昨日まで、ブログ開設から5500日到達記念SS「あいつのママは俺のメス馬」を投下させていただきましたが、今日は短編を一本投下させていただきますねー。
タイトルは、「「いいもの」をもらってしまった女性教師」です。
はたして「いいもの」とは何なのでしょうか?
お楽しみいただければと思います。
それではどうぞ。
「いいもの」をもらってしまった女性教師
「う、うーん・・・」
背筋を伸ばして硬くなった躰をほぐしていく。
机に向かって同じ姿勢をしているものだから、時々こうやって躰をほぐしてやらなくてはならない。
ついでにお茶でも淹れようか。
そう思い席を立つ柳野麻梨(やなぎの まり)。
彼女はこの女学院の教師であり、教師である以上はいろいろとやらなくてはならないことが多かったのだ。
「ふう・・・さて、もうひと頑張り」
お茶を淹れて席に戻る。
試験の検討、授業の進め方、生徒との接し方、やることは山ほどあるのが今の教師だ。
わかってはいるのだが、時々むなしくもなってくる。
はたして、自分の授業は生徒たちの役に立っているのだろうか?
彼女たちの将来に少しでも有用であるといいのだが・・・
気が付くと、もうずいぶんと遅い時間。
ほかの教師たちもほとんどいなくなっている。
そろそろ切り上げて帰ったほうが良さそうだ。
完全に仕事を終えたわけではないのだが、まあ、残りは明日でもいいだろう。
麻梨はそう思い、机の上を片付けて席を立つ。
「それじゃお先に失礼します」
まだ残っている教師たちに挨拶をして、職員室を後にする。
蛍光灯に照らされた廊下がどこか寒々しい。
昼間は生徒たちの声が響く学校も、夜も遅くなれば寂しいものだ。
階段を降りて職員玄関から校舎の外へ出る。
春の陽気がやっとこの時間まで残るようになってきて、暖かいのはありがたい。
今学年はまだ始まったばかり。
また一年間生徒たちを指導していかなくてはならない。
麻梨は思わずため息をついて苦笑した。
『ん・・・んん・・・』
どこからか声が聞こえたような気がする。
なんだろう?
気のせいだろうかと思いかけたとき、荒い息遣いのような音も聞こえてくる。
「なにかしら?」
校舎脇の方からだ。
こんな時間だが、まだ残っている生徒がいるのかもしれない。
一応確認したほうがいいかも・・・
麻梨は校門へ向かうのをやめ、校舎脇の暗がりの方へと向かう。
「ん・・・ん・・・んん・・・」
荒い息遣いと規則正しい押し殺したような声。
え?
まさか・・・
学校の敷地内で?
そんな・・・
まさか・・・
あまりにも脳裏に思い浮かんだことがバカげているとは思ったものの、高校生ともなれば性に興味を持つのは避けられない。
しかし、ここは女学院の校内だ。
生徒同士でというよりも・・・誰かが忍び込んで生徒を襲っているのかもしれない。
とにかく何をしているのか確かめなくては。
校舎脇のごみ置き場。
音はその陰の方から漏れている。
麻梨はいつでも通報できるようにスマホを手にそこへ駆け込むと・・・絶句した。
「ん・・・んぐ・・・んん・・・」
女学院の制服を着た女子生徒が一人、地面にぺたんと腰を下ろし、口に男の股間のものをくわえさせられている。
逃げられないように頭の両側を押さえつけられ、無理やりにくわえさせられたうえで前後にピストンさせられているのだ。
そして、その女子生徒を押さえつけ、無理やりくわえさせているのは・・・鬼だった。
「そ・・・んな・・・」
青白い肌をしたそれこそ民話に出てくるような鬼がそこにいたのだ。
額には一本の角が生え、尖った耳や牙の生えた口を持ち、筋肉隆々とした躰つきをしたまさに鬼。
腰巻を巻いた下半身からは太い性器が屹立し、無理やり女子生徒の口を犯している。
そんな信じられないような光景が、麻梨の目に飛び込んできたのだった。
「むっ、見たな?」
鬼がギロッとした目で振り向く。
「ヒッ!」
その赤い目を見た瞬間、麻梨はその場にへたり込んでしまう。
とてつもない恐怖に襲われ、立っていられなくなったのだ。
「あ・・・あああ・・・」
悲鳴も上げることができず、スマホを操作することなど論外だ。
ひと睨みされただけで、麻梨はもう何も抵抗することができなくなっていた。
「ほう、女か。しかもどうやらここの関係者のようだな。ちょうどいい、しばらくそこでおとなしくしていろ」
野太い声が麻梨の腹に響いてくる。
それが何か重しを載せられたかのように麻梨の躰を動かなくさせてしまう。
それこそ、息をするなと言われれば、息を止めてしまいそうなほどに麻梨はもう逆らうことができなくなっていた。
「ん・・・んん・・・」
その間も鬼は女子生徒の口を犯し続けている。
太い性器を口に押し込まれ、苦しそうにしている。
何とか助けなくてはならないはずなのに、まったく声を上げることすらできない。
「んん・・・んちゅ・・・んむ・・・」
えっ?
麻梨は驚いた。
女子生徒の表情が、だんだんととろけてきたのだ。
あれほど苦しそうにしていたはずなのに、今では自ら鬼の性器をおいしそうにしゃぶっているようなのだ。
これはいったい?
「グフフフ・・・どうやら俺のモノの味が分かったようだな。さあ、出すぞ。飲め」
鬼がそう言うと同時に、女子生徒の口から紫色の粘りのある液体があふれてくる。
どうやら鬼の精液が彼女の口の中に放出されたのだろう。
それが口の中で収まりきれずにあふれたのだ。
「ん・・・んぐ・・・ん・・・」
口の中の精液を飲み込んでいく女子生徒。
その目はどこか虚ろで生気がない。
「よし、少し眠れ」
鬼が女子生徒にそう言うと、女子生徒はその場にくたっと倒れ込む。
どうやら鬼に眠らされてしまったらしい。
でも、どうしたら・・・
「グフフフ・・・」
鬼がその太い性器を腰巻の下にしまい込むと、麻梨の方へと向き直る。
「ひっ・・・」
思わず息をのむ麻梨。
もしかしたら次は自分かもしれないのだ。
だが、逃げようにも躰がまったく動かない。
悲鳴を上げることさえできないのだ。
誰か・・・
誰か助けて・・・
「グフフフ・・・女、お前はここの『教師』と言われる存在だろう? 違うか?」
麻梨のそばにやってくる鬼。
大人の男性よりもほぼ頭一つ分ぐらい身長が高く、横幅も広い。
何より筋肉が発達しており、力はとても強そうだ。
麻梨の首など一捻りしてしまうだろう。
「答えろ!」
「は、はい・・・そうです」
麻梨は逆らえなかった。
鬼の野太い声が彼女に抵抗の余地を与えなかったのだ。
麻梨はもう、まるで蛇に睨まれた蛙のように、おとなしく従うしかなかった。
「グフフフ・・・ならばちょうどいい。お前は俺の手伝いをするのだ」
「えっ?」
麻梨は驚く。
手伝いを?
いったいどういう?
「グフフフ・・・ここは若くて生きのいい女がたくさんいる。ここを巣にすればいつでも若い女の精気を食うことができるからな。そのためには俺のために働く奴がいると助かる」
「なっ?」
麻梨は声を失う。
この学院を巣にしようというのか?
鬼の巣に?
「そ、そんなこと・・・で、できません・・・」
麻梨は必死に首を振る。
こんな鬼に学院を好き勝手にされてたまるものか。
なんとしても生徒たちを守らねば。
そうは思うものの、現実には鬼を前にして何もできない自分が歯がゆい。
せめて・・・せめて誰か来てくれれば・・・
「グフフフ・・・なぜだ? お前にもいい目を見せてやるぞ。そうだ。『いいもの』をやろう。こいつをもらえばお前も考えが変わるだろう」
そう言って鬼は腰巻の下に手を伸ばす。
いったい何をするつもりなのかと麻梨がいぶかしがっている間に、鬼は何やら下腹部に力を込め、何かを取り出そうとしているようだ。
「ん・・・んんんっ・・・ふん!」
やがて鬼は腰巻の下から手を抜くと、太いピンク色の巨大なミミズのようなものを握っていた。
長さは一メートルにはやや届かないほどだが、それは頭の部分がまるで男性器のような形をしており、今にも口のところから精液を出すのではないかと思えるほどにそっくりなのだ。
その巨大なミミズのようなものが、うねうねと鬼の手の中でうねっている。
鬼はそれを麻梨の顔のそばに差し出した。
「ひぃっ!」
小さい悲鳴を上げる麻梨。
「どうだ? かわいいとは思わんか?」
ニタッと笑う鬼に対し、麻梨は必死に首を振る。
「グフフフ・・・そうか。だが、こいつはお前のことを気に入ったようだぞ」
巨大ミミズのその男性器のような頭部が、まるで鳴き声を上げるかのようにうねって、麻梨の頬のそばをかすめていく。
「いやぁっ!」
思わず両手で払いのけようとする麻梨。
「グフフフ・・・そう嫌うな。なに、こいつがもたらしてくれる快楽を知れば、お前もすぐにこいつがかわいく思えるようになる」
そう言って、鬼は麻梨の躰を押し倒し、タイトスカートの中に手を入れた。
「い、いやっ!」
逃げようと必死にもがく麻梨だったが、鬼の力は強く身動きができない。
鬼は麻梨のスカートの中でパンストとショーツを引き裂くと、むき出しになった股間に手にしたミミズをねじ込んでいく。
「ひぃーっ!」
いきなり太いものを突き入れられ、麻梨は痛みに悲鳴を上げる。
「グフフフ・・・こいつは『淫蟲(いんちゅう)』というやつでな。お前の躰に潜り込み、肉体に癒着してお前に快楽をもたらすようになる。そうなればお前も楽しめるぞ」
「いやぁぁぁぁ・・・むぐっ!」
先ほどまでとは違い身の危険がそうさせたのか、麻梨は大きな悲鳴を上げたものの、すぐに鬼によって口をふさがれてしまう。
「怖がることはない。すぐに気持ちよくなる」
「むーん・・・むー」
口を押えられながらいやいやをする麻梨。
その間にもミミズのような生き物は麻梨の中に入り込み、胎内で動いているのを感じてしまう。
それと同時に強烈な快感が一気に襲ってきて、麻梨は一瞬にして絶頂してしまった。
ああ・・・そんな・・・
なにがなんだかわからないうちに全身の力が抜けていく。
麻梨の目から一筋の涙がこぼれた。
「グフフフフ・・・気持ちよかっただろう? まあ、その『淫蟲』と仲良くするんだな。ククク」
ぐったりした麻梨から離れ、立ち上がる鬼。
そのまま寝かされていた女子高生を抱え上げ、闇の中へと消えていこうとする。
「ま、待って! その子は? 彼女は?」
麻梨は力の入らない躰で必死に手を伸ばす。
「グフフフ・・・俺の名は淫鬼(いんき)だ。覚えておけ」
鬼はそう言い残し、姿を消す。
「そ・・・んな・・・」
あとには麻梨だけが残された。
******
頭がぼうっとする。
なにがなんだかわからない。
あの後どうやって帰ってきたのかも覚えていない。
なぜ通報も何もしなかったのかもわからない。
一つだけ言えることは、手が止まらないということだけだ。
この淫鬼によって植え付けられた淫蟲を扱く手が止まらないということだけ・・・
「ああ・・・で、出るっ!」
麻梨が握る太いミミズのようなものの先端から、ビュルッと紫色のねばつく液体が噴出する。
そのたびにベッドのシーツが紫色に染まる。
もう何度出したかわからない。
でも、出しても出しても止まらない。
まるで壊れてしまった何かのよう。
気持ちよくてたまらない。
もっともっと出したくなる。
扱くのをやめられない。
あの後、麻梨は気が付くと電車に乗っていた。
いつの間にかパンストとショーツは脱ぎ捨てられ、タイトスカートの下はむき出しだった。
隣のつり革につかまる女性のにおいが鼻をくすぐってくる。
いいにおいだ。
とてもたまらない。
麻梨の中で何かが書き換えられていく。
女が・・・
女が欲しい・・・
麻梨のスカートの下で何かが蠢いていた。
それが麻梨には心地よかった。
もっと彼女のにおいを嗅いでいたかった。
もっと彼女と触れ合いたかった。
もっと彼女を感じたかった。
だが、そう思ううちに麻梨の家の最寄り駅についていた。
麻梨は名残惜しさを感じたものの、ふらふらと電車を降りて家に帰る。
夜が気持ちいい。
気が付けば道にはあちこちに女の姿がある。
それがとてもドキドキする。
女が欲しい。
家に帰ってきてふらふらとベッドに横たわる。
なんだかよくわからない。
今日は何があったのか?
明日は何をしたらよかったのか?
とりあえず躰を起こして服を脱ぐ。
上着を脱いでスカートを下ろす。
「ひっ!」
麻梨は悲鳴を上げた。
股間から太く長いミミズのようなものが伸びていたのだ。
それは麻梨の性器の中へとつながっており、先端が男のペニスの亀頭のような形状をしていた。
そいつはまるで自意識を持つかのように鎌首をもたげ、麻梨の顔と向き合っていた。
「そんな・・・」
麻梨は思いだした。
あの淫鬼がこの淫蟲を麻梨の中に埋め込んだのだ。
それが今こうやって頭を出している。
なんということだろう。
麻梨はすぐに両手で淫蟲を抜き取ろうと握り締める。
「ひっ!」
だが、その途端、背筋がぞくぞくするほどの快感が麻梨の躰を走り抜け、麻梨はベッドに倒れ込んだ。
「あ・・・あああ・・・」
気持ちいい・・・
気持ちいい・・・
麻梨の手が自然に動き始める。
淫蟲を扱き始めるのだ。
まるで男が自分のペニスを扱くように。
ああ・・・気持ちいい・・・
麻梨の扱く手が止まらなくなる。
淫蟲がその先端から紫色の液体を出すまでに、それほど時間はかからなかった。
******
「ん・・・」
麻梨の目がゆっくりと開く。
カーテンの隙間から差し込む外の光が、部屋をすでに明るくしている。
もう朝だ。
麻梨はゆっくりと躰を起こし、布団をめくる。
あちこちが紫色に染まったシーツ。
掛け布団の下のタオルケットにも同じ染みが付いている。
それがなんだかほほえましい。
昨夜たっぷり出したというのに、寝ている間にも出してしまったのだろう。
旺盛な性欲が内からあふれてくるのだ。
もっともっと出したい。
女を犯してたっぷりとそそぎ込みたい。
そして精気を食らうのだ。
若い女の精気をたっぷりと。
麻梨は笑みを浮かべる。
そして、先ほどから彼女の股間から延びて鎌首をもたげている淫蟲にそっと手を伸ばして引き寄せる。
うふふふふ・・・
なんて素敵なのかしら。
ええ・・・
これからはいつも一緒よ。
あなたと私は一つなの。
よろしくね。
麻梨は淫蟲の頭にそっとキスをした。
なんだか照れ臭そうにも見える感じでするすると麻梨の胎内に消えていく淫蟲。
うふふふ・・・かわいい・・・
それはもう麻梨にとって嫌悪するべき存在ではなくなっていた。
たった一晩で、麻梨の世界はすっかり書き換わってしまっていたのだ。
麻梨はベッドから起き出すと、カーテンを開ける。
朝のまぶしい陽光が差し込み、麻梨の顔を照らし出す。
麻梨は自分の世界が変わってしまったことを感じていた。
昨日までとは全く違う世界。
欲望のままに生きる世界が広がったのだ。
するりと股間から淫蟲が顔を出す。
それを見た麻梨の顔に思わず笑みが浮かぶ。
「ええ・・・わかっているわ。さあ、狩りに出かけましょう。クフフフフ・・・」
ぺろりと舌なめずりをする麻梨。
そう。
狩られる側だった彼女は、狩る側へと変わっていたのだった。
身支度を整えて学園に向かう。
道にも電車内にも美味しそうな女がたくさんいる。
知らなかった。
この世界にはこんなに美味しそうな女たちがたくさんいたなんて。
これなら思う存分狩りができるだろう。
淫蟲も待ちきれなさそうにスカートの下で蠢いている。
ちょっと気を許すと、スカートを持ち上げてしまいそうだ。
ダメよ・・・
こんな大勢のいるところではダメ。
獲物と二人きりの時じゃないと・・・ね。
うふふふふ・・・
麻梨は淫蟲にそう言い聞かせる。
麻梨と淫蟲とはもう一つの存在。
麻梨は淫蟲であり、淫蟲は麻梨なのだ。
麻梨は学院に着くのが待ち遠しくてたまらなかった。
学院に到着した麻梨は、胸いっぱいに空気を吸う。
まだ始業前だが、すでにここは女の精気で満ちている。
淫鬼様がここを巣にしようと望むのも当然だと麻梨は思う。
その巣の一員に選ばれたことが麻梨はうれしい。
この学院を淫鬼様の巣に作り変える。
彼女はそのために選ばれたのだ。
そのためのご褒美も一緒に。
早くだれか女を襲いたい。
胎内の淫蟲も待ち焦がれている。
誰がいいだろう?
この学院にはかわいい娘がたくさんいる。
選び放題だ。
ああ・・・
早く誰か食べたいわぁ。
麻梨は職員室の窓から、登校してくる生徒たちの姿を眺めていた。
舌なめずりをして・・・
******
「ひっ!」
おびえる女子生徒。
その表情が麻梨に背中がゾクゾクするほどの快感をもたらす。
知らなかった。
これが獲物を追い詰める快感。
狩るものの喜びなのか。
知らなかったわぁ。
一日がとても長く感じた。
授業をやっていても、ついつい生徒たちに目が行ってしまう。
誰にしよう。
彼女がいいかしら。
こっちも美味しそう。
そう思うだけでゾクゾクした。
休み時間になるたびにトイレに駆け込み淫蟲を扱く。
そうしないと、待ちきれない淫蟲が授業中にスカートを持ち上げそうになるのだ。
まるで男がズボンの前を膨らませるように。
今日はこの娘に決めた。
地味でおとなしいメガネの娘。
おそらくまだ生娘だろう。
においがそう教えてくれる。
こういう娘はこれを待ち望んでいるに違いない。
ひとたび淫蟲の味を知れば、病みつきになるに違いないわ。
手始めにこの娘の精気をたっぷりと・・・
クフフフフ・・・
「せ、先生・・・冗談は・・・」
準備室の隅に追い込まれる女子生徒。
名前はなんだったかしら?
そんなことはどうでもいいわ。
私はただ犯したいだけ。
お前をたっぷりと犯したいだけ。
麻梨の口元に笑みが浮かぶ。
タイトスカートが淫蟲の頭部に持ち上げられ、まるでスカートの下にペニスがあるような形が浮かぶ。
「せ、先生・・・?」
その浮き出た形を見て、女子生徒が青ざめる。
「クフフフフ・・・怖がることはないわ。とっても気持ちよくしてあげるから」
ぺろりと舌なめずりをする麻梨。
もはや彼女にとって女子生徒は守るものではなく狩るものなのだ。
「いっ、いやっ!」
どうにか逃げ出そうとする女子生徒を壁に押し付け、スカートの下から淫蟲をのぞかせる。
「ひぃっ!」
その太いミミズのようなものは、先端がまるで男性器のような形をしているのだ。
「クフフフフ・・・お前の精気を味わわせてちょうだい」
麻梨は両手で女子生徒を押さえつつ、淫蟲を彼女のスカートの中へと入れていく。
同時に女子生徒の口をふさぐようにキスをして、その舌で彼女の口の中を味わっていく。
「む・・・むぐぅ・・・」
力で押さえつけられる恐怖に何もできない少女は、麻梨のなすがままとなっていく。
やがて淫蟲は器用に女子生徒のショーツの下へと潜り込み、彼女の股間へと入っていく。
ああ・・・温かくて気持ちいい・・・
淫蟲の歓喜が伝わってくる。
これが・・・
これが女を犯す気持ちよさなの?
なんて気持ちがいいのだろう。
最高だわ。
麻梨はもう快感しか感じない。
これこそが彼女の求めるものであり、彼女の喜びなのだ。
「ああ・・・幸せぇぇぇぇぇ!」
麻梨はそう叫んでいた。
「ん・・・んむ・・・んちゅ・・・」
とろけたような顔で一心に麻梨の股間から延びる淫蟲をしゃぶる少女。
先ほどまでの恐怖におびえた表情はかけらもない。
「クフフフ・・・いい娘ね。美味しいでしょ?」
椅子に座って足を開き、スカートの下から延びる淫蟲がしゃぶられるのを見つめる麻梨。
なんてすばらしいのだろう。
これでもうこの娘は私のとりこ。
いつでも呼び出して精気をすすることができるのだ。
もちろん彼女一人では足りない。
もっともっと多くの生徒を犯さなくては。
もっとたっぷりと。
クフフフフ・・・
ふと背後に気配を感じて振り返る。
「グフフフフ・・・どうやらプレゼントは気に入ってくれたようだな」
ニタッと下卑た笑いを浮かべている鬼がそこにいた。
「淫鬼様」
麻梨は驚いたように彼の名を呼ぶ。
まさかこんな時間から姿を見せてもらえるとは思わなかったのだ。
慌てて立ち上がろうとした麻梨を、淫鬼が手で制する。
「いい、そのまま楽しめ」
「よ、よろしいのですか、淫鬼様?」
麻梨にはもう様付けで呼ぶことに何の違和感も感じない。
「よい。俺は・・・」
ゆっくりと麻梨の背後から前に回ってくる淫鬼。
そのまま麻梨の下から延びる淫蟲をまたぐようにして椅子の前に仁王立ちとなり、腰巻の下からその巨大な肉棒を出す。
「お前の口をいただこう」
「ああ・・・はい、喜んで。淫鬼様」
麻梨の表情が緩む。
淫鬼様のペニス。
それはどんなものよりも素晴らしい。
麻梨はそっと淫鬼のペニスに頬擦りすると、その先端にキスをして頬張っていく。
「んん・・・んむ・・・」
なんて幸せなのだろう。
上からは淫鬼様のペニスに口を犯され、下では逆に麻梨の淫蟲が女子生徒の口を犯しているのだ。
こんな快楽があっただろうか?
麻梨の全身を快感が貫いていく。
「グフフフ・・・淫蟲は気に入ったか?」
「んちゅ・・・はい・・・とっても・・・」
女子生徒同様にとろけた表情を浮かべている麻梨。
「俺のために働いてくれるな?」
「もちろんです。こんな『いいもの』をいただけたのですもの。私は淫鬼様のためなら何でもいたします」
こくりとうなずく麻梨。
淫蟲は最高だ。
もう淫蟲なしでは生きられない。
これからは淫蟲でもっともっと学院の女子生徒を犯すのだ。
そして、この学院を淫鬼様の巣に作り変えるのだ。
麻梨はそう思う。
「グフフフ・・・いい娘だ。この学園を俺の巣にする手伝い、期待しているぞ」
「はい、お任せくださいませ。淫鬼様」
麻梨はうっとりと崇拝の目を淫鬼に向け、再び彼の太いペニスにむしゃぶりつくのだった。
END
以上です。
これで本当に手持ちのSSはすべてきれいさっぱり吐き出してしまいましたので、次作までは少々お時間をいただくかもしれません。
とはいえ、何か書きたいなぁとはいつも思っておりますので、なるべく早く次作を投下できればと思います。
それでは次作をお楽しみに。
ではではまたー。
- 2020/08/12(水) 21:00:00|
- 異形・魔物化系SS
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