今日は土曜日なのでウォーゲームの日。
今回は結局「ブルー&グレー」をソロプレイすることにしました。

「ブルー&グレー」はかつてSPI社が出版したアメリカ南北戦争の会戦を扱ったゲームで、コマンドマガジン日本版83号で付録に付きました。
今回は四種類あるうちの「シャイロー」をプレイすることに。

「シャイロー」はその名の通り「シャイローの戦い」を表したゲームで、無造作に陣を張っていたグラントの北軍に対し、A・ジョンストンとボーリガールの率いる南軍が攻めかかった戦いです。
史実では北軍がかろうじて踏みとどまり、辛勝となりましたが、果たしてどうなりますか?

初期配置は固定ですので悩むことなし。
スタックは二ユニットまで可能ですが、初期配置ではスタックしているものは一つも無し。
移動力は全ユニットで一律6移動力なので、ユニットには戦力しか書いてません。
南軍はまずは北軍に攻め寄せます。
北軍は移動制限ルールがあり、最初の二ターンは北か北東に一ヘクスしか動けません。
なので、南軍に攻撃されているユニットを救援に行くこともできません。
また、戦闘は相手ZOCに入っているユニットは必ず攻撃をしなくてはならないMastAttackなので、北軍は不利でありながらも攻撃をしないわけにはいかず、勝手に攻撃して勝手に混乱するというつらい状況。
混乱したユニットは夜になるまで回復できず、敵ZOCに入ることができなくなるので、戦力になりません。
混乱は選択ルールではあったのですが、今回は取り入れてみましたが、かなり影響が大きいですね。

夜間ターンを挟んだことで、一度全軍の混乱が解除された二日目の開始時点。
しかし、北軍は渡河点に追い詰められつつあります。

今回の北軍はこの一振りで負けが決まったようなものでした。
南軍の突出してきた9戦力旅団ユニットのスタックに対し、2:1の包囲を仕掛け、1から4が出れば18戦力を除去できるという絶好のチャンスに、出目は5。
_(:3 」∠)_ あう……
Ar(攻撃側後退)となって、全部隊が混乱してしまうことに。
これで北軍は攻撃の手段がなくなってしまい、ひたすら南軍に殴られる羽目に。

最後は渡河点を占領されてジ・エンド。
グラントは解任され、のちに大統領になることもできなかったことでしょう。
簡単なルールで移動と戦闘を繰り返すだけのゲームではありますが、手軽に楽しめて歳食った頭にはありがたいゲームです。(笑)
今回は混乱ルールを入れましたが、影響が結構大きいので、ちょっと悩ましくもありますね。
TSR版ルールではダイスを振って1が出ると回復できるので、それを組み合わせてもいいかもしれません。
さて、来週は何やりますかねー。
久しぶりに「Squad Leader」かなー。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/03/27(土) 18:52:02|
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