なんだか無性に宇宙船を飛ばしたくなってしまったので、GDW/HJのSFゲーム「MAYDAY」をソロプレイ。

「MAYDAY」は一隻の宇宙船を過去・現在・未来の三つのユニットで表現する面白いゲームです。
過去位置と現在位置を結び、その延長線上に来る未来位置のユニットを、その宇宙船の加速力分だけ移動させることで、簡単に宇宙船のベクトル移動を表すことができるのです。
もっとも、そのために一人のプレイヤーが扱える宇宙船の数はせいぜい二隻がいいところでしょうか?
さらにミサイルなんか撃ちだした日には、ユニットが多数交差して大変なことに。(笑)
この「MAYDAY」は、もともとGDW社のTRPG「TRAVELLER」の宇宙船戦闘をサポートする感じで作られたゲームですので、「TRAVELLER」世界では加減速がほぼ無限に行えるのですが、これをベースに国際通信社の「RPGamer」誌で加減速回数を制限した近未来の宇宙船戦闘を扱う「MAYDAY2100」というバリアントルールが発表されまして、それが非常に私の好みですので、だいたいこのゲームをプレイするときはそのルールに沿って楽しんでおります。
今回も、加減速の噴射回数が10回しかないという宇宙民間貨物船で、α星からβ星まで貨物を運ぶという、ただそれだけのことをプレイしてみることに。

α星の軌道上で貨物と推進剤を満載した宇宙貨物船。
それぞれ過去・現在・未来のユニットが置かれているだけで、この三つで一隻の宇宙船なのです。

目的地のβ星までの間には、宇宙の難所ともいうべき小惑星帯があるという設定にしました。
爆発マーカーですけど、小惑星の集団を表すこととして、この周囲一ヘクス以内は小惑星が密集しているために航行が難しいとしました。

目的地のβ星。
ヘクス数的にはこんな近距離に隣の惑星があるということはないのでしょうけど、簡略化のためにこの位置に。

α星を発進し、小惑星帯を抜けていく貨物船。
今回は海賊の妨害があるわけでも何でもない単純な航海なんですけど、この時点ですでに噴射を5回も使ってしまっているという。

β星の軌道上で無事に周回軌道に乗ることに成功した貨物船。
あとは荷物を下ろすだけです。
実はこれは二度目の航海の画像。(笑)
一回目の時には、噴射回数が一回足りなくて、うまく軌道に乗せられませんでした。
/(^o^)\ナンテコッタイ
いや、単純にα星からβ星までの航海なんですけど、噴射回数が10回しかないとなると、これが結構面白い。
無事に貨物を届けるには充分に減速するための噴射回数を残しておかないとならないというね。
これが「TRAVELLER」の宇宙船なら、ほぼ無限の加減速ができるという化け物なので、何の問題もないんですけどねー。
「TRAVELLER」の宇宙船は推進剤を噴射して進んでいるわけじゃないんですよねー。
それはそれで面白いんでしょうが、制限があるというのがまた楽しいですよね。
ということで、宇宙船を動かすことができて満足しました。
楽しかったです。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2020/04/21(火) 18:20:19|
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