信社さんのRPGamer誌版「ダークネビュラ」をソロプレイ。
結構久しぶりかも。

今回のマップ配置はこんな感じ。
ちょっと横着して小さいテーブルで収まる感じにつなげたんですが、これがちょっと良くなかった感じ。
ルートが一本しかなくなったので、正面でのぶつかり合いにしかならなかったんですよね。
(^_^;)

赤のソロマニ連合は地球人の末裔。
今回は侵攻ルート上にダークネビュラ星域が来たので、さっそく探査艦を使って調査開始です。
考えてみればダークネビュラ星域を探査ってあんまりやったことなかったです。

このダークネビュラ星域の端に位置するTAIDANA星系は、両軍唯一の侵攻ルートにあたるため、今回のプレイでも第六次までのTAIDANA沖海戦が行われるという激戦地になりました。
惑星が無いので艦隊を駐屯させづらく、少数の警備艦艇を置いては撃破し合うという感じに。

ソロマニはダークネビュラのN3星系で「膨大な資源」を発見。
このために収入では有利な立場に。

ソロマニは大規模艦隊で二度にわたりアスラン傘下になったRIA星系を攻撃。
ここを落とせば、収入的な面で大幅にアスランに差をつけることになるため、実質的には決戦です。

ソロマニ・アスラン/RIA連合双方の大艦隊がRIA星系上空で激突。
なんとソロマニのドレッドノート一ユニットしか生き残らないという大激戦の末にRIA星系を“解放”することに成功。

RIA星系がソロマニ占領下になったことで、アスラン側の収入は大幅減。
じり貧になるであろうことが確定したのと、時間も時間になったのでここで終了することに。
今回も楽しい宇宙戦争でした。
今回も例によってプレイ中のツイートをこちらにまとめました。
ご覧いただけると嬉しいです。
21年10月30日の「ダークネビュラ」(GDW/国際通信社)をソロプレイした時のツイートまとめ来週は何をやりましょうかねー。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/30(土) 18:57:03|
- ウォーゲーム
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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!いやぁ、まさかまさかと思いつつ、また決まったら楽しいなと思ってドキドキわくわくしてきた日本ハムの来季監督に新庄剛志氏が決定したという正式発表がなされましたね。
まさに驚きの人事です。
いやほんと予想だにしておりませんでしたねー。
先日報道が出たときも、なんというか飛ばし記事なんじゃないかと思いましたし、ここにきて日ハムの監督人事が混乱しているのかなとすら思いましたもん。
とはいえ、新庄さんの名前が挙がった時には、うおおって思いましたし、実際に決まることはないだろうとは思いつつも、日々報道が確定的になっていったので、これは楽しみだぞとわくわくしておりました。
それだけに新庄さんじゃなかった時の落胆をできるだけ抑えようと、「いや、待て、まだわからん。まだわからん」と自分に言い聞かせておりましたので、正式発表されてよかったですー。
新庄さんはいろいろとパフォーマンスが取りざたされますけど、なんだかんだ言って選手としての実績は残している方ですし、聞くところによれば練習も熱心に行ってきたし気配りもできる方とか。
意外と采配は「堅実」な采配をされるのかなという気はします。
ともあれこれで来季の日ハムに大きな楽しみができました。
新庄監督の日ハムがどうチームとして戦っていくのか、今秋のキャンプからも目が離せませんね。
楽しみです。
(*´ω`)
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/29(金) 18:00:58|
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一昨日のセ・リーグのヤクルト優勝に続き、昨日はパ・リーグでも優勝が決まりました。
オリックスバッファローズ優勝おめでとうございます!すでに全日程を終了し、あとは二位ロッテの結果待ちとなっていたオリックスですが、昨日の楽天戦にロッテが負けたことにより、オリックスの優勝が決まりました。
個人的には明日からのロッテ‐日ハム二連戦のどちらかに日ハムが勝つことでオリックスの優勝かなと予想していたのですが、その前に決まってしまいましたね。
やはり一敗もできないというのは相当なプレッシャーだったのではないでしょうか。
阪神もそうですけど、「負けられない」と思えば思うほど、なかなか勝てなくなりますよね。
お疲れ様でした。
その日本ハムですが、今日は小笠原道大ヘッド兼打撃コーチの今季限りでの退団が発表となりました。
小笠原ヘッドは昨年今年とコーチとして活動していただきましたが、残念ながらチーム成績が振るわなかったことでの退団ということになるのかなと思います。
栗山監督の後任としても名前が挙がらなかった感じですので、退団は早くから決まっていたのかもしれませんね。
日ハムは明日明後日とロッテと最後の二連戦。
この二戦で日ハムも今季はおしまいです。
しっかり勝って来季につなげてほしいもの。
おそらく新監督の発表も近くあるでしょうから、アピールのつもりで頑張ってほしいですね。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/28(木) 18:11:23|
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ついに昨日でセ・リーグの決着がついてしまいました。
東京ヤクルトスワローズ優勝おめでとうございます。残念ながら私の応援する阪神タイガースは優勝することができませんでした。
(´;ω;`)ブワッ
今シーズンは千載一遇のチャンスだっただけに、ぜひとも優勝してほしかったのですが、こればかりはもう仕方がありません。
とはいえ、久しぶりにシーズン最終盤まで優勝するかもとわくわくさせていただいたのは久しぶりでした。
6月にはシーズンの先に希望が無くなっていたころとは雲泥の差です。
ありがとうございました。
特に今年は佐藤選手、中野選手、伊藤投手と新人がチームを勢いづかせてくれ、戦力として申し分のない力を発揮してくれたのが印象的でした。
佐藤選手はホームラン24本、中野選手は打率.273で30盗塁、伊藤投手は10勝と充分すぎるほど頑張ってくれて、本当に今季の阪神を押し上げてくれたと思います。
来季以降彼らがどうなるのか、チームがどうなるのかは未知数ですが、少なくとも楽しみであることは間違いありません。
また、来季もこうして優勝争いをしていただけることを期待したいと思います。
CSに関しては正直勝ってほしいとは思いますけど、負けても選手のみんなが休養できるからいいかなという気もします。
11月いっぱいまで引っ張ってしまうと、何となく来季がきつそうなので。
(*´ω`)
そして日本ハムは本日稲葉篤紀氏のGM就任を正式に発表しました。
報道に上がっていた通りでしたので、新庄監督というのもかなり期待できそうです。
稲葉新GMは現場にも顔を出すようなことも言っておられるようですので、日本ハムの強化に腕を振るっていただければと思います。
来年もまた阪神と日ハムで一喜一憂することになるんでしょうねぇ。
楽しみです。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/27(水) 17:42:05|
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昨日はちょっと用事があったのでお出かけ。
その後は地下鉄麻生駅付近でお買い物して帰ってきました。

で、100円ショップでまたしてもダイスセットを購入。
しかも二個も。(笑)
このセットの中の一番大きいタイプのダイスが結構使いやすくて、本当はこの大きさのがまとまっているといいんですけど、まあ小さいのも使い道がないわけじゃないですからまあいいかと。
すでに同じセットを四セット分持っているんですけどねー。
これで5個入りが六セット分30個。
そんなに集めてどうするんだという気もしますけど、ウォーゲームの中には「戦闘力の数値分ダイスを振って6が出た分だけ相手にダメージ」なんて言う戦闘システムのゲームもありますので、10個いっぺんに振るなんてこともあったりするから、まあ、数があっても問題は無いです。
(*´ω`)

そして本屋さんではこんなムック本を見つけて思わず購入。
こういう本は通販サイトで目的の本だけを購入しようとしているときには出会わない可能性が高いので、こうして本屋で見かけなければ、たぶん私の手元には来ていない本だった気がします。
本屋さんを覘くとこういうことがあるので楽しいですよね。
大正時代の大日本帝国って結構気になるんですけど、あんまり手元に資料とか持ってないので、こういうムック本はありがたい限り。
思わずTRPG「クトゥルフの呼び声」のサプリメント「クトゥルフと帝国」を使用した大正時代クトゥルフをやりたくなりますねー。
なんか大正時代ってこういう怪しげな雰囲気が似合う気がしますよね。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/26(火) 17:52:36|
- 日常
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今季限りで退任することになりました日本ハムの栗山監督。
その後任監督の話が、このところ世間をにぎわしておりますね。
なんとなんと、あの新庄剛志氏が後任監督に有力視されているというではありませんか!
(°ω°)マジデスカ?
なんでも後任として本命視されていた稲葉氏はGMとして就任し、監督には新庄氏を迎えるという話のようで、信ぴょう性が高まってきているみたいですねぇ。
うーん……信じてもいいんでしょうか?
個人的には面白いので賛成なんですけど、勝てるチームを作れるかどうかはなんとも言えないという感じでしょうか?
とはいえ、ハムは監督はホントに現場の指揮だけやらせるという感じですから、チームの強化は稲葉さん含めたフロントの仕事ということになるのでしょう。
どっちにしろ栗山監督の指揮も残り3試合。
今週中で終了ですので、そのあたりで正式発表になるんでしょうかね。
はてさてニュースの通りなのか、はたまた別の人物になるのか?
楽しみにしたいと思います。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/25(月) 17:35:30|
- スポーツ
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とらほー!
先ほど今日の阪神-広島のデーゲームが終了し、阪神が7-2で勝利です。
勝ったー!
ヽ(´▽`)ノワァイ
あとは今晩のヤクルト-巨人戦がどうなりますか?
ヤクルトが有利というのは変わっておりませんでしょうけど、ひょっとしたらひょっとするかもしれませんよぉ?
できればひょっとしてほしいんですけどねー。
( ˘ω˘)
これで阪神は今季広島と12勝12敗1引き分けと五分で終了。
なんとかセ・リーグ五球団に負け越しはなくなりました。
よかったー。
あとは26日の中日戦を残すのみ。
最後も勝って終わりたいですねー。
がんばれ阪神タイガース。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/24(日) 17:54:23|
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今日は土曜日ということでウォーゲームをソロプレイ。

今回は久しぶりにCross of Ironを加えてSquad Leaderを遊びました。

今回もポイントで部隊を購入する形で両軍を編成。
攻撃側の独軍はいつもの国防軍ではなくSS(武装親衛隊)を選択。
せっかくCross of Ironを入れるなら、いつも使わないユニットを使おうかなと。
ということで、1878ポイントを投入してパンターD型も二輌含めた強力な部隊に。
一方のソ連軍は対戦車白兵戦用にモロトフカクテル(火炎瓶)を持たせてパンター対策。(笑)
1250ポイントで対戦車砲や野砲、T-34も二輌入れました。
だいたいのイメージとしては1943年のクルスク戦前後という感じで、SS部隊がソ連軍の前線を突破するというイメージです。
勝利条件は独軍ができるだけソ連軍の分隊を除去するというもので、今回もカードで決定しました。

独軍はパンターと三突を前面に立てて進撃開始。
黒いSSユニットはかっこいいですね。
(*´ω`)

しかし、SSはソ連軍と同じで撃たれた時の士気チェックでピンゾロを出すと「狂暴化」しちゃうんですよね。
今回も早々に一個分隊が狂暴化。
遠距離からのたった2火力で狂暴化なんかしないでよねー。(笑)

まあ、案の定狂暴化した分隊は早々に除去。
波乱のスタートになりましたが、独軍は着実にソ連軍に接近。

ソ連軍は最初に二門の砲の配置位置を三ヶ所ほど設定し、それぞれダイス目で決定しました。
ということで45ミリ対戦車砲はここに登場。
パンターの正面装甲を抜くには厳しいですが、三突にはそれなりに有効です。
今回は惜しくも撃破ならずに三突を走行不能に。

そして76ミリ野砲はここに。
いわゆる「ラッチュ・バム」と呼ばれる砲の一つですけど、これでもパンターの正面にはちょっと力不足。
そう思われたのですが、なんとここでダイス二個の目が3。
パンターの正面装甲を見事撃ち抜いて撃破するという殊勲。
/(^o^)\ナンテコッタイ
序盤で独軍のAFV四輌のうち三突が走行不能、パンターが撃破と半分がダメージを負うことに。
ちょっと独軍には不利な展開。

そしてこのタイミングで増援としておいたT‐34二輌が登場。
ソ連軍としては願ってもない状況です。

ですが、ソ連軍もそういいことばかりではありません。
パンターを撃破した76ミリ野砲が走行不能の三突からの一撃を受けて除去。
防盾の無い大砲は直撃を受ければ即除去なので、なかなか生き残るのが難しい。

ラッチュ・バムを撃破した走行不能の三突は、さらに林ヘクスに飛び込んできたT-34をも一発で撃破。
なんなん、この三突は。(笑)

そして側面に回り込もうとしたもう一輌のT-34は、パンターの主砲の一撃でスクラップに。
それにしても今回は戦車の操作班がみんな生き残りましたねぇ。

序盤はやや苦しんだ独軍でしたが、じょじょにその強さを発揮。
なんせSS分隊は強力なんですよねー。
裏返ってもすぐに回復してしまいますし。

最後はソ連軍に健在な分隊が無くなってしまって終了。
分隊の数ではソ連軍の方が多かったんですけど、やはりSSは強かった。
(*´ω`)

死屍累々。
除去されたソ連軍分隊の数が除去されたSSに比べて圧倒的です。
(>o<")
今回も例のごとくプレイ中のツイートをまとめてみました。
ご覧いただければと思います。
21年10月23日のSquad Leader&Cross of Ironのソロプレイをしたときのツイートまとめいやぁ、ホント久しぶりにCross of Ironまで入れて遊びました。
パンター使えて楽しかったー。
今度はティーガー使いましょうかねー。
(´▽`)ノ
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/23(土) 18:53:43|
- ウォーゲーム
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昨日は日本ハムとソフトバンクの今季最終戦が行われました。
結果は2-2の引き分け。
今季のソフトバンク戦は6勝13敗6引き分けと、大きく負け越して終わることとなりました。
そしてこの試合はソフトバンクの長谷川勇也選手の引退試合となり、七回の裏一死二塁という場面で代打として登場することに。
マウンド上は日本ハムの先発伊藤大海投手。
ここまで無失点でいいピッチングをしてきておりました。
長谷川選手と伊藤投手の勝負は一塁へのゴロ。
送球を受け取った伊藤投手と長谷川選手の競争となり、長谷川選手のヘッドスライディングよりわずかに早く伊藤投手が一塁を踏みました。
悔しがる長谷川選手がベンチに引き上げる時、伊藤投手はマウンド上で長谷川選手に一礼。
実に素敵なシーンであり、ニュースにもなってました。
私はそのニュースで知ったのですが、本当にいいシーンだったと思うます。
ハムファンとして伊藤投手の行為がうれしかったですね。
その後甲斐選手にツーランを浴びてしまい、残念ながら伊藤投手は勝ち投手にはなれず。
しかし、最後の最後で9回に杉谷選手が同点打を放ってくれて負けが消えることに。
野球の神様が見ていてくれたのかもしれませんねー。
(*´ω`)
伊藤投手はどうやらもう一回登板機会がありそうです。
次回こそ勝って10勝達成してほしいものです。
がんばれ伊藤投手。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/22(金) 18:53:43|
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昨日と一昨日は阪神とヤクルトとの今季最後の直接対決。
今季が始まった時、このカードを誰が首位攻防戦になると思ったことでしょうか?
本当に予想外と言えば予想外の首位決戦です。
すでにマジックを4としているヤクルトに対し、阪神はもう連勝しかありません。
一方ヤクルトは連敗さえ避ければOKというところ。
非常に厳しい状況です。
一戦目は阪神が11-0と圧勝。
打線が爆発して気分良く勝つことができました。
しかし、こういう大勝の翌日というのは、えてして打線が働かないものでして、まさに昨日の二戦目はそんな状況に。
結局0-0と両チームともに無得点で引き分けになりました。
(>o<")アア
そのためにヤクルトのマジックは3と一つ減ることに。
一勝一分けと負けはしなかったし、ヤクルト打線はこの二試合で1点も取ることはできなかったくらいに抑え込んだんですけど、それでも負けに等しい感じの引き分けになってしまいましたですねぇ。
とはいえ、まだ優勝が決まったわけではありません。
最後まであきらめずに頑張ってほしいところです。
がんばれ阪神タイガース。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/21(木) 18:22:28|
- スポーツ
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いやぁ、なんか午後ちょっと時間あるなーと思い、DVDでも見ようかなと思ったんですが、これはちょっと長いよなーと思いつつも序盤のM47ケーニッヒティーガーを見ようと思って再生を始めたのがこちら。

邦題「バルジ大作戦」ですねー。
アメリカでの初公開が1965年だそうですから、56年も前の作品なんですねー。
古いなぁ。(^o^;)
でも、戦車がなかなか魅せてくれる映画なんですよねー。
数が結構出てきてくれますので、まさに戦車師団の戦いって感じに見えるのがいいところ。

ドイツ軍のケーニッヒティーガー役を演じるのは米国製M47戦車。
もちろん形状は全く似ても似つかないところなんですけど、こうしてジャーマングレーに塗られて十字マークを付けられますと、なんともドイツ戦車っぽく見えるから不思議です。(笑)

戦闘シーンでも序盤はちゃんと歩兵との歩戦共同を行なっているんですよね。
まあ、後半になると戦場は砂漠っぽくなるわ歩兵などもどこに行ったって感じになるのが玉に瑕ではありますが。(笑)
で、ホントはこの前半のかっこいいM47ティーガーを見るだけでいいかなって思っていたんですけど、結局最後まで見ちゃいました。
久しぶりに見ましたが、やはりなんだかんだ言って面白かった。
まあ、こういう映画を見ると「Squad Leader」をやりたくなるのはお約束。
土曜日は「Squad Leader」かなー。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/20(水) 18:44:40|
- 映画&TVなど
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やはりこの話題には触れるべきでしょう。
今日このあとの西武と日本ハムとの試合で、松坂大輔投手が引退登板を行うとのこと。
先発投手としてマウンドに上がり、日本ハムの一番バッターの近藤健介選手と対戦するようです。
これは、西武側から左打者でお願いしたいということで、同じ横浜高校出身の近藤選手が選ばれたとか。
はたしてどういう結果になりますか。
それにしても、ついにこの日が来ましたかという感じですね。
松坂世代と呼ばれ、世代の中心として注目を浴びてきた松坂投手も引退ですか。
一つの時代が終わる感じですね。
個人的には松坂投手はすごい投手だったんだなぁと思うくらいで、特別の思い入れがあるわけではないんですけど、これはもう贔屓球団に所属しなかったから以外の何者でもないですね。
阪神か日ハムに所属していた時期があれば、もっと思い入れも違ったのかも。
とはいえ、すごい投手だったのは間違いないですので、復活を待ち続けてきた方々も多かったでしょう。
近年は投球するのも難しいような状態が続いていたようで、ご本人も不本意だったでしょうね。
今後はゆっくり躰を休めていただきたいものです。
松坂投手お疲れ様でした。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/19(火) 17:49:05|
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今朝はどうにも寒く、ついに今シーズン初めてストーブに点火しました。
さすがに今はまだストーブを焚けばすぐに温かくなる程度の寒さではありますが、いよいよストーブが必要な時期になってきましたねぇ。
灯油代がぁ……
_(:3 」∠)_
寒くなればプロ野球のシーズンも残りわずか。
昨日はすでに今季限りでの引退を表明している斎藤佑樹投手の引退登板が、札幌ドームのオリックス戦で行われました。
4-3と日本ハムが1点リードしている状況の7回表、先発の上沢投手に代わって登板しオリックスの福田選手に対して投球。
フルカウントからの7球目を見逃されてのフォアボールとなり、打ち取ることはできませんでした。
斎藤投手はこの福田選手に対してだけの打者一人のみで交代。
あとを受けた堀投手が抑えたことで、斎藤投手の出したランナーはホームを踏めずに終わり、試合もそのまま4-3のままで勝利。
斎藤投手もホッとしたのではないでしょうか。
ともあれ、ケガに苦しんだ現役生活だったとは思いますし、いろいろと批判も激しく大変だったと思いますが、お疲れ様でした。
そして栗山監督の退任も正式に発表され、今季限りで栗山日ハムは終了ということに。
こちらも10年間の長きにわたりお疲れ様でした。
日ハムの場合は無理な世代交代を進めてしまったことが、今の低迷に結びついてしまったのかなぁという気もします。
若い選手たちがなかなか成長しきれなくなっているのが、どこに原因があるのかはわかりませんが、そのあたりも見直してほしいところですね。
次の監督がどなたになるかはまだ明確じゃないようですが、どなたがやるにせよ、再建には数年はかかりそうですね。
がんばってほしいところです。
さてさて、我が家のストーブも点火となりましたが、プロ野球のストーブリーグも始まってきました感じですね。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/18(月) 17:17:44|
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先週の10月10日は1010で千十(せんとお)から「(特撮・フィクション系)戦闘員の日」と提唱させていただき、SSを一本投下させていただきました。
おかげさまで多くの方に賛同していただき、10月10日からの一週間を「戦闘員の日週間」として作品等を見せてくださる方もおられ、ありがたい限りです。
今日10月17日はその「戦闘員の日週間」も最終日。
そこで短い作品ですが、トリを飾る感じでSSを一本投下します。
タイトルは「コスプレしちゃった」です。
お楽しみいただければと思います。
それではどうぞ。
コスプレしちゃった
「真紀(まき)! 風邪はもういいの?」
三日ぶりに学校に来た真紀に、私は思わず声をかける。
「おはよう、愛梨沙(ありさ)。あー……うん、まあね……」
メガネの奥の瞳が少し泳ぎ、てへっという感じで笑う真紀。
すぐに私はピンときた。
「ああー、またずる休みしたなぁ? ホントにもう……出席日数足りなくなっても知らないよ」
もう……
心配したんだからね。
LINEに既読はつかないし、電話かけても出ないし、自宅に電話をかけてもおばさんが風邪を引いたのよって繰り返すばかりだし……
今日あたり家に行こうかって思っていたくらいなんだから……
「ああ……出席日数なんてもうそんなのはどうでもいいのよ。学校なんてどうでもいいの。ふふっ」
真紀の口元に冷たい感じの笑みが浮かぶ。
「えっ?」
どうでもいい?
今どうでもいいって言ったの?
どういうこと?
「ねえ、そんなことよりも今日学校が終わったら家に来ない? 愛梨沙に見せたいものがあるの」
真紀の表情がガラッと変わる。
さっきは一瞬ものすごく冷たいような顔をしたのに……
いや、それよりもこれではっきりした。
「ははーん……それで二日も休んだんだ。今度は何やるの?」
あのアニメの魔法少女か?
それとも先月始まった作品のビキニアーマー女戦士か?
いずれにしても、この二日間は衣装づくりにいそしんでいたというわけだ。
まったくもう……
それならそうと言ってくれればいいのに……
「ふふっ、それは来てからのお楽しみ。来るでしょ?」
「もう……こっちに選択権なんてないくせに……」
私は肩をすくめるが、その実楽しみにも思っていた。
今度はどんなコスプレが見られるのか?
真紀のコスプレを見るのは私にとっても楽しみなのだ。
席に向かう真紀を見送り、私も席に着く。
なんだかうきうきしてしまう。
彼女はいったいどんな格好をしてくれるのか?
もしかしたら思いもよらないキャラということもあるかも。
結構きわどいコスも着たりするのよね。
はっきり言って真紀はオタクである。
そりゃ私もアニメは見るしマンガも読む。
でも、真紀は守備範囲が段違いに広いのだ。
深夜アニメも録画して見るし、少年マンガ少女マンガ問わずしょっちゅう読んでいる。
同人誌めいたものも描いたりするし、コミケなんかも顔を出す。
なによりコスプレが好きで、アニメや漫画のキャラのコスを器用に作っては着て見せてくれる。
コミケでコスプレを披露したりもするし、SNSに写真をアップもしていたりする。
もちろんその場合は顔出しNGにはしているが。
つまり昨日一昨日と休んだのも、コスの制作に夢中だったということなのだろう。
それだけ気合を入れているということなのかもしれない。
まったくもう……
LINEぐらい返事しなさいよね。
で、そんな真紀となんだかんだでもう一年半くらいになるのよねー。
高校に入って同じクラスになって席が隣同士になったのが去年の春か。
最初はなんだか壁を作られているかなとも感じたけど……
気が付くとおしゃべりするようになってて……
アニメや漫画の話でいろいろと聞けるのが面白くて……
ふう……
なんだか不思議ね……
いけないいけない……
授業授業……
やれやれだわぁ……
******
放課後、私は朝言ってた通り、真紀と一緒に彼女の家に向かっていた。
でも、今日の真紀はなんだかいつもと感じが違う。
いつもは真紀の方がよく話しかけてくるのに、今日は私の方が話しかけているし、返事もどこか上の空だ。
もしかして……寝不足?
それならまあ、いいんだけど……
「さあ、入って」
「お邪魔しまーす」
私は真紀と一緒に玄関を入る。
真紀の家は一軒家。
真紀のお父さんが結構いいところの部長さんだそうで、頑張っているからとのこと。
うちはマンションなのでうらやましい。
「お帰りなさい」
奥のキッチンから真紀のお母さんが顔を出す。
「ただいま」
「こんにちは。お邪魔します」
私はぺこりと頭を下げる。
真紀のお母さんは専業主婦。
共働きのうちとはこのあたりも違うところ。
「愛梨沙を呼んだから、二階には来ないで」
「はい……」
真紀の言葉に無表情でコクンとうなずくおばさん。
その姿に私は何か違和感を覚えてしまう。
真紀のお母さんって、もう少し明るい人だったような……
「愛梨沙」
「あ、うん」
私は真紀に呼ばれ、そのまま後について彼女の部屋に行く。
「ね、ねえ、なんだかいつものおばさんと雰囲気が違ったような……」
階段をのぼりながら私は真紀に聞いてみる。
「そう? 別に気にしなくていいわ」
「えっ?」
気にしなくていいって……
そりゃ、私の気のせいかもしれないけど……
「入って」
「うん」
二階の真紀の部屋に私は入る。
「えっ?」
私は思わず声を上げてしまった。
いつも遊びに来ていた真紀の部屋とは全く違っていたのだ。
マンガ本とテレビとアニメの円盤があった一角は片付けられてしまっており、窓には分厚いカーテンがかけられて薄暗い。
それに、壁には今までは存在しなかった大きな頭蓋骨のタペストリーがかけられていたのだ。
「こ、これって?」
「ちょっとした模様替えよ。用意してくるから、少しここにいてもらうわ」
私が戸惑っていると、真紀はカバンを放り投げるようにして置き、すぐに部屋を出て行ってしまう。
「ちょ、ちょっとまっ……」
私が呼び止めようとしたときにはすでにドアは閉じられていた。
な、なんなの?
いつもと違う……
それにしても……
あまりにもいつもの真紀の部屋とは違いすぎる。
カーテンだって閉め切っているし、壁にはあんな不気味なドクロのタペストリーなんてかかっているし……
あんなにあったマンガ本やブルーレイだってどこにやってしまったのやら……
おかげで何か借りて読んで待つってわけにもいかないじゃない……
どうしよう……
「お待たせ」
私が真紀のベッドに腰かけ、さてどうしたものかと思っていると真紀が戻ってくる。
「えっ? えええっ?」
部屋に入ってきた真紀を見て、私は思わず声を上げた。
真紀はもうコスプレをしていたのだ。
その……首まであるハイネックの黒いレオタードを身に着け、足には網タイツを穿き、さらには室内だというのに黒いブーツまで履いている。
頭には黒いベレー帽をかぶり、メガネを外した目元には青いアイシャドウを入れ、唇も青い口紅が塗られている。
首には赤いスカーフを巻き、腰にはタペストリーについていたようなドクロ模様のバックルの付いたベルトを締めている。
なんというか……不気味な感じもするし、躰のラインがもろバレでいやらしい感じもするような格好だ。
これはいったい何のキャラ?
「ふふふふ……」
私が唖然としていると、真紀は妖しい笑みを浮かべて近寄ってくる。
「あ……真紀……?」
「うふふふ……違うわ。私は偉大なる秘密結社グォモグの女戦闘員。私のこの姿を見た者は生かしては帰さない」
「ヒッ!」
ベッドに腰かけていた私を見下ろす真紀の目が真剣そのもので、私は思わず息をのむ。
お、女……戦闘員?
「なーんてね。あはははは……どう? ちょっと怖かった?」
「えっ? ええっ?」
いきなりいつものように笑顔になる真紀。
も、もしかして今のは演技?
すごく真剣だった感じだったけど……
「あはは……ごめんごめん。それよりどう? 似合う?」
私の前でクルリと一回転する真紀。
その躰のラインが見事に浮き出ている。
真紀って、知っていたけどスタイルいいよね……
「う、うん……似合うけど、すごく躰のラインが出るコスだね。なんのキャラなの?」
こんなキャラ出てくる作品なんて私は知らない。
「うふふ……これ」
机の中からブルーレイのパッケージを取り出す真紀。
着ているコスがレオタードなだけに、かがんだ時にものすごくお尻が強調されることがわかる。
「仮面ライダー?」
これって日曜の朝にやっているやつだっけ?
私は見たことないけど……
「そう。これは初代でね。もうかなり昔の作品なんだけど、これの一話と三話にだけレオタードと網タイツ姿の“女戦闘員”っていうのが出てくるの。これはそれをアレンジしたコスチュームで、その女戦闘員を気に入った首領様が採用したスタイルなの」
真紀がふふんと誇らしげにする。
なるほど、そういう設定ですか。
昔の特撮にこんなキャラが出ていたんだぁ……
「うふふ……それでね、愛梨沙も着てみない? あなたの分もあるんだけど」
「へ?」
私は妙な声を上げてしまう。
わ、私も?
そのコスを着ろと?
「いやいやいやいや、無理無理無理無理。私には無理ー!」
私は思い切り首を振る。
いつだって着るのは真紀で、私はそれを鑑賞する側だったじゃない。
「うふふ……そう言うと思った。でもダメよ。言ったでしょ? ただでは帰さないって」
「えええ?」
「あなたなら絶対女戦闘員にふさわしいの。それに女戦闘員って複数いないと絵にならないでしょ? だからあなたも女戦闘員になるの!」
ずいっと顔を近づけてくる真紀。
その目は真剣そのものだ。
あう……・
でもぉ……
「ここには私とあなたしかいないから。恥ずかしくないから。着るだけでいいから」
畳みかけてくる真紀。
「うう……」
どうしよう……
困ったなぁ……
「着てどうしてもだめだったらあきらめるわ。残念だけど……」
がっかりした表情になる真紀。
ううう……
そんな顔をされると……
「い……一度だけ……なら」
どのみち着ないと納得してくれなさそうだし……
は、恥ずかしいけど……い、一度だけなら……
「よかった。あなたを殺さなくて済むわ」
ホッとしたような顔をする真紀。
「えっ?」
「あ、ううん、なんでもない。これ、あなたの分。着方はわかる?」
真紀が脇に置いてあった大きな紙袋を渡してくる。
その紙袋はその衣装が入っていたのか。
ずいぶん大きな紙袋があるとは思っていたけど……
「だ、大丈夫とは思う」
レオタードなんだから、着るぐらいはできると思う。
「そう、それじゃ私は部屋から出ているわ。いい、下着から何からすべて脱いでから着るのよ。いいわね?」
「う、うん」
なんか異様な迫力がある真紀に、私は気圧されてしまう。
着ているコスのせいだろうか?
「それじゃドアの外にいるから、着替え終わったら呼んで」
「う、うん」
私はそう返事をすると、ドアから出ていく真紀の姿を見送った。
「ふう……」
やれやれ……なんだか変なことになっちゃった。
まあ、でも、こんなことでもないと、なかなか網タイツだのレオタードだのなんて着ることないから、そういう意味ではちょっとドキドキしている自分もいる。
うー……
でも、私はそんなにスタイル良くないから、真紀みたいに似合うとは思えないよぉ。
こんなことならもっとダイエットしておくんだったぁ……
うー……
でも仕方ない。
私は覚悟を決めて紙袋から衣装を取り出していく。
黒いレオタードに網タイツ。
膝くらいまであるブーツに黒い手袋。
黒いベレー帽に赤いスカーフ。
それと腰に巻くドクロ模様のバックルの付いた太いベルト。
それらをベッドの上に広げさせてもらうと、私は意を決して制服を脱いでいく。
下着もソックスも脱いで裸になる。
うう……
本当に誰も見てないよね?
私はまず網タイツに足を通していく。
網タイツなんて穿くの初めて。
なんだかドキドキしてしまう。
両足を通して腰まで上げ、偏りを直して落ち着かせる。
うわぁ……
網タイツってこんな感じなんだぁ……
なんだか自分の脚じゃないみたい。
うはは……
次はレオタードかな?
背中のファスナーを下ろして、パンツを穿くような感じで足を通す。
腰から胸へと引き上げ、袖に腕を通していく。
両袖に腕を通して背中のファスナーを……
背中のファスナーを……
ファスナーを……
うぐぐぐ……
か、躰がぁ……
ぐすっ……
と、とりあえずファスナーは後回しにして、手袋を嵌め、ブーツを……
えっ?
室内でブーツ履いていいの?
えーと……
「真紀?」
私はドアの外に声をかける。
「なに? 着終わった?」
ドアの外から声が聞こえる。
「えーと、まだなんだけど、背中のファスナーが一人じゃ閉じられなくて……それと、ブーツを室内で履いちゃっていいのかなとか……」
「…………入ってもいい?」
「う、うん。いいよ」
ガチャリとドアが開いて真紀が入ってくる。
なんだか表情が厳しい?
「後ろ向いて」
「あ、はい」
私は真紀に背中を向ける。
ジーッという音がして、背中のファスナーが引き上げられる。
それと同時にレオタードが首まで密着して私の躰を包み込む。
うん……結構気持ちがいいかも。
「ここまで着たなら、私はもう部屋から出なくてもいいわよね?」
「あ、うん。ありがとう」
私は振り向いて礼を言う。
うう……
レオタード姿で向き合うのって、なんか恥ずかしい……
「ブーツは履いて構わないわ。というか履いて」
「あ、はい」
私はベッドに腰かけさせてもらってブーツを履く。
「うん。いい感じ。愛梨沙も似合っているわよ」
「そ、そう?」
履き終わって立ち上がった私を見つめる真紀。
うう……やっぱり恥ずかしい。
なんか顔から火が出そうだわ。
「もう一回後ろ向いて」
「えっ?」
「いいから」
「あ、うん」
私は再び真紀に背を向ける。
ええ?
もしかして私のお尻を見られるの?
違った。
真紀は私の腰にあのドクロ模様のバックルの付いたベルトを締めてくれたのだ。
ややズシッとする重みのあるベルトが、私の腰を締め付ける。
なんか身も引き締まる感じ。
さらに真紀は私の首に赤いスカーフを巻き付ける。
なんかどんどん私と真紀がお揃いになっていく。
ちょうど私の正面にはあのドクロのタペストリーがかかっており、なんだか私たちのことを見ているみたい。
「はい、こっちを向いて」
私はもう真紀の言うがままに彼女の方へと向き直る。
なんだかこうしていると気持ちいいな。
真紀とおそろいなんてうれしいかも。
向き直った私の頭に、真紀がベレー帽を乗せてくれる。
そしてパレットを取り出して、私の目元にアイシャドウを、唇にも青のルージュを乗せてくれる。
うふふ……
気持ちいい……
「これでいいわ。ふふふ……これであなたも女戦闘員よ」
真紀の言葉に私はドキドキしてしまう。
私は女戦闘員。
私は女戦闘員なんだわ。
「さあ、見て。偉大なる首領様も私たちをご覧になられているわ」
「えっ?」
真紀が指し示すのはあのドクロのタペストリー。
そのドクロの目が赤く輝いている。
さっきは赤くなんてなかったはずなのに……
ああ……
そうか……
あのドクロを通して偉大なる首領様が私を見てくださっているんだわ……
私はなんだかちょっと恥ずかしくなる。
私はちゃんと首領様の好みのスタイルをしているだろうか?
女戦闘員として恥ずかしくない恰好をしているだろうか?
もっと躰を鍛えておけば……
より女戦闘員のコスチュームが似合ったかもしれないのに……
でも、なんだかとても気持ちがいい。
あのドクロの目を見つめていると頭がふわっとなって躰がポカポカしてくるの。
まるで首領様の腕に包まれているみたい。
「キキーッ!」
思わず声を上げたくなってしまうわ。
これは服従の声。
この声を発することで、私たちは女戦闘員である喜びと、首領様に服従する幸せを感じるのね。
なんて素敵。
「キキーッ! キキーッ!」
ああ……気持ちいい……
「うふふ……どう? 女戦闘員になった気分は?」
私は真紀に笑顔を向ける。
「ええ、とっても気持ちがいいわ。コスプレってこんなにいい気持ちになれるものだったのね」
「コスプレ? ああ……それで刷り込まれちゃったんだ。まあいいわ。たいした問題じゃないでしょうし」
一瞬怪訝そうな顔をする真紀。
あれ?
コスプレ……でいいんだよね?
私はこの衣装を着て女戦闘員になったんだもん。
真紀が机の中から何かを取り出す。
黒いボトル?
いったい何だろう?
私が不思議に思っていると、真紀はボトルの中身を口にする。
飲み物だったのかな?
「んふ……」
えっ?
真紀が私の方に来て、私の頭を掴んで引き寄せる。
えっえっえっ?
そのまま真紀の口が私の口に重ねられる。
ええええ?
キス?
キスしちゃった?
とろりと甘い液体が私の口の中に流し込まれてくる。
これって……さっきのボトルの中身?
真紀ったら……
私は流し込まれた液を飲み込んでいく。
すべてを飲み込んだ後も、私たちは唇を重ね合わせたまま。
お互いの躰を抱きしめていく。
「ぷわ……ふふふ……」
唇を離して微笑む真紀。
「これって?」
「肉体の強化薬よ。これを飲むことで肉体が強化されるの。私たちは女戦闘員なんだから強くなくてはいけないわ」
ああ……真紀の言うとおりだ。
私たちは女戦闘員なんだから、強くなくては。
首領様に歯向かうものは私たちが始末するのよね。
「後で躰が少し熱くなってくると思うけど心配ないわ。明日には男三人ぐらいなら平気で相手にできるくらいの力になれる」
「すごい……」
男三人を相手にしても平気だなんて。
うふふ……
力を試すのが楽しみになっちゃう。
「さあ、あらためて首領様に忠誠を誓いましょう。私に従って」
「キキーッ!」
私は服従の声で返事をする。
「その調子よ。それじゃ始めるわね」
私は真紀と並んでタペストリーに向き直る。
「キキーッ! 私は偉大なる秘密結社グォモグに仕える女戦闘員」
「キキーッ! 私は偉大なる秘密結社グォモグに仕える女戦闘員」
右手を斜めに上げ、一言一句真紀の言うとおりに繰り返す私。
「身も心も首領様に捧げ、グォモグに忠誠を誓います。キキーッ!」
「身も心も首領様に捧げ、グォモグに忠誠を誓います。キキーッ!」
ああ……なんだかドキドキする。
コスプレとはいえ、こうして首領様に忠誠を誓うと身が震えるような喜びだわ。
「それでいいわ。私は女戦闘員073号。よろしくね」
「真紀?」
「それは擬態時の名前よ。あなたも今日からは秘密結社グォモグの女戦闘員076号。いいわね?」
なるほど。
このコスを着ているときはナンバーで呼び合うのね。
わかったわ。
「当面は私とコンビで動くことになると思う。校内で数人の女にあたりはつけてあるから、そのうちメンバーを増やすことができると思うわ」
「キキーッ! 了解です073号」
私も073号のおかげでこうしてコスプレの楽しみを知ることができたわ。
きっと他の娘たちも喜んでくれるに違いないわね。
「これ、私がこの二日間でレクチャーを受けたことをメモしてあるから、帰ったら読んで。もっとも、基本的な事項は頭の中に刷り込まれているから問題ないと思う」
私は073号が差し出してきたメモを受け取る。
あとでじっくり読まなくては。
「それじゃ、あんまり遅くなると親がうるさいと思うからひとまずこれで帰っていいわ。道具類はまとめておいたからカバンに入れて持っていくように。催眠波装置も入れておいたから、両親に使って疑念を持たれないようにして置くこと」
「キキーッ! 了解しました」
なるほど。
073号の母親が言いなりになっていたのは催眠波装置のためだったのね。
うふふ……面白そう。
私の母も私の言いなりにしてやるわ。
うふふふふ……
******
『予定通り獲物はそっちへ向かったわ。追い詰めて!』
耳に嵌めたイヤホンから073号の声が聞こえてくる。
うふふふ、バカなやつ。
私たち女戦闘員から逃げられるとでも思っているのかしら。
私は隣にいる082号に合図をすると、屋根から通りに向かって飛び降りる。
女戦闘員のコスプレをした私たちには、このくらいの高さなど何の問題もない。
ほんと、コスプレって最高。
逃げてきた男の前に立ちはだかる私と082号。
「キキーッ! 私たちから逃げられるとでも?」
「な、なんだお前たちは? 何者なんだ?」
大事そうにカバンを抱える背広姿の男。
残念ね。
お前なんかには用はないわ。
私たちが用があるのはカバンの中身。
「キキーッ! 私たちは秘密結社グォモグの女戦闘員」
082号が誇らしげに口にする。
擬態時には私のクラスメートでおとなしい娘だけど、私と073号が女戦闘員のコスプレに誘ったら、すっかりはまってしまったみたい。
今ではしっかり私たちのチームに溶け込んでくれているわ。
「お、女戦闘員?」
「キキーッ! そうよ。私たちは女戦闘員。お前の持っているそのカバンに入っている資料をいただくわ。おとなしく渡すことね」
そう、このコスは私たちが女戦闘員であることの証。
このコスを着ているときには、私は女戦闘員。
首領様とグォモグのためならなんでもするの。
さっさとカバンを渡しなさい。
「こ、これは会社の重要な……」
男は私たちに背を向け、必死にカバンを抱えて逃げようとする。
バカな男。
私たちから逃げられるはずがないのに。
私は082号に目配せすると、すぐにジャンプして相手を飛び越えその正面に飛び降りる。
うふふ……
このコスプレはこんなことだって簡単なの。
なんたって私は女戦闘員なんだもの。
「うわっ」
私は男の脚を払って男を地面にたたきつける。
すぐに082号も駆けつけ、二人で男を取り押さえる。
うふふ……
人間の力で私たちを振り払えるものですか。
「ふふふ……取り押さえたようね」
073号も駆けつけてくる。
「ええ、ご覧のとおりよ。キキーッ!」
私が押さえつけている間に、082号がカバンを取り上げて073号に引き渡す。
「この資料で間違いないみたい。よくやったわ、二人とも」
チームリーダーである073号の言葉はなんだかうれしい。
女戦闘員のコスプレをしていることで、少しは首領様のお役に立てたかしら。
「カ、カバンを返せ」
私の下でもがいている男。
うるさい男だわ。
少しはおとなしくしていたらどうかしら。
「076号、そいつはもう用済みよ。始末していいわ」
「キキーッ!」
073号の許可が出たので、私は男の首に手を回す。
そしてちょっと力を入れると、すぐに男の首がへし折れた。
簡単簡単。
人間なんて殺すのは簡単なものよね。
「うふふ……これでいいわ。さあ、人が来ないうちに引き上げましょう。二人とも気を付けるのよ。また明日学校でね」
「キキーッ! また明日ね」
「キキーッ! 楽しかったぁ」
私たちはそれぞれ敬礼をしあってその場を後にする。
早く家に帰らなくちゃ。
コスプレしているところを誰かに見られたらヤバいもんね。
それにしても……
ああん……
女戦闘員のコスプレって最高だわぁ……
うふふふふ……
END
いかがでしたでしょうか?
よろしければコメントなどいただけますと嬉しいです。
また来年の「戦闘員の日」に何か投下できればと思います。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/17(日) 19:00:00|
- 女幹部・戦闘員化系SS
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今日は土曜日ですからウォーゲームのソロプレイをば。

今日はかなり久しぶりのプレイとなりますGDW/HJ版の「インペリウム」
ルールの変更や解釈の問題があって、なかなか対戦するには難しくなってしまったゲームかもしれませんね。
今回は私がプレイしていた時の解釈でソロプレイいたしました。

21世紀前半から宇宙に進出してきた地球人は地球連邦を結成し、ケンタウルス座のアルファ星をテラフォーミングして植民地化するなど、順調に発展してきておりました。
しかし、21世紀後半には周辺の星系には「ヴィラニ人」という人類系の異星人が「ヴィラニ人の銀河帝国」(以後帝国と表記)を進出させてきておりました。
「帝国」にとっては、地球のあるこの宙域はしょせんは「属州」の一部にすぎず、地球連邦などは蛮族の国家程度にしか思っておりません。
いずれはこの地域を属州の一部にしようとする帝国と、さらに周辺に発展をしていこうという地球連邦は、衝突せずにはいられなかったのです。
写真の青いユニットは地球連邦、赤いユニットが帝国のユニットとなります。

戦備を整えた地球連邦は、帝国の重要拠点であり前線でもあるヌスク/デュシャーム星系に侵攻。
第一次ヌスク/デュシャーム上空艦隊戦が行われ、地球連邦が帝国艦隊を壊滅させますが、肝心の地上攻撃のためのミサイル火力が足りずに後退を余儀なくされます。

あらためて再編成を行なった地球連邦は再度ヌスク/デュシャーム星系に侵攻。
第二次ヌスク/デュシャーム上空艦隊戦が行われ、この戦いも地球連邦が勝利。
さらにヌスク星系の占領に成功します。

しかし、デュシャーム星系の占領には失敗したうえ、戦力を減らしたことで、帝国の反撃を受けて艦隊はアジッダ星系に撤退を余儀なくされます。
占領したヌスクも奪回されてしまうことに。
とはいえ、これで帝国の属州長官の功績を減らすことには成功。
このゲームは帝国の属州長官の功績がプラスになるかマイナスになるかで、その戦争の勝敗が決まる形です。
地球連邦はヌスク/デュシャーム星系での第三次上空艦隊戦に勝利して、デュシャーム星系の味方地上軍を救出すると、今度はその戦力を持って長駆タウ・ケティ星系を強襲。
帝国のワールドであるタウ・ケティを占領したことで、属州長官は後が無くなってしまします。
タウ・ケティの奪回を果たせなければ功績ポイントが0に落ちてしまう属州長官は、わずかしかない戦力でも戦いを挑まざるを得なく、地球連邦艦隊の前に壊滅してしまいます。

タウ・ケティの陥落により、帝国中央部では属州長官の統治能力に疑問が持たれ、本国召還が決定。
地球連邦に対しては一時休戦の申し入れが行われ、ここに第一次星間戦争は終結となりました。

しかし、平和は長くは続かず、わずか二ターン(四年)で再び緊張が高まることに。
帝国も連邦も新たな戦力を整え、いつ開戦になっても不思議はない状況に。
第二次星間戦争の勃発は不可避でした……
というところで今日は時間的に半端になってしまったので終了としました。
第二次戦まではいきたかったんですけどね。
(^o^;)
今日もまたプレイ中のツイートをこちらにまとめました。
ご覧いただければ幸いです。
21年10月16日のGDW/HJ版「インペリウム」をソロプレイした時のツイートまとめ今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/16(土) 19:06:38|
- ウォーゲーム
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昨日で今年の阪神と巨人との対戦が終了しました。
この三連戦は2勝1引き分け。
これで連続で東京ドームの巨人三連戦に負けなしという驚くべき結果に。
巨人の調子が良くないとはいえ、これはちょっと記憶にないですね。
ということで、今年の巨人戦は13勝9敗3引き分けという結果に。
なんとなんと、14年ぶりに巨人に勝ち越して一年を終えることとなりました。
∩(・ω・)∩バンジャーイ
14年ぶりですよ。
ほんとに長いこと巨人に勝ち越すことができなかったんですねぇ。
これじゃライバルとは思えないって言われても仕方ないですよねー。
これでヤクルトとのゲーム差は2。
すでにマジックは7と厳しいですけど、最後まで逆転優勝目指して頑張ってほしいです。
優勝してくれー!
さてさて、どうなりますか。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/15(金) 18:04:13|
- スポーツ
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今日は国会で衆議院の解散が行われ、月末に選挙が行われることが決まりました。
これからしばらくは街は選挙一色ということになりそうですね。
はてさてどうなりますやら。
また札幌では飲食店の時短営業も今日までとなり、明日からは通常営業に約半年ぶりで戻れるのだとか。
もちろんまだまだ油断はなりませんが、少しずつかつての日常が戻ってくることになりそうです。
という話もあるんですけど、今日は今月のタミヤニュースのご紹介。
11月号(630号)が届きました。
来月で今年も終わりですよー。Σ( ºΔº〣)!?

こちらが今号の表紙。
今号はアメリカ海軍の第51戦闘飛行隊(上)と、第32戦闘飛行隊(下)のマークだそう。
やはり戦闘飛行隊ということで勇ましい感じですね。
今号の「第二次大戦イタリア軍装備解説」はセモベンテM42 da75/34
タミヤイタレリとして今度発売する車輌ですよね。
1940年にイタリア軍も第二次大戦に参戦しますが、前線での歩兵支援用の装甲車輌が求められる中、ドイツの三号突撃砲の活躍にも影響を受け、戦車車台に密閉装甲室と短砲身の75ミリ砲を備えた装甲車輌が開発されました。
セモベンテM40 da75/18として採用されたこの車輌の成功により、イタリア陸軍はさらなる強化を図るべく長砲身化を行なったのが、このM42 da75/34でした。
しかし、登場したのが43年半ばということもあり、イタリア軍に配備されたのは僅かばかり。
むしろドイツに追加生産を命じられ、ドイツ軍の装備車輌として使われたものも多かったということです。
「第二次大戦機の真相と深層」はウエストランドライサンダー
私、この飛行機はこれで初めて知りましたです。
連絡機としてだけではなく、敵地への夜間侵入などに使われたんですね。
ドイツのシュトルヒもそうですけど、頑丈で短距離離着陸のできる連絡機は重宝されたんでしょうね。
巻中の情景写真はM551シェリダンの情景。
今しも川を渡河するべく水に乗り入れるM551。
一方水中には川の主たるワニたちが……という感じで水上と水中が見られる楽しい情景です。
新製品の案内では1/48傑作機シリーズのF-14Aトムキャットの発艦セット。
可変翼をいっぱいに開き、今しもカタパルトに引かれて空母を発艦しようというシーンをそのまま再現できるキットとのことで、空母の飛行甲板を模した紙製シートも付いているとのこと。
また空母によって違うカタパルトのシャトルも二種類付いていると至れり尽くせり。
机の上が空母の飛行甲板になる感じですね。
他にも楽しい記事が。
今号も楽しませていただきました。
次号で年間購読も終わりなので、また申し込まないとなー。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/14(木) 18:45:31|
- タミヤニュース
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プロ野球も残り試合が少なくなり、各球団ともに来季への布陣を考え始める時期となりました。
それに伴い、監督の辞任と交代も話題に上ってくるようになり、現時点で中日の依田監督が今季限りでの退任、後任には立浪新監督となるのではないかという報道が出るなどしております。
また、日本ハムの栗山監督もほぼ退任が確実なようで、10年にわたりました栗山日本ハムも今季限りということになりそうです。
その他にもソフトバンクの工藤監督、西武の辻監督も辞任ということで報道が出ましたが、西武の辻監督に関しましては球団側は来季も監督をお願いしたいと慰留するという話も出ているようです。
阪神の矢野監督はおそらく留任とは思いますけど、優勝を逃した場合にはどうなるかはわからんですかねー。
まあ、個人的には留任でいいとは思いますけど。
日ハム栗山監督の後任はやっぱり噂通り稲葉さんなんですかねー?
小笠原ヘッドコーチあたりの昇格とかもあり得るのかな。
どなたになりますかねー。
ともあれ、どなたになられましてもちょっと日ハムの再建は結構かかりそうですよね。
来年一年かけて再建を進め、再来年の新球場での優勝を目指すということなんでしょうけど、頑張ってほしいですねー。
はてさてどうなりますか。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/13(水) 18:27:17|
- スポーツ
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昨日のドラフト会議の興奮もまだ冷めやらぬところですが、今日から阪神は今季最後の対巨人三連戦です。
今年の巨人戦も終わりですかー。
(*´ω`)
今季はここまで阪神の11勝9敗2引き分け。
あと1勝すれば久しぶりの巨人戦の勝ち越しが決まります。
なんと14年ぶりだそうで、ずーっと巨人には負け越してきていたんですよねー。
なんとか勝ち越しを決めてほしいですねー。
もちろん巨人戦の勝ち越しばかりではなく、まだまだヤクルトに逆転しての優勝の望みも無くなったわけではありませんから、そういう意味でも負けるわけにはいきません。
巨人はこのところ勝てていないようですが、もう少し負け続けていただきましょう。
今日は大山選手が背中の張りでベンチ外とのこと。
大事を取ってということですが気になります。
佐藤君にもなんとか打ってほしいですね。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/12(火) 17:56:55|
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今日は来季の十二球団の戦力を占ううえで重要なプロ野球の「ドラフト会議」の日。
今も会議は行われておりますが、先ほど十二球団の今年の一位指名が確定いたしました。
今年は西日本工業大の隅田投手に四球団が、市立和歌山高の小園投手に阪神を含めた二球団が指名の重複となり抽選に。
その結果、隅田投手は西武、小園投手は横浜DeNAが交渉権を獲得。
阪神は残念ながら外れということに。
一方日本ハムは天理高校の達孝太投手を一位指名。
重複はなくスムーズに交渉権を獲得となりました。
達投手は右投げ右打ちの高校生投手で、即戦力というわけにはいかないでしょうけど、2、3年後くらいには一軍で投げるところを見たいですね。
籤を外してしまった阪神ですが、外れ一位では高知高校の森木大智投手を指名。
こちらはほかに指名する球団はなく交渉権確定です。
森木投手も高校生投手ですので、こちらも3年後くらいに出てきてくれるといいですね。
さてさて、二位以降の指名はどうなりますか。
指名された選手たちが各球団で活躍してくれることを祈りたいと思います。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/11(月) 18:13:19|
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今日は10月10日。
ということで1010(千十:せんとお)から語呂合わせで「(特撮・フィクション系)戦闘員の日」ということを、五年前くらいから提唱させていただいておりますです。
ですので、「戦闘員の日」にまつわるSSを一本投下いたしますです。
まあ、どっちかと言うと「戦闘員」というよりも、「ヒロイン悪堕ち」の面が大きくなってしまった感じではありますけど、お楽しみいただけましたら幸いです。
タイトルは「キョーアク獣ブタラードのメスブタ作戦」です。
それではどうぞ。
キョーアク獣ブタラードのメスブタ作戦
「今日は遅くなっちゃったわ……」
人の気配の無くなった夜の道。
一人の若い女性が帰路を急ぐ。
夜道の不安はあるものの、周囲に人の気配が無いことは、逆にほんの少し不安を和らげてくれる。
これがもし背後に人の気配でも感じようものなら、彼女はもっと緊張していただろう。
「とにかく早く家に帰らなくては……」
彼女はやや速足で歩みを進める。
「ヒッ!」
あと少しで家に着くというあたりで、彼女は青ざめて小さく声を上げる。
街灯の下に黒い太った人影が立っていたのだ。
しかも、それはシルエットではなく、本当に躰が真っ黒いのだ。
「ブヒヒヒ……なかなかいい女だブヒ。ボクちんのメスブタにふさわしいブヒ」
ノシッと足を踏み出す黒い姿。
街灯の明かりに照らされたその姿は、太った人間の躰に豚の頭が載ったような化け物だった。
大きな鼻がフゴフゴとひくつき、三角形をした耳が頭に付いているのだ。
「ひ、ひぃぃぃぃ! だ、誰か!」
女性は悲鳴を上げて助けを求める。
だが恐怖のせいか、声はか細く小さくて、この場を逃げ出そうにも膝が震えて動けない。
「ブヒブヒ。おとなしくするブヒ。怖がることはないブヒ。ブヒヒヒ……」
ノシノシと近寄ってくる黒豚男。
その両手も両足も豚のような蹄が付いている。
「いやぁっ! いやぁっ!」
女性は恐ろしさのあまり地面にへたり込んでしまう。
「ブヒヒヒヒ……」
「ひぃぃ!」
黒豚男の豚そのもののような顔が近づき、女性はその強烈な臭いにおいと恐怖のあまりに意識を失ってしまう。
黒豚男はニヤッと笑い、気を失った女性を担ぎ上げると、闇の中へと消え去っていった。
******
「確かにまだブラックズーの仕業と決まったわけじゃないけど……」
周囲を窺うようにしながら夜道を歩いていく若い女性。
栗色の髪をした整った顔立ちをしており、ピンク色のミニスカートとジャケットを身に着け、ピンク色のブーツを履いている。
右手には変身用のブレスレットを装着し、いつでも変身できるように身構えている。
彼女は桜原美愛(さくらはら みあ)。
キョーアク獣を使い世界を恐怖に陥れる悪の軍団ブラックズーと戦う、正義の戦隊アニマルクインテットの一人、アルマジロピンクなのだ。
今、この世界はブラックズーに狙われている。
動物と人間を掛け合わせたようなキョーアク獣という怪人が出現し、街を暴れまわるのだ。
彼らの力は強力で、軍でもなかなか歯が立たない。
そこでブラックズーに対抗するために、こちらも動物の力を取り入れたスーツを開発し、それを身に着けて戦う五人の戦士が選ばれた。
彼らはアニマルクインテットと呼ばれ、それぞれコンドルレッド、バッファローブルー、ジャガーイエロー、アルマジロピンク、マンモスグリーンというコードネームが付けられている。
美愛はこのメンバーの一人だった。
ここ二週間ほどの間に、この付近では立て続けに三人もの若い女性が消息を絶っている。
たまたまということもあり得るものの、美愛はブラックズーが何らかのかかわりがあるのではとにらんでいた。
そのため、何か手掛かりはないかと、こうして出向いてきたのだ。
単独行動という形ではあるものの、他のメンバーとはいつでも連絡は取れるようになっている。
何かあれば、すぐにみんなも駆けつけるはずだった。
「とはいうものの……ふう……」
今のところは何の手掛かりもない。
行方不明の三人も、共通点はこの付近に暮らす若く美しい女性というくらいで、OLだったり女子大生だったり若い主婦だったりと様々だ。
そのため警察ではよくある失踪が偶然重なったとしてしかとらえてなく、ブラックズーの仕業とは考えていない。
「私の考えすぎだった……かしら……」
人気のない夜道に立ち止まる美愛。
辺りは静かで誰もいない。
このあたりは住宅もまばらで、昼間でも人通りは少ないのだろう。
まだそれほど遅い時間でもないのに、まるで深夜のような気分になる。
明かりも街灯以外は少し離れたところにある住宅の明かりぐらいなのだ。
「確かに人をさらうにはいい場所かもしれないけど……肝心の人がいないわよね」
思わず苦笑いしてしまう美愛。
『きゃあっ!』
少し離れたあたりから悲鳴が聞こえる。
「えっ?」
美愛はすぐに反応し、悲鳴の方へと駆け出していく。
おそらくこの付近では、あの悲鳴が聞こえたのは自分だけかもしれない。
急いで状況を確認しなければ!
「待ちなさい!」
悲鳴が聞こえたあたりに駆け付けた美愛は、女性を肩に担いだ黒い影を呼び止める。
気を失っていると思われる女性を担いで、どこに連れて行こうというのか?
「ブヒ?」
「はっ!」
振り向いた黒い影に息をのむ美愛。
その影は太った黒い豚だったのだ。
いや、黒豚男というべきか。
太った真っ黒い躰に豚の頭部を持ち、足には豚の蹄が付いている。
まさに豚と人間が融合したような姿であり、間違いなくブラックズーのキョーアク獣だ。
「やはりブラックズーのキョーアク獣ね! 彼女を離しなさい!」
素早く身構える美愛。
いつでも変身できるようにブレスレットを構える。
「ブヒブヒッ! これまたボクちん好みのメスが来たブヒ。今日は大漁だブヒ」
豚の鳴き声を発しながらニタッと笑っている黒豚男。
「今まで女性たちをさらったのもあなたなのね? いったい彼女たちをどこへやったの?」
美愛は黒豚男をにらみつける。
「ブヒブヒッ、彼女たちなら巣でボクちんの帰りを待っているブヒ。みんなかわいいボクちんのメスブタ兵になったんだブヒ」
「メ、メスブタ?」
思わず声が出てしまう美愛。
女性たちはこのブヒブヒ鳴く黒豚男のメスブタにされているというの?
「ブヒブヒッ、心配しなくてもお前もすぐにメスブタ兵にしてやるブヒ。ボクちんのためなら何でもするメスブタ兵になるんだブヒ」
ニタニタと下卑た笑みを浮かべている黒豚男。
「くっ、ふざけないで! 誰があんたなんかに! いいわ、あんたを倒してみんな助ける! へんし……」
「おっと、変身したらこの女が死ぬブヒ」
美愛がブレスレットを掲げてアルマジロピンクに変身しようとした寸前、黒豚男が抱えていた女性を下ろしてその首に手をかける。
「くっ!」
思わずブレスレットのボタンを押す手が止まってしまう美愛。
「ブヒブヒッ、道理で見たことのある顔だと思ったブヒ。お前はアニマルクインテットのアルマジロピンクだったかブヒ」
うんうんと一人で納得したかのようにうなずいている黒豚男。
どうやら彼女の正体を知っているらしい。
「卑怯者! 彼女を離しなさい!」
「そうはいかないブヒ。この女はボクちんのメスブタ兵になるんだブヒ。メスブタ兵にしてボクちんのハーレムの一員にしてやるブヒ。お前にも一緒に来てもらうブヒ」
黒豚男は女性を抱きかかえてその首に手をかけたまま、ゆっくりと美愛の方へと近づいてくる。
「くっ」
じりじりとあとずさる美愛。
その手はブレスレットのボタンに指をかけたままだ。
「そのブレスレットを外すブヒ。外さないと……」
女性の首にかけた手に力が入る。
「ま、待って……わかったわ……」
美愛はゆっくりとブレスレットを外す。
女性の命には代えられないし、チャンスはきっと来るはず。
それに……
美愛はこっそりブレスレットの緊急ボタンを押す。
これで他の仲間に信号が伝わるのだ。
おそらく10分もすれば誰かが駆けつけてくるはず。
それまでこいつを足止めしておけば……
「ブヒブヒッ、そのブレスレットを遠くに放り投げろ。お前にはもう必要ないものだブヒ」
「えっ?」
さすがに捨てろと言われたら足元にでも落とそうと思っていた美愛も、放り投げろと言われて戸惑ってしまう。
だが、再び黒豚男の手に力が入るのを見て、美愛はあきらめてブレスレットを放り投げる。
信号をキャッチした仲間がブレスレットしかないことに気付き、周囲を探してくれれば何とかなるかもしれない。
とにかく、今は時間を……
「よしよし、それでいいブヒ。さあ、お前も来るんだブヒ」
女性から手を離し、再び肩に担ぎ上げる黒豚男。
そのままさらに美愛の方へと近づいていく。
「その前に彼女を離しなさい!」
ブレスレットは外してしまったものの、美愛とてアニマルクインテットの一人である。
格闘術は身についており、いつでも戦えるように構えを取る。
「ブヒブヒッ、そうはいかないブヒ。この女はボクちんのかわいいメスブタ兵にすると言ったブヒ。そしてお前もそうなるブヒ」
「そんなのごめんこうむるわ!」
近づいてきた黒豚男に渾身の蹴りをお見舞いする美愛。
うまくいけば女性を離すかもしれない。
だが、その願いはむなしかった。
「なっ!」
美愛の躰が地面に転がされる。
蹴り上げた足を跳ね上げられ、バランスを崩してしまったのだ。
見た目とは裏腹に黒豚男の戦闘力はさすがキョーアク獣というべきだろう。
「ブヒブヒッ、おとなしくするブヒ。ふうーっ」
倒れ込んだ美愛に口から猛烈に臭い息を吹きかける黒豚男。
「うっ! げほっ!」
そのにおいに美愛は思わず咳き込んでしまう。
あまりに強烈な臭さは、まるで脳に突き刺さってくるかのようだ。
「げほっ! ごほっ!」
必死ににおいを吸い込まないようにする美愛。
だが、周囲は臭い息で覆われ、頭がくらくらしてしまう。
やがて美愛は意識が遠くなってしまい、その場にぐったりと横たわった。
******
「はっ!」
美愛が気付いた時、そこは固い台の上だった。
周囲には何やら医療器具のようなものがいくつか置かれ、天井には無影灯が輝いている。
手術台?
美愛はそう思い、躰を起こそうとしたが、両手首と両足首が固定されてしまっていることに気付く。
「えっ? 嘘……」
しかも美愛の躰は服を脱がされてむき出しになっており、この手術台の上に裸で寝かされているのだ。
美愛の額に汗が浮かぶ。
まさかこうも簡単に捕らえられてしまうとは……
仲間を呼びたくてもブレスレットは外してしまったし、ここがどこかもわからない。
となれば、おそらく見つけてもらえる可能性は低いだろう。
なんとか自分で脱出するしかない。
でも、どうやって……
「ブヒブヒッ、改造の準備が整ったブヒ。先にこっちからブヒ」
数人の足音がして、声が近づいてくる。
それと同時に嗅いだことのある吐き気を催すような臭いにおいまで漂ってきた。
見ると、あの黒豚男とその背後に数人の人影が見える。
えっ?
嘘……
まさか……そんな……
美愛が言葉を失う。
黒豚男の背後にいたのは女性たち三人。
失踪した三人の女性たちだったのだ。
ただ、そのいずれもが異様な格好をしている。
彼女たちの頭には三角の豚の耳が付いており、顔にも大きな豚の鼻が付いているのだ。
両手と両足には黒革の長手袋と膝上までのロングブーツを着けているが、つま先は豚の蹄のように二つに割れており、手にも豚の蹄状の突起が付いていた。
そして胴体部分には黒革のコルセットが着けられているものの、逆に股間と両胸はむき出しでさらけ出されている。
あまりにも恥ずかしい格好をしているというのに、三人はいずれもその顔にうっとりと笑みを浮かべ、黒豚男に付き従っていた。
「彼女たちは!」
「ブヒブヒッ、目が覚めたかブヒ? そう、お前が探していたのはこのメスブタたちだブヒ」
ニタッと笑みを浮かべる黒豚男。
「い、いったい彼女たちに何をしたの!」
確かにメスブタにしたとは言っていたが、まさかこんな格好にされているとは思わず、美愛は愕然とする。
「ブヒブヒッ! こいつらはボクちんのかわいいメスブタ兵にしてやったんだブヒ。そうだな、お前たち?」
黒豚男が三人を振り返る。
「ブヒブヒブヒィッ! はい、私はブタラード様にお仕えするメスブタ兵カズミ。ブタラード様のためなら何でもいたします。ブヒィッ!」
「ブヒブヒィッ! 私はメスブタ兵カナ。ブタラード様の太くて素敵なおチンポ様にご奉仕するために生まれてきたメスブタです。ブヒィッ!」
「ブヒブヒィッ! 私はメスブタ兵マユカです。ブタラード様に身も心もお捧げし、私の卑しいメスブタ穴をお使いいただくのが喜びです。ブヒィッ!」
女性たちが一斉に右手を斜め上に上げ、うっとりとした表情で黒豚男に宣誓する。
その姿にとても信じられないという表情をする美愛。
いったい、彼女たちに何があったのだろうか?
「彼女たちに何をしたの?」
「ブヒブヒッ! 言っただろ、ボクちん好みに改造したんだブヒ。こいつらはボクちん専用の戦闘員として、ネズネズ兵と同等の強さを獲得させているブヒ。だから強いんだブヒ」
「ふあぁぁぁん……ブタラード様ぁ……ブヒィ……」
黒豚男ブタラードに抱き寄せられて甘い声を上げるメスブタ兵マユカ。
確か彼女には家で心配して帰りを待っている旦那さんがいたはずなのだ。
それが豚のように鼻を鳴らしてブタラードにしなだれかかっている上に、ブラックズーの戦闘員であるネズネズ兵と同等の強さがあるなんて……
「私を捕らえたからといっていい気にならないようにね。すぐに他のアニマルクインテットが来てくれるわ。そうなればもうお前はおしまいよ。それが嫌ならすぐに私と彼女たちを解放することね」
美愛は精いっぱいの虚勢を張る。
もちろんそれがほぼ無理であることは美愛自身が一番わかっているし、このブタラードとか言うキョーアク獣が彼女を解放することもあり得ないだろう。
だが、なんとか時間を稼いで隙を見つけるしかないのも事実。
その間に仲間が救出しに来てくれるのを願うしかないのだ。
お願い……
コンドルレッド、ジャガ―イエロー、マンモスグリーン、バッファローブルー。
早く来て……
「ブヒブヒッ! 確かにそうだなブヒ。いつ奴らが来るかわからんブヒ。その前にお前をボクちんのメスブタ兵に改造してしまおうブヒ」
「クッ……」
強烈な臭気を発しながら近づいてくるブタラードに、美愛は顔をそむけたくなるのを必死にこらえてにらみつける。
「そう怖い顔をするなブヒ。すぐにお前もボクちんのことが好き好き大好きブタラード様と思うようになるブヒ」
「絶対にならないわ! なるもんですか! あんたみたいな臭いやつはお断りよ!」
ガチャガチャと手足の拘束を何とか外そうとする美愛。
だが、やはり彼女の力では外れない。
「ブヒブヒッ、まずはお前の躰からだブヒ」
ブタラードが機器類のスイッチを押す。
ウィンウィンと機器類がうなり始め、いくつかのアームが美愛に向かって伸びていく。
「いやっ! いやぁっ!」
美愛は身をよじってなんとか逃れようとするが、アームは正確に美愛の動きに追随し、彼女の躰に針を突き立てていく。
「あうっ!」
薬剤が注入される痛みと熱さのようなものを感じる美愛。
すぐに躰がほてってきて、全身が焼けるように熱くなる。
「ああっ……あああっ……」
灼熱の暑さに身を焼かれるように感じる美愛。
その躰がだんだん変化し始める。
「い……いやっ……躰が……躰が熱い……フ……フゴッ」
鼻がじょじょに大きくなって上を向き、まるで豚の鼻のように変化する。
頭からも黒い豚耳が生え、人間の耳は小さくなって髪に隠れていく。
お尻の尾てい骨部分からはクルリと丸まった豚のシッポが生え、腹部が黒革のコルセット状のものに覆われていく。
足も太ももから下の部分が黒革のロングブーツを履いたような形へと変化し、つま先も豚の蹄のように二つに割れていく。
両手も二の腕までの黒い手袋をはめたような形へと変化し、手の甲部分に豚の蹄のような突起が作られる。
それはまさにブタラードの背後にいた三人の女性たちと同じ姿に他ならなかった。
「ブヒブヒッ、いつ見てもボクちんのかわいいメスブタ兵ができていくところは楽しいブヒ」
「ブヒィッ! 自分がメスブタ兵になった時のことを思い出してしまいますぅ」
「ブヒブヒィ! 彼女の体臭も私たちのようにかぐわしくなってきましたわぁ」
「ブヒィ……あん……なんだかおマンコが濡れてきちゃいますぅ」
ブタラードと三体のメスブタ兵が美愛の変化を見つめていく。
「ああ……いやぁ……いやぁ……こんなのいやぁ……」
躰の熱がじょじょに引き、目を開けた美愛は、自分の躰の変化に愕然とする。
「ひどい……元に……元に戻して! ブヒィィィィッ」
思わず豚の鳴き声を上げてしまったことに驚く美愛。
「そんな……わ、私は……」
「ブヒブヒッ、お前の躰はもうメスブタ兵になったんだブヒ」
「ひぃぃぃぃぃっ! いやぁぁぁぁぁっ!」
首を振って泣きわめく美愛。
よりにもよって豚にされるなんてひどすぎる。
「ブヒブヒッ、嘆くことはないブヒ。すぐにお前の思考を変えてやるブヒ。そうすればお前はメスブタ兵となった喜びに包まれるんだブヒ」
「いやよぉ……そんなのいやぁ……ブヒィッ!」
泣きわめく美愛を尻目に新たなスイッチを押すブタラード。
「ひぐっ!」
美愛の両目がカッと見開かれる。
彼女の頭に新たな針が突き立てられたのだ。
「あ……あああ……」
脳がかき混ぜられるかのように感じる美愛。
目の前がぐるぐると回り、何も考えられなくなっていく。
まるで頭の中で台風が吹き荒れているかのようなのだ。
「ああああ……」
瞬きすらできずに目を見開いている美愛。
その口からはよだれが一筋垂れていく。
やがて、美愛の目がとろんとなり、うっとりとした目つきに変わっていく。
口元にも笑みが浮かび、幸せそうな表情になる。
「フゴッ……フゴッ……ブヒィ……」
鼻を鳴らして鳴き声を上げるようになっていく。
先ほどまでは悪臭としか感じなかったブタラードの体臭も、とてもかぐわしく甘美なにおいに感じてくる。
豚であることの喜びが湧き、豚ではない人間たちが下等に思えるようになってくる。
美愛の思考は変えられ、メスブタであることが誇らしく感じてくる。
「ブヒッ……ブヒィィィィッ!」
鳴き声を上げることが当たり前になり、鳴き声を上げないなどあり得ないことに感じていく。
美愛はメスブタへと変わっていた。
美愛の頭から針が抜き取られる。
「ブヒィィィィィッ!」
ひときわ高らかに鳴き声を上げる美愛。
その手足の拘束が外されると、すぐに美愛はブタラードの前に土下座をする。
「ブヒブヒィィィッ! ああ……ブタラード様……私をメスブタ兵にしてくださり心から感謝いたします。私はもうアルマジロピンクの桜原美愛などではありません。ブタラード様にお仕えするメスブタ兵ミアでございます。どうぞ何なりとご命令を。ブヒブヒブヒィィィッ!」
まるで床に頭をこすりつけるかのように頭を下げる美愛。
もはや彼女はブタラードのしもべであるメスブタ兵ミアへと生まれ変わってしまったのだ。
「ブヒブヒッ、それでいいブヒ。これからはお前もボクちんのために働くんだブヒ」
「もちろんです。私の身も心もブタラード様のもの。私のすべての穴をブタラード様に捧げ、ブタラード様のためなら何でもいたします。ブヒィィッ!」
「ブヒブヒッ、いい子だブヒ。立ってその姿をボクちんに良く見せるブヒ」
「ブヒィッ! はい、かしこまりました」
ブタラードの前にゆっくりと立ち上がるメスブタ兵ミア。
頭には豚耳が付き、鼻は大きな豚の鼻をしていて、両胸は惜しげもなくさらされ、腰には黒革のようなコルセットが締められている。
股間は陰毛がすべてなくなって性器がむき出しとなっているが、今のミアはそれを恥ずかしいと思うことはない。
それどころかいつでもブタラードにおチンポをはめてもらえるという喜びを感じてしまうのだ。
そしてお尻には豚のシッポが生え、両手と両足は黒革の手袋やブーツを着けたようになっている。
ブタラードの背後に控えるメスブタ兵たちと同じ姿になっていた。
「ブヒブヒッ、あのアニマルクインテットの一人アルマジロピンクが、こうしてボクチンのメスブタ兵になるのは最高だブヒ。今日からお前にはメスブタ兵の指揮を任せるブヒ。アルマジロピンクだったお前ならできるだろうブヒ?」
「ブヒィィィィッ! 本当ですか? ありがとうございます! もちろんです。メスブタ兵たちの指揮を執り、ブタラード様に歯向かうおろか者たちはすべて私たちメスブタ兵が排除いたします。ブヒィッ!」
ブタラードの言葉に感激するミア。
これからは彼女が指揮を執り、ブタラード様のためにメスブタ兵を動かすのだ。
ミアは最高の喜びを感じてしまう。
「ブヒブヒッ、ではさっそくお前に最初の命令を下すブヒ」
「ブヒィッ! ハッ、なんなりと!」
姿勢を正し、右手を上げて敬礼するミア。
今の彼女にとってはブタラードの命令は絶対なのだ。
「お前と一緒に連れてきたもう一人の女。これをお前の手でボクちんのかわいいメスブタ兵に改造するんだブヒ。いいなブヒ」
にたりと笑うブタラード。
「ブヒィッ! かしこまりました。私とともに捕えられたあの女を、私の手でブタラード様にお仕えするメスブタ兵に改造いたします。お任せくださいませ。ブヒブヒィィッ!」
ためらいもなく答えるミア。
もはや捕らわれた女性を助けようとしていたことなど消え去っているのだ。
それどころか、命令を受けた喜びに彼女の股間はじんわりと濡れてくる。
ブタラードの命令を受けるということは、それだけメスブタ兵にとっては快感なのだ。
「ブヒィッ!」
ミアは喜びに頬を染め、すぐにとらわれた女性をメスブタ兵にするための準備をし始めるのだった。
******
手術台に寝かされている一人の女性。
ミアと一緒にさらわれてきた女性だ。
すでに衣服は脱がされ、手足も固定されて、いつでも改造できるようになっている。
あとはスイッチを押すだけと言っていい。
「う……」
ミアが近づくと女性が顔をしかめる。
彼女のにおいに反応したのだろう。
今のミアはブタラードに劣らぬ臭い体臭を発しているのだ。
無意識にその臭さに顔をしかめてしまったのかもしれない。
思えば今の自分があるのは彼女のおかげではないだろうか……とミアは思う。
彼女が悲鳴を発してくれたことで、ミアはブタラード様の行動に気付き、彼に捕えられることになったのだから。
彼女が悲鳴を発してくれなかったとしたら、ミアはまだおろかにもアニマルクインテットなどの一員として行動し、ブタラード様と戦っていたかもしれないのだ。
そう思うとミアはゾッとする。
ブタラード様と戦うなんて……あり得ない……
でも、そうならずに済んだのは、彼女が悲鳴を発してくれたおかげ。
そう思えば感謝してもしきれないくらい。
だから、彼女が自分と同じメスブタ兵になるのはとてもうれしい。
一緒にブタラード様にお仕えできるのよ。
ともにブタラード様のために働きましょうね。
「う……うん……臭い……」
目を開ける女性。
「ひっ!」
目の前にミアがいることに気付き、小さく悲鳴を上げてしまう。
「ブヒィィィッ! 目が覚めたかしら? ちょうどよかったわ。すぐにあなたもメスブタ兵に改造してあげる」
おびえた表情の女性に、ミアはゾクゾクしてしまう。
うふふ……なんだか気持ちいい……
人間の怯える顔を見るのって気持ちいいわ……
「こ、ここは? あなたはいったい?」
「ブヒィッ! 私はブタラード様にお仕えするメスブタ兵のミア。あなたもメスブタ兵になるのよ」
そう、これからミアは彼女を自分と同じメスブタ兵にしてあげるのだ。
下等な人間であることをやめ、メスブタ兵としてブタラード様にお仕えするのだ。
「い、いやっ! そんなのいやです! 家に返して!」
強烈な臭いにおいに思わず息がつまりそうになりながらも、彼女は泣きそうな顔で必死に首を振る。
「ブヒブヒッ、臭い? 私のにおいを臭く感じるのはあなたがまだ人間だからよ。私たちメスブタ兵はブタラード様の体臭と同じように臭い体臭を持っているの。でもそれは私たちが常にブタラード様に忠実にお仕えするメスブタ兵である証の体臭でもあるのよ。すぐにあなたもこの体臭をかぐわしいと思うようになるわ。そしてブタラード様を見るだけで発情するようになるのよ」
それはミア自身が感じていること。
こうしてブタラード様の名を口にするだけで、ミアはおマンコが感じてしまうくらいなのだ。
「そ、そんな……いやぁっ!」
必死に手足を動かして逃れようとする彼女。
ミアはそんな彼女を哀れに思う。
彼女はまだ下等な人間なんだわ……
早く私と同じメスブタ兵にしてあげないと……
「おしゃべりはここまでね。改造を始めるわ」
ミアは手術台の脇にあるスイッチを押す。
「いやぁっ!」
女性の躰に向かってアームが何本も伸びて行った。
******
「ブヒブヒッ、美味い美味い」
メスブタ兵たちが差し出す食い物を次々と平らげていくブタラード。
彼にしなだれかかるように三匹のメスブタ兵たちが寄り添っている。
一匹はワインの入ったグラスを持ち、また一匹は肉の盛られた皿を持っている。
もう一匹はチーズの載った皿を持ち、交互にブタラードの口へとそれらを運んでいるのだった。
「ブヒブヒッ、かわいいメスブタ兵たちだブヒ」
ブタラードは空いた両手で彼女たちの胸や尻を揉み、その感触を楽しんでいた。
カツカツと足音が響き、二匹のメスブタ兵たちが入ってくる。
「ブヒブヒィィィッ! ブタラード様、新たなメスブタ兵を連れてまいりました。ブヒィッ!」
二匹はブタラードの前までやってくると、スッと右手を上げて敬礼する。
「ブヒブヒッ、終わったようだな。よくやったぞ、メスブタ兵ミア」
「ブヒィィィッ! お褒めのお言葉ありがとうございます。さあ、メスブタ兵ルミ、ブタラード様にご挨拶なさい」
ブタラードの言葉に喜びを感じつつ、背後のメスブタ兵に指示を下すミア。
「ブヒィィッ! 私はブタラード様にお仕えするメスブタ兵ルミです。私をメスブタ兵にしていただき、ありがとうございます。ブヒィィッ!」
挨拶をしている間にも、ルミの股間はじんわりと濡れてくる。
改造前にミアが言ったとおり、ブタラードの姿を見、その体臭を嗅いだだけで発情してしまうのだ。
メスブタ兵になった今、彼女にとってはそれは当たり前のことだった。
「ブヒブヒッ、それでいいブヒ。あとでたっぷりとかわいがってやるから、これからはボクちんのために働くブヒ」
「ブヒィッ! もちろんです。私の身も心もブタラード様のもの。何なりとご命令ください」
ルミが嬉しそうに答える横で、ミアはもじもじと切なそうな表情を浮かべる。
「ブヒブヒッ? どうしたブヒ?」
「あ……はい……私も……私もかわいがっていただきたいです……ブヒィッ!」
ミアはまだブタラード様のおチンポ様を味わっていないのだ。
ルミだけじゃなく、自分もかわいがってほしかった。
「私も……」
「私もお願いしますブヒィッ!」
ミアに続き他のメスブタ兵たちも口々に願い始める。
「ブヒブヒッ、わかったわかったブヒ。全員まとめてかわいがってやるブヒ」
「わあ……」
「ありがとうございます。ブヒィッ!」
「ブヒッ! ブヒィッ!」
ミアもカズミもマユカもカナもみんなが喜びの声を上げていた。
******
「ブヒブヒィッ! やぁっ!」
「ブヒブヒッ! とうっ!」
気合の入った声と金属のこすれ合うような音が響く。
「ブヒブヒィッ! ほら、気を抜かない! 私たちはブタラード様にお仕えするメスブタ兵なのよ! ブタラード様のためにももっともっと強くならなくてはいけないわ!」
「ブヒブヒィッ! はい!」
「わかりました! ブヒィッ!」
四匹のメスブタ兵たちが二組に分かれ、お互いに格闘し合っている。
こぶしでの一撃、足の蹴り、手の蹄による打撃など、いずれもが一撃で人間を即死させることのできるものばかりだ。
見た目は露出癖のある変態女性のような恰好でありながら、その強化された肉体は人間を大幅に超えている。
まさに兵士と呼ぶにふさわしい。
その四匹のメスブタ兵を指揮し、訓練しているのがメスブタ兵ミア。
彼女はアルマジロピンクだった過去を振り払うかのように、その戦闘技術を他の四匹にレクチャーしているのだった。
「ブヒブヒッ、だいぶ激しくやっているようだなブヒ」
その巨体の腹を揺らしてトレーニングルームにやってくるブタラード。
「ブヒィィッ! 訓練止め! ブタラード様に敬礼!」
「「「ブヒィィッ!」」」
ミアの号令ですぐさま整列し、右手を上げて敬礼するメスブタ兵たち。
「ブヒブヒッ、いいねいいね。さすがはボクちんのかわいいメスブタ兵たちだブヒ」
「ああ……」
「はぁん……」
メスブタ兵たちの表情がうっとりとなる。
ブタラードにかわいいと言われただけで、もう発情してしまうのだ。
ミアにしてもその顔をとろけさせ、今すぐにでも彼のおチンポ様をはめてほしくて仕方なくなってしまう。
「ブヒブヒッ、仕上がりはどうだブヒ?」
「ブヒィッ! はい、今すぐにでもブタラード様のために働けます。私たちメスブタ兵に何なりとご命令を……ブヒィッ!」
ブタラードの息を嗅ぐだけでイってしまいそうになるほどの快感。
ああ……
なんて素敵なの……
ミアは心からそう思う。
「ブヒブヒッ、それじゃお仕事してもらうブヒ。ブラックズーにはまだまだ邪魔者が多いブヒ。お前たちはそういう邪魔者を一人ずつ始末していくんだブヒ。まずはこいつだブヒ」
ブタラードが一枚の写真を見せる。
それは中年の男性だったが、ミアはその顔に見覚えがある。
確かアニマルクインテットの武装にその知識を生かした男。
ミアの心に憎しみが湧いてくる。
アニマルクインテットの協力者はブタラード様の敵なのだ。
「ブヒブヒッ、こいつの超音波研究はブラックズーにとっては目障りだブヒ。始末するブヒ」
「ブヒィィッ! かしこまりました。ただちにこの男を私たちで始末してまいります。お任せ下さいませ。ブヒィッ」
ブタラードの命令を受けて喜びの鳴き声を上げるミア。
彼女にとってはもはや人間など下等な存在で獲物にすぎない。
「さあみんな、ブタラード様のご命令よ。行きましょう。ブヒィッ!」
「「「ブヒィィッ!」」」
五匹のメスブタ兵たちは喜んでトレーニングルームを飛び出していった。
******
美愛……どうしてしまったのかしら……
ついそのことを考えてしまう猪羽智惠(のわ ちえ)。
「ん? どうかしたかね?」
その浮かない表情に隣を歩いていた男性が気付く。
「あ、いえ、なんでもありません……」
慌てて首を振る智恵。
いけないいけない……
今は任務中……
防衛隊の一人として、この男性のボディガードを務めているのだ。
とはいうものの、音信不通となってすでに四日となる美愛のことは、アニマルクインテットのメンバーたちばかりではなく、同じブラックズーの魔手から世界を守ろうとする防衛隊の間でも心配なことには違いないのだ。
ましてや知恵と美愛は訓練所では同期だったこともあり、片やアニマルクインテットのメンバー、片や防衛隊の女性士官となった今でも、時折連絡をかわし合う仲だったのだ。
「うっ、なんだこのにおいは?」
周囲にいる男たちが鼻を押さえはじめる。
強烈な臭気が漂ってきたのだ。
それと同時に数人の人影が現れる。
「博士、下がって」
智恵はすぐに男性を下げてカバーする。
男たちもすぐに博士と呼ばれた男性をを囲むように展開してガードする。
「ブヒブヒィッ! 巧妙字(こうみょうじ)博士、お前は我がブラックズーのキョーアク獣ブタラード様にとっては目障りな存在。私たちメスブタ兵が始末するわ。ブヒブヒブヒィッ!」
現れた人影に絶句する男たち。
智恵も思わず目が丸くなる。
それもそのはず。
現れたのは黒い長手袋やブーツを履き、胴には黒いコルセットのようなものを着けてはいるものの、肝心の両胸や股間は全く隠されずに露出した女たちの姿なのだ。
そのいずれも豚のような耳と鼻を持ち、お尻からは豚のシッポが生えている。
手袋やブーツも豚の蹄のように先が割れたりしていた。
しかも、先ほど声を発した中央にいる女性は、豚鼻や豚耳を付けてはいるが、智恵の見知った人物だった。
「そんな……美愛……」
智恵はわけがわからないままに博士のガードに専念せざるを得ない。
なぜなら、豚の姿をした女性たちが、いっせいに襲い掛かってきたのである。
女性たちの力は強く、鍛え抜かれた防衛隊の男たちが、次々と倒されていく。
格闘術も優れている上に、どうしても露出している胸や股間に目が捕らわれてしまうのかもしれない。
拳銃で応戦しようにも、動きが素早くすぐに懐に入り込まれ、一撃を食らってしまう男たちばかりだった。
「クッ!」
街中ゆえに発砲を一瞬ためらってしまった智恵は、腕に強い衝撃を受けて拳銃を取り落としてしまう。
先ほどから漂う耐えがたい臭気も智恵を悩ませていた。
思うように呼吸がしづらいのだ。
これが目的の臭気だとしたら、相手は相当に手ごわいことになる。
智恵はすぐに格闘に切り替えて相手に拳を叩きこむ。
並の相手であればこれで動きを封じるくらいはできただろう。
だが、智恵の前に現れたのは並の相手ではなかった。
悪の軍団ブラックズーのキョーアク獣であるブタラードによって、メスブタ兵へと改造された美愛だったのだ。
「ブヒブヒッ! 久しぶりね、智恵」
「あなた! やっぱり美愛!」
かろうじて相手の蹴りをよけながら、智恵は聞き慣れていた声に衝撃を受ける。
「ど、どうして……」
ともすれば意識が会話に向いてしまいそうになるのを、智恵は必死に戦いに向けさせる。
彼女の攻撃は本気なのだ。
本気で智恵を殺しに来ている……
「ブヒブヒィッ! ええ、私はミア……でももう以前の桜原美愛なんかではないわ。私はブタラード様の改造を受け、メスブタ兵ミアとして生まれ変わったの。今の私はブタラード様の忠実なるしもべ。ブタラード様の邪魔者は私が始末するわ。あなたも邪魔をするなら殺すわよ。ブヒィッ!」
強烈な攻撃を繰り出してくるミアに、智恵は防戦一方となる。
「くっ、そんな……あなたはアニマルクインテットの一人だったはず! しっかりしなさいよ!」
「ブヒブヒッ! それは思い出したくもない過去よ! ブタラード様はそんなおろかだった私をこうしてメスブタ兵にしてくださった。だからこそ私はブタラード様のためなら何でもするわ! ブタラード様こそ私のすべてなの。ブヒブヒィッ!」
「うああっ!」
ミアの蹴りを避けきれずに食らってしまう智恵。
路上にたたきつけられ、気が遠くなりかける。
「くっ……」
必死に意識をつなぎとめる智恵。
「ブヒブヒッ、いいことを思いついたわ。智恵、あなたもブタラード様にお仕えするメスブタ兵になりなさい。そうすればブタラード様がどんなに素晴らしい方なのか、メスブタ兵としてお仕えすることがどんなに素敵なことなのかがわかるわ。それに……」
ゆっくりと近づいてくるミアを見上げる智恵。
その智恵にミアは一方向を指さす。
「ぐわぁっ!」
博士の悲鳴が上がり、数体のメスブタ兵が博士を取り囲んでいたことがわかる。
「博士……」
智恵は任務の失敗を悟らざるを得ない。
「ブヒィッ! あなたが護ろうとしていたものは死んだわ。もう戦う必要はないの。これからはブタラード様のために戦うのよ」
「ふ、ふざけないで! そんなのはごめ……がはっ!」
腹部に強烈な蹴りを入れられて気を失う智恵。
「ブヒブヒッ、あなたの意思など関係ないわ。すぐにあなたもブタラード様の忠実なメスブタ兵にしてあげる。うふふ……」
ミアは智恵の躰を担ぎ上げ、他のメスブタ兵たちに撤収の合図をする。
「うふふふ……さあ、一緒に行きましょう智恵。これからはあなたも一緒にブタラード様にお仕えするのよ。また仲良くしましょうね。楽しみだわ。ブヒブヒブヒィッ」
ミアのうれしそうな鳴き声が空に響く。
やがて、女たちの姿は消え、あとには男たちの死体だけが残っていた。
END
いかがでしたでしょうか?
よろしければ感想コメントなどいただけますと嬉しいです。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/10(日) 19:00:00|
- 女幹部・戦闘員化系SS
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今日は土曜日なのでウォーゲームのソロプレイ。

今日はタクテクス誌に付録に付きましたソロプレイ用ゲームの「パンドラ号の航海」をプレイしました。
二度目の航海となります。
今回は二回目ということで20ヶ月の中期の航海を選択。
はてさて、今回はどうなりますか。

最初に「パンドラ」号が向かったのは「スワセ」星系。
ここは腐食性大気の上に熱帯のジャングルという悪条件。
それでも「パンドラ」号のクルーは果敢に降下。

シャトルは疎林の隙間に降りて調査開始。
チームは徒歩で調査に当たることに。

この星では蝶のような生き物を捕獲したり、毒持ちの虫のようなものに遭遇したりしましたが、何とか無事に調査終了。
「パンドラ」号に帰還して次の星へ。

次に「パンドラ」号は調査対象の星系の中では最遠の「コークラン」星系に。
ここも熱帯のような高い気温の惑星ということに。

ここでは川沿いに進んだところでヒューマノイドと遭遇。
チームのメンバーが交渉を試みましたものの、残念ながら戦いになってしまったため、やむなく捕獲。
標本として持ち帰ることに。

「パンドラ」号は今度は「ピコール」星系に立ち寄ることに。
ここは山頂に何か建造物がある様子。
そのため、調査チームはそこを目指すことに。

特に問題なく山頂の建造物らしきものにたどり着いた調査チームは、そこでタマゴのような物体を発見。
調査しようと近づくと、それは紛れもなくタマゴで目の前で孵化されてしまうことに。
調査チームはその捕獲の成功します。

このようにして三つの星系の調査を終えた「パンドラ」号は、六種類もの生物の標本を無事に持ち帰ることができました。
20ヶ月の調査期間ギリギリでの帰還でした。
しかし……VP的には34点にとどまってしまい、調査期間20の倍の40点には届かず。
スポンサーなどの不評を買ってしまい、船長は解任されてしまうことに。
/(^o^)\ナンテコッタイ
結構順調に調査できたんですけど、もう6点足りませんでしたね。
あと一種類くらい標本を手に入れられれば良かったんでしょうけど。
今回もプレイ中のツイートをこちらにまとめました。
お楽しみいただければと思います。
21年10月9日の「パンドラ号の航海」をプレイした時のツイートまとめ明日は10月10日。
1010(千十:せんとお)ということで、勝手に「(特撮系)戦闘員の日」と提唱させてもらっておりますです。
ですので、今回も一本SSを投下しようと思っておりますので、お楽しみに。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/09(土) 18:41:00|
- ウォーゲーム
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いよいよ今日からは神宮球場で阪神とヤクルトの三連戦です。
うおお、まさかこの時期にここが天王山という形になろうとは……
昨日の試合の結果、残念ながら阪神とヤクルトとのゲーム差は2に広がり、引き分け数の多さなどから実質的には4ゲーム差ぐらいとみなされるともいう状況になってしまいました。
ですので、この状況をひっくり返すというのはなかなかに至難の業と言わざるを得なくなってしまったわけで、この三連戦を阪神はもう三連勝するしかないというぐらいの意気込みで行くしかないでしょう。
逆にヤクルトは2勝できればほぼ決まりでしょうし、1勝でもできればいいという気持ちで戦えるということになりますので、かなり精神的には楽なはず。
そこにつけ込む隙ができれば……とわずかな望みにすがりたい気分です。
今日は阪神は中5日で高橋遥人投手が先発です。
二試合連続で完封しているすごい投手ではありますが、打線がやはり点を多く取ってあげてほしいですね。
残念ながら佐藤君は今日もスタメン落ちですけど、個人的には使ってあげてほしいですねぇ。
打てないとは言うものの、ヤクルト投手陣だってパワーはわかっているでしょうから、ある程度気は使うと思うんですよね。
そこを何とかしてもらえればと思うんですが……
ともかくこの三連戦が正念場です。
がんばれ阪神タイガース。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/08(金) 17:53:06|
- スポーツ
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緊急事態宣言も解除され、今日は久しぶりに妹と会うことに。
いつものようにサイゼリヤで食事してくっちゃべって来ました。
うおお、ひと月半ぶりぐらいですかねー。
楽しかったー。
(*´ω`)
で、楽しんで帰ってくると、阪神はDeNAさんに負けるはヤクルトさんは巨人さんにサヨナラ勝ちだわ、日ハムは伊藤投手がまた勝てないわでガッカリばっかり。
うーん……ヤクルトさんに離されてしまったか。
明日からの三連戦でどうなりますかねー。
勝ってほしいなぁ……
そして、ゲームドラゴンクエストのテーマ曲等で有名な作曲家のすぎやまこういち氏が残念ながらお亡くなりになられたというニュースも。
90歳とのことで、ご高齢ではございましたが、残念です。
いろいろな曲をおつくりいただいたとのことで、アニメのイデオンもそうだったんですね。
また、ゴジラVSビオランテのBGMも担当され、スーパーX2の曲なんかはすぎやま氏の曲らしさが出ていたなぁと感じたものでした。
今まで本当にありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/07(木) 21:25:52|
- ニュース
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今週になって朝方が風が冷たくなってきたんですけど、今日はついに北海道の屋根ともいうべき大雪山系の旭岳で初冠雪というニュースが。
いよいよ雪の便りが来ちゃいましたねー。
(>o<")
とはいうものの、実はこの初冠雪は例年よりも11日も遅いそうで、観測史上五番目の遅さなんだとか。
いつもなら9月中に初冠雪していたんですねー。
今年は夏が暑かったからでしょうか?
こうなりますと、だんだんストーブが必要になってくるわけなんですけど、今年は灯油が高いみたいですねー。
新型コロナの影響で産油国が減産し、その状態が続いているから、消費が増えてきても産油量が少ないままなんだとか。
灯油代が高いのはきついですから、下がってほしいんですけどねぇ。
もうすぐ冬……
ヾ(:3ノシヾ)ノシ ヤダヤダヤダヤダ
寒いの嫌だよぉー。
暑いのもつらいですけど寒いのもつらいですよねー。
早く春になってほしいです。(笑)
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/06(水) 17:43:50|
- 日常
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本日の午前中、小樽市の花火工場で花火を保管していた火薬庫から出火。
花火が次々と爆発し、その爆発音は3キロほど離れた小樽市の中心部でも聞こえたそうです。
工場自体は山間ということもあり、周囲に大きな被害は出なかったようですが、それでも鎮火までに隣接する建物など四棟ほどが被害にあった模様。
また、工場で作業をされていた三人の方が重軽傷を負って搬送されたそうです。
さすがに札幌の我が家で爆発音が聞こえるようなものではなかったですが、小樽に花火工場があったとは知りませんでしたねぇ。
とりあえず犠牲になられた方が出なかったのは不幸中の幸いです。
ニュースで見ましたが、場所も山間部ということで、やはりこういう事故に備えてのものだったんでしょうね。
先ほどのニュースでは保管している打ち上げ花火の点検中に火が出たという話だそうで、警察と消防が原因を調べているとのこと。
なんにせよ、大きな被害とならなかったのはよかったですね。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/05(火) 17:52:26|
- ニュース
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今日、自民党の総裁選挙に伴う任期満了により、菅義偉首相内閣が総辞職。
代わって岸田文雄新首相による新しい内閣が発足しました。
新内閣は14日に衆議院を解散し、31日に投票日を設ける形で総選挙を行う予定とのこと。
いよいよ選挙ですね。
そして、プロ野球では今日から各球団が来季の契約を結ばないことを通告する戦力外通告の第一次期間が始まりました。
来週にはドラフト会議で新しい戦力が入りますので、各球団ともに10名内外は戦力外ということになりますでしょうか。
もちろんそのうち何名かは引退という形でしょうが、そうでなければ違う球団に移籍しての現役続行を求める形となりますので、様々な形で自らをアピールしていかなくてはならないのでしょう。
わかってはおりますけど、厳しい世界ですねぇ。
今季は阪神はすでに桑原投手、俊介選手、中田投手、岩田投手の四人が引退を発表しており、今後何人かが第一次第二次の通告期間で戦力外を告げられるのでしょう。
日ハムでも斎藤佑樹投手が引退を発表しましたし、こちらも誰が戦力外になるのか気になるところです。
さてさて、来季に向けたストーブリーグもいよいよ始まりますね。
楽しみですね。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/04(月) 18:34:11|
- スポーツ
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いやもう1-0という貧打戦なんだか投手戦なんだかよくわからない試合でしたが、何とか逃げ切り勝ちできてよかったですねー。
これで中日さん相手に3連勝となり、今週の阪神はなんとか3勝3敗の五分の星でまとめることができました。
( ˘ω˘)=3 ふう……
やれやれですね。
広島さん相手に3タテ食らった時にはどうなることかと思いましたけど、幸いヤクルトさんも巨人さんもお付き合い良く負けたりしてましたので、なんとかゲーム差が広がらずにすみました。
良かった良かった。
来週は前半がDeNAさんと3連戦、後半がいよいよヤクルトさんと直接対決の3連戦です。
ついに正念場ですかねー。
ここで勝ち越して決めてほしいところ。
ここまで来たら優勝してほしいですよねー。
とにかく打線の奮起が必要でしょう。
がんばれタイガース。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/03(日) 17:52:36|
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今日は土曜日ということで、今週もウォーゲームのソロプレイ。

今週はSquad Leaderのソロプレイをしました。

今週はポイントで部隊編成。
防御側ソ連軍1000ポイント、攻撃側ドイツ軍1500ポイントで編成しました。
ドイツ軍には煙幕コマを二個与えましたが、一個15ポイントとみなしました。
一緒に置いたカードは勝利条件をランダムで決めるためのもので、今回は盤上の一番大きい建物を占領するというものでした。

こんな感じで初期配置。
1943年のクルスク戦のあたりという感じで部隊編成してみました。

独軍は二種類の三突の支援の下に集落に接近。
この75ミリ砲タイプの三突が終始ソ連軍のキラースタックに煙幕を張り続けてくれたのは大きかった。
一方ソ連軍は丘の上に置いた迫撃砲が、タコツボ掘りには成功するわ独軍の突撃工兵をKIAにするわしまいにはさんと妻で撃破するというすげぇことに。(笑)

序盤はわりとソ連軍の攻撃に独軍が混乱することが多く、10-2指揮官や9-2指揮官が混乱したりもしましたが、じょじょにソ連軍を押し込むようになっていきます。

独軍の105ミリ砲タイプの三突を屠ったT-34でしたが、10-2指揮官が設置した爆薬で破壊されることに。
もう一輌の75ミリ三突を狙ったのですが、そのために歩兵に対応できませんでした。

そして独軍は、ここまで出番のなかったか火炎放射器を勝利条件の建物に対して使用。
なんとダイス目が良くソ連軍分隊をKIAにいたしますが、その結果として建物が炎上してしまうことに。
Σ( ºΔº )Oh
いや、わかってはいたんです。
KIAが出たら燃えるぞというのは……
でも、ここまで出番が無かったので、使いたくなってしまったんですよぉ。(^_^;)

燃えたからには延焼するということで、勝利条件建物はすべてのヘクスが火に包まれることに。
(ノ∀`)アチャー
結局ドイツ軍は目的の建物を占領することができませんでした。
やっぱり勝利条件の建物に火炎放射器を使うのはまずいですねぇ。
/(^o^)\ナンテコッタイ
今回はダイス目が本当に激しく荒れてすごいことになりました。
プレイ中のツイートは今回もこちらにまとめましたので、ご覧いただければ幸いです。
21年10月2日の「Squad Leader」のソロプレイした時のツイートまとめさて、来週は何やりましょうかねー。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/02(土) 19:09:02|
- ウォーゲーム
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北海道日本ハムは、今日斎藤佑樹投手の今季限りでの引退を発表いたしました。
プロ通算11年間で、15勝26敗、防御率4.34でした。
ついにこの日が来ましたか。
正直戦力にはもうなれないだろうとは思っておりましたが、一イニング限定の中継ぎででも活躍してもらえれば……とずっと思っていたんですけどねぇ。
肩、ひじと度重なるケガが選手生命を縮めてしまいましたねぇ。
大学時代の酷使がという話も聞きましたが、実際どうだったんでしょうか。
手術していたらまた違った結果もあったんでしょうかねぇ。
今後はどのような道に進まれるのかはわかりませんけど、この苦しい選手時代は何らかの糧になってくれると思いたいですね。
ともあれ、11年間お疲れ様でした。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/10/01(金) 18:18:55|
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