一昨日、左手の親指をざっくりとやってしまった舞方ですが、せっかくの休日を怪我したからといって何もしないで過ごすというのもつまらないと思い、「Squad Leader」のソロプレイを昨日行いました。(*´ω`)

とはいえ、昨日は父の病院に見舞いに行くことが決まっておりましたので、比較的手軽で短時間で終わるシナリオをプレイすることに。

選んだのはTTS-AL3「フォースドマーチ」です。
AL0が基本ベースとなりまして、1、2、3、4とそれぞれバージョンに変化をもたらすことで、同じシナリオではあるけど何度も楽しめるというものになっているシナリオです。
今回はバージョン3を選びました。
このバージョンは麦畑が存在するようになる代わりに、ドイツ軍が先攻となるバージョンです。

勝利条件は、盤端から侵入する11個分隊のソ連軍が、反対側の盤端より5個分隊を終了までに脱出させれば勝利となります。
ドイツ軍は5個分隊をもってソ連軍の勝利条件を阻むことが目的です。
このシナリオは「Squad Leader」の練習用として考案されたもので、両軍ともに機関銃がないため、分隊同士の射撃戦を覚えるには好都合となっています。

両軍の第一ターンが終了したところです。
麦畑等が間にあるため、第一ターンは両軍とも移動のみに終始。
「Squad Leader」では許されている道路1ヘクスを0.5移動力で移動することで、ドイツ軍はこの辺りまで行くことができます。

第二ターンのドイツ軍ターンが終了したところです。
ほぼソ連軍の脱出を妨害できる位置に陣取ることができました。
この時、ドイツ軍は前進射撃をするのを失念しておりました。

ソ連軍の勝利条件は、このJ列からP列の間のどこかの盤端から盤外に脱出しなくてはなりません。
必然的にドイツ軍を蹴散らさないと脱出は難しいのですが、ゲームのターン数も五ターンまでしかないので、のんびり射撃戦をしているわけにもいきません。
ソ連軍の第二ターンは移動で数の優位を生かそうと考えます。
機関銃がないため、一個の分隊は一個のヘクスしか撃てないということを利用し、ばらけることで独軍の射撃を飽和させようともくろんだのです。
それに対して独軍は目標に目標マーカーを置いていきます。
移動した分隊に対し、ここで撃つよというマーカーです。

ソ連軍の目論見は惨憺たる結果に終わりました。
開豁地を移動するのは、やはり敵にとってはいい的になってしまうため、相手の射撃にマイナス2の修正が行ってしまいます。
さらにドイツ軍にはマイナス1とマイナス2の指揮官がおり、彼らの指揮する射撃はソ連軍に大きなダメージを与えました。
なんと4か所で受けた射撃により3個もの分隊が除去され、1個分隊が混乱してしまったのです。
混乱は予想しておりましたが、除去が3個にも及ぶとは想定以上でした。
これで早くも11個分隊のうち4個が役に立たなくなったのです。

二ターン終了時。
ソ連軍はそれでもドイツ軍への接近を試みます。

三ターン終了時。
ソ連軍の射撃はダイス目が悪くドイツ軍にダメージが行きません。
逆にドイツ軍はソ連軍の数を減らしてきます。

四ターンのソ連軍の移動終了時。
それでもソ連軍はなんとかドイツ軍の射撃をかいくぐり、3個分隊を盤端にまで持ってきました。
1個分隊も盤端まであと一ヘクスというところです。
しかし、ドイツ軍の射撃でソ連軍の1個分隊がピンゾロを出して狂暴化してしまいました。
狂暴化した分隊は理性的な行動をとれなくなり、とにかく一直線に敵に向かっていくようになってしまいます。
つまり、この狂暴化した1個分隊は脱出せずにドイツ軍の方へ行ってしまうのです。

四ターン終了時。
ソ連軍は2個分隊が脱出に成功し、盤端の1個分隊も脱出できそうではありますが、残り2個が脱出できるかわかりません。
しかも1個は混乱しており、回復ができないとその時点で負けが確定です。

最終ターン終了時です。
結局ソ連軍は混乱した分隊の回復に失敗し、狂暴化した分隊も白兵戦で返り討ちにあってしまうという結果に。
3個分隊は脱出しましたが、やはり最初に3個分隊を失ったのが最後まで響きましたね。
ということでドイツ軍が勝ちました。
今回は初期配置から終了までだいたい2時間ほどで済みました。
それでも結構楽しめました。
やっぱり「Squad Leader」は楽しいですね。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2019/02/10(日) 18:14:29|
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