昨日のブログに書きました「どっちにしようかなスターリングラード」は、とりあえず以前ソロプレイも行ってある程度ルールを把握していたこっちをやってみることに。

コマンドマガジン誌66号付録の「ATS BASICGAME2」です。
このゲームにはAFVも登場しますが、今回は歩兵戦闘だけのシナリオ4「ア・フュー・ブレイブメン」をソロプレイしてみることに。

とりあえず両軍を初期配置。
まずはよくわからないので分散配置を心がけてみました。
これならひとまとめで撃たれることも少ないはず。
勝利条件はソ連軍が独軍の占拠している建物を奪い返すことでVP(勝利ポイント)が入り、6VP以上を獲得すること。
独軍としては建物を守り切らねばなりません。
初期配置的にはもうほとんど目と鼻の先に敵がいる状態でのスタートです。
とはいえ、このマップはスターリングラードの徹底的に破壊されまくった市街地を表しているので、意外と隣接するまで相手が見えないという場合も結構あるのが曲者です。
第一ターンのイニシアチブはサイコロ勝負でソ連軍が取りました。
ということでソ連軍は先手を選びます。(後手を選ぶことも可能)

ソ連軍はG4ヘクスの一個分隊と中機関銃+士官(射撃結果表で2列有利にできる)を使い、E4ヘクスの独軍を攻撃。
E4ヘクスの独軍はたまらず分隊が損耗し、下士官ともども士気チェックにも失敗というありさま。
このゲームは将棋のようにソ連軍の一ユニットなり一スタックなりが移動戦闘を終えると、独軍の一ユニットなり一スタックなりが移動戦闘を行うというもの。
ということで独軍も中機関銃と分隊及び士官を使ってソ連軍の今射撃したグループを射撃。
これでソ連軍も分隊が損耗しましたが、士気チェックには成功しました。
このゲームは周囲にいる味方ユニットの数が士気チェックの時に有利な修正として働くので、なるべく周囲に味方がいてくれる方がいいのです。

建物を奪取しなくてはならないソ連軍は、一個分隊を匍匐前進で独軍の建物の隣に進めます。
これに対して独軍はE2ヘクスの分隊が機会射撃で攻撃。
ソ連軍の分隊は士気チェックには成功したものの半分に減ってしまいます。

独軍はE6にいた分隊をE4の応援のためにE5に匍匐前進させますが、今度はこれをソ連軍が機会射撃で攻撃。
ダイス目が良くドイツ軍も分隊が3/4に減ってしまったうえ、士気チェックにも失敗です。

このように交互に手番を繰り返していくわけですが、移動したユニットにはこの矢印の「移動マーカー」が置かれ、移動しましたよということを示します。
このマーカーの置き方にも意味があり、匍匐前進の場合はユニットの上に、突撃移動の場合はユニットの後ろに、疾走移動の場合はユニットの後ろに置かれた上に疲労マーカーもユニットの上に置かれます。

こうしてすべてのユニットが移動や射撃を行うか、双方が二回連続で手番をパスすると、そのターンの移動戦闘フェイズが終了です。
ほぼ一ユニットずつの交互手番なので、結構時間がかかりました。
移動戦闘フェイズが終わると、今度は敵のいるヘクスにも侵入できる浸透移動および白兵戦の近接突撃フェイズになります。
このフェイズもダイス目勝負が行われ、またもソ連が先手を取りました。
ASLやSquad Leaderですと、この直前に士気阻喪したユニットは潰走して逃げてしまうのですが、ATSではそういうルールはないようで、士気阻喪したユニットのところにも浸透移動ができるようです。
続いて行われる白兵戦では、お互いに士気チェックが行われ、防御側の士気阻喪ユニットは除去とあるので、すでに士気阻喪しているユニットは無条件除去になってしまうのですかね?

今回は一応そういう解釈で士気阻喪の独軍ユニットは全滅とみなしました。

白兵戦が終われば、すべての移動と射撃のマーカーを取り払い、一ターンが終了です。
今日は時間がなかったので、ここまでとしました。
ASLやSquad Leaderと違い、射撃で何らかの結果が出ることは、イコールユニットの損耗となるので、士気チェックに成功したから無傷というわけにはいかないんですよね。
たった一ターンでしたが、双方そこそこ分隊に損耗がありました。
あと、結構時間も食いますね。
でも、慣れるともう少しスピーディに行えるかも。
なかなか面白いゲームでした。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2019/01/19(土) 17:49:22|
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