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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

なにやってんですかー!

もうもうもうもう……なにやってんですかーー!
阪神はせっかく先週を3勝1敗2引き分けという、かなりいい状況で終えることができましたのに、今週はいきなり広島さんに連敗ですかー。
_(:3 」∠)_ うぼゎぁー

打てないのはわかってましたが、ホント打線が湿ってますねぇ。
そろそろ低迷から抜け出してほしいんですけど、なかなか主軸が打てないという。
佐藤君もむちゃくちゃ苦しんでいますし、やっぱりシーズンの疲労の蓄積があるんですかねー。

ともあれ阪神としては勝っていくしかないわけで、今日の広島戦と明日からの中日戦でせめて3勝3敗に持っていきたいところですねぇ。
まずは今日勝って三連敗は避けてほしいところです。

そして日本ハムでは今日石井一成選手が左足骨折ということで、全治三か月とのこと。
もちろん今季は絶望ですので、来シーズンめざして治療に専念してもらいたいところです。
なかなかうまくいきませんねぇ。

また、メジャーでは大谷選手が今季の投手としての登板はもうしないということを発表。
10勝目が目前ではありましたが、残念ながら届かずということになってしまいました。
こちらもなかなかうまくいかないもんですねぇ。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/30(木) 18:27:58|
  2. スポーツ
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さいとう・たかを氏が……

漫画「ゴルゴ13(サーティーン)」で有名な漫画家のさいとう・たかを氏が、すい臓がんのためにお亡くなりになられたというニュースが飛び込んでまいりました。
84歳だったとのこと。

工エエェェ(゚Д゚)ェェエエ工?
というのが第一声でしたね。
まさかがんを患われていらっしゃったとは……
ご病気ということ全く存じませんでしたので、本当に驚きました。

さらに驚きなのが、「ゴルゴ13」は今後も連載を継続するとのこと。
すでにさいとう・たかを氏は漫画制作作業を分担制にしていたそうで、氏がいなくなった後も継続してほしいという意思を伝えていたという話です。
以前から「ゴルゴ13」の制作の上でさいとう・たかを氏のかかわる部分がかなり少ないという話は聞いてはおりましたけど、おられなくなっても大丈夫なようにしていたとは……

とはいえ、今後はもう氏のかかわった「ゴルゴ13」は見られないのだなぁと思うと寂しいものではあります。
「ゴルゴ13」の今後のさらなる発展と、さいとう・たかを氏のご冥福をお祈りしたいと思います。
長い間ありがとうございました。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/29(水) 17:26:13|
  2. ニュース
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お疲れ様でした ありがとうございました

先ほど、阪神球団から中田賢一投手の現役引退が発表されました。
阪神ではわずか二年で結局一軍では一勝もすることができませんでしたが、長い間お疲れ様でした。

19年のオフに阪神が無償トレードで獲得したと発表された時には、最後のひと花を咲かせてくれるといいなぁと思いましたが、残念ながらそうはなりませんでした。
ですが、平田二軍監督も言っていたように、練習にきちんと取り組む姿勢は二軍の選手たちに大きな印象を与えてくださったのではないでしょうか。
ありがとうございました。

阪神ではほかにも桑原謙太朗投手と俊介(藤川俊介)選手の引退が発表されており、また岩田稔投手の来季の戦力外も伝えられているということで、これまで頑張ってくださった方々が今季限りとなりました。
今まで本当にありがとうございました。

彼らのためにもできれば優勝して送り出してあげたいところですよね。
そのためにも残るみんなが頑張ってほしいところです。
残りもわずか。
優勝目指して頑張れ阪神タイガース。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/28(火) 17:59:51|
  2. スポーツ
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無料配信ありがたやー

劇場版第二章が公開ということで、「プリンセスプリンシパル」のTV版12話があらためて無料配信され、おかげさまでまた彼女たちに会うことができました。
「プリンセスプリンシパル」いいですわぁ。
(*´ω`)

しかもなんとそれだけではなく、昨晩は劇場版の第一章を無料配信という公式の太っ腹ぶり。
第二章が公開になるので、第一章がアマゾンプライムあたりで見られるようになるかなーと思っていただけに、これまたむちゃくちゃありがたかったです。
ヽ(´▽`)ノ ワァイ

ということで、さっそく拝見させていただきました。

今回残念ながらアンジェ役の声優さんは交代となってしまったわけですけど、映像で聞く限りではTV版の声優さんの声に寄せているような感じで、さほど違和感を覚えなかったのはすごいなぁと。
似た声の方を選ばれたにしましても、声優さんってすごいなぁって感じですね。

ストーリーはTV版の時のような「王国」VS「共和国」に加え、さらに「新たな勢力」が絡んできているような感じですね。
今回は発端という感じですので、第二章ではそのあたりもう少しはっきりしてくるのでしょうか。

あー、TV版の円盤が欲しくなりますねー。
どうしようかなー。
うーん……

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/27(月) 17:58:51|
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今望める最高の結果だったかも

何とか逃げ切り勝ち―!
(^o^;) タスカッター

いやぁ、東京ドームの巨人戦で2勝1引き分けとはほぼ最高の結果と言っていいのではないでしょうか。
下手したら1勝2敗もあり得ると思っていただけに、本当によくやってくれました。
ヽ(´▽`)ノ バンジャーイ

これで今週は中日に1勝1敗1引き分け、巨人に2勝1引き分けで、3勝1敗2引き分け。
4勝2敗を望んではいましたけど、ほぼ匹敵すると言いますか上回るような結果でしょう。
正直この結果は驚きましたわ。
すごいなぁ。(*´ω`)

来週は甲子園で広島、中日との6試合。
ここも取りこぼしはできないですねー。
なんといってもヤクルトが負けませんからねぇ。
なんとか追いついていくしかないですもんね。

残りも23試合。
最後に笑えるシーズンになってほしいです。
がんばれタイガース。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/26(日) 17:43:45|
  2. スポーツ
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残念な結果の航海

今日は土曜日ということで、ウォーゲームのソロプレイをば。

21092501.jpg   21092502.jpg
今回はなんと、35年前に手に入れて今まで未プレイでしたタクテクス誌の付録ゲーム、「パンドラ号の航海」をソロプレイ。
このゲームはもともとソロプレイ用のゲームなので、ちょうどいいゲームなんですよね。
今までも何度かプレイしようとは思ったんですけど、なんだかんだと今までプレイせずに来てしまったという。

21092503.jpg   21092504.jpg
惑星探査船「パンドラ」号は出港準備を整え、ストロフ船長のもとで未探査宙域に侵入する。
今回の探査期間は10か月。
まずは一番近い「メフィスト」星系へ。

21092505.jpg   21092506.jpg
残念ながら火山活動が活発で有毒ガスが漂うこの星では、めぼしいものは全く発見できずに終わってしまいました。
パラグラフの引きが良くなかったですなぁ。(>o<")

21092507.jpg
「パンドラ」号は続けて「ビアス」星系へと航行。
トラブルで一ヶ月かかるも、無事に到着。

21092508.jpg
惑星「ビアス」は今度は逆に寒冷の惑星。
氷漬けになった異星人の都市のようなものが存在する。

21092509.jpg   21092510.jpg
ここでは建物に見えていたのが実は生物で科学担当官が死んでしまうというアクシデントはあったものの、二つの異星人の物品を確保。

21092511.jpg
さらにこのヘクスでは友好的な爬虫類が異星人と接触。
彼らの特徴などを知ったことで5VPを手に入れました。

21092512.jpg
その後「パンドラ」号は無事に帰還。
手に入れた物品で11VP、さらに二ヶ所の惑星を探査したことで2VPの合計17VPを獲得。

しかし、科学担当官が死んでしまったのでマイナス10ポイントとなり、差し引き7VP。
調査委員会にとっては費用に見合うものではないとの判断がされてしまいました。

21092513.jpg   21092514.jpg
ということで、「パンドラ号は二度目の航海に出発。
「メゾ」星系に向かいます。

21092515.jpg
しかし、この航海は悲惨なことに。
最初のトラブルで、新任の科学担当官が冷凍睡眠の事故で役立たずとなり、さらには降下した探索チームも何も発見できないうえに、シャトルを金属を食べる虫に襲われて食われてしまうという憂き目に。
かろうじて軌道に上がれる脱出ポッドですべての装備を捨てて脱出することだけはできました。

ということで何もできなくなって地球へ帰還。
ただただマイナス点だけの航海になってしまいました。
これは船長解任かなぁ。

21年9月25日のタクテクス誌付録「パンドラ号の航海」をソロプレイした時のツイートまとめ
今回もプレイ中のツイートをまとめましたので、ご覧いただければと思います。
(´▽`)ノ

楽しいゲームでした。
今回は生物系が出なかったので、また近々プレイしたいですね。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/25(土) 18:48:04|
  2. ウォーゲーム
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東京ドームで三連戦

今日は阪神タイガースの二軍がウエスタンで優勝を決めました。
ヽ(´▽`)ノヤッター

今季は18連勝なんて言う大型連勝があったりしてすごかったみたいですね。
若手が育ってきているとみていいんですかねー。
この力を来期以降の一軍の力にしてほしいところです。

そして一軍は今日から東京ドームで巨人との三連戦。
きましたねー。
やはり優勝への大きな関門というべきでしょうか。
どの球団も強敵ではありますけど、やはり巨人はずっと勝ち越せていないですからねぇ。
なんとか今年は勝ち越して優勝といきたいところです。
そのためにもこの三連戦は重要ですねー。

今日の先発は巨人がメルセデス投手、阪神が西投手です。
まずは先手を取りたいですね。
がんばれタイガース。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/24(金) 17:46:39|
  2. スポーツ
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8火力はやはり強い

今日は午後からちょっとだけSquad Leaderをソロプレイしました。

Squad Leader

今回もいつものようにポイントで部隊編成。
実はここ数日昨年の歴史群像誌を読んでいるので、その中のノルマンディー戦での空挺部隊の記事を見て、米軍のエリート分隊(847)を使いたいなぁと思いましたのです。

21092301.jpg
ということで、今回は味方との合流をもくろむ米軍空挺部隊の一小部隊が、独軍の小部隊とぶつかってしまったという感じで部隊編成しました。
防御側の独軍440ポイント、攻撃側の米軍660ポイントです。

21092302.jpg
ノルマンディー近郊に降下した米軍降下部隊は、グライダーで運んできたジープを先行させつつ味方との合流を急いでいた。
そんな時、ジープが前方に独軍の小部隊がいるらしいとの報をもたらしてくる。
臨時に指揮を執っていたジャクソン中尉は、グリーン軍曹に戦闘準備を命じた。

という感じで部隊を配置。
勝利条件はできるだけ独軍分隊を排除し、その際に米軍の損害は独軍以下に抑えなくてはならないというもの。
米軍はポイント的には独軍の1.5倍もありますけど、降下兵はエリート分隊(847)なので、一個分隊が70ポイントもします。
独軍の分隊(467)が25ポイントなので、分隊数は防御側の独軍の方が多いという状況。
なので、なるべく失わないようにしなくては。

21092303.jpg
今回はダイス目がわりと米軍に有利な目が多く、第6ターンで独軍の健在な分隊が無くなり、そこで終了といたしました。
ジープに乗せた操作班を背後に回すことで、独軍の脱出ルートをつぶしたかったところなのですが、さすがにそれは上手くいかず、独軍の防御射撃でKIAとなり、ジープも操作班も除去されたりもしましたが、やはり米軍降下兵の8火力は強かったですね。
独軍分隊の火力が4ですから、倍ですもんね。

ちょこちょこっとやっただけでしたが、やっぱり楽しかったです。
Squad Leaderは好きですねぇ。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/23(木) 17:55:20|
  2. ウォーゲーム
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ずつー _(:3 」∠)_

今日は朝からずっと右の後頭部が重いような痛いような状況に悩まされてます。
_(:3 」∠)_

首と肩もなんとなく凝っているような感じなので、そっちから来ているのかなーとか、天気が良くないので気圧の問題かなーとも思ったりするんですけど、頭痛はいやですねー。
もしかしたらCPAPのマスク交換したのも影響しているのかも……

頭痛とか胸の痛みとかってのは嫌ですよねー。
なんか、この歳になりますといつもどこかしら不調になってくる感じですけど、胸や頭の痛みは気になるところです。
肩こりあたりから来ているものだったらいいんですけども。

運動不足も影響しているんでしょうねぇ。
動かんとダメですねぇ。

皆様も健康には充分ご注意を。
今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/22(水) 18:26:55|
  2. 日常
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またしても負けられない一週間

いや、もうここまでくると今後のすべての試合が「負けられない試合」ではあるのですけど、今週の阪神はまた厳しい一週間になりそうですね。

今日からは名古屋のバンテリンドームで中日さんと三連戦。
金曜日からは東京ドームで巨人さんと三連戦です。
まあ、正直言って、三位落ちも覚悟しなきゃならんかなーという気分なんですけど、この6戦をどうにかして勝ち抜いてほしいところ。

幸い先発投手に高橋遥人投手が戻ってきましたので、投手陣の再編ができそうではあるんですけど、このところちょっとガンケル投手が良くないんですよね。
やっぱり点を取られては、それを上回る点数を取らなくてはならなくなりますから、まずは点を取られないようにしなくてはなりませんからねぇ。
その意味で投手陣の調子は重要ですよね。

あとはやっぱり打つ方がちょっと良くないですよね。
打線としてもう少し機能してもらいたいですよね。
頼みの外国人選手も少し下降気味のようですし、佐藤君あたりが戻ってきてくれれば……

ともかくもうあとは勝つのみ。
なんとかトップでゴールを切ってほしいです。
がんばれタイガース。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/21(火) 17:44:16|
  2. スポーツ
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ラビドナの復活 (後)

昨日に続きまして、「ラビドナの復活」の後編です。
お楽しみいただければと思います。

それではどうぞ。


                   ******

 「ん……」
 私はゆっくりと目を開ける。
 あ……れ?
 私は……いったい……
 そうか……
 あのあと眠ってしまったんだ……
 はあ……ん……

 なんだか躰にまだ余韻が残っている。
 あそこにあの太いあれの感触が感じられるくらい。
 この躰が喜んでいる。
 ふふ……

 私は両手で胸にそっと触れてみる。
 あん……
 柔らかい胸……
 これは私の胸……
 うふふ……
 触れていると、さっきの荒々しく揉まれた感触がよみがえってくる。
 ブズロム様の大きな手で、また揉んでほしくなってくる……

 すべすべした白い肌。
 ほっそりした長い腕。
 なんだかとても素敵……
 これが私の躰……

 あ……ん……
 私は指であそこに触れる。
 さっきまでブズロム様のあれが……
 はあ……ん……
 じっとりとまた濡れてきちゃいそう……

 私は立ちあがってシャワーを浴びに行く。
 このままだとそのままオナニーをしてしまいそうだ。
 あれからどのくらい経ったのだろう?
 ここにいると時間の感覚がつかめなくなってしまう。
 急いでどこかに行かなくちゃいけない気がしていたんだけど……

 シャワーを浴びて躰をきれいにした私は、濡れた髪を乾かして、バトルスーツを身に着けようと手を伸ばす。
 タイツ状のレッグガードを穿き、バニーガールの衣装のようなボディスーツを着込んでいく。
 このスーツは本当に私の躰にぴったりフィットして気持ちがいい。
 さらにブーツとアームカバーを着け、首にはチョーカーを着ける。
 そうか……
 気付いてなかったけど、このチョーカーってフィールド発生器になっているのか……
 これでフィールドを発生させることで、より防御力が高まるというわけね。
 うふふ……
 なかなか素敵じゃない。

 最後に耳をカバーするヘッドフォンを着ける。
 両耳をすっぽりと覆う形で、ヘッドバンド部分にはウサギの耳を模したセンサーが付いている。
 これを着けることで、周囲の状況をより把握できるというわけなのか。
 ちゃんと考えられているのね。

 私は鏡の前に行っておかしなところがないか確かめる。
 うん。
 問題なし。
 後ろのシッポもちゃんと位置に収まっているわ。
 ふふ……
 下等な人間のオスどもはこの格好につい油断をするというもの。
 バニーガールのようなこの格好もちゃんと理由があるんだわ。

 身支度を整えた私は、これから何をするつもりだったのか思い出そうとする。
 確か急いでここを出て……
 えっ?
 あれ?
 私?
 えっ?
 私って?
 それとも……俺?

 私はもう一度鏡を見る。
 どこもおかしな……
 違う……
 違う違う違う!
 俺は……
 俺は女なんかじゃ……
 あれ?
 俺?
 俺って……女だっけ?

 鏡の中で困惑している女の顔。
 これが俺の顔?
 いや……違う……
 これはラビドナの……ラビドナの顔……
 じゃあ俺は?
 俺の顔って……どんな顔だった?
 俺の顔は?
 俺は……誰だったっけ?
 俺は……いったい……

 待て……
 落ちつけ……
 よく思い出すんだ……
 私はベッドに腰かけて考える。
 俺は……
 俺は……

 ダメだ……
 頭がぼうっとなってよく思い出せない。
 俺はいったい……
 覚えているのはここから抜け出さなければヤバいってことと、ダガーナイツとかいう連中にブズロム様のことを知らせなければということぐらい。
 ブズロム様……
 彼のことを思うだけで胸がきゅんとなってくる。
 先ほどの荒々しい感触が脳裏によみがえり、あそこがまた濡れてきそうになる。
 なぜ彼のことをダガーナイツに知らせなければならないのか?
 でも……
 知らせなくてはならないと頭のどこかが叫んでいる。
 とにかくここを抜け出して、ダガーナイツに連絡を取らなくては……

 私は立ちあがって部屋を出る。
 あとのことはあとで考えよう。
 とりあえずここにいてはいけない。
 ここにいたら私はまたブズロム様に……
 でも、ここからどうやって出たら……

 やみくもに廊下を歩き回ってみる。
 時々ドロッコーたちが通りかかるが、俺の姿を見ると慌てて避けてくれる。
 くそっ……
 ここからどうやって出たらいいの?
 アンゴクーのみんなはどうやって地上に?

 「ここは……」
 行きついたのはあの何もない広間。
 廊下の突き当りに位置し、広いわりに入ってきたところ以外にはどこにも出口は無く、がらんとした殺風景なところ。
 いったい何のための部屋なのか?
 物置き……という感じでもないし……

 『ゲートを開きますか?』
 えっ?
 俺は驚いた。
 いきなり俺の耳に着けていたヘッドフォンから声が聞こえたのだ。
 ゲート?
 あ……まさか?

 「ゲートを開け」
 俺は誰にともなく命じてみる。
 すると、部屋の中央に黒い闇の球体が現れた。
 そうか……
 これが外へのゲートか……
 このヘッドフォンを着けないとわからなかったのか……

 俺は思い切って闇の球体の中へと入ってみる。
 「うわ……」
 途端にめまいのような感覚が襲い、俺は目を開けられなくなってしまう。
 何かふわふわした感じが躰を包み、俺をどこかへ運んでいく。
 こ、これはいったい……

                   ******

 ひんやりとした風が躰に当たる。
 私は恐る恐る目を開ける。
 暗い?
 でも真っ暗じゃない。
 木々の葉を揺らす風の音。
 天にちりばめられたような星の群れ。
 外だ……
 俺は地底城から出られたんだ……
 やったぁ。
 脱出成功だ。
 だが……
 ここはどこ?

 あたりは暗い夜。
 街灯の明かりが周囲を照らしている。
 街灯の下には誰もいないベンチ。
 どうやら人気のない公園のようだ。
 もしかしたら結構遅い時間なのかもしれない。

 とにかくダガーナイツに連絡を取らなくては。
 でも、どうやって?
 今の私にはスマホも何もないのに……
 どうしたら……

 「うぇひひ……やっぱりオニキスたんはかわいかったでござるなぁ」
 「まあ、オニキスはあの作品じゃ鉄板だからな。俺はむしろオパールの方が好きなんだが」
 「うぇひひ……戸村(とむら)殿はオパールたん推しでござるか。彼女も捨てがたい魅力がありますからなぁ」
 近づいてくる話し声。
 どうやら人間の男たちらしい。
 俺は一瞬身構えようとするが、思いとどまって気を落ち着ける。
 いけないいけない……
 相手はただの人間だ。
 敵じゃない……

 そうだ……
 彼らならたぶんスマホくらいは持っているはず。
 なんとかそれを貸してもらえば……
 スマホでダガーナイツに連絡できるじゃないか。

 「そ、その……す、すまない。ちょっとお願いがあるのだが」
 俺は近づいてきた男たちの前に姿を現す。
 「お、おおっ? バ、バニーガールさんでござるか? しゃ、写真撮ってもいいでござるか? 写真? それとSNS」
 太ってメガネをかけている方の男が早口でまくしたて、スマホを取り出す。
 よかった、スマホ持ってる。
 「な、なになに、君? コスプレ? それともお店の宣伝かなんか?」
 もう一人のスマートな優男も一緒になって目を輝かせ、俺の躰を舐め回すように見てくる。
 うわ……
 ちょ……
 は、恥ずかしい……
 こんな連中にじろじろと見られるなんて……

 「あ、あの、悪いんだけどスマホを貸してくれない? どうしても連絡したいところがあるの」
 とにかく彼らからスマホを借り、ダガーナイツに連絡しなきゃ。
 そして……えーと……とにかく連絡をして……
 「ス、スマホでござるか? わ、我が輩のでよければ……」
 太った方がスマホを差し出そうとする。
 だが、スマートな優男の方が手で遮ってそれを止めた。
 「まあ、待て待て。ただでってのは失礼だよなぁ? 当然お礼はしてくれるよな?」
 にやりと笑う優男。
 「お礼?」
 お礼と言われても……今は金なんか持ってないし……
 「そ、それは……連絡先に連絡が付けばなんとか」
 とにかく連絡したいんだってば……
 一刻も早くダガーナイツに……

 「ああ、いやいや、別にお金をくれとか言ってるんじゃなくてさ。そのさ……もし仕事でその恰好でここにいなきゃならないとかじゃなければさ、少し俺たちに付き合わね? カラオケとかさ」
 優男が俺の躰を見ながらにやにやと笑っている。
 付き合う?
 「そ、それはいいでござるな戸村殿! バニーガールさんと過ごせるなんてめったにないことでござるよ。いかがでござるか? ぜひぜひ我が輩たちと」
 せっかく差し出したスマホを引っ込めてしまう太った男。
 うう……
 どうしよう……
 こんなやつらからならアームカバーの刃で引き裂いて奪ってやってもいいんだけど……

 「うう……わかった。カラオケだけなら」
 俺は仕方なく付き合うことにする。
 なんだかこいつらをむやみに殺したりするのはいけないような気がするし、今はこのあたりに他に人はいないようだから、スマホを借りるためには仕方がない。
 二、三曲も付き合えば、きっとスマホを貸してくれるだろう。
 それまで我慢だ。
 我慢……

 俺は少しもやもやしたものを覚えながらも、男たちについていく。
 公園を出て通りを少し歩くと、明るくにぎやかなところに出る。
 どうやら飲食店街のようで、居酒屋やスナック、カラオケ店などが軒を連ねている。
 俺は左右を男たちに挟まれるような形で歩き、優男は図々しくも俺の肩まで抱いてくる。
 太った男の方は、時々先に行ったり後ろに回ったりして、俺の写真ばかり撮っている。
 一度などは道に寝転がって下から見上げるようにして撮ってきた。
 その様子に通りを歩く人間たちまでもが、こっちをじろじろと見つめてくる。
 まったく……私の躰はお前たちになど見せるものではないのに……
 スマホさえ貸してもらえばこんな男たちなど用済みなんだが……

 男たちに連れられ、俺は一件のカラオケ店に入っていく。
 そういえばカラオケなんてしばらく来てないな。
 このところ奴らとの戦いで忙しかったし……
 今度みんなで来るのもいいかもしれないな……
 アンゴクーのみんなで……

 「さあさあさあさあ座って座って。飲み物はなにがいい? アルコール入れちゃう?」
 男たちと部屋に入り、椅子に座った俺の前に広げられる食べ物のメニュー。
 どれもみんな美味しそうだけど……
 「ほんとにお金は持ってないんだけど……」
 俺はちょっと困ったようにそのことを伝える。
 「まあまあ、いいでござるよ。ここは我が輩が奢るでござる」
 「よっ、見かけ通りの太っ腹! さすが橋本(はしもと)はお大尽様ですねぇ」
 なるほど……この二人は太った方が橋本、優男が戸村というのか。
 「というわけだから、気にしないで好きなモノ頼んで。俺たちもバニーガールさんとカラオケできるなんてうれしいからさ。そうそう、バニーさんのお名前は?」
 「えっ?」
 名前……あれ?
 俺……名前……
 俺の名前はなんだったっけ?
 「そ、その……ラ、ラビドナ」
 俺はとっさに思い浮かんだ名前を口にする。
 そうだった……
 ラビドナ……
 私はラビドナよ……

 「ラビドナさんか。いい名前だね。俺は戸村雄治(ゆうじ)」
 俺の隣に座って名を名乗る優男。
 「わ、我が輩は橋本則也(のりや)でござる」
 遠慮がちに向かい側に座る太った男。
 俺はとりあえず二人にちょこんと頭を下げておく。
 正直こんな連中の名前を覚える気など全然ないし、さっさと歌でも歌ってスマホを借りたいんだが……

 結局俺は彼らが主に歌うのを聞き、俺自身は一曲二曲歌う程度で済ませていく。
 運ばれてきた食べ物を食べ、飲み物を飲んで彼らの会話に相槌を打ち、なんとか時間をつぶしていく。
 まあ、俺あんまりカラオケの持ち歌ないんだよね……
 それよりも……いつになったら終わらせる……つもり……だ?
 あ……れ……?
 なんか頭がぼうっと……
 あ……れ……
 躰が……なんだか……熱い……
 なんか……変な気分が……

 「うぇひひ……効いてきましたかね?」
 「ああ、やっぱこいつは効くなぁ」
 二人が何か言っている……
 効くって……
 もしかして……薬?

 「んむっ」
 優男が……戸村だっけ?
 彼が俺の唇にキスをする。
 何か甘い液体が流し込まれ、俺はそれを飲み込んでいく。
 あれ?
 これって……ヤバいんじゃ?
 頭が……うまく働かない……
 俺……何やって……

 「ふわぁぁん」
 思わず声が出る。
 男の手が俺の胸を揉んだのだ。
 な、なにこれ?
 気持ちいい……

 「ふへへ、効いてる効いてる」
 「うほっ。このとろけたような顔。たまりませんですなぁ」
 「ふあぁぁぁん」
 男の手が私の胸を揉むのをやめる。
 やん……
 私は思わず胸を突き出す。
 どうしてぇ……
 そうしてやめちゃうのぉ……
 もっと……
 もっと私の胸を揉んでぇ……

 ダ、ダメ……
 何かおかしい……
 躰が火照る……
 頭がぼうっとして何も考えられなくなる……
 ど、どうしちゃったの?

 「うぇひひ……戸村殿の薬は効果バッチリですなぁ」
 「だろ? なんでもダガーなんとかって言う特殊戦闘チームにも薬品を納入している会社って話だからな。こういう裏の薬も作ってるんだとさ」
 男たちが何か話している……
 ダガーなんとか?
 ああ……ん……
 そんなことより……
 切ない……
 あそこが……あそこがキュンキュンする……
 ああ……
 欲しい……

 「おら! これが欲しいんだろ?」
 俺の前にズボンのファスナーを下ろし、太い肉棒をむき出しにする優男。
 あ……
 その肉棒を見た途端、私の胸がドクンとなる。
 舐め……たい……
 あれが……欲しいよ……

 私は彼の肉棒に顔を近づける。
 ぷんと漂うオスの香り。
 あ……
 何かがはじけ飛んでいく。
 薬のせいでも何でもいい……
 欲しい……
 欲しいのぉ……

 俺は舌を出して肉棒を舐めようとする。
 「へへへ……ほらよ」
 押し込まれるように肉棒が口の中に入ってくる。
 ああん……
 これ……
 これいい……
 私は熱い肉棒を舐め回す。
 塩気のある味がたまらない。
 おマンコがキュンキュンする。
 ああん……
 好きぃ……
 おチンポ好きぃ……

 「ウヒヒ……すっかりメロメロでござるな」
 「ああ……いい感じで舐めてくるぜ」
 「おマンコの方はいただいてもいいですかな?」
 「チッ……しょうがねぇなぁ。譲ってやるよ」
 「うぇひひ……サンクスでござるよ、戸村殿」
 二人が何か会話している。
 でも、そんなのはどうでもいい。
 おチンポ美味しい……
 舐め回しているとドキドキする。
 はあぁぁん……
 サイコー……

 「あん……」
 背後からいきなり胸を揉まれてしまう。
 そのままカップを剥がすようにして服がずり下げられて、タイツと一緒に太もものあたりまで下げられる。
 むき出しになったお尻が持ち上げられ、あそこを指でいじられる。
 「ひゃあぁぁん」
 おしゃぶりしていたのに思わず声が出てしまう。
 おマンコ……
 おマンコが気持ちいいよぉ……

 私はおチンポをしゃぶりながら、腰を動かしていく。
 ああ……ん……
 なんていいのぉ……
 オスに前後から挟まれているぅ……
 興奮するわぁ……

 おマンコに突き立てられる熱い肉棒。
 まるで熱した金属みたい。
 それがピストンのように私を動かし、その波が私の口を前後させる。
 「う……おおっ」
 口の中に放たれるねばつく液体。
 これがザーメンの味……
 ねっとりと舌に絡みついて……美味しい……
 とっても美味しいわ……

 「はあぁぁぁん」
 躰を動かすピストンが続き、どんどん頭がとろけてくる。
 全身を快感が走り、何も考えられなくなってくる。
 「あ……あああ……」
 「うおお……わ、我が輩も出るでござるよ」
 ああ……私も……私も……
 ああ……ん……イ……イく……
 「うおおお……」
 「はあぁぁぁん」
 私は声をあげながら快感を全身で味わっていった。

 「ハアハア……イッてしまったでござるよ」
 「へへ……やっちまったな。なんかムラムラしちゃってよ。ほんとはラブホに連れ込むつもりだったんだがな」
 「二回目はラブホに行くでござるよ。薬はまだ効いてるでござろう? こんなエロいバニーガールさんなんて恰好見てたらムラムラするのは当然でござるよ」
 「だな。二回目は俺がマンコだからな?」
 「と、当然でござるよ。それにしてもここまでセックスしたくなるようにさせる薬というのもすごいでござるな」
 「ああ……毎回びっくりするぐらいだぜ」
 「裏ルート様様でござるな」
 オスたちが何か言っている……
 私はペロッと舌を舐める。
 はあん……
 どうやらイっちゃったらしい……
 頭がだんだんすっきりしてくる。
 ふふ……
 気持ちよかったぁ……

 私は何を怯えていたのだろう……
 私は何を戸惑っていたのだろう……
 この快感こそが女の躰……
 この快楽こそが女の喜び……
 私は女……
 女なんだわぁ……

 私は立ちあがって服を直す。
 いつまでも裸をさらしているつもりはない。
 私の裸を見ていいのはあの方だけ。
 それに……
 こいつらにはお礼をしなくては……

 「お、ラビドナ殿も起きられましたか? どうです、場所を変えて楽しむではござらんか?」
 「まだまだ物足りないだろ? もっと気持ちよくさせてやるぜ」
 ニタニタと笑っているオスたち。
 私も思わず笑みが浮かぶ。
 さて……
 私は腕を振り上げた。

 「あん?」
 近づく私を見上げる優男。
 その目が驚愕に見開かれる。
 うふふ……
 私は腕を振り下ろし、アームカバーから延びる刃で男の躰を切り裂いていく。
 腕に伝わってくる肉を切り裂く感触。
 それがゾクゾクするほどに気持ちがいい。
 ああ……
 これが人間を殺す楽しさなのね……

 「ひ? ひへ?」
 自分の頬や服に飛び散ってきた血しぶきに唖然としている太った男。
 何の反応もできずにアワアワとうろたえるだけの愚か者。
 こんな連中に躰を好き勝手にされてしまったなど……私らしくもない失態だわ。
 でも、人生の最後に私の躰を堪能できたんだもの、感謝しなさい。

 「や、やめ……」
 私を見る恐怖におびえる目。
 うふふ……
 そうよ……
 その目がいいわ……
 もっと恐怖におびえなさい!

 「ス、スマホなら……ふぎゃっ!」
 あわててスマホを差し出す男に対し、私は腕を振り下ろす。
 先ほどよりもやや強い感触なのは、男の脂肪が厚いせいか?
 だが、そんなことはお構いなしに私の刃は男を切り裂いていく。
 周囲に血しぶきが飛び散り、男は私の足元に倒れ込んだ。
 うふふふふ……
 気持ちいい……
 人間を殺すのは気持ちがいいわ……
 あはははは……

 足元に転がるスマホ。
 そうだわ、連絡を……
 そう思ったところで私はハッとする。
 連絡を?
 どこに連絡を取ろうというの?
 ダガーナイツ?
 私は思わず笑いがこみあげてきてしまう。
 なぜそんな連中に連絡を取らなくてはいけないのか?
 どうして私は地底城を抜け出してこんなところにいるのか?
 自分の愚かさ加減に笑ってしまう。
 おかげでこんな下等な人間どもと躰を交わらせてしまったではないか……
 まったく忌々しいにもほどがある……
 私の躰は……
 私のこの躰は……
 ブズロム様のものなのに……

 早く戻らなくては。
 きっとブズロム様はお怒りのはず。
 勝手に抜け出してダガーナイツに連絡を取ろうとしていたなんてどうかしている。
 奴らは偉大なる皇帝陛下に歯向かうおろかな人間たちではないか。
 我らアンゴクーの憎むべき敵だというのに……

 私は自分の愚かしさを叩きつけるように、転がっているスマホを踏みつぶす。
 そして一刻も早く地底城に戻ろうと踵を返したとき、部屋の隅にカメラがあることに気が付いた。
 そうか……
 先ほどの行為を覗き見していたやつがいるというわけね……
 ちょうどいいわ……
 こいつらだけでは少し物足りなかったところなの……
 たっぷりと楽しませてもらおうかしら……
 私はわくわくする思いを胸に、ゆっくりと部屋を出た。

                   ******

 「それでどうしたのだ?」
 玉座のような肘掛椅子に座り、私を見下ろしているブズロム様。
 元は以前の私が座っていた椅子というが、今の私にはそんなことはどうでもいいこと。
 むしろ、ブズロム様にこそふさわしい。

 「はい。店のあらかたを破壊し、客と店員はすべて皆殺しにいたしました」
 私はその前にひざまずいて一部始終を報告する。
 おそらくあの男どもとの映像は瓦礫と炎の中で消えただろう。
 まったく愚かな行為をしてしまったもの。
 この身を汚されてしまったことはなんの申し開きもできないが、ブズロム様は寛大にも赦してくださったのだ。
 なんという心の広いお方なのだろうか。
 私は感謝で胸がいっぱいになった。

 「ククク……それで奴らが来たのだったな?」
 「はい。誰か小賢しき奴が通報したと見え、まずは警察が、そしてダガーナイツらが現れました」
 憎むべき連中。
 五色のうち四色が現れたのだ。
 「奴らは何か言っていたか?」
 「はい。しきりに『レッドはどうした』だの『レッドはどこにいる』だのとわめいておりました」
 「クックック……で、お前はなんと答えたのだ?」
 「はい。ダガーレッドなどはもういない。消滅したと……」
 私は過去の自分を思って唇を噛む。
 私が……ダガーレッドだったなど……

 「ほう……お前がダガーレッドではなかったのか?」
 私は顔を上げて首を振る。
 「違います、ブズロム様! 私はラビドナ。偉大なる皇帝陛下のしもべであり暗黒帝国アンゴクーの女戦士。そして……ブズロム様にお仕えするメスでございます」
 「ククク……本当にそう思っているのか?」
 手を伸ばして私の顎を掴むブズロム様。
 がっしりとした手が痛いほどに顎を固定し、私の目をブズロム様の目に合わせてくる。
 「はい。もちろんです。私はラビドナ。もうダガーレッドなどではありません。信じてください」
 ああ……
 私がダガーレッドだったなんて自分でも思いたくない。
 記憶は薄れたとはいえ、まだいくらかは残っているのだ。
 あんな過去は焼き尽くしてしまいたいくらいだわ……

 「ククク……ならば我が手駒としてダガーナイツと戦えるな?」
 ブズロム様の手が私の顎を離す。
 「もちろんです。ブズロム様のために憎きダガーナイツどもを私の手で滅ぼしてみせます!」
 力強くうなずく私。
 ダガーナイツどもはきっと私の手で……

 「そうだ。それでいい。だが、その前に……わかるな?」
 ニタッと笑うブズロム様。
 私はブズロム様の言わんとすることをすぐに理解する。
 まずはメスとしての働きを見せなくては……
 「はい、ブズロム様」
 ああ……ん……
 ブズロム様にご奉仕すると考えただけであそこが濡れてしまう……
 私はブズロム様の方へさらに近づくと、そのズボンから素敵な肉棒を取り出していく。
 ああ……
 なんて太くて大きいの……
 あんな下等な人間どものチンポなんて比べるべくもない。
 このおチンポにご奉仕できるなんて、私は何と幸せ者なのだろう……
 私はその喜びをかみしめるように、ブズロム様の肉棒を口いっぱいに頬張った。

END


いかがでしたでしょうか?
よろしければ感想コメントをいただけますと嬉しいです。

それではまた次作でお会いいたしましょう。
今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/20(月) 20:00:00|
  2. 女幹部・戦闘員化系SS
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ラビドナの復活 (前)

連休ですし、ちょうど仕上がりましたので、今日明日でSSを一本投下いたします。

タイトルは「ラビドナの復活」です。
悪の女幹部を倒したはずが……

お楽しみいただければと思います。
それではどうぞ。


ラビドナの復活

 「ラビスラッシュ!」
 声とともに鋭い刃が俺の眼前をよぎる。
 「ダガースパーク!」
 間一髪でかわした俺は、かざした短剣に電撃を込め、その一撃を相手に放つ。
 「あうっ!」
 衝撃を受けたラビドナの顔が苦悶に歪む。
 いけるか?
 俺は追い打ちをかけるべくもう一撃を振り下ろす。

 相手は暗黒帝国アンゴクーの女幹部ラビドナだ。
 見た目には俗にいうバニーガールのような格好をした美しい姿で人間を惑わせ、両手のアームカバーに付いた鋭い刃で相手を斬り裂いていく。
 残忍な性格を持ち、人間を殺すことを喜びとさえ感じる女で、俺たちダガーナイツも何度となく苦しめられた相手だ。
 だが、今回相手の罠にわざと乗ったとはいえ、こうして一対一で戦えるというのは逆にチャンスでもある。
 魔獣人の相手はみんなが対処してくれるはず。
 ここはなんとしても俺がラビドナを倒さねば。

 「クッ」
 ラビドナの脚がふらつく。
 今だ!
 「ダガーストライク!」
 「舐めるなぁっ!」
 俺のダガーと奴の刃が交差する。
 うぐっ……
 腹部に痛みが走り血しぶきが飛び散る。
 目の前では驚愕の表情をしたラビドナがゆっくりと倒れていく。
 そして俺も……その場にがっくりと崩れ落ちた……

 「ハア……ハア……」
 大の字になって地面に横たわる俺。
 腹が焼けるように熱い……
 どうやら奴の刃にざっくりと斬り裂かれてしまったようだ……
 だが俺のダガーストライクも、奴の眉間に命中していたから……相討ちってところか……
 倒れたままの奴はピクリとも動かない。
 しかし、それは俺も似たようなもの。
 くそっ……
 ざまぁないな……
 血がどくどくと流れていく……
 だが……これでアンゴクーはラビドナという指揮官を失うことになる……
 俺が……いなくても……
 みんな……あとは……
 頼ん……だ……ぞ……

                   ******

 「はっ?」
 俺は目を覚ます。
 どこだ、ここは?
 俺はいったい?
 助かったのか?

 ひんやりとした薄暗い部屋。
 天井全体がぼうっと光っている。
 俺が寝ているのはふかふかのベッド。
 躰には薄い毛布が掛けてある。
 いったいここはどこなんだ?
 病院ではないようだが……

 「ふん……目が覚めたようだな」
 野太い声が脇から聞こえる。
 誰だ?
 聞いたことない声だが……
 俺はゆっくりと顔を動かしてそっちを見る。
 そこには角の付いたヘルメットをかぶり、がっしりとした大柄の躰を銀色に輝く鎧で包んだ男がいた。
 まったく見覚えのない男で、浅黒い肌のいかめしい顔を俺に向けている。
 誰なんだ、こいつは……
 俺がそう思っていると、男は座っていた椅子から立ち上がり、俺の方へと近寄ってきた。
 「どうやら手術は成功したようだな。ククククク……」
 俺の顔を見下ろして男が笑う。

 「手術? お前はいったい?」
 えっ?
 俺は驚いた。
 今のは何だ?
 今のは、俺の声なのか?
 ちょっと甲高い女みたいな声じゃないか……
 「クックック……俺様の名はブズロム。お前の代わりに新たに皇帝陛下よりこの地の制圧を命じられた者だ」
 男がにやにやと笑いながら名を名乗る。

 「ブズロム? 俺の……代わりに? この地を制圧?」
 何を言っているんだ?
 俺の代わりに?
 皇帝からだって?
 まさか……
 「お前は……アンゴクーの?」
 「そうだ。我が前任者ラビドナよ。俺様はお前の後任だ」
 えっ?
 ラビドナ?
 あいつが生きて?
 なぜ俺にそれを?

 俺は慌てて跳ね起きる。
 かけてあった毛布が落ち、俺の躰があらわになる。
 「な? こ、これは?」
 俺は目を疑った。
 俺の胸には二つの大きなおわん型のものがあり、白い肌をした腹部は括れ、股間についているはずのものは無く、すらりとした脚が伸びていたのだ。
 「お、俺は? 俺はいったい?」
 目の前に持ってきたこのほっそりとした白い手が、俺の両手なのか?
 俺は夢でも見ているというのだろうか?

 「クックック……混乱するのも無理はない。お前の意識はまだダガーレッドのままだろうからな。だが、お前の躰はラビドナのものなのだ」
 「うあ……」
 男がいきなり俺の顎を掴んで上向かせる。
 「ラ、ラビドナのもの?」
 この躰がラビドナの?
 「そうだ。お前たちが戦い終わった後に俺様が駆けつけ、お前たちを収容したというわけだ」
 男は俺をまっすぐに見つめてくる。
 浅黒い肌をした顔は、まるでブルドッグのようないかつい顔つきだ。
 「ど、どうして?」
 どうして俺の躰がラビドナの躰に?
 「ふっ、ラビドナという女、中身はともかく姿は俺様の好みに合うなかなかに美しい女だ。そのまま死なせるには惜しい。だが、蘇生させようにも脳がダメになっていた。一方お前の方は脳はまだ生きていたが、躰の方はズタズタだ。だったらラビドナの蘇生にお前の脳を使わせてもらおうと思ったわけだ」
 「な! ふざけるな! 俺の躰を返せ!」
 ラビドナを蘇生するために俺の脳を使っただと?
 ふざけるな!
 俺はありったけの憎しみを込めてこの男をにらみつけてやる。
 「ふん、思ったとおりかわいい声ではないか。姿といい声といいまさに俺様好みの女だ。お前を俺様のメスに作り変えてやろう」
 「な? ん……んん……」
 男がいきなり俺にキスをする。
 ふわぁ?
 な、なんだこれ?
 俺は躰が震えてくる。
 まるで全身に電気が走ったみたいだ。
 一瞬で力が抜けてしまう。
 こ、これがキス?
 ど、どうして?

 「ククク……美味い唇だ」
 「ハア……ふ、ふざけるな! 俺を元通りにしろ!」
 こんなラビドナの躰なんて冗談じゃない!
 俺は男だ!
 女の躰なんて願い下げだ!
 「ふん、お前の躰などとっくに処分したわ。あきらめろ。お前はその躰でラビドナとして生きていくんだ。俺のかわいいメスとしてな」
 男がニタッと笑う。
 「ふざけるな! 俺は男だぞ! 誰がお前のメスになんかなるものか! 元に戻せぇ!」
 俺は男を一発殴り飛ばそうとした。
 だが、俺の腕は男の手でがっちりと受け止められてしまう。
 「えっ?」
 ならばと足で蹴りを入れても、男の鎧が蹴りを受け付けない。
 「クククク……無駄なことはよせ。お前の力では俺には勝てん。それにな、実はお前の脳を移植するときにちょっとした仕掛けをしておいたのさ」
 「仕掛けだと……」
 俺は男をにらみつける。
 「そうだ。お前はこれからアンゴクーの一員として過ごす。だからアンゴクーのメンバーに対しては危害を加えられないようにな」
 「クッ……」
 それで力が思うように入らないのか……
 くそっ!
 俺がアンゴクーの一員だと?
 ふざけるな!

 「それともう一つ」
 「わっ!」
 男が俺をベッドに押し倒す。
 「お前の躰は非常に感じやすくしておいた。女としての快感を良く味わえるようにな」
 「な? や、やめろ!」
 男の手が俺の胸を揉んでくる。
 ふわぁぁぁぁ
 なんだこれなんだこれ?
 やめろぉ……
 胸を……胸を揉まれるのが……こんなに気持ちいいなんて……
 ああーん……
 はぁぁぁん……
 ダ、ダメだぁ……
 感じてしまうぅぅぅ……

 ずぶりと男の指があそこに入ってくる。
 俺の躰がビクンと撥ねる。
 や……やだ……
 そんなところに指を入れるな……
 やめろぉ……
 そこは……そこはぁ……
 俺の中に入ってくるなぁ……
 ぐりぐりとかき回されていく俺の中。
 男の指が俺の奥を刺激する。
 はあぁぁぁん……
 な、なんだこれぇ……
 こ、これが女の?
 いやぁぁぁん…… 
 ダメだぁ……
 感じるぅ……

 「クククク……どうだ? 気持ちいいだろう?」
 「そ、そんなこと……」
 俺は必死に否定する。
 で、でも……
 男の指が俺の中を刺激して……
 き、気持ちいい……
 気持ちいいよぉ……
 中をかき回されるのって、こんなに気持ちいいことなのか?
 嘘だろ……
 これが……感じるってことなのか?
 「ククククク……気を付けろよ。感じやすくしてやったが、あんまり感じてイッてしまうと、元には戻れなくなるぞ」
 戻れなくなる?
 「そ、それはどういう……」
 「クククク……お前が一回イくたびに、お前の脳には女であることの喜びとアンゴクーの一員としての自覚が刷り込まれるようにしておいたのさ。何度もイッてると、ダガーレッドとしての意識が上書きされてしまうぞ。クックック……」
 「な? ふざけるな!」
 俺は男を蹴り飛ばそうとするが、全然力が入ってくれない。
 それどころか、躰が気持ちよさに身を任せてしまっているみたいだ……
 ダ、ダメだ……
 き……気持ち良すぎる……

 「はあぁぁぁん」
 ずぶりと男の太いものが俺の中に入ってくる。
 嘘……
 こ、これって?
 まさか……
 いやだぁ……
 俺は男なのに……
 男なのに……
 ダ、ダメ……
 で、でも……
 き、気持ちいいよぉ……
 これが……これがセックスなのかよ……
 あれを入れられるってこんな感じなのかよ……
 い、今までの男の感覚と全然違うぅ……
 ああーん……
 ダメェ……

 荒々しいピストンが俺の躰を揺さぶってくる。
 男のものが俺の奥まで突いてくる。
 躰ががくがくと震えていく。
 やだぁ……
 気持ちいい……
 気持ちいいよぉ……
 頭がぼうっとなる……
 躰がどこかに飛んでいきそう・・・
 ダメ……
 ダメ……
 ダメェ……
 ああああああああ……

 「クククク……どうやらイッたようだな」
 あ……
 頭が真っ白になって……
 イッた?
 俺……イッたのか?
 今のが……イく?

 男の大きな手が俺の頭をなでる。
 「ここはお前の部屋だ。好きに使え。あと地底城内なら好きにうろついても構わん。クックック……また可愛がってやる」
 あ……
 男はそう言うと、さっさと出て行ってしまう。
 俺は……
 俺は何をどうしたら……
 俺は……

                   ******

 汗と愛液で汚れた躰をシャワーで洗い流す。
 指に触れてくる柔らかい躰の感触。
 下を向くと否応なしに目に入る二つの胸。
 肌の色だってとても白い。
 本当に俺の躰は女に……ラビドナの躰にされてしまったようだ。
 胸の重みもチンポの無い股間も現実のものだ。
 ちくしょう……
 俺の躰を返せ……
 俺の男の躰を……
 ちくしょう……

 それにしても……
 地底城の連中も人間と変わらない生活をしているのだろうか?
 少なくとも、このラビドナにあてがわれた部屋を見る限りはそんな感じがする。
 戸惑いながらもシャワーを終えた俺は、タオルで躰を拭き部屋に戻る。
 大きな鏡が俺の躰を映し出している。
 丸い二つのふくらみを持つ胸。
 きゅっとくびれた細い腰。
 処理してあるのか、毛が無くつるんとした割れ目だけの股間。
 ここにさっきあの男のものが……
 あの感触が脳裏に浮かぶ……
 俺は唇をかみしめる。
 俺は……女のセックスをしたのか……
 
 鏡の向こうから見つめてくるラビドナの顔。
 倒したと思った憎むべき相手の顔。
 でも……
 俺はゆっくりと鏡に近寄る。
 そもそも俺はラビドナの顔をこんなにはっきりと見たことがあっただろうか?
 俺の目の前に現れるラビドナは、常に魔獣人やドロッコーと呼ばれる戦闘員たちを引き連れ、俺たちを憎々しげににらみつけてくるのがいつものことだ。
 そのラビドナが……こんな美しい顔をしていたなんて……

 もちろん違和感はぬぐえない。
 これが自分の顔だなんて思えない。
 でも……
 いやではない……気がする……
 ほんとに美しいと思うし、もしラビドナが普通の人間だったとしたら好きになれそうな顔だと思う……
 これが……
 ラビドナの顔……

 俺は首を振り、とりあえず着るものを探すことにする。
 いくらなんでもずっと裸でいるわけにはいかないし、とにかく服を着たいのだ。
 でも、いったい何を着ればいいのか……
 まさか……女の服?
 せめてズボンでもあれば……
 俺は何かないかとベッドの横にあるクロゼットを開けて見る。
 中にあったのは一揃いの服だけ。
 これは……
 ラビドナがいつも着ていた服じゃないか……
 脚を覆う薄手の黒タイツに、胸から股間までをカバーする黒いバニーガールスタイルの服。
 お尻にはご丁寧に白く丸いシッポまで付いている。
 両腕には肘から先を覆うがっちりとした灰色のアームカバーが付き、手首部分の外側からは細めの鋭い刃が伸びている。
 両脚用にもブーツ状の灰色のレッグアーマーが付き、かかとはハイヒールのようになっていた。
 首用には蝶ネクタイのようなリボンの付いた襟だけのものがあり、頭に着けるウサギ耳の付いた両耳を覆う形のヘッドフォンまである。
 まさにカジノなどで見かけるようなバニーガールそのものと言っていい。
 違うとすれば、両手両足が灰色のアーマーになっているというぐらいだろう。
 これを着ろと言うのか?
 俺は思わず顔がほてってくる。
 ラビドナは、は……恥ずかしくはなかったのか?
 確かにあいつはこの格好で俺たちと戦ってはいたけど……

 さすがにこれは恥ずかしいということでほかに探してはみたものの、結局これしか着るものは無く、俺は仕方なくこの衣装を着ることにする。
 は、恥ずかしい……
 俺は顔から火が出るような恥ずかしさを感じながらも、裸でいるわけにもいかないので、とりあえずストッキングのような透け感がある黒タイツを手に取って穿いていく。
 これ、下着もなしに直接穿くんだ……
 うう……なんでこんな目に……
 でも……穿いていくと、脚にぴったりフィットしてなんだか気持ちいい……
 タイツなんて子供の頃に穿いたくらいのような気がするけど、こんな穿き心地のいいものだったんだ……
 それに、このタイツは伸縮性はあるけど、とっても丈夫でちょっとやそっとじゃ破れたりしないみたいだな。
 見た目に反して結構防御性も高いのかもしれない。
 なにせ、ラビドナはこの衣装で戦っていたんだし……

 黒タイツを穿き終わると、次にレオタードというか水着のような黒いバニーガールのコスを着る。
 お尻に白く丸いシッポの付いた奴で、まあ、この尻尾がウサギってことなんだよな……
 なんというか、パンツを穿くような感じで両脚を通し、腰まで引き上げてから、両胸を服のカップ部分に収めていく。
 うう……なんというか見てはいけないものを見ているような気が……
 女って毎日こんなおっぱいを見ているのか?
 それにしても、この服もまたこの躰にぴったりフィットして、腰回りから腹部、そして胸をしっかりと覆ってくれる。
 肩ひもとかが無いので、胸のところがずれそうな気もしたけど、カップが吸い付くように胸の丸みをしっかりと受け止めるような感じで包み込んでくれるので、全く問題はないようだ。
 ラビドナの胸って……大きいし柔らかくて気持ちいいんだな……
 あ……ん……
 触っているとなんだか感じちゃいそうだ……

 俺は次に肘から先をガードするアームカバーに腕を通す。
 この灰色のアームカバーは外側に膨らみがあって相当に硬く、俺たちダガーナイツの主装備であるダガーでも簡単に受け止めてしまう。
 それどころかそこから鋭い細身の刃が伸びるようになっており、その刃は俺たちのナイツスーツすらすっぱりと斬り裂いてしまうのだ。
 おかげで俺は……
 お腹にまだあの時の痛みを感じるようだ……
 俺は首を振って、飛び出た状態の刃を引っ込めていく。
 なるほど、普段は格納できて、戦うときに腕を一振りすれば飛び出してくる仕組みか。
 俺は腕を振ってみる。
 シャキンという音がして刃が飛び出してくる。
 へえ……
 なんだか俺たちの装備より便利そうだな……

 俺はもう一度刃をカバーに収めると、今度はブーツを手に取りベッドに腰かける。
 そして黒タイツを穿いた足をブーツに差し込んでいく。
 自分の足とは全く思えない細身の足が、太もものあたりまでブーツに覆われる。
 この灰色のブーツもアームカバーと同じ素材でできていて、かなり硬くできている。
 でも、履いてみるとすごくフィットして俺の足を包み込んでくれる。
 膝上部分まで覆ってくれるので、防御効果も高そうだ。
 立ち上がってみると、やはりハイヒールで履き慣れない感じはするけど、なんとなくしっくりする感じだ。
 ハイヒールなんて穿いたことないのに……もしかして、これはこの躰の記憶みたいなものなのだろうか?

 あと残ったのは首に着けるリボンのついた襟の形をしたチョーカーと、頭に着けるウサギの耳を模した形の付いたヘッドフォン。
 あれ?
 チョーカーなんて言葉、俺いつの間に?
 何かで……見たのかな?
 ともかくこいつを着ければ首のところもカバーされるし、ヘッドフォンはスピーカー部分が両耳をすっぽり覆う形で、頭の上にウサギの耳がピンと立つ感じのものだ。
 俺はしばらくそれを眺めていたが、今は着けるのをやめにする。
 なんといっても恥ずかしいし、ほかはともかくこの二つは別に無くても困らないだろう。
 ラビドナはよくこんなものを着けていたものだ……

 ウサミミヘッドフォンとチョーカー以外を身に着けた俺は、あらためて姿見の前に立ってみる。
 うわぁ……
 むちゃくちゃ恥ずかしいけど……まあ似合っていると言えないこともない……
 だが、鏡に映っているのは暗黒帝国アンゴクーの女幹部ラビドナだ。
 俺たちダガーナイツを何度も翻弄してくれた憎むべき敵……
 なのに……これが今の俺の姿……
 どうしてこんなことに……

 ともかく今はここを脱出することだ。
 あの男が言ったようにもう俺の躰が処分されているとすれば、ここにいたところで元に戻れる可能性は低い。
 であれば、ここを脱出してダガーナイツのところに戻った方がいいだろう。
 この躰でダガーナイツに戻ったとして、はたして受け入れてもらえるかはわからないが、とにかくあのブズロムとか言う新たなアンゴクーの幹部のことを知らせなくちゃ。
 俺は気を付けながらそっと歩き出す。
 ハイヒールの足元が不安定でふらつく。
 それに、胸の重みが予想以上だ。
 女性って、いつもこんな重いものをつけて動いているのか?
 信じられないな……
 紗月希(さつき)もこんな感じで戦っていたのだろうか……

 ブーツのヒールの高さに戸惑いながらも、俺はゆっくりと歩いて部屋の入口まで行き、ドアを開けて左右を覗き見る。
 静かな薄暗い通路が伸びていて、どっちに行けばなにがあるのやら見当もつかない。
 ラビドナならわかるのだろうけど、あいにく今のこの躰は俺が脳だ。
 この城の構造がどうなっているのかなんてわかるはずがない。
 とにかく出口を探して動き回ってみるしかないか……

 カツコツと廊下に響くヒールの音。
 少し歩いただけなのに、なんとなくこのブーツにも胸の重みにも慣れてきた気がする。
 やっぱり躰としての記憶みたいなものだろうか?
 歩くことにも不安は感じなくなったし、なんとなくこのヒールの音が心地いい。

 左右にいくつかのドアはあるが、ここはおそらく居住区のようなものだろう。
 だとすれば、魔獣人やドロッコーたちがいるかもしれない。
 下手な動きをして、あのブズロムという男に知らせられても面倒だ。
 どこかこのあたりのドアとは違うドアを見つけた方がいいだろう。
 早く出口を見つけなくては……

 ザッザッという足音が廊下の向こうから近づいてくる。
 しまった!
 ここは身を隠すものが何もない。
 かと言ってここから逃げ出すにも、後ろ姿を見られてしまうだろう。
 こうなったら……
 他に知らせられる前に倒すしかない……
 俺は腕を一振りして、アームカバーから刃を引き出す。
 シャキンと音がして、一瞬で鋭い刃が伸びてくる。
 なるほど、これは使いやすい感じだ。
 この刃なら、一撃で相手を殺すことができるはず。
 俺は腕を胸のところで構えつつ廊下の壁を背にして、近づいてくる相手を待った。

 「ドローロー!」
 「ドローロー!」
 廊下をやってきたのはドロッコーと呼ばれる戦闘員二体だった。
 躰のラインの浮き出る全身タイツのような茶色のスーツを身にまとい、顔には目が一つだけという下級の魔人だが、集団での戦闘力はなかなか侮りがたく、警察や軍隊などでは歯が立たない。
 もっとも、俺たちダガーナイツにかかれば、こいつらが数体程度なら一人で何とでもなる相手だ。
 今の俺でもこいつら程度なら……
 だが俺が待ち構えていると、奴らは俺の姿を見るなり、気を付けをして右手を上げて敬礼する。
 そ……うか……
 俺はハッとする。
 一瞬驚いたけど、俺は今ラビドナの姿なんだ……
 こいつらにとって俺は指揮官であり、従うべき存在なのか……

 「ご、ご苦労。見回りか?」
 俺はアームカバーに刃を収め、ドロッコーたちに言葉をかける。
 敵対されないなら、むやみに戦うこともないだろう。
 この少し高い女声にも慣れてきた気がするな。
 「「ドローロー!」」
 敬礼をしたままコクコクとうなずく二体。
 「そ、そうか。引き続き頼むぞ」
 「「ドローロー!」」
 俺に声をかけてもらったことでなんとなく嬉しそうな二体のドロッコー。
 いや……
 なんというか、こんな感じで命令に素直に従われるのは、こっちもなんだかうれしくなる。
 俺は不動の姿勢を取る二体の脇を抜けて先へ進む。
 振り向くと、二体も何事もなかったかのように廊下を歩いていくところだ。
 そうか……
 下手にこそこそするより、こうしてこの姿を生かした方がいいのか……

 「ドローロー!」
 「ドローロー!」
 それから俺は特に身を隠そうとすることもなく、堂々とこの地底城内を調査する。
 どの部屋に行ってもドロッコーたちが背筋を伸ばして敬礼してくれるので気持ちがいい。
 実に規律が行き届いているみたいだ。
 もしかしたらダガーナイツなんかよりもずっと上下関係が厳しいのかもしれない。
 それだけ皇帝陛下は恐るべき相手ということなのだろうか……

 それにしても、地底城は広い。
 いったいこんな広い空間のものがどこに存在しているのかとも思う。
 巨大な動力炉らしき部屋。
 原理はよくわからないが、地底城内の動力を賄っているらしい。
 なぜか広間のような何もない空間も。
 とはいえ、放置されている部屋ではなさそうだ。
 訓練室なんかもあり、作られたばかりのドロッコーたちが訓練を受けている。
 食堂……のようなものもあったが、ドロッコーたちが泥の中から虫のようなものを取り出して、顔にある一つ目の中に入れていくという不思議な光景だった。

 だが、外に出る出口のようなものはどこにあるのだろう?
 一刻も早くこの地底城のことを奴らに伝えなくてはならないのに……
 まったく……
 こんな地底城のことをダガーナイツが知らないなんて……
 奴らの情報収集はどうなっているというのか……
 いや、これはアンゴクーの情報統制が完璧に行われているということなのかもしれない……

 ふう……
 歩き回っては見たものの、結局俺は元の居住区のあたりに戻ってきてしまう。
 出口のようなものは見つからなかった……
 いや、俺が見落としているだけなのかもしれないが……
 いったいどうやってここを脱出したらいいんだ……
 くそっ……

 「ほう……やはりその衣装はとても似合っているな」
 「お前は!」
 確かこのあたりだったと思いながら、さっき出てきた部屋の近くまで戻ってきた俺の前に、あの男が現れる。
 角の付いたヘルメットをかぶり、がっしりとした躰を鎧で覆った男だ。
 名はブズロム。
 そいつが廊下の向こうからやってきたのだ。
 俺は精いっぱいの憎しみを込めて奴をにらみつけてやろうとする。
 だが、それと同時に俺の心臓はドキドキと鼓動を速めていく。
 思わず男の股間に目が行き、そこに何があるのかを考えてしまう。
 あんなことを……
 あんなことをしてくるなんて……
 俺の脳裏にあの部屋でのことが思い出される。
 あんな……ことを……するなんて……

 「耳はどうした? その恰好ならやはり耳は必要だろう?」
 「そ、そんなのはどうでもいいだろ。こっちの勝手だ」
 俺はなんとか奴の股間から顔を上げてにらみつけようとするものの、なぜか奴の言葉につい目をそらしてしまう。
 この格好でいるところをじろじろと見られると、やはりとても恥ずかしくて顔がほてってきてしまう。
 どうして……
 どうしてそんな目で俺を見るんだ……

 「クックック……どうした? 何を怯えている? 怯える必要などない。お前は俺様のメスなのだからな、ラビドナ」
 ずかずかと近寄ってくるブズロム。
 「ふざけるな! 俺はラビドナなんかじゃない! 俺はダガーナイツの一員ダガーレッド! 赤村弘樹(あかむら ひろき)だ!」
 俺はそう言いながらも、奴から逃れるように思わず後ろへと下がってしまう。
 くそ……
 なんだか奴に見られているだけで力が入らない感じだ。
 なんなんだよ……

 「はっ?」
 奴は後ろに下がった俺に手を伸ばし、いきなり顎を掴んでくる。
 「は、離せ!」
 俺は振りほどこうとはしたものの、強い力で顔を上げられ、真正面から奴の顔を見てしまう。
 ブルドックのような浅黒くいかつい顔がニタニタと笑っている。
 「いいや……お前はラビドナだ。だが、以前のラビドナではない。俺様にひれ伏し、俺様のチンポを欲しがる俺様好みのいやらしいメスになるラビドナだ。クックック……」
 ぐっと顔を使づけてくるブズロム。
 「違う! 俺はおと……むぐっ!」
 いきなりブズロムの口が俺の口をふさいでくる。
 その瞬間俺の躰には電気が走る。
 ふわぁ……
 や、やめ……・
 俺の腰が奴の手で抱き寄せられ、彼の舌が俺の口に割り込んでくる。
 や……だ……
 だ……め……
 力が急激に抜けていく。
 なんで?
 なんでこんな……
 躰が溶けそうな……
 甘い……キス……

 「ぷあ……」
 唇が離れ、彼の唾液がつと糸を引く。
 あ……
 「ククク……またやりたくなったぞラビドナ。たっぷり可愛がってやろう」
 そう言われ、俺の躰は軽々と抱きかかえられてしまう。
 「やめ……ろ……」
 なんだか頭がぼうっとする。
 胸がドキドキして苦しくなる。
 躰がふわふわして力が入らない。
 なんだ……これ……
 俺……どうなって……

 ドアが開けられ、俺は部屋の中へと連れ込まれる。
 ここは……さっき出てきた俺の部屋だ……
 ふわっと躰が浮き、出てきたときのままのベッドが、彼の手から俺の躰を受け止める。
 ゴトンと音がして、なにがなんだかわからないうちに俺の脚からレッグアーマーが外される。
 「うあ……やめ……」
 俺はなんとか抵抗しようとするが、彼は無理やり俺の躰にかぶさってきてしまう。
 「ふあぁぁぁん」
 思わず声が出てしまう。
 服の上から彼の手が俺の胸を揉んできたのだ。
 ダメェ……
 胸は……胸は感じちゃうぅ……
 ああぁぁん……
 胸……揉まれてるぅ……
 気持ちいいよぉ……

 荒々しく引き下ろされる俺の服。
 あっという間に腰の下まで下げられてしまい、上半身が裸になってしまう。
 「ククク……そそる姿だ」
 彼の言葉に俺はゾクゾクッと感じてしまう……
 彼は……
 彼は俺の躰に興奮してくれているんだ……
 俺の躰に……
 ああ……
 どうして?
 どうしてうれしいの?

 「はぁぁぁん……はぁん」
 むき出しになった俺の胸がしゃぶられる。
 彼の舌が俺の乳首を刺激する。
 熱いよぉ……
 すごく熱いよぉ……
 あぁぁん……

 腰を持ち上げられ、服もタイツも無理やり下げられる。
 俺の躰は膝から上があらわになり、膝下にタイツとバニー服が引っかかっただけになる。
 むき出しになった股間を探り当てるようにごつい手が俺の下腹部を動き、彼の指が俺の中に入ってくる。
 「ひゃぁぁん」
 「いい声だ」
 彼の言葉に躰がカアッと熱くなる。
 なんでぇ?
 なんで声が出ちゃうのぉ?
 ダメなのに……
 こんなの絶対……ダメなのに……
 はぁぁん……
 気持ち良すぎるよぉ……

 俺の奥までかき混ぜてくる彼の指。
 よくわからないうちにどんどん気持ち良くされていってしまう。
 躰がただただ熱くなり、何も考えられなくなっていく。
 ああぁぁん……
 はあぁぁん……
 勝手に腰が動いていく。
 もっともっと奥までいじって欲しいと願ってしまう。
 俺の躰……どうなってるの?

 「あ……え?」
 急に指が抜かれてしまう。
 え?
 どうして?
 どうして抜いちゃうの?
 はぁぁん……
 いやぁ……
 ぬ、抜かないでぇ……
 もっと……
 もっと指でいじってぇ……

 気が付くと俺は足から服を蹴り捨て、彼の腰にからめるようにして回していく。
 ふあぁぁん……
 お願い……
 もっと……
 もっと欲しいのぉ……

 「ククククク……ずいぶんと欲しがるじゃないか。そんなにこれが欲しいのか?」
 彼が股間から太い肉棒を取り出している。
 あ……
 俺は思わず息をのむ。
 大きい……
 俺のなんかと……全然違う……
 その凶悪な太さに背筋がゾクゾクッとなる。
 ああ……
 あれを入れられたら……
 俺はどうなってしまうんだろう……

 「欲しいのかと訊いている」
 あ……
 ほ……欲しい……
 欲しいです……
 俺は無言でコクンとうなずく。
 「ならばお願いしろ。ブズロム様の太いチンポが欲しいですと」
 彼がニタッと笑みを浮かべる。
 あ……
 お、俺は……
 ダメだ……
 言っちゃダメだ……
 ダメなのに……
 俺は……
 「お、お願いです……ブ、ブズロム様の……太いチンポが……欲しいです」
 ああ……ブズロム様……欲しいです……

 「ひゃぁぁぁぁぁん」
 俺は思わず声を上げてしまう。
 彼の太いものが俺の中に入ってきたのだ。
 あああああああ……
 なんて……
 なんて太い……
 さっきも味わったはずなのに、まるで初めて味わう太さのように感じてしまう。
 はぁぁぁん……
 はぁぁぁん……
 気持ちいい……
 こんな太いものが入ってきたのに、私の躰は喜んでいる。
 もっと……
 もっと奥まで突いてほしい……
 もっと私をめちゃくちゃにしてぇ……

 「そうだ。それでいい。お前は俺様のメスなのだ」
 「はいぃ……はいぃ……」
 俺はうなずきながら、彼の首に両手を回し必死になってしがみつく。
 彼の強いピストンが私の中を突くたびに快感が全身を走っていく。
 信じられない……
 これがオスとメスのセックスだなんて……
 これが女の快感だなんて……
 最高……
 最高だよぉ……
 あああああ……

 「さあ、イけ。快楽を味わってイってしまえ。そうすればお前は上書きされる。新たな俺様好みのラビドナとなるがいい!」
 彼の言葉が聞こえてくる。
 上書き……されちゃう……
 ダメなのに……
 イっちゃダメなのに……
 止まらない……
 気持ちいいのが止まらない。
 躰がイきたいと望んでいる。
 ああああああ……
 頭がまたスパークする。
 もう何も考えられなくなっていく。
 はあああん……
 はあああああああん……
 ダメぇぇぇぇぇ……
 イくぅ……
 イッちゃうぅぅぅぅぅ・・・
 ひゃぁぁぁぁぁぁぁん……

(後)に続く
  1. 2021/09/19(日) 21:00:00|
  2. 女幹部・戦闘員化系SS
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太陽の牙ワグラム?

今日は土曜日。
ウォーゲームのソロプレイの日ということで、今回はこちらを。

21091801.jpg
古いタクテクス誌の付録で付きました「ワグラムの戦い」です。

21091802.jpg
初期配置をしたところです。
このゲームは1809年7月にナポレオン率いるフランス軍とカール大公率いるオーストリア軍の間で戦われた戦いをゲーム化したもので、青いユニットがフランス軍、黄色いユニットがオーストリア軍です。

21091803.jpg
フランス軍はさっそく前進。
勝利条件はより多くの得点を獲得したほうが勝利というもので、敵ユニットを除去するとその戦力分が点数になったり、オーストリア軍はナポレオンが布陣していたアスペルンやエスリンクの集落を占領したり、フランス軍はロスバッハ高地にいるユニットの戦力分が点数になったりします。
そのため、まずは敵ユニットの除去とロスバッハ高地の占領をフランス軍はもくろみました。

21091804.jpg
しかし、ロスバッハ高地の前面は小川が流れ、さらには林が存在するなど攻撃側には厳しい地形。
フランス軍はなかなかオーストリア軍を抜くことができません。

21091805.jpg
オーストリア軍は高地では待ち受ける形を取り、第三ターンの援軍とともに右翼(画像的には左側)からアスペルン・エスリンク方面へ向かうことに。
しかし、今度はフランス軍の壁がオーストリア軍を防ぎます。

21091806.jpg
戦いは翌日にまで続き、フランス軍はじわじわとオーストリア軍を追い詰めます。
オーストリア軍は失った戦力が45戦力を超え、士気阻喪状態に落ち込むことに。

21091807.jpg
ですが、オーストリア軍にはヨハン大公の援軍が登場。
史実では戦場に現れなかったヨハン大公ですが、ダイス目1が出たことで出現することに。

21091808.jpg
このヨハン大公の援軍が、場合によってはがら空きのアスペルン・エスリンクを占領する可能性もありましたが、今日は時間切れということでここまでに。

21091809.jpg
双方の失ったユニットたち。
戦力の失った数では圧倒的にオーストリアの方が多いのですが、最後の最後でまだオーストリアの逆転があるかもというところでした。
今回も楽しかったです。

今日もプレイ中のツイートをまとめましたのがこちら。
見て楽しんでいただければ嬉しいです。
21年9月18日のタクテクス誌付録「ワグラムの戦い」のソロプレイをしたときのツイートまとめ

明日はSSを一本投下したいと思っておりますので、お楽しみに。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/18(土) 18:48:24|
  2. ウォーゲーム
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変わるものですねぇ

ありがたいことに、今YouTubeでは毎週二話ずつ「秘密戦隊ゴレンジャー」を無料配信してくれております。
今週は第67話と第68話が配信になりましたのですが、実はこの第67回からゴレンジャーや仮面怪人たちのいわゆる「中の人」たちが、「大野剣友会」さんから、「JAC:ジャパンアクションクラブ」さんに変更になったんですね。

子供の頃に見ていた時はそんなことは全く気にしたことも無かったので、なにも思わず見ておりましたのですが、こうして今になって配信を視聴しますと、確かにバトルシーンがめっちゃくちゃ変わっているなぁと思わされました。
なんと言いますか、この第67話第68話ともに、ゴレンジャーもゾルダーたちも「飛び回る」んですわ。
いわゆるトランポリンアクションですね。
それが大幅に取り入れられていて、ゴレンジャーたちのアクションがすごく派手になっているんです。

これは大野剣友会さんとJACさんの得意分野の違いということなんでしょうけど、落ち着いた重い戦いの大野剣友会さんのゴレンジャーと、派手に飛び回るJACさんのゴレンジャーという感じで、見ていてこんなに違いを感じるものなんだと正直驚きましたです。

個人的にはゴレンジャーという作品にはJACさんの方が「似合っている」のかなぁという気はしますけど、これは好みもありますからどっちがどうというものでもないですしねー。

ゴレンジャーも残り16話。
アクションが派手になったJACさんのゴレンジャーを楽しみたいと思います。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/17(金) 18:04:11|
  2. 映画&TVなど
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ええい! 9巻はまだか!

先日届きましたゆうきまさみ先生のマンガ「新九郎、奔る!」の第8巻。
先ほど読み終えましたー。 ヾ(゚ー゚*)ノ゙

21091601.jpg   21091602.jpg
こちらが表紙。
この8巻で、ある意味主役ともいうべき存在の今川義忠殿ではありませんか。(^o^;)

今だ収まる気配のない応仁の乱の発端となった細川勝元と山名宗全双方が退場する中、新九郎殿は備中から京へ、さらには駿河から伊豆へとこの8巻では移動に次ぐ移動ですね。
駿河では読者としても懐かしさを感じる姉上との再会ですし、伊豆では関東状勢に絡む堀越公方とも面会という。
まだまだ新九郎殿は自らが状勢を動かす人物ではありませんが、着々と人とのつながりができている感じですね。

そして事態は風雲急を告げるというところで次巻に続く。
うおお!
早く9巻が見たいー! (>o<")

ということで次巻が出るのが待ち遠しいです。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/16(木) 18:15:28|
  2. 本&マンガなど
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629号

タミヤニュースの10月号(629号)が到着しました。

629.jpg
こちらが表紙。
今号はイタリア空軍のF-104Sに付けられていたマークだそうで、上が第12航空群、下が第36航空団のマークとのこと。

今号の「第二次大戦イタリア軍装備解説」は、R.S.I義勇ベルサリエリ部隊とその装備。
1943年の休戦後、イタリアは枢軸側と連合軍側に分かれて戦うことになりますが、その枢軸側であるイタリア社会共和国(R.S.I)では、部隊の再編成等を行うわけですけど、それでは時間がかかるということで、自国の危機に義勇兵として駆け付けた者たちも多かったとか。
そう言った義勇兵の中に名誉称号「ベルサリエリ」を冠した部隊がいくつかあり、そのうちの一つ第1義勇ベルサリエリ大隊「ベニート・ムッソリーニ」について今号では触れられてました。
彼らはイタリア人パルチザンなどとイタリア人同士で戦うという過酷な状況となり、終戦後には生き残った兵の多くが収容所で亡くなることになったとのことでした。

また、今年はタミヤの1/12オートバイシリーズが40年目の節目とのことで、四ページにわたってこれまでのモデルを紹介。
新作も近々発売になるとのこと。

巻中の情景写真はノルマンディー上陸後に内陸に向けて進撃する米軍が、ある街に入ってきたというシーン。
M10とM24の二輌のAFVを路上に配し、柵で区切られた公園には米兵たちが展開するという感じです。
建物、電柱、柵、樹木とそれぞれの工作技術の高さを感じます。

また、今号は四ページにわたって「東武タミヤモデラーズWEBコンテスト2021」の受賞作を一挙公開。
AFVあり、航空機あり、自動車、バイクありとどれもすごいですねー。
見てて楽しいです。

それにしましてももう10月号。
早いですなぁ。
今年も残り三ヶ月半ですね。
寒い冬が来るよー。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/15(水) 18:51:47|
  2. タミヤニュース
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負けられない一週間

いや、どの週も負けられては困るんですけど、今週はやはり負けられない一週間ですよねー。

今週の阪神は今日明日が三位のヤクルトと神宮で二連戦。
そのあと金、土と甲子園で中日と二連戦。
最後日曜日に甲子園で巨人と一試合という一週間。

ねー、やっぱり負けられないですよねー。(^_^;)
ヤクルトとは悪くても一勝一敗でしょうし、中日にも甲子園ですから連勝しておきたいですし、巨人にはもちろん負けるわけにはいきません。(笑)

まあ、そううまくいくわけがないのはわかってはおりますけど、やっぱりここで落ちていくわけにはいきませんからねぇ。
できれば4勝、悪くても3勝してほしいところです。
もうねー、ここまで来ますとどの球団相手だから楽勝なんてことは一つもないわけで、とにかく1勝1勝取っていくしかないんですよね。
ホント久しぶりのこの感覚。
なんとかトップでゴールしてほしいところです。
がんばれタイガース。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/14(火) 17:57:32|
  2. スポーツ
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なんか妙な感覚ですね(笑)

先日100円ショップに行ったときに、「五本指靴下」を見かけたので、購入してきました。
すでに穿かれていらっしゃる方も多いとは思いますけど、私は初めてなんですよねー。

ということで、穿いてみたんですけど、一本ずつ指を入れるだけに普通の靴下よりは穿きづらい面はある感じでしょうか。
なんというか、ちょっと奇妙な感じはありますねー。(^_^;)

靴下を穿いているのに五本指というのは、目で見ても見慣れない感じでこちらも妙な感覚です。
まあ、穿き慣れれば問題はないんでしょうけどね。

とりあえず二足分購入してきましたので、週のうち一二回は五本指靴下で過ごすことになりますかねー。
そのうち慣れるでしょ。(笑)

今日は短いですがこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/13(月) 18:02:28|
  2. 日常
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一回の裏だけで40分間だったとか

いやぁ、いったい何があったんだって感じでしたね、昨日の日ハムの試合。
ソフトバンクさん相手に17-5の圧勝ですよ。
しかも一回の裏だけで11点取るというね。
なんでも一回の裏の日ハムの攻撃は40分間もあったとかいう話ですよ。

打者一巡どころか延べ15人で6安打4四死球に相手の失策が2個ですか。
それは11点も入りますわな。
ツボにハマったというか、ま、こういうときってなかなか止まらなかったりするんですよね。
すごいですわぁ。

日ハムは二回の裏にも打者一巡で5安打2四球で5点を奪い、二回終了時点で16-0。
正直この時点でもう勝負ありという感じでしたねぇ。
とはいえ、なにが起こるかわからないのが野球の怖いところ。
日ハムが二イニングで16点取れたということは、ソフトバンクだって二イニングで17点とか取ってくるかもしれんのです。
まあ、幸いそうならなかったのでよかったよかった。

そして大勝の翌日は負けたりしちゃうものなんですけど、今日も3-0で勝てたのはまたよかったですね。
残念ながら今季はほぼ決まった感じですけど、来季に向けて少しでも勝ちを味わっておきたいところ。
残り試合も頑張ってほしいですね。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/12(日) 17:45:56|
  2. スポーツ
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きゃー! スクープさん愛してるー!

今日は土曜日ということでウォーゲームをソロプレイ。

21091101.jpg
今日はウォーゲームと言うにはちょっと微妙な、SFウォーゲームの「アステロイド」(HJ版)をプレイすることに。
このゲームは、狂ったコンピュータによって地球への落下軌道に乗った小惑星を、何とか破壊しようとする人間たちの活躍をプレイするもので、本来はコンピュータ側と人類側に分かれてプレイするものですけど、今日はソロプレイです。

21091102.jpg
ゾロソロと小惑星内に侵入する人間たち。
彼ら12人に地球の運命が託されます。

21091103.jpg
小惑星内のロボットたちは、基本的にはコンピュータに支配されているので人類側の敵となるわけですけど、雑用ロボットの中にはチット引きでこのように「フレンドリィ」と出る場合があり、この場合は人類側のユニットとして動かせます。
今回は最後にこのロボットが結構活躍してくれました。

21091104.jpg
また、チットの中にはダイス目次第で敵にも味方にもなる不安定なものもおり、今回はハンソン少佐と相討ちに。

21091105.jpg
そうこうして進んでいくうちに、ニコルはこの危機的状況でもしっかりカメラを回しているスクープにほれ込んでしまいます。
(^_^;) スクープかよ。
そして、彼らはついにメインコンピュータを発見。

21091106.jpg   21091107.jpg
メインコンピュータを停止させると自動的に自爆装置が入り、小惑星内の全部のロボットが動き出しはじめます。
すでに人数が半減していた人類側は、ラッキーの負担が大きくなり、ついには彼のラッキーポイントも尽きることに。
まさか28ポイントもあって運が尽きるとは…… Σ( ºΔº )

21091108.jpg
それでも、なんとかこの五人が脱出に成功。
小惑星は自爆し、地球は救われました。
(*´ω`)

21091109.jpg
残念ながらお亡くなりになった人たち。
英雄ではあるんでしょうけど、彼らの活躍はすべてニコルとスクープの儲けになってしまうんでしょうねぇ。(笑)

今回もプレイ中のツイートをこちらのまとめましたので、お楽しみいただけるかと思います。
21年9月11日のHJ版「アステロイド」をソロプレイした時のツイートまとめ

今回も楽しいソロプレイでした。
今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/11(土) 18:42:43|
  2. ウォーゲーム
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さすがに二軍落ち

先週末の巨人三連戦を2勝1分けで切り抜けた阪神ですけど、昨日までのヤクルト三連戦はいやぁ、いい負けっぷりでしたねぇ。(笑)
12点、3点、13点ですか。
投手陣が崩壊しましたねぇ。
┐(´д`)┌ヤレヤレ

先発投手が崩れ、中継ぎ陣も抑えられないという悪循環。
抑えられなければ勝つのは難しいです。

そして打線がまたうまくつながらない感じですねぇ。
決して打ててないというわけではないのですけど、点に結びついていないという。
特にルーキーの佐藤君は深刻で、ついに今日二軍落ちです。
これはもう仕方ないですねぇ。

とはいえ、いまだに貯金は15でセ・リーグ最多。
決して悲観することはありません。
カード勝ち越しを目標に一つ一つ勝っていきましょう。
佐藤君も二軍で打撃の勘を取り戻してくれれば、まだまだ後半残ってますし、活躍してもらえると思います。

今日からはマツダスタジアムで広島との三連戦です。
とにかくカード勝ち越しを確実に取ってほしいところですね。
がんばれタイガース。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/10(金) 18:35:05|
  2. スポーツ
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新リュックを手に入れてきました

今日は定期通院で外出。
現在札幌は「緊急事態宣言」中ではありますが、通院と食料品の買い出しだけは出ないとならんですねぇ。

で、通院の帰路にある衣料品店によって新しいリュックを見ることに。
私は買い物の時は便利なのでリュックを使っているんですけど、価格の安いものを使いつぶすという形でおりまして、今使っているものも非常に安価なものを使っているのですが、先代が結構長持ちしてくれたのに対し、今使っているのは肩ひもがやや弱くなってきておりまして、どうせだから買い替えようかなと。

使い勝手自体はとても良くて慣れているということもあり、今回も同じものにしようと探してみたところ、ちゃんと同じものがありましたので、色違いで購入することに。
これまた安価で599円。
一年ごとに交換してもいいよねって感じの価格なんですよねー。

ということで新リュックを手に入れましたので、今度買い物に出かけるときは新リュックかなー。
なんか新しいもの使うときってわくわくですよね。
楽しみです。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/09(木) 18:37:33|
  2. 日常
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即戦力ルーキーとは言うものの

昨日は札幌ドームで日本ハムと楽天の一戦がありました。
両チームの先発は日本ハムが伊藤大海投手、楽天が早川隆久投手という即戦力ルーキー同士の対決です。
やはりお互いに今年のルーキー同士ということで、期するところはあったのではないでしょうか。

試合は先制したのは日本ハム。
四回に近藤選手と移籍してきた佐藤選手のタイムリーで2点を奪います。
しかし、直後の五回に楽天も小深田選手の2点タイムリーで同点に追いつかれることに。
ですが、同じ五回の裏にハムも近藤選手が2点タイムリーを放って4-2と再びリード。
このリードを七回まで伊藤投手が守り、その後は堀投手とロドリゲス投手が何とか抑えて逃げ切り勝利。
伊藤投手は9勝目となりました。

いや、すごいですよね。
今日上沢投手が同じく9勝目に挑戦するわけですけど、現時点では日本ハムで一番勝ち星を挙げているのが伊藤投手な訳ですよ。
いかに即戦力ルーキーとは言いましても、ここまでハムの投手陣を支えてくれるとは思いませんでした。
ほんとに伊藤投手がいなかったらどうなっていたことか……

ここまで来たら二けた10勝に行ってほしいですよね。
何の問題も無ければあと4回ぐらいは登板できるのではないかと思いますので、できるだけ勝ってほしいところです。
がんばれ伊藤投手&ファイターズ。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/08(水) 18:15:16|
  2. スポーツ
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新たな次元

10月から開始される予定の新作ルパン三世のアニメですが、今日、驚きの発表が。

なんと、これまでずっと一貫して次元大介役を演じてこられました小林清志さんが、今作第一話を持って次元役を勇退し、第二話から大塚明夫さんが新しく次元役を演じられることになったとのこと。
あー、ついに交代となりましたかぁ。

思えば初代のルパン三世の放送が1971年。
今から50年も前の話なんですよね。
それからずっと小林清志さんは次元役を演じてこられましたのですから、本当にすごいことです。
50年間一つの役を演じ続けるなんて、ちょっと考えられないことですよね。

とはいえ、小林清志さんも88歳とご高齢になられ、正直お声もお歳を召していらっしゃったなぁというものも感じてきておりましたので、交代はやむを得ないところかなとも思います。
新たに次元役となられました大塚明夫さんは、こちらもベテラン声優さんでおられますので、小林清志さんの次元を引き継ぎつつ、新しい次元像を見せてくださるのではないかと期待ですね。

思えば初代のルパン三世は父の大塚周夫さんが石川五右衛門役を演じられておられました。
その息子さんである大塚明夫さんが次元大介役を受けるというのも、何か縁というか運命のようなものがあったのかもしれませんね。

ともあれ10月開始の新しいルパン三世が、とても楽しみになりました。
札幌でも放送されるというので見なくては。
(*´ω`)

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/07(火) 18:34:51|
  2. アニメ
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45年前

今から3年前の2018年9月6日は、「北海道胆振東部地震」の発生した日でした。
道内の一部地域で震度7を観測するという大きな地震で、その後全道を襲った大規模ブラックアウトと呼ばれる大停電とともに、非常に印象に残った地震でしたが、幸い我が家は本やDVDが棚から崩れ落ちたり食器が落ちたくらいで済み、タンスなどが倒れたりするようなことが無かったのは助かりました。

そんな9月6日ですが、実は道内に大きな衝撃を与えた事件が同じ9月6日だったとは気づきませんでした。
「ベレンコ中尉亡命事件」です。

今から45年も前の1976年(昭和51年)になりますが、北海道函館の函館空港に当時のソ連空軍の新鋭戦闘機MiG25が強行着陸し、パイロットのベレンコ中尉が西側への亡命を求めたというこの事件。
その発生が9月6日だったんですねー。

いやぁ、もう懐かしいという感じになってしまいますけど、当時は結構な騒ぎになったんですよね。
函館空港は封鎖され、テレビで大きく報道された記憶はありますが、実際どういう状況だったのかは、当時はほとんどわからなかった気がします。
ただ、ベレンコ中尉は希望通りアメリカに亡命し、機密の塊と言われた最新鋭機MiG25は日本とアメリカによってばらされ調べられてしまったということで、ソ連にとってはほぼ最悪だったんだろうなぁとは思ったものでした。

今では当時の状況とかも知ることができますが、なかなか日本にとっても防空網の弱点を突かれたような形になっており、また、「警察」と「自衛隊」の問題みたいなものもあったんだなぁと思わせられますね。
まだ「冷戦」という状況の中での事件でしたので、一歩間違えれば直接の銃火を交えるようなことにもなったのかもしれません。
そういうことにならずによかったものです。

この事件が9月6日というのはTwitterで知りました。
おかげで当時のことをなんとなく思い出しましたねぇ。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/06(月) 18:53:37|
  2. 日常
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驚きの勝ち越し!

いやいやいやいや、びっくりしましたねー。
昨日の試合、これはもう負けだろうと覚悟していたんですけど、結果を見たら阪神が勝っていたじゃないですか!
いったい何があったんだと思ってしまいましたよ。

大山選手が逆転サヨナラツーランでしたかー。
ヽ(´▽`)ノヤッター
巨人の抑えビエイラ投手からホームランとは恐れ入りました。
これまで打てずに苦しんでいましたからねぇ。
やっと当たってきましたでしょうか。

あとは今日も勝って三タテといきたいところですよね。
秋山投手に頑張ってもらいたいところです。
それと佐藤君ですね。
なんとかまた調子を上げてもらいたいです。
頼みますよー。
今日も頑張れタイガース。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/05(日) 18:00:17|
  2. スポーツ
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ブーフホルツ駅ってどこ?

今日は土曜日ですから、ウォーゲームのソロプレイを。

Squad Leader
今回は「Squad Leader」の同梱シナリオからシナリオ7の「ブーフホルツ駅」をソロプレイすることに。

21090401.jpg
こちらが初期配置。
このシナリオは各分隊の配置ヘクスまで指定されているというわりと珍しいシナリオで、配置に悩むようなことはありません。

21090402.jpg   21090403.jpg
1944年12月16日。
ドイツの崩壊も近いと油断していた米軍兵たちは、建物の前に並んで食事の配給を待っていました。
一方士官たちは暖かい建物の中で優雅な食事を楽しみ、クリスマスを楽しみにしておりました。

21090404.jpg
しかし、そこに向かってドイツ軍の歩兵部隊がひたひたと接近していたのです。

というシチュで始まるこのシナリオ。
勝利条件は先に相手を「退却」させたほうが勝ちというもので、自軍の分隊、操作班、指揮官、ハーフトラックの除去数が10個以上になった瞬間に「退却」する形となります。
また、ドイツ軍は盤南端より7個分隊を脱出させても勝利です。

21090405.jpg
独軍の接近を知って慌てて飛び出す米軍士官たち。
ロビンソン大尉(9-2)は武装ハーフトラックに乗り込み、ジャクソン中尉(7-0)とグリーン軍曹(9-1)はHMGを載せたジープに飛び乗って走り出します。

21090406.jpg
じわじわと接近するドイツ軍に対し、なるべくLOS(射線)が通らないような位置へと展開。
米軍は火力が高いので迎え撃つには有利ですが、撃ち合うと士気の低さがつらいところ。

21090407.jpg
米軍は独軍のLOSをふさぐべくトラックを前進。
これでAA1からY6への射撃をふさぎます。
が、逆にこれでAA7からY10への射撃も通らなくなってしまうというミス。

21090408.jpg
また、米軍はW6の丘の上にHMG装備のジープを上がらせます。
これがなかなか効果的で、独軍は後退路がふさがれることに。

21090409.jpg
このあとは両軍の射撃戦となりますが、やはり火力の高い米軍が独軍を削っていくことに。
独軍も米軍を混乱させはするものの、除去まではなかなかできません。

21090410.jpg   21090411.jpg
結局5ターン目で独軍の損害が10ユニットに達してしまい、「退却」となってしまいました。
米軍の損害は4ユニットでしたので、米軍の圧勝という感じですかね。

バルジの戦いと言いながらも、装甲車輌の支援がまったくない独軍では、米軍を「退却」させるとはいきませんでしたね。
せめて突撃砲でもあればよかったのかも。
(*´ω`)

今回もプレイ中のツイートをまとめましたのがこちらになります。
21年9月4日の「Squad Leader」のシナリオ7をソロプレイした時のツイートまとめ

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/04(土) 18:37:20|
  2. ウォーゲーム
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一気に動いた総理辞任

近々行われる予定の自民党の総裁選、菅総理の再選なるかなぁと思っていたところでしたけど、今日一転して菅総理は総裁選に出馬しないということが明らかになりましたね。
まさに急転直下という感じですが、これで総理大臣も辞任ということになり、菅内閣は一年で終了という形になりました。

確かにびっくりですねー。
数日前は出馬するという話でしたので、選ばれるかどうかはともかく、出るだろうとは思ってましたから。
まあ、とはいえ、勝ち目厳しいのかなーとも思っておりましたので、出てもダメと踏んだのかもしれませんね。
ともあれ大変な時期の総理のお仕事、お疲れ様でした。

さてさて、次の総理はどなたになりますのか。
そして衆議院選挙はどうなりますのやら。
政治が大きく変わる可能性はありますね。

いい方向に向かうとばかりは言えないのが政治の世界。
選挙対策の甘い言葉にばかり幻惑されてしまわないように、私も気をつけなくてはなりませんね。

ところで、セ・リーグは今日から阪神-巨人戦です。
勝負どころの一つだと思いますので、何とか勝ち越してほしいところ。
できれば三連勝してほしいですけど、二勝してくれれば御の字かなぁ。
頼みますよー。
がんばれタイガース。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/03(金) 18:23:57|
  2. ニュース
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やっと調子のよい時期が来たか?

先週の金曜日の西武戦から、日本ハムは昨日まで1分けを挟んで4連勝と調子がいいです。
1引き分けの時も7-0とリードしていた展開から8-8の引き分けになったもので、打線はこの5戦で7点、8点、6点、3点、12点と打ちまくっている状態。
やっと打線がつながってきましたかねぇ?

新たに四番に座ることもある野村選手や、育成から再度上がってきた高濱選手、石井選手などの若手に加え、西武から移籍してきた佐藤選手や木村選手がじょじょにチームに慣れてきたかなという感じでしょうか。

また、オリンピックでも活躍してくれたルーキー伊藤投手に、上沢投手、昨日はバーヘイゲン投手も6回まで投げてくれました。
投手陣も少し良くなってきましたかね。

それにしても、この時期が来るのがやっぱり遅すぎましたね。
5月6月ころにこういう状況が来てくれていれば、もう少し上にいたのかなぁという気もします。
今年はやっぱりチーム全体の調整のミスでしょうかねぇ。
もちろん戦力の薄さは大きいのですけども……

中田選手の件はとにかく残念でしたけど、ある意味「強制的」に若手を使わざるを得なくなっているわけですし、若い選手にはこのまま頑張ってほしいですね。
一方大田選手あたりにはまだまだというところを見せてほしいですし、近藤選手にはチームをまとめていってほしいですね。

正直すでに「来季」に向けての布陣での試合ということになるのでしょうけど、残りひと月ちょっとを有効に使っていただきたいところです。
大砲となるべき長距離打者が欲しいところですよねー。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/02(木) 18:57:33|
  2. スポーツ
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今日から9月

今日から9月です。
早くも今年は残り今月を入れても4ヶ月ですか。
早いですねー。
まさに光陰矢の如し。

北海道の場合は、ここからつるべ落としで冬になっていくんですよねー。
まだまだ暑い日もあるんですけど、朝晩が急速に寒くなっていくという。
先日買い物に行ったときも、気温的には結構まだ暑かったんですけど、空の雲が掃いたようなすうっとした雲で、秋の空になったなぁって感じでした。

早ければ10月末には初雪です。
11月には雨より雪が多くなる感じで、12月には真っ白になってくることでしょう。
おお、やだやだ。(笑)

また燃料代がかかりますねぇ。
今年の灯油代はどうなりますか。
気になるところです。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2021/09/01(水) 18:10:54|
  2. 日常
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  4. | コメント:0

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舞方雅人

Author:舞方雅人
(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
どうぞ楽しんでいって下さいませ。

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