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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

初回に10点

あーつーいー!
もうそれしか言葉が出ないです。
いっそ殺して・・・_(:3 」∠)_

今日はついに札幌も33.9度まで上がりました。
( ・д・)ノアツサイラナイ

そんな中、釧路では最高気温が21.6度と札幌とは12度も低い場所で日ハム対ロッテ戦が行われ、日本ハムが14-1で圧勝しました。
14点のうち10点は初回の一イニングだけで奪ったもので、ロッテの先発石川投手は一イニング持たずに交代に。
この10点で勝負ありでしたね。

明日は帯広とのことで、予想最高気温が32度らしいですから、温度差で調子を崩したりしないようにしてほしいですね。
熱中症に気を付けてほしいところです。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/07/31(火) 17:53:24|
  2. スポーツ
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今年は7校増加

夏の一大イベントの一つであります「全国高等学校野球選手権大会」、いわゆる夏の甲子園ですが、今年はなんと第100回目という記念大会。
そのため例年は各都道府県代表に南北北海道と東西東京を加えた49校が出場するのですが、今年は南北埼玉、東西千葉、南北神奈川、東西愛知、南北大阪、東西兵庫、南北福岡と7県が2校ずつの代表となったことで全56校という大規模大会となりました。

その56代表校が今日すべて決定したということで、いよいよ開幕まであとわずか。
今年はそのために日程もやや長く、開会式が8月5日。
プリキュアがその余波で放送休止ということに。(苦笑)

全国的に猛暑酷暑ということで、大会中の選手や応援の方々の熱中症が心配ですが、どうか充分に注意して無事に大会を終えてほしいところです。
北北海道代表の旭川大高、南北海道代表の北照高校、両校の頑張りに期待したいです。
できればまた優勝旗を北海道に持ってきてほしいところですねぇ。
100回記念の大会の優勝が北海道なんてことになったら、もう最高なんですけどねー。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/07/30(月) 18:00:42|
  2. スポーツ
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やめてください、死んでしまいます

暑いですー!

今日は札幌でも最高気温が31度を超えてます。
暑いです。
死にそうです。
エアコンありません。
汗だくです。

でも、休みの日なのでトイレ掃除しました。
お風呂掃除もしました。
部屋の掃除もお洗濯もしました。
汗だくです。

皆様、熱中症にはくれぐれもご注意をー。
あーつーいー!

この暑さは週の前半は続きそうです。
つらいなぁ。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/07/29(日) 17:26:41|
  2. 日常
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施設のお祭り

今日は父の入所する施設で夏祭りが開催される日でした。
なので、妹と二人で顔出しに。

イベントを楽しみ、屋台で食べ物を買ってみんなで食事。
入所者にも特製のお弁当が用意され、父もそれなりに食べてました。
とはいえ、量が結構多く完食するまでにはいきませんでしたけど。

その後はいつもの談話コーナーで話をしてましたけど、今日は屋外で暑さにさらされたので父の体調のことも考えて早々に辞去。
我々が帰った後で調子崩してないといいのですが。

私と妹は帰りに札幌駅の周辺でウィンドショッピングして帰宅。
ちょっと疲れました。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/07/28(土) 18:25:39|
  2. 日常
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藤浪君・・・

昨日の阪神-広島戦、阪神の先発は藤浪君でした。
何とか広島打線を抑えてくれと、祈ってはおりましたが・・・

ダメでした。
炎上しました。
一イニングどころか一死を取るのがやっとで交代でした。
五失点でした。
orz

うーん・・・
どうもなりませんねぇ。
二軍ではそれなりにいい投球をしているようなのですが、上に上がるとダメっぽい。
困ったものです。

このまま阪神にいてもダメなんですかねー。
コーチの手にも負えないんですかねー。
阪神投手陣の軸になってほしかったんですけどねー。

藤浪君二軍落ちだそうです。
どうしたものか・・・
矢野監督、何とかしてあげてくださいー。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/07/27(金) 18:22:34|
  2. スポーツ
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驚きのトレード二件

プロ野球の今季の移籍期限が今月末に控える中、各球団ともトレードを仕掛けるのではないかとは思っていたのですが、今日贔屓球団二球団ともがトレードが成立したと報じられました。

まずは阪神はソフトバンクと投手同士の一対一トレード。
阪神からは松田遼馬投手が、ソフトバンクからは飯田優也投手が交換です。
松田投手は今年は名前を聞かないなぁとは思っておりましたが、いずれは活躍してくれるかなぁと思っておりました投手でしたので、驚きました。
ソフトバンクでは頑張ってほしいですね。

一方日本ハムはロッテとの同一リーグでのトレード。
日本ハムからは岡大海選手が、ロッテからは藤岡貴裕投手が交換となりました。
こっちも驚きですねぇ。
岡選手はやはり怪我が多かったことでレギュラーに定着できなかったことが残念だった気がします。
日ハムとしては新たな気持ちで他球団で活躍してほしいということなのでしょう。

新たに阪神に加わった飯田投手、日ハムに加わった藤岡投手、それぞれよろしくお願いします。
頑張ってください。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/07/26(木) 18:12:06|
  2. スポーツ
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暑くなってきました

札幌も昨日あたりからじょじょに暑くなってきました。
こうなりますとエアコンがないために室温を下げることができないんですよねー。
窓を開けて外気を入れ、扇風機で撹拌するしか手がないというね。
まあ、二週間もすれば秋になっちゃうんですけどねー。
まじめな話、札幌はお盆過ぎたらスタッドレスタイヤのCMが始まるんですよー。(笑)
ストーブのCMも始まりますしね。

今日は給料日だったので、お金が振り込まれているのを確認し、床屋で散髪してきましたです。
さすがに床屋はエアコンが効いててありがたやー。
髪の毛も自分の予想以上にバッサリ切ってもらってありがたやー?
これでまた二か月ぐらい来ませんよ。

今日はたいしてネタがないのでこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/07/25(水) 17:46:30|
  2. 日常
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やはり催眠波を出す怪人といえばこの虫だよね

遅くなりましたが、サークルMx2様の「女怪人改造~学園連鎖~」を手に入れることができました。

女怪人改造

前作「女戦闘員改造 №03」の続編となるわけですが、前作のあらすじもついているので、特に問題なく楽しめると思います。
それにしてももう(゚∀゚)=3ムッハーですよ。
学園の女性教師が女怪人に改造されちゃいます。
それだけでもう私にはたまりません。

悪の女怪人となった姿もまたとてもいいデザインです。
女怪人らしさがすごく出ていると思います。
また、前作もそうでしたが、登場する女戦闘員のスーツのデザインがこれまたいいんですよねー。

女怪人となった後の学園支配もまさに悪の手先となった感じでいいですね。
悪堕ちはやはり悪に堕ちた後の行動も見せてくれるとありがたいです。
堪能させていただきました。

DLsite
DMM
上記二か所で手に入れることが可能です。
こういう作品がお好きな方にはお勧めできると思います。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/07/24(火) 17:58:45|
  2. 同人系
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観測史上最高気温を更新ですと!

連日猛暑が続いているという本州以南ですが、今日はついに国内観測史上最高気温を更新したというニュースが。
埼玉県の熊谷で、14時過ぎに気温41.1度を記録し、過去最高だった41.0度を5年ぶりに更新したとのことです。

ひええええ!
41.1度!
信じられません。
30度超えたら死ぬといっている私はとっくに死んでいる暑さ。
何だか同じ日本の出来事とは思えませんですねぇ。

そんな札幌は今日も比較的涼しくて最高気温が25.4度。
かろうじて夏日ですが、16度近くも差があります。
こちらの涼しさを分けてあげたいですねぇ。
下手すると、北海道は低温で作物に影響が出る可能性もありますよ、これ。
まあ、明日あたりからは少し暑くなりそうですが、それでも30度行かない予報なんですよねー。

本州ではまだまだ暑さが続くといいます。
本当に皆様充分にご注意ください。
お躰お大事にー。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/07/23(月) 17:58:06|
  2. ニュース
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今年も南北出場校決定

もうすぐ八月。
今年も夏の甲子園の季節がやってまいりました。
各地で予選大会が繰り広げられておりますが、わが北海道は南北両代表校が決定です。

北北海道代表は旭川大学高校。
9年ぶり8度目の夏の甲子園出場だそうです。
北北海道大会決勝ではクラーク国際に5-3で勝利して優勝を決めました。

南北海道代表は小樽の北照高校。
こちらは5年ぶり4度目の夏の甲子園。
南北海道大会決勝で駒大苫小牧を15-2と大差で破っての優勝でした。

残念ながら札幌の高校は甲子園出場はかないませんでしたが、両校とも頑張ってほしいですね。
気がかりなのは、今年も暑さが厳しそうということ。
北海道の冷涼な気候からは想像もつかない暑さだと思いますので、どうか熱中症で体調を崩すことのないよう万全の準備をお願いしたいところです。
できれば時期をずらすなど考えてほしいところだとは思いますが、今のところ厳しいのかなぁ。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/07/22(日) 17:56:11|
  2. スポーツ
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テーブルの上の激戦

今日は久しぶりにSquad Leaderのソロプレイをば。

Squad Leader
プレイしたのはシナリオ2の「トラクター工場」
スターリングラードにあるトラクター工場をめぐる激戦をイメージしたシナリオです。

18072101.jpg
こちらが初期配置です。
茶色のコマがソ連軍、青色のコマがドイツ軍です。

18072102.jpg
トラクター工場に立てこもって死守の構えの工場守備隊。
?マーカーが上に乗ることで、そのヘクスの兵力がわかりづらくなっております。
実はこの工場の建物内では、あるルールがあるのですが・・・

18072103.jpg
工場に今にも突入せんとするドイツ軍部隊。
Squad Leader最有能の10-3指揮官や10-2指揮官に加え、火炎放射器や爆薬を持った突撃工兵がいて、強力な火力を持ってます。

18072104.jpg
工場の西側に点在するドイツ軍の拠点を突破し、孤立しているトラクター工場を救おうと大兵力を整えているソ連軍。
それぞれのヘクスに最大限までスタックしており、圧倒的な数を見せてます。

18072105.jpg
このシナリオは先攻後攻がダイス目で決まるため、今回はソ連軍が先攻。
独軍の防御ラインをあっさりと崩壊させ、工場へ向かいます。
一方工場は独軍の防御射撃で一角が崩されます。

18072106.jpg
ソ連軍の増援が来る前に工場を落とすべく攻撃を仕掛けるドイツ軍。
街路に煙幕を張り突撃工兵が爆薬や火炎放射器を持って突入します。
しかし、工場の中心部で待ち構えるソ連軍も9-2指揮官の下で大火力で迎え撃つため、なかなか足掛かりができません。

18072107.jpg
ソ連軍増援部隊はついに独軍防御ラインを突破して工場に連絡をつけます。
しかし、独軍も切り札の火炎放射器がついに火を噴き、ピンゾロでソ連軍最有能の9-2指揮官と二個分隊のスタックをHMG・MMGごと焼き尽くします。

18072108.jpg
こうなるとソ連軍は工場を保持できなくなりました。
工場内は次々と独軍によって占領されていきます。

18072109.jpg
第四ターン終了時でソ連軍が投了。
もはや健在な分隊が数少なく、独軍を工場から追い出すことが絶望的となったためでした。

やっぱり面白かったです。
独軍は火炎放射器がやはり強力ですね。
地形効果を無視できるのが大きいです。
爆薬は今回あんまり活躍しませんでしたが、こっちもうまくはまれば強力なんですよね。

と、ここまでプレイして、ソ連軍が工場内にいるときに士気値が1上昇する「熱狂」のルールを忘れていたことに気が付きました。
もしかしたらもう少しソ連軍が粘っていたかも?

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/07/21(土) 19:09:28|
  2. ウォーゲーム
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やっと見た

遅まきながら、ガールズ&パンツァーの最終章第一話をアマゾンのレンタルで初視聴いたしましたー。

ガルパン最終章1

もう拝見した方も多いでしょうから、ある程度ネタバレ込みで書いちゃいますけど、今回は新チームとして「サメさんチーム」が登場するわけですね。
で、サメさんチームの戦車が第一次大戦時の英国戦車マーク4。
正直なんでこんな戦車を持ってきたんだと疑問でした。
それに、最終章で何も新しくチーム出さなくても、アリクイさんチームもレオポンさんチームももう少し掘り下げてやればよさそうなのに・・・とも。

まあ、わかりました。
あのシーン。
あのシーンをやりたくて出してきたチームだと。
確かにあのシーンは既存のチームの戦車じゃできない。
聖グロならチャーチルであのタイプのやつ持っていそうだけど。(笑)

それにしてもBC自由。
当時のフランスの夢ですな。
ソミュアS35があれだけ走り回れたら本望かも。(笑)

話は一回戦第一ラウンドが終了といったところ。
第二話でBC自由との決着がつき、ほかの学校のシーンもいくつか出てくるという感じでしょうかね。
いつ公開になるんでしょうかね。
さて、後でもう一度見るとしましょうか。

今日はこんなところで。
それではまたー。
  1. 2018/07/20(金) 18:32:14|
  2. アニメ
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チョコレートの魔力

13周年記念SSも今日が三日目最終日。
本当はもっと長編とか書ければよかったんですが、それはまたいずれかの機会にと思いますのでご容赦を。

今日は以前Twitterでちょっと話していたものを形にしてみたやつです。
冒頭部分は掲示板にも載せたことのあるやつですね。
一応落ちをつけてSSとしてまとめてみました。
こういう世界観なんとなく好きなんですよー。

タイトルは「チョコレートの魔力」です。
書いていて、ヴァレフィアがとても可愛くてびっくりしました。
皆さんにも可愛いと思われるといいな。
それではどうぞ。


チョコレートの魔力

小雨に濡れる駅のホーム。
人影もまばらな夕暮れの駅に、一輌の蒸気機関車が客車を引いて入ってくる。
雨に機関車の煤煙のにおいが混じる中、客車から降り立つ一組の男女。
深緑色の軍用コートに身を包み、軍帽を目深にかぶった軍人と思しき若い男性と、黒のスカートに白のエプロンを組み合わせたメイド服を身にまとった、まだ少女と言ってもいいぐらいの若い女性。
一見すると奇妙な取り合わせの二人に、彼らをホームで待っていたであろう深緑色の軍服を着た兵士が近づいていく。

「失礼いたします。コルチャスキー少佐殿でいらっしゃいますか?」
「ああ、そうだが」
敬礼して尋ねてくる兵士の顔を興味無さそうに見やるコルチャスキー。
どうせ迎えに差し向けられただけであろう兵士になど興味があるはずもない。
「連隊本部よりお迎えに参りましたニコロフ軍曹であります。外に馬車を待たせておりますのでどうぞ。お荷物はそちらで?」
ニコロフ軍曹がメイドの前に置かれていたトランクに手を伸ばす。
「あ、結構です。私が持ちますので」
その手を制するようにメイドの少女が声を発する。
その声はやや高いものだったが、聞く者に鈴の音を思わせるような心地よさだ。
一瞬戸惑ったニコロフ軍曹はどうしたものかとコルチャスキーを見る。
「荷物は彼女が持つから問題ない。案内を頼む」
「了解しました。ではこちらへ」
コルチャスキーに無表情でそう言われ、ニコロフ軍曹は荷物から手を引っ込めると、そのまま二人を駅の外のロータリーに案内する。
そこには簡素だがボックス型の四輪馬車が待っており、ニコロフ軍曹がドアを開けて二人を中へと通す。
そのまま軍曹は御者台に上がったので、車内には二人だけが残された。

「ふふ・・・チョコレートが大事か?」
トランクを手元に置いて大事そうにしているメイドに、コルチャスキーは苦笑する。
「当然だ! チョコレートが無ければ誰がお前のメイドなどするものか」
ギラッとした目でコルチャスキーをにらみつけるメイドの少女。
その目は深い青であった。
「まあ、いつも通りにメイドをちゃんと勤めれば、チョコレートはちゃんとやる。安心しろ」
「ふん! われをこんな人形の中に閉じ込めたお前に安心しろと言われて、安心などできるものか」
「言葉遣いには気を付けろ。俺と二人きりの時は構わんが、人目がほかにあるときはきちんとメイドらしく振舞え。さもないと・・・」
「わかってる。チョコレートをもらえないのであろう? わかっている」
ギリと唇をかみしめるメイドの少女。
「チョコレートなどという言うものが、この世にあるのがいけないのだ・・・」
憎々しげにそういうものの、彼女の目はトランクの中にあると思われるものに向けられてきらきらと輝いていた。

二人を乗せた馬車は通りを走る。
このまま連隊本部のある建物に行くのだろう。
外はもう薄暗く、建物の窓からの灯りがちらほらと暖かみを感じさせている。
「ところで、こんなところにまで来ていったい何があるのだ?」
トランクを見続けるのにも飽きたのか、窓の外を眺めはじめるメイドの少女。
小雨が馬車の窓を濡らしている。
「さあな・・・魔術師が必要だからということで命令を受けただけだからな、俺は」
同じようにぼんやりと外を見ているコルチャスキー。
「ふん。われをこのような躰に押し込める腕の持ち主だからな。人選は間違っていない」
「どうだかね・・・」
コルチャスキーは薄く笑みを浮かべる。
やがて馬車はこの地の兵営にたどり着く。
御者台に座っていたニコロフ軍曹が門のところに立つ衛兵に二言三言話しかけ、馬車はそのまま兵営の門をくぐる。
そして奥の建物の玄関前にたどり着くと、馬車のドアが開けられた。

                   ******

「やぁ、待っていたよ少佐。ん? そちらは?」
連隊長室に案内されたコルチャスキーを、痩せて背の高い男が出迎える。
どことなく神経質そうな顔で、彼の背後にいるメイドの少女に目を向けていた。
「遅い時間に申し訳ありません。スクロヴァより参りましたコルチャスキーです。彼女は我が家のメイドでして、いろいろと役に立つので同行させました。ヴァレフィア、部屋の外に出ているように」
コルチャスキーは連隊長に敬礼で挨拶をすると、メイドに退出するよう指示をする。
「かしこまりました、旦那様」
スカートをつまんで一礼するメイドの少女に、思わず苦笑してしまうコルチャスキー。
最近一応は礼儀作法は覚えてきたようだな。

メイドが出て行ったところでコルチャスキーは椅子をすすめられる。
「私はこのルチャンスカ連隊の連隊長を務めるロブチョフだ。君が派遣された魔術師なのか?」
コルチャスキーが席に着いたところで、自らも連隊長席に戻るロブチョフ。
大佐の肩章が彼の階級を示している。
「はあ・・・スクロヴァではそうみられているようです」
魔術師と堂々と名乗っているわけではないが、彼の魔術の腕前はそれなりに知られている。
スクロヴァの参謀本部でも彼を知らないものはそうはいないだろう。

「そうか・・・まあ、君が魔術師かどうかなどこの際どうでもいいのだ。あそこで何があったのかを調べてさえくれれば・・・」
深い憂慮の表情を浮かべる連隊長のロブチョフ。
まあ、何かあったのは間違いなさそうだ。
「何があったのですか?」
「数日前にこの辺りで地震があったのは知っているだろうか?」
「いえ、申し訳ありませんが・・・」
連隊長の問いに首を振るコルチャスキー。
地震があったなど聞いてはいないし、ここに来るまでに馬車の窓から見た景色でもそれをうかがわせるようなことは何もなかった。
「そうか。まあ、大した被害が出たわけでもなかったし、このような辺境でのことなど首都のスクロヴァではどうでもいいことだろうからな。だが、その地震でケリル山のふもとに地滑りが起きてな・・・」
「地滑りですか?」
「ああ、被害は出てない。特に何があるというわけでもなかった場所だしな。ただ、一応は状況把握のために連隊からも兵を派遣して調査に当たらせた。そこで地滑りのあったところに隠されていた洞穴のようなものがあったのがわかったのだ」
両手を組んで説明するロブチョフがいったん言葉を切る。
なるほど。
地震、地滑りときて次は洞穴か。
そこに何かが・・・ということかな。
コルチャスキーはそう見当をつけた。

「洞穴の調査のために将校を含む十数名が中に入っていった。だが、誰も戻っては来なかった。いや、正確には伍長が一人戻ってきたのだが、すでに正気を失っていて何が起こったのかはわからず、その伍長も狂気に包まれたまま死んでしまった。地元民は悪魔の住んでいた穴がむき出しになったとか言うし、教会の僧侶連中も祝福されない場所で足を踏み入れるべきではないという」
「なるほど」
要は悪魔の穴に入って調べてこいということか・・・
やれやれ・・・
コルチャスキーが苦笑する。
「私としては入っていった連中がどうなったかの確認ぐらいしたいところなのだが、入ろうとする者は誰もおらん。そこでスクロヴァの参謀本部に魔術師の派遣を依頼したのだ」
「わかりました。私に洞穴の調査をせよとのご命令なのですね」
「うむ。魔術師の君ならば、中で何があったのかわかるだろう」
「想像は付きます。まあ、入ってみればはっきりするでしょう」
「行ってくれるかね?」
行かないという選択肢はないのだ。
そうでなければスクロヴァからわざわざ送り込まれるはずもない。
「準備をして明日には現場に向かいます。まあ、それほど準備も必要ありますまい」
立ち上がって敬礼するコルチャスキー。
さて・・・
その穴に何がいるのやら・・・

                   ******

連隊長室を出て片隅で待っていたヴァレフィアと合流する。
そこにはニコロフ軍曹もいて、部屋の用意ができたことを告げられた。
とりあえずは今晩はゆっくりベッドで寝られそうだとコルチャスキーは思う。
それはあとで間違いということがわかるのだが。

「それで、いったい何の用だったのだ?」
部屋に案内され、コルチャスキーと二人きりになったことで、ヴァレフィアはベッドにちょこんと腰掛ける。
作られた人形とはいえ、その姿は人間とほとんど変わらず、魔術に造詣の深い人間でなければ彼女が人形とはわかるまい。
全身を黒のメイド服に包んではいるが、肌の露出している部分は色白で透明感がある。
白のエプロンやソックスがそれと相まってよく似合っていた。

「ん? どうやらお前の同類が封じられていた場所のようだぞ」
軍服の上着を脱ぎ、長靴も脱いだコルチャスキーが椅子に座る。
どうやらヴァレフィアと一緒にベッドに腰掛けるつもりはないらしい。
「同類?」
「ああ、たぶんお前と同じ魔人か魔獣だ。魔獣ならとっとと外に出てこようとしているだろうから、たぶん魔人だな」
「ふふん・・・人間風情がいつまでもわれらを封じておけるはずがなかろう」
ニヤッと笑みを浮かべるヴァレフィア。
だが、その笑みも愛らしく見えるから不思議なものだ。
「どうだかな・・・地震がなかったらずっと封じられていたままだったかもしれんぞ」
「ふん。1000年もあれば封印ぐらい解いてみせるわ」
「気の長い話だ」
「お前たちとは違うからな。ところで・・・」
ヴァレフィアの視線がトランクに向かう。
「今日の分はいただけんのか? 何かミスをしたか?」
「ああ、いや、そんなことはないぞ。完璧なメイドだった」
そういって立ち上がるコルチャスキーにヴァレフィアの目が輝く。
やはりチョコレートをもらうときが一番の幸せなのだ。

コルチャスキーはトランクからチョコレートを一枚取り出してヴァレフィアに渡す。
すぐに包みを剥いで口に運ぶヴァレフィア。
その姿はとても強大な魔人だったとは思えない。
まさに単なる甘いもの好きな少女なのだ。
「明日はお前にも来てもらうからな」
「よいのか? 封じられていたやつと一緒にお前に歯向かうかもしれんぞ」
そう言ってニヤリと凄んで見せるヴァレフィア。
もっとも、ほっぺに溶けたチョコレートをつけながらなので、凄みも何もあったものではない。
「お前はそれはせんよ。俺に従ってチョコレートをもらう方がいいと考えているからな」
「そ、そんなことはないぞ。われとていつまでもお前に従っているつもりなど」
「どうせ俺の寿命など数十年だ。それぐらいは付き合ってもよかろう?」
「・・・・・・ふん」
指についたチョコを舐め、忌々しそうに鼻を鳴らすヴァレフィア。
「わかったらもう寝ろ。ベッドは使っていい」
あいにく部屋にはベッドは一つしかない。
まさか参謀本部から派遣されてくる魔術師がメイドを連れてくるとは予想外だったのだろう。
もう一つ部屋を用意させようかとも言ってもらったのだが、そこまでさせることもないだろうし、一応寝具は用意されていたので、床に寝ればいいのだ。
「われと一緒に寝てもいいのだぞ」
「バカ」
コルチャスキーは苦笑した。

                   ******

翌朝は部屋で早々に食事を済ませて兵営を出る。
ヴァレフィアを一人で部屋に置いておくのは不安だったし、かと言って士官食堂で同席した士官連中の好奇の目にさらすのも得策ではなかろう。
ならば食事は二人で取ればいい。
連隊長が士官連中に彼を紹介したかろうがそんなことはどうでもいいのだ。
どうせこの連隊にずっといるわけではないのだから。

問題の現場まではニコロフ軍曹が馬車を都合してくれる。
コルチャスキー一人なら馬で行くところなのだが、さすがにヴァレフィアを馬に乗せるわけにもいかず、馬車で行くことになったのだ。
ガタゴトと田舎道を行く馬車の中で、コルチャスキーはトランクの中の荷物を確認し、とりあえず問題がなさそうなのを見て蓋を閉める。
「なんだ? われはチョコレートを盗み食いなどしないぞ」
「そんな心配はしておらんよ。持ってきたものだけでなんとかなりそうだと思ってな。まあ、こっちにはお前という切り札がいるから問題はなさそうなんだが」
「われを切り札だなどと言っていると、後悔しますわよ旦那様。うふふふ」
わざとらしくメイドとしての言葉遣いになるヴァレフィア。
「どうだかな。まあ、お前が俺を殺したとて、その姿から解放されるわけではないのだ」
「わかっている。まったく・・・」
忌々しそうに自分の躰を見下ろすヴァレフィア。
とはいうものの、コルチャスキーがたまたま彼女の部屋を覗いてしまった時など、まんざらでもないように自分の躰を鏡に映していたりするので、その躰にそう悪い感情を持っているわけでもないのだろう。

「少佐殿。差し出がましいようですが本当にそんな軽装で大丈夫なのですか? せめてロープやハンマーなどを持っていかれては? それにあの娘まで連れていかれるというのは危険ではありませんか?」
二時間ほど馬車に揺られたのち、現場に降り立ったコルチャスキーにニコロフ軍曹が心配そうに申し述べる。
「心配ない。この娘はこう見えても私の助手も兼ねている。それよりも、我々が二日経っても出てこないようならこの入り口を爆破してふさぐよう連隊長に伝えてくれ」
駅に降り立った時と全く変わらぬ雰囲気で、コルチャスキーはメイドの少女を従えて洞穴の方へと歩いていく。
あの時はニコロフ軍曹が先に立って案内する形だったが、今回はあとに残される形だ。
「了解しました。少佐殿、ご武運を」
軍曹は敬礼してコルチャスキーとメイドの少女を見送る。
洞穴の入り口で監視に当たっていた数名の深緑色の軍服の兵士たちも、みな銃をささげて彼らを見送った。

「さて、中はどんなかな・・・と」
持ってきたカンテラに明かりをともす。
入口から少し入っただけで、中からは強い魔の気配を感じる。
なるほど。
この気にあてられながら奥へ入ったのでは、早晩おかしくなってしまうのもうなずけるというものか。
コルチャスキーはポケットの中に忍ばせたペンのように見せかけた魔具にスッと気を込める。
こうすれば魔の気配にあてられることもない。
「ヴァレフィア?」
「わかっている。われにも充分感じるぞ。なるほど。確かにわれの同族のようだ」
コルチャスキーの脇にやってきたヴァレフィアがいつになく厳しい表情を浮かべている。
ほう・・・
その様子にコルチャスキーは気を引き締める。
こいつは結構手ごわい相手かもしれんな。

カンテラをかざしながら先へ進むコルチャスキー。
どうやらここにはもともと洞穴というか横穴のようなものがあったらしい。
それが長年の浸食で岩盤がもろくなっていたところに地震でさらに地盤が緩くなり、地滑りによって表面が削られ、穴が外に出てきたということのようだ。
「そして、こういうわけか・・・」
コルチャスキーは顔を曇らせる。
二人が歩いていた横穴が通じていた空間は、魔人を封じた祭壇にも達していたというわけだ。
いつ頃封じたものかは定かではないものの、もともとは別の入り口があって本来はそちらから入ってくるものだったのだろう。
いわばコルチャスキーらが入ってきた洞穴はいつの間にかできていた裏口のようなものなのだ。

そこは広くなった岩の中の空間だった。
コルチャスキーが見たところ、右手には祭壇のようなものがあり、おそらくは魔人を封じているのだろう。
左手にはこの祭壇へとつながっている入口があり、そちらは重々しい石の扉が閉じている。
おそらくは外側から固定され、開かなくされているに違いない。
そして床には、十数人の兵士たちの死体が転がっていた。

血まみれの床に転がる兵士たちの死体。
血はすでに乾ききり、茶褐色のシミになっている。
深緑色の軍服にもあちこちに血のシミがついて赤黒くなっていた。
「どうやら同士打ちをさせられたようだな」
兵士たちの死体を見たコルチャスキーがつぶやく。
「同士打ち?」
「ああ、兵士は銃を構え、士官は拳銃を握っている。ある者は銃剣で突き合ってもいるようだ」
そして兵士たちの命は吸い尽くされたというわけか。
魔力のカスすら残ってはいない。
「力を取り戻すためだな」
ヴァレフィアの言葉に無言でうなずくコルチャスキー。
問題は、これだけの人間の命を吸ったことで、魔人がどれほど力を取り戻しているのかだ。
まあ、この人数ならそれほどではないとは思うのだが。

コルチャスキーは次に祭壇へと近づいていく。
見たところ彼の習得した系統の魔術とは違うようだ。
このあたりに土着していたものなのかもしれない。
とはいえ、魔人の封じ方にそうバリエーションがあるわけでもない。
封印であることは一目瞭然である。
その封印自体はまだ破られてはいないが、すでに魔人は封印外に多少の力を及ぼせるぐらいにはなっているということだ。
もっと力をつければ、封印自体を破壊することも可能となるだろう。
外から人間が入ってきたことに喜び、うれしくて貪り食ってしまったがために警戒されたということだ。
もう少し利口なら、この兵士たちを無事に返し、大規模な調査隊でも来たあたりで食らえばよかったものをとコルチャスキーは思う。

「クッ!」
いきなり祭壇から強烈な魔力をぶつけられるコルチャスキー。
言いようもない恐怖感や絶望感、そして憎しみのようなものが内側から沸き起こる。
なるほど。
兵士たちはこれを食らったのだろう。
これじゃみんなパニックになって手当たり次第に撃ちまくるわけだ。
伍長だけは一目散に逃げたのかもしれない。
だが、侵された精神は回復しようがなかったというわけだ。
「マージェコフ! い、いえ、旦那様!」
彼の名を呼び、改めて言い直すヴァレフィアにコルチャスキーは苦笑する。
何もこんなところでメイドに徹しなくてもいいものを。
いや、メイドが板についてきたのかも。

「俺は大丈夫だ。こんなのは跳ね返せる。お前こそ大丈夫なのか?」
ヴァレフィアの中身は確かに魔人だが、人形の中にいることで大幅に力は封じられているはずなのだ。
こんなところでヴァレフィアに狂われては目も当てられない。
「われなら心配無用だ。この躰にもだいぶ慣れたからな。能力を発揮するのに不都合はない」
ほう・・・
改めて感心したようにコルチャスキーはヴァレフィアを見る。
魔人を封じる入れ物にしては妙に凝ったものを作ったものだと思っていたが、どうやら彼の妹は魔人が使うのに問題ないほどの人形を作ったということらしい。
リルシェバめ・・・とんでもないものを・・・
工房で一人で黙々と人形を作る妹の姿をコルチャスキーは思い浮かべた。

「それよりも・・・この感触・・・どこかで・・・」
首をかしげるヴァレフィア。
どうやら思い当たる節があるらしい。
「ふふ・・・そうか・・・ははははは・・・しばらく見ないと思っていたら、こんなところに封じられていたのか、ミズングムよ!」
突然笑いだすヴァレフィアを、思わず見つめてしまうコルチャスキー。
なるほど。
同種というだけではなく知り合いらしい。

『そういうお前は何者か?』
コルチャスキーの脳裏にも声が聞こえてくる。
祭壇に封じられたヤツの声のようだ。
まさかストレートに会話を仕掛けてくるとは予想外だとコルチャスキーは思う。

「ふっ、われを忘れたか、ミズングムよ? ともにツァンゴイの街を滅ぼし、多くの人間どもの恐怖を食らいあった仲ではないか。ははははは・・・」
祭壇に向かって仁王立ちし、腰に手を当てて胸を張っているヴァレフィア。
その様子にコルチャスキーは一抹の不安を感じる。
同種と会話をする今の彼女はメイドのヴァレフィアではなく、魔王と呼ばれたヴァレグルムの方なのかもしれないのだ。

『ヴァレグルム! まさかヴァレグルムというのか? その姿はどうしたことだ?』
「われにもいろいろとあってな。まあ、この躰もそう悪くはない」
『ふぁっはっはっは・・・面白い。その姿で俺に立ち向かうつもりか?』
「そちらこそ、われに歯向かうつもりか? 今まで一度たりとも歯が立たなかったわれに」
やれやれ・・・
こいつらは喧嘩仲間か?
なんだか急におかしくなるコルチャスキー。
おそらくこいつらが全部の力を開放して喧嘩したら、この辺りどころか国一つが滅ぶかもしれないのだろうが、やっていることはガキの言い合いだ。

『言ったなヴァレグルムよ。俺に勝てるというならここから俺を出してみろ。俺と勝負してみるがいい』
「はははは・・・いいとも。このような封印は内から壊すのこそ難しいが、外から壊すのは簡単なもの。今お前を解放し、そのうえでわれが叩きのめしてやる!」
ずかずかと祭壇に向かっていくヴァレフィア。
「ヴァレフィア! だめだ! それはヤツの手だ! ヤツはおまえに解放させる気だ」
相手の意図を知ったコルチャスキーがヴァレフィアを止める。
だが、彼女はニヤッと笑いこう言った。
「それは聞けませんわ旦那様。同種がこのように身動きもできぬよう封じられているのですもの。解放してやるのが仲間としての務め」
「ヴァレフィア!」
「うふふふふ・・・覚悟してくださいね、旦那様」
「ヴァレフィアァァァァッ!」
彼女の右手から魔力の塊が放出され、祭壇へとぶつけられた。

                   ******
                   ******

「ふう・・・」
屋敷の前に止まる一台の馬車。
その車内から深緑色の軍服を着た青年将校が姿を現す。
「ご苦労さん。気をつけてな」
「はっ! それでは失礼いたします、少佐殿」
ドアを開けていた同じく軍服姿の御者が敬礼して御者台の方に戻っていく。
通りを去っていく馬車を見送り、コルチャスキーは書類かばんを手に屋敷の門をくぐる。
この屋敷はコルチャスキー家代々の屋敷だが、今ではもう彼ともう一人しか住む者はいないため、母屋以外は使われていない。

「お帰りなさいませ、旦那様」
「お・・・お帰りなさいませ・・・だ、旦那様」
玄関を開けて屋敷に入ったコルチャスキーを、メイド服に身を包んだ二人の少女が一礼して出迎える。
「ただいま」
そういえば一人増えたんだったな・・・
二人を目の前にしてコルチャスキーは苦笑する。
髪の色と目の色が違うぐらいで、ほかはそっくりといっていい二人の少女。
片方は鮮やかな輝くような金髪に深い青い目をしており、もう片方はつややかな銀色の髪と赤い目をしている。
二人とも黒いメイド服に白いエプロンをつけ、白い髪飾りをつけていた。

「ミズラフィア、すぐに旦那様のカバンを」
「は、はい」
ミズラフィアと呼ばれた銀髪のメイドがすぐにコルチャスキーの持っていたカバンを受け取る。
「お疲れ様でした。すぐにお飲み物の用意を」
「ああ、頼む」
飲み物の用意をするべく優雅に奥に向かうヴァレフィアを、ぱたぱたとまるで追いかけるかのようにコルチャスキーのカバンを持ったミズラフィアがついていく。
その姿にまたしてもコルチャスキーは笑みを浮かべずにはいられなかった。

ヴァレフィアによって封印を解かれたミズングムは、すぐさま彼らに襲い掛かってきた。
しかし、封じられて力の弱っていたミズングムはしょせんかつての魔王の敵ではなかった。
ミズングムの攻撃をひょいひょいとかわしつつ、ヴァレフィアはまるでもてあそぶようにミズングムを翻弄し、そして叩きのめした。
そしておもむろにコルチャスキーのところへ戻ってくると、こう言ったのだ。
「さ、旦那様。メイドがもう一人増えますわ」

コルチャスキーはミズングムを兵士の死体から取った水筒に再度封じ込め、そのまま洞穴を後にした。
そしてロブチョフ連隊長に事の次第を話し、魔人を新たに封じ込めるためにスクロヴァに持ち帰る旨の了承をお願いしたのだ。
地元から魔人がいなくなるのは大歓迎とばかりに連隊長はすぐに書類を整えてくれ、翌日にはコルチャスキーとヴァレフィアはスクロヴァ行きの汽車に乗ることができたのだった。

スクロヴァに戻ったコルチャスキーは、彼の妹リルシェバの元へと赴き、再び人形を作ってくれるよう頼みこんだ。
そして先日、その人形が完成し、無事にミズングムをその中に封じ込めたというわけだった。
今ではミズラフィアという名前でコルチャスキー家の二人目のメイドとしてヴァレフィアとともに彼に仕えてくれている。
もちろんチョコレートの味もヴァレフィアに教えられ、大のお気に入りになったことは言うまでもない。

「旦那様ー、ワインの支度が整いました」
奥からヴァレフィアの声がする。
「今行く」
とりあえずは二人の魔人は彼からチョコレートをもらえる間は彼のもとにいるだろうとコルチャスキーは思う。
それから先は二人次第だろう。
まあ、俺よりも有能な魔術師はいくらでもいるさ・・・
コルチャスキーはそう考え、ポケットから先程買ってきたばかりの今日の分のチョコレート二枚を取り出して、彼女たちのところへと向かうのであった。

エンド


いかがでしたでしょうか?
これで短編三本すべて吐き出してしまいましたので、手持ちがなくなってしまいました。
次のSSまではまたちょっと時間をいただきますね。
それではまた。
  1. 2018/07/19(木) 21:00:00|
  2. その他短編SS
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カマキリとサソリ

昨日の「ゴム女のフェラ」はいかがでしたでしょうか?
いつもの作品とはちょっと違う感じだったので、違和感を感じられた方もいらっしゃったかもしれませんね。

今日はいつものように女怪人に改造されちゃうお話です。
まあ、オーソドックスなありがちな話かも。
タイトルは「カマキリとサソリ」です。
お楽しみいただけましたら幸いです。

それではどうぞ。


カマキリとサソリ

轟音とともに巨大な炎を噴きあげて爆発が起こる。
またしても送り出した怪人がミラージュマリーによって倒されてしまったのだ。
青いコスチュームに身を包んだミラージュマリーは、彼らワームリアに取って天敵だ。
彼女を倒さない限り、この地球を支配することはできない。
そのため、何体もの怪人を送り込み彼女の抹殺を計ったのだが、ことごとく返り討ちにあってしまったのだ。
そして今回もまた・・・

「うぬぅ・・・おのれミラージュマリー! 次こそは必ず・・・」
とげとげの付いた全身鎧のような衣装に身を包んだ偉丈夫が歯噛みする。
ワームリアの作戦指揮官グモーゾだ。
その実力は首領にも認められているのだが、このままミラージュマリーに負け続けるようなことがあれば、いつ処刑されてもおかしくはない。
その焦りがグモーゾを苛立たせる。
「なんとか・・・なんとかせねば・・・」
だが、妙案と呼べるものは浮かばない。
せめてミラージュマリーの戦う気持ちをそらせたり、隙を作り出すことができれば打つ手も生まれようというものなのだが・・・

「む?」
いつまでも見ていても仕方がないと思い、モニタードローンを回収しようと思ったところ、思いもかけないものをグモーゾは目にしてしまう。
「これは・・・」
それはいつも怪人を倒したあとすぐに姿を消していたミラージュマリーの追跡に成功していたのだ。
たまたま周回させていたモニタードローンのカメラに納まったもののようだったが、そこにはミラージュマリーがごく普通の女性、しかも制服姿の女子高生になる瞬間のシーンが捉えられていたのだ。
「なんと! ミラージュマリーの正体は日本の女子高生ということなのか! この女子高生の正体を早急に調べるのだ!」
「キキーッ!」
グモーゾの指示に従い、全身を黒タイツに包んだ戦闘員たちが調査に出発する。
ミラージュマリーの正体が判明するのは、それから間もなくのことだった。

                   ******

「う・・・」
意識がゆっくりと戻ってくる。
ここは?
私はいったい?
自分に何が起こったのかを思い出す。
そうだわ・・・私は確か外出中に・・・

その日所用で外出していた彼女は、その帰り道でいきなり黒づくめの連中に襲われ、意識を失わされたのだ。
おそらくそのまま車にでも乗せられ、連れてこられてきたのだろう。
いわば誘拐されたわけだ。

躰を動かそうとした彼女は、自分の躰が何かで拘束されていることに気が付いた。
両手首と両足首が固定され、何か台のようなものに磔にされているのだ。
「こ、これは?」
試しに手足を動かそうとしてみるが、がっちり固定されているために動けない。
いくら逃げられないようにするためとは言っても、ここまで拘束するとは普通じゃないのではないだろうか。
しかも周囲は薄暗く、何があるのかもよくわからない。
まるで闇の中に放り出されてしまったかのようだ。
「誰かぁー! 誰かぁー!」
少し大きな声で呼んでみるものの、どこからも返事はない。
いったいこれからどうなってしまうのか・・・
彼女は恐怖に震えていた。

やがて、闇の一部が開き、体格のいい男が一人、制服姿の少女を抱えて入ってくる。
少女は両手をだらんと下げ、どうやら意識を失っているらしい。
おそらく彼女と同じく拉致されてきたのだろう。
「あなたが私をここへ?」
男をにらみつけるようにそう尋ねる彼女。
「ん?」
顔まですっぽりと覆うヘルメットの下から鋭い視線が彼女を射る。
「気が付いていたのか。少し待っていろ」
男は抱えていた少女を、彼女から少し離れた位置の台に彼女と同じように寝かせていく。
そして両手と両足を金具で固定し、外れないことを確かめた。

「えっ? あ、茜(あかね)ちゃん? まさか茜ちゃんなの?」
寝かされた少女の横顔に見覚えがあることに気が付く彼女。
娘の友人であり、よく家に遊びに来てくれている子に間違いない。
彼女もいつしか苗字よりも名前で呼ぶことに慣れてしまったぐらいなのだ。

「ククク・・・そうだ。この娘は持林茜(もちばやし あかね)。お前の娘である秋中麻里亜(あきなか まりあ)の友人だ。そうであろう、秋中喜美子(あきなか きみこ)?」
いかつい男が彼女の名前を言い当ててくる。
これは明らかに彼女のことを知っていて誘拐してきたのだ。
「私たちをどうするつもりですか? 何か恨みでも? そうだとしても、その子はまだ未成年なんですから、解放してあげて」
男をにらみつけながらも、できるだけ冷静に話そうとする喜美子。
いったいこの男が何者なのかさっぱりわからないが、どうして自分たちを狙ってきたのだろう。

「クククク・・・そう心配するな。お前たちは大事な素体だ。手荒に扱ったりはせん」
台に寝かされた二人を前に、グモーゾは笑みを浮かべる。
この二人を改造し、ワームリアの怪人にするのだ。
母親と友人がワームリアの怪人となれば、ミラージュマリーも手を出すのをためらうに違いない。
そこを攻撃することができれば、ミラージュマリーもたやすく倒せるかもしれないのだ。
そのためにもこの女たちを念入りに改造してやらねば。
クックック・・・

「う・・・うーん」
台に寝かされた少女がゆっくりと目を開ける。
「茜ちゃん! 茜ちゃん!」
「えっ? あっ、麻里亜ちゃんのおば様?」
喜美子の声に振り向いた茜が友人の母を認識する。
「良かった。目が覚めたのね」
「おば様、私はいったい?」
目が覚めたことで自分が捕らわれていることに気が付く茜。
両手両足が固定されていて動けないのだ。
どうやら二人ともが同じ状況らしい。
「私たちは彼に誘拐されてしまったみたい。でも、きっとすぐに警察が・・・」
「それはどうかな?」
ニヤニヤと笑っているグモーゾが口をはさむ。
「ここは我々ワームリアの地底アジト。人間の警察風情がここまで来られるとでも思うのかね?」
「ワームリア・・・」
「ワームリア!」
茜と喜美子の表情が青ざめる。
ワームリアと言えば最近世間を騒がせている謎の組織である。
まるでテレビの特撮番組の世界から抜け出てきたような怪人が暴れ回り、謎の女性がそれを倒しているというのだ。
この男はそのワームリアだというの?

「先ほども言った通り、お前たちは大事な素体だ。傷つけるつもりはないから安心しろ」
「私たちをどうするつもりなんですか? ワームリアがなぜ私たちを?」
喜美子が先ほどと同様にグモーゾをにらんでくる。
やはりあのミラージュマリーの母親だ。
意志の強さが感じられる。
「お願いです。うちに帰して・・・」
少女のほうはそうでもないようだが、それが逆にか弱さを感じさせてミラージュマリーを油断させるだろう。

「ククク・・・お前たちはミラージュマリーの正体を知っているのではないか?」
「えっ?」
グモーゾの質問に思わず顔を見合わせ、ふるふると首を振る茜と喜美子。
「知りません」
「ミラージュマリーが私たちと何の関係が?」
「ほう・・・本当に知らんようだな。では教えてやる。我らワームリアに歯向かうミラージュマリーの正体は、秋中麻里亜なのだ」
「えっ?」
「えっ? 麻里亜ちゃんが?」
喜美子も茜も驚きに目を丸くする。
それはそうだろう。
自分の娘が、自分の友人が謎のヒロインとしてワームリアと戦っているなんて信じられるはずがない。
「嘘! 嘘です! あの子がそんな・・・」
「嘘ではない。お前の娘はミラージュマリーなのだ」
「そんな・・・」
言われてみれば娘はときどき怪我をしていた。
かすり傷程度らしかったし、学校で運動中に傷をつけたと言っていたけど・・・
あれは戦いの傷だったの?
喜美子はそのことに気付かなかったことを悔やんでしまう。
あっ・・・
であれば・・・

「私たちを人質にするのですか?」
人質にされ娘が苦しむのを見るぐらいなら・・・
喜美子はそう思う。
でも・・・茜ちゃんは・・・
「私はどうなっても構いません。でも茜ちゃんは、茜ちゃんは未成年なんです。家に帰してあげて!」
「おば様」
「茜ちゃん、人質なら私だけで充分よ。あなたは解放してもらうから」
「おば様・・・」
今にも泣きそうな顔で喜美子を見る茜。
どうして私たちがこんな目に・・・

「残念だが二人とも帰すわけにはいかんな」
「どうしてですか? 人質なら私だけで・・・」
「言ったであろう。お前たちは大事な素体だと。お前たちはこれより改造を受け、我がワームリアの女怪人へと生まれ変わるのだ」
腕を組んでククッと含み笑いを漏らすグモーゾ。
二人の女たちの青ざめる顔がなかなかにそそる。
「女怪人に? まさか・・・私たちに娘と戦わせようと?」
「いやっ! いやぁっ!」
「そう。そのまさかだ。お前たちを女怪人にしてミラージュマリーを始末させる。母親や友人が怪人化したとなれば、ミラージュマリーとて冷静ではいられまい。その動揺した隙をついて倒すのだ」
愕然とする喜美子や絶叫する茜に言い放つグモーゾ。
「そんな・・・娘と戦うなんてできるはずが!」
「いやぁ・・・怪人になるのはいやぁっ!」
「クックック・・・すぐにそんな感情は消え、ワームリアのためなら何でもするようになるのだ。楽しみにしているがいい」
指をパチンと鳴らして合図するグモーゾ。
その合図を待ちかねたかのように数名の戦闘員たちが現れ、喜美子と茜の周囲の装置を操作する。
やがて天井から手術用の無影灯のようなものが下がってきて、カクテル光線のようなきらびやかな光を二人の躰に当てていく。
同時にいくつものチューブが二人の躰に突き刺さり、毒々しい色の液体が注ぎ込まれていく。
「いやぁっ!」
「ああっ! あああっ!」
苦悶の表情を浮かべる二人。
その様子を見て、グモーゾは笑みを浮かべながらその部屋を後にした。

                   ******

カツコツと硬質な足音が響いてくる。
ハイヒールのかかとが床を打つような音だ。
室内に現れる二つの影。
その姿にグモーゾはニヤッと笑みを浮かべた。
「改造が終わったようだな。さあ、お前たちが何者か、俺に言うがいい」
「ケケケケケ! 私は偉大なるワームリアの女怪人カマギリアですわぁ。ケケケケケ!」
全身が緑色の外骨格に覆われ、巨大な複眼と触角の付いた頭部を持ち、両手のカマを振り上げるカマキリの女怪人。
だが、そのボディラインは、元となった喜美子のスタイルが色濃く出ており美しい。
「シュシュー! 私は女怪人サソリアです。どうぞ何なりとご命令を。シュシュー!」
カマギリアの隣にはやや小柄で紫色の外骨格に覆われた女怪人が立っている。
黒い単眼の付いた頭部を持ち両手の先はハサミ状になっていて、背中からお尻にかけたラインに沿うように尾てい骨部分から長い尾が伸びていた。
もちろんその先からは、鋭い毒針が覗いている。
茜が改造されたサソリの女怪人だ。
二人とも口元だけは以前の人間のままであり、うっすらと笑みを浮かべている。
それがまた妖しい雰囲気を漂わせてるのだった。

「それでいい。お前たちはワームリアの怪人として生まれ変わった。これからはワームリアのために働いてもらうぞ」
「ケケケケケ! もちろんですわ」
「シュシュー! ワームリアのためなら何でもいたします」
二人の女怪人は喜ばしそうにうなずいている。
「お前たち二人、力を合わせてミラージュマリーを始末するのだ。できるな?」
「ケケケケケ! お任せくださいませ。私はもうあの子の母親などではありませんわ。ワームリアに歯向かうものはすべて敵。必ずやミラージュマリーを始末してまいります。ケケケケケ!」
「シュシュー! 私の毒ならミラージュマリーと言えどもただでは済まないはず。カマギリアとともに彼女を。シュシュー!」
もはや身も心も完全にワームリアの女怪人に変貌した二人には、ミラージュマリーを殺すことは当然のことだった。

                   ******

「麻里亜ちゃん、今日遊びに行ってもいい?」
放課後、家に帰ろうと思っていた麻里亜を茜が呼び止める。
「えっ? うちに?」
「うん。ダメかな?」
友人の茜の申し出に、麻里亜はぶんぶんと首を振る。
「とんでもない。茜ちゃんが来てくれるのは大歓迎だよ。お母さんも茜ちゃんが来たら喜ぶと思うし」
「ありがとう。実は今日両親がいきなり遠くへ行っちゃったものだから」
なんとなく冷たい笑みを浮かべる茜。
「えっ? そうなの? じゃ、今日はうちへ泊りなよ。いろいろとおしゃべりしよう」
うきうきと帰り支度をする麻里亜。
茜が自宅に来るのはそこそこあれど、泊りは久しぶりだ。
パジャマで二人遅くまで他愛もないおしゃべりができると思うと、麻里亜の心は浮きたった。

「お母さんもいいって。茜ちゃんが来るの楽しみだって言ってた」
すぐにスマホで確認した麻里亜が茜に伝える。
「そう。私もおば様に会うのが楽しみだわ。うふふ・・・」
「どうする? うちにも何かあるとは思うけど、帰りに何か買ってく?」
目をキラキラと輝かせている麻里亜。
茜がお泊りということでテンションが上がっているのだ。
「うーん・・・別に何か欲しいものがあるわけでもないからいいわ。それより早く麻里亜ちゃんの家に行きたいな」
「おお! それは早く私と二人きりになりたいってことですかぁ? あははは・・・」
「まあ、麻里亜ちゃんたら。あははは・・・」
楽しそうに笑いあう麻里亜と茜。
二人はそのまま笑いあいながらカバンを手に学校を後にした。

「ただいまー。お母さん、茜ちゃん来たよー」
元気よく玄関を開けて家に入る麻里亜。
「お帰りなさい。いらっしゃい、茜ちゃん」
奥から二人を出迎えに出てくる喜美子。
水仕事でもしていたのか、手をタオルで拭っている。
「こんにちはおば様。お邪魔します」
「どうぞどうぞ。入って入って」
にこやかに二人を招き入れる喜美子。
麻里亜はふと、その手に持っているタオルが赤黒くなっていることに気が付く。
それと、何とも言えない血のにおいのようなものも感じた。
「お母さん、何かしてたの?」
「えっ? ああ、カスを切り刻んでいたのよ。ケケケケケ・・・」
奇妙な笑い声をあげる喜美子。
麻里亜はちょっと変に思いながらも、あとについてリビングへと入っていく。

「ひっ!」
リビングに入ったとたんに絶句する麻里亜。
ソファに血まみれで死んでいる父親の姿があったのだ。
「お、お父さん!」
「ケケケケケ・・・ほんと、間の悪い男ねぇ。やはり所詮は下等な人間ということかしら。これからの楽しみを邪魔しに帰ってくるんだもの」
父の死体を前に笑っている母。
その様子に麻里亜は愕然とする。
「お、お母さん? ま、まさかお母さんが?」
「ええ、そうよぉ。だって、これからミラージュマリーを切り刻むのを楽しみにしていたのに、風邪で熱が出たからとか言って早退してくるんですもの。邪魔くさいったらありゃしないでしょ。だから切り刻んでやったの。ケケケケケ・・・」
口元に手の甲をあてて笑う喜美子。
「お・・・お母さん・・・そんな・・・」
あまりのことに言葉が出ない麻里亜。
いったい何が起こったというのだろうか?

「ケケケケケ! ねえ、もうそのお母さんお母さんってのいい加減にやめてくれない? 私はもうお前のお母さんなんかじゃないわ。私は偉大なるワームリアによって改造され生まれ変わったの」
そう言って躰を変化させていく喜美子。
見る間に全身が緑色の外骨格で覆われ、頭部が巨大な三角形の形になり、目も大きな複眼へと変化する。
両手はとげの付いたカマとなり、両脚もハイヒールのブーツのような形になっていく。
背中には翅が生え、お尻も大きくなって、カマキリと人間が融合した姿に変わっていく。
「ケケケケケ! どう? これが今の私の本当の姿よ。私はワームリアの女怪人カマギリアなの。ケケケケケ!」
ここだけは人間のままである口元に笑みを浮かべ、笑い声をあげるカマギリア。

「お母さん・・・お母さんがワームリアの怪人に・・・」
麻里亜は唇をかみしめる。
自分は何のために・・・
何のためにミラージュマリーとして戦ってきたのか・・・
父や母を、友人たちを守るためではなかったのか・・・
その母がワームリアの怪人にされてしまうなんて・・・
お母さん・・・

ハッとする麻里亜。
今はとにかく茜だけでもこの場から逃がさないと。
「茜ちゃん! 逃げ・・・て・・・」
振り返りざまに背中に激痛が走る。
「茜・・・ちゃん?」
そこには茜ではなく、全身を紫色の外骨格に覆われ、人間のままの口元からくすくすという笑い声を発しているワームリアの女怪人がいた。
「どうして私が逃げないとならないのかしら? せっかくカマギリアとともにミラージュマリーを始末できるチャンスだというのに。シュシュー!」
「茜・・・うぐっ・・・」
がっくりと膝をつく麻里亜。
「私ももう茜などという名前なんかじゃないの。私はワームリアの女怪人サソリア。よろしくね、ミラージュマリー。シュシュー!」
「そんな・・・」
麻里亜の全身に強烈な痛みが走る。
どうやら毒を流し込まれたらしい。

「ケケケケケ! どうしたの? 変身しないの? 私のカマで切り刻んであげるわよぉ。ケケケケケ!」
「無理よ、カマギリア。私の毒は強力ですもの。もう全身が痛くて起き上がれないと思うわ。シュシュー!」
「おかあさ・・・あか・・・ね・・・ちゃ」
激痛に耐え必死に手を伸ばす麻里亜。
その手をカマギリアは踏みつける。
「言ったでしょ。私はもうお母さんじゃないって。頭悪いわねぇ。ケケケケケ!」
「まだ息があるようだから切り刻んでいいわよカマギリア。少しは楽しめるんじゃない? シュシュー!」
二人の冷たい笑みが麻里亜を見下ろしている。
「そうね。そうさせてもらおうかしら。ケケケケケ!」
カマギリアがカマを振り上げたとき、麻里亜は意識を失った。

                   ******

「クククク・・・まさかこうも簡単にミラージュマリーを排除することができるとは。よくやったぞお前たち」
「「ハッ、ありがとうございます」」
上機嫌のグモーゾの前で片膝をつき頭を下げるカマギリアとサソリア。
「ケケケケ・・・ですが・・・もう少しでミラージュマリーを切り刻むことができましたのに、止められてしまったのは残念ですわぁ」
褒められたものの、カマギリアはやや不満そうな表情だ。
無理もない。
今にもカマを振り下ろそうとしたとき、グモーゾから待ての命令が来てしまったのだ。
ワームリアに歯向かうミラージュマリーに一撃を与えられると楽しみにしていた彼女にとっては不満だろう。
「シュシュー! ご命令に従いあの女をこの地底アジトに運び込みましたが、どうなさるおつもりなのですか?」
サソリアにしても今一つ納得がいっていない。
彼女たち二人はミラージュマリー抹殺のために改造され、この素晴らしい躰に生まれ変わったはずではなかったのだろうか。

「うむ。首領様のご命令でな」
「首領様の?」
カマギリアとサソリアが顔を見合わせる。
首領様がミラージュマリーを生かしたまま連れてこいと命じられたというのか?
「うむ。ミラージュマリーを無力化した以上、殺すよりもいい方法があると仰せになられたのだ。その方法を聞いた時、俺もなるほどと納得した」
いい方法?
「シュシュー! そのいい方法とは?」
「クククク・・・すぐにわかる」
サソリアの質問に対し、グモーゾはニヤッと笑う。

カツコツというヒールの音が響く。
「ククク・・・噂をすれば影か。入るがいい」
「キキキキ! 偉大なるワームリアの女怪人ドクガリア、ただいま参りました」
そう言って入ってくる一体の女怪人。
やや小柄でサソリアと同じぐらいの大きさだ。
巨大な二つの複眼と二本の触角が付いた頭部を持ち、茶色の細かい毛が体を覆っている。
背中には大きな翅が広がっており、いくつかの斑紋が浮き出ている。
口元はカマギリアはサソリアのように人間のままであり、うっすらと冷たい笑みを浮かべていた。

「クククク。よく来たなドクガリア。生まれ変わった気分はどうだ?」
「キキキキ! はい、とてもいい気分です。愚かにもミラージュマリーなどと名乗り偉大なるワームリアに歯向かっていた私を、このような素晴らしい躰に改造していただけたなんて、感謝の言葉もございません」
スッと片膝をつき一礼するドクガリア。
その姿にカマギリアとサソリアも笑みが浮かぶ。
「ケケケケケ! なるほどそういうことでしたの」
「シュシュー! これでまた一緒にいることができるわね。仲良くしましょう、ドクガリア」
「キキキキ! ええ、こちらこそよろしく、カマギリア、サソリア。これからは私もワームリアのためにすべてをささげるわ」
三人の女怪人たちが笑顔を見せるのを、グモーゾは満足そうに眺めるのだった。

                   ******

「ン・・・あん・・・だ・・・ダメ・・・ダメよ・・・」
「んちゅ・・・んふふ・・・カマギリアのここ、こんなにとろとろになってる。美味しい。シュシュー!」
ぺろりと舌なめずりをして、再びカマギリアの股間に顔をうずめるサソリア。
その舌が外骨格の継ぎ目から中の秘肉に刺激を与え、愛液を溢れさせていく。
「ケケ・・・ああ・・・こ、こんな・・・ダメ・・・ダメよ・・・」
「うふふ・・・何がダメなの? シュシュー! 私たちは女怪人同士。楽しみ合ったって問題はないわ」
サソリアの黒く丸い単眼がカマギリアの痴態を見つめ、口元には笑みが浮かんでいる。
「ケケ・・・で・・・でも・・・ドクガリアが来たら・・・」
「来ないわ」
「え?」
その返事にやや苦いものを感じたカマギリアが驚く。
「シュシュー! ドクガリアは来ないわ。彼女は今頃グモーゾ様に犯されている頃よ。うふふ・・・」
「犯されて?」
「ええ。今は女怪人とは言え元はミラージュマリーを犯せるんですもの。グモーゾ様はとても喜んでいるんじゃないかしら。シュシュー!」
「ケケケ・・・そ、そんな・・・」
「シュシュー! 気になるかしら? 元娘のことだから・・・」
「あ、あん・・・」
サソリアの手の先にあるハサミの先端がそっと差し入れられ、カマギリアの躰に快感が走る。
「シュシュー! 渡さない。ドクガリアとカマギリアがかつて母娘だったとしても、先にカマギリアのパートナーになったのは私」
「サソリア・・・」
「私、うらやましかったのよ。あなたたちのことが。私の母親はろくな奴じゃなかったから・・・だからこうして女怪人になれて、カマギリアとパートナーになれたことがとてもうれしかったわ。クズどもも始末できたしね。シュシュー!」
言葉を紡ぎながらも、その手はカマギリアの肉襞を優しく刺激することをやめはしない。
「サソリア・・・あ、あん・・・」
サソリアのハサミがカマギリアの躰の官能の炎を燃え上がらせる。
それに、そう言ってもらえることもカマギリアにはうれしかった。
一緒に女怪人になった者同士、カマギリアにもサソリアのことを好ましく思わない理由はなかったからだ。

「シュシュー! だから私は渡さない。カマギリアは私のものよ」
カマギリアの上で躰を回転させていくサソリア。
その秘部がカマギリアの顔の位置にやってくる。
「ねえ、お願い。私のも舐めて。カマギリアの舌で私を気持ちよくして。シュシュー!」
「・・・・・・わかったわ、サソリア」
カマギリアの舌がサソリアの肉襞に触れる。
とろとろの愛液がカマギリアの舌を伝って流れてくる。
「ああん・・・いい・・・カマギリアの舌・・・いい・・・」
腰をくねらせて快感に打ち震えるサソリア。
すぐに自らもカマギリアの襞に舌を這わせていく。
「ケケケケケ! サソリアの舌もたまらないわ・・・あん・・・イっちゃう・・・」
二体の女怪人の痴態はいつ果てるとも知れずに続くのだった。

END

いかがでしたでしょうか?
明日は三日目最終日。
明日もいつもとはちょっと違ったSSだと思います。
先日ちらっと書きましたあの話です。
お楽しみに。

  1. 2018/07/18(水) 21:00:00|
  2. 改造・機械化系SS
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ゴム女のフェラ

昨日予告しました通り、今日から三日間連続で短編SSを三本投下いたします。
今日はその一本目。
タイトルは「ゴム女のフェラ」です。
いつもの私の作品とはちょっと違う、ある意味「変な」作品になってしまいましたが、よろしければご覧くださいませ。

それではどうぞ。


ゴム女のフェラ

「浩一(こういち)が?」
俺は思わず聞き返す。
確かに昨日今日とあいつ学校に来ていないから気にはなっていたし、風邪かなんかだとは思うけど、しばらく学校に来られないようなら様子をうかがおうとも思っていたんだが・・・
でも、無気力状態だって?

「ああ、LINEにも既読がつかないしスマホに電話しても出ないからさ、さっき自宅の方に電話してみたんだけど、そしたら母親が出てさ、浩一のやつ呼びかけても返事すらしないっていうんだ」
確かに健司(けんじ)の言う通り俺が送ったLINEにも既読がつかない。
でも無気力状態で返事もしないって何なんだ?
「原因は? 病気か?」
「それが、よくわからないらしい。ただ、多少衰弱しているのはあるとかないとか」
「なんだそりゃ?」
俺は首をかしげる。
とにかくそれなら一度見舞いにでも行って様子を見た方がいいだろうか・・・

結局俺は健司と二人で帰りに浩一の家に行ってみることにする。
まあ、無気力状態といったところで、俺たちが行ったら話ぐらいはできるだろうと思ったのだ。
だが、結果はそうではなかった・・・

浩一は青ざめてやつれた姿でベッドに座ったまま、薄ら笑いを浮かべているだけだった。
俺や健司、そして浩一の母が何を言っても返事すらしない。
ただ薄く笑いを浮かべて・・・その・・・股間をさすっているだけだったのだ。
もちろんあれをむき出しにしてしごいたりするわけじゃない。
ただ、パジャマのズボンの上からさすっているだけだ。
だが、薄笑いで股間をさすっているというのは、どう見ても尋常ではなかった。
浩一の母親も俺たちが会うことで浩一の変化を期待したようだったが、残念ながらそうはならなかった・・・

俺たちは浩一の家からの帰り道無言で歩くだけだった。
だが、バス停で自宅方向へ向かうバスを待つ間、健司がふとつぶやいた。
「なあ・・・浩一のやつ、もしかしてゴム女にフェラされたんじゃないのかな・・・」
「は?」
俺は思わず変な声を上げてしまう。
なんだ?
何を言い出すんだ、健司のやつ?
「ゴム女にフェラ?」
「うん。なんとなくそんな気がして・・・」
「なんだそりゃ?」
ゴム女?
フェラ?
フェラって・・・あれだろ?
チンポをしゃぶってもらうやつだろ?
浩一が女にチンポしゃぶってもらったっていうのか?

健司がスマホを操作して俺に見せる。
何やらオカルトのサイトらしい。
都市伝説の一つとしてゴム女のことが紹介されていた。
それは、全身をゴムの衣装で覆った女だそうで、頭までゴムマスクに覆われているそうだ。
いわゆる巨乳で腰はくびれお尻も大きくて魅力的らしい。
口の部分だけはゴムに覆われていないそうで、そこからは真っ赤な口紅を塗った唇が露出しているんだそう。
そのなまめかしいボディラインを見せつけ、男が思わず勃起をすると、そのゴム女はアイ・ワント・ザーメンとたどたどしい英語とも日本語ともつかない言葉をしゃべり、フェラチオをしてくれるという。
それはとても気持ちよく、男はすぐに射精してしまいたくなるらしいが、そこで射精をしてしまうと、ゴム女の虜となり、ゴム女にフェラしてもらうことしか考えられなくなってしまう。
そしてゴム女に三度フェラチオをされると、男は姿を消してしまうというのだ。
食われるのか連れていかれるのかは定かではないという。

「なんだこりゃ? どう見たって作り話だろう?」
結局俺はバスを降りるまでずっとそのゴム女のことが載ったサイトを読み続けていた。
「俺もそうは思うけどさ。何だか浩一の様子を見ていたら・・・さ・・・」
確かに記述的にはなんとなく一致するような気がしないでもない・・・
でも、だからと言って、そんなバカな・・・
「きっとオナニーのやりすぎなんだよ、あいつ。結構エロ画像をあさっていたらしいしさ」
「まあ、そうなんだとは思うけど・・・」
俺の言葉に健司も一応はうなずく。
だが、そのあとは二人ともまた無言だった。

                   ******

「浩一がいなくなった?」
俺は青ざめた。
それって・・・マジで・・・
「ああ、俺、結局気になって今朝浩一の家に電話してさ、今日は学校に来れそうか聞こうとしたんだよ。そしたらおばさんが浩一がいなくなったって・・・」
健司はきっと浩一がいなくなっていないか確かめたかったんだろう。
あいつが学校に来なくなって三日目だし。
「どこかそのあたりをうろついているとかじゃ? 夢遊病みたいにさ」
「おじさんもおばさんも探しているらしいし、警察にも言うって言ってた。でも・・・」
「でもなんだよ! まさかお前、浩一がゴム女に連れていかれたって思っているのか?」
俺は少し語気が荒くなっていたと思う。
健司はそんな俺から顔をそらし、ごめんと謝った。
「いや、こっちこそごめん。すまん」
俺も頭を下げる。
チクショウ!
なんだってこんなことに・・・

結局その日に浩一が見つかることはなかった。
そして、次の日も、その次の日もまた見つかることはなく・・・
俺たちは浩一のいない一週間を終えようとしていた。

                   ******

ん?
寝ていた俺は何かの気配を感じてふと目が覚めた。
なんだ?
俺は闇の中に目を凝らす。
すると、窓から入る薄明りの中、部屋に誰かが立っているのがわかる。
「えっ?」
俺は思わず声を出してしまう。
だが、不思議と恐怖や驚きは感じない。
なんだろう。
どこか心の片隅で、来ることを感じていたからなのだろうか?

それは女の姿をしていた。
全身を真っ黒いゴムに覆われた女。
薄明りの中にシルエットが浮き出ている。
生唾を飲み込みたくなるほどの美しさ。
真っ黒なゴムに包まれ、見事なボディラインが浮き出ている。
大きなおっぱいはまるでメロンのようだ。
腰はコルセットのようなもので絞られ、キュッと括れて豊かな尻へとラインを作っている。
脚はすらっとしてて、よく見るとブーツのようなものを履いている感じだ。
見せつけるように胸を持ち上げている両手もゴムの手袋に包まれている。
頭部も髪の毛は全く見えず、目も耳もゴムマスクでおおわれている。
唯一真っ赤な唇だけが闇の中でなまめかしく覗いていた。

ゴム女。
彼女こそがあのサイトに載っていたゴム女なんだ。
俺ははっきりと理解した。
ゴム女が俺のところにやってきたのだ。

『アイ・ワント・ザーメン』
真っ赤な唇が蠢き、英語とも和製英語ともつかないような言葉を話す。
私はザーメンが欲しい・・・と言っているんだろう。
俺はごくりと唾をのむ。
言われるまでもない。
彼女の姿を見た時から、俺のチンポは痛いほどに勃起しているのだ。
彼女のなまめかしい姿を見て、勃起しない男などいるものか。

『アイ・ワント・ザーメン』
彼女は俺の前にかがみこみ、俺の股間を優しくまさぐってくる。
唇以外すっぽりと覆われていると思っていた彼女の頭は、後頭部から髪の毛がポニーテールのように外に出されているのがわかる。
そのつややかさが、全身を覆うゴムとはまた違う質感で美しい。

『アイ・ワント・ザーメン』
彼女は俺のパジャマのズボンの前を開け、俺のチンポを取り出していく。
すでにパンツの中で先走りを出していた俺のチンポは、彼女のゴムに包まれた手に触れられて、今にも発射しそうにいきり立っていた。

『アイ・ワント・ザーメン』
あむっと彼女の真っ赤な唇が俺のチンポをくわえ込む。
温かいヌルッとした感触が俺のチンポを包み込み、俺の全身にぞくぞくする快感を与えてくる。
「うわぁ・・・」
たまらない。
俺は情けなくもすぐに射精してしまう。
『ん・・・んむ・・・』
口の中に出された精液をおいしそうに飲み込んでいくゴム女。
ぺろりと舌なめずりをして笑みを浮かべる。
『おいしい・・・』

『アイ・ワント・ザーメン』
まだ飲み足りないとでもいうかのように、再びそう口にするゴム女。
その言葉に一度射精したはずの俺のチンポは、またむくむくとたぎってくる。
すぐにゴム女は嬉しそうに俺のチンポを頬張り、今度はねっとりと舌を絡めて俺のチンポをしゃぶっていく。
なんだ・・・
なんなんだこの快感は・・・
たまらない・・・
こんな気持ちよさがこの世にあったなんて・・・
いや、俺はもうこの世じゃないところに来てしまっているのか?
ああ・・・
たまらない・・・

                   ******

気が付くと朝になっていた。
ゴム女はいつの間にか消え、俺は下半身をむき出しにしたままベッドの上に横たわっていた。
ああ・・・
あれから何度射精をしたのだろう・・・
気持ちよかった・・・
あんな気持ちよかったことは他にはない。
もう一度・・・
もう一度でいいからゴム女にフェラチオをしてもらいたい・・・
もう一度・・・

何もする気になんかなれない。
とりあえず上掛けだけは掛けたが、それ以上のことなどする気になれない。
思う浮かぶのはあのフェラチオのことだけ。
真っ黒のゴム女が真っ赤な唇で俺のチンポをしゃぶってくれたことだけ。
それ以外のことなどどうでもいい。
全くどうでもいい。
もう一度・・・
もう一度ゴム女に会いたい・・・
ゴム女にフェラチオをしてほしい・・・

母さんが来て何か言っていた。
俺の額に手を当てて何か言っていた。
父さんも来て何か言っていた。
どうでもいい。
俺が来てほしいのはゴム女だ。
それ以外のことなどどうでもいい。
俺は股間をそっと探る。
もう一度しゃぶってほしい。
もう一度フェラチオしてほしい。
もう一度あのねっとりとした感触を味わいたい・・・

腹が減った気もするけどどうでもいい。
夕方になったのか、夕日が差し込む中で健司が来たような気もするがどうだったろう。
何だか俺の様子を見て青ざめてあたふたと帰っていったような気もする。
どうでもいい・・・

夜が来る。
待ち望んでいた時間。
俺は寝ずに待っている。
そして彼女が現れる。
全身をゴムに包んだ彼女。
真っ赤な唇に笑みを浮かべた彼女。
美しいボディラインを惜しげもなく見せつけてくる彼女。

『アイ・ワント・ザーメン』
なまめかしい唇が動き、そう言葉を紡いでくる。
それを聞いただけで俺のチンポはもうはち切れんばかりだ。
ザーメンを出したくて仕方がない。
俺のザーメンをたっぷりと味わってほしい。
俺のチンポをたっぷりとしゃぶってください。
ああ・・・

ちゅぶっちゅぶっという音がする。
気持ちいい。
たまらなく気持ちがいい。
何度でも出してしまう。
もうすべて出し尽くした感じがするのに、まだ出したい。
彼女が求めるなら俺のすべてを出し切ってもいい・・・

『エイスケの味は好き。アイ・ワント・ザーメン』
マスクで顔が覆われているのに、まるで彼女がほほ笑んでいるかのように感じる。
どうして彼女は俺の名前が栄介(えいすけ)だと知っているのだろう・・・
一瞬そんな疑問も湧くが、そんなことはどうでもいい。
もっと・・・
もっと俺を味わってくれ・・・

                   ******

誰かが何か言っている・・・
ああ・・・
朝なのか・・・
あれは母さんか・・・
ゴム女じゃないんだ・・・
だったらどうでもいい・・・
今の俺に必要なのはゴム女だけだ・・・
彼女にフェラチオしてもらうことだけが俺にとっては必要なことなのだ・・・
ははは・・・
俺のチンポよもっと頑張れ・・・
もっともっとザーメンを出してくれ・・・
そうじゃないと・・・
そうじゃないとゴム女が来てくれなくなるじゃないか・・・
だから・・・
だからもっとザーメンを・・・

夜が待ち遠しい・・・
まだ夜にならないのか?
何もかもがどうでもいい・・・
ただゴム女だけいてくれればいい・・・

もうすぐ夜が来る・・・
夜になれば彼女が来てくれる・・・
チンポはさっぱり大きくならなくなっちゃったけど、彼女がしゃぶってくれればきっと元気になってくれるはず・・・
チンポをしゃぶってくれさえすれば・・・
ゴム女にチンポを・・・

いつの間にか眠っていたらしい
目を覚ました俺の目の前に立っていたのは、全身真っ黒のゴム女だった。
なまめかしい躰のラインを見せつけ、赤い唇に笑みを浮かべている。

『エイスケ、アイ・ワント・ザーメン』
それは俺にとってはアイ・ラブ・ユーと同じ意味。
俺はすぐに躰を起こし、股間のまだ小さなままのチンポを出す。
ゴム女は俺のチンポがまだ小さいままなのが分かったのか、笑みがスッと消えたものの、それでも俺の股間に顔を寄せてくる。

『アイ・ワント・ザーメン』
俺のチンポに吹きかかる吐息。
それだけでもう射精してしまいたいぐらいなのに、俺のチンポは大きくならない。
なんでだよ・・・
大きくなれよ・・・
ザーメン出してくれよ・・・
俺がそう思いながら必死になっているにもかかわらず、相変わらずにチンポは小さいまま。
その小さなチンポに、ゴム女はそっとキスをして、ちゅるっと口にくわえ込む。
その瞬間、俺の意識はどこかへ飛んだ・・・

                   ******

う・・・
あれ・・・
俺は・・・
俺はいったい?

目が覚めた俺は周囲をうかがう。
どうやらまだ夜中なのか真っ暗闇だ。
いや、夜中だって俺の部屋はこんなに暗くはならないはず。
なんというか墨汁の中にいるみたいに真っ黒というか暗闇の中なのだ。
いったいここはどこなんだろう・・・
俺の部屋ではないみたいだけど・・・

だが、何だか気分がいい。
先日までのような搾りつくされたような疲労感は消え失せている。
でも、その代わり何だか躰が圧迫されるような感じがする。
身をよじるたびにぎちぎちと音がする。
それに胸もなんだか重たい気が・・・

(アイ・ワント・ザーメン)
ドクン
心臓が跳ね上がる。
ゴム女の声。
それが頭の中に響いてくるのだ。
(アイ・ワント・ザーメン)
ゴクリと俺は唾をのむ。
嘘だろ・・・
俺はザーメンなんか・・・
でも・・・
でも・・・
何だかのどが渇く・・・

俺は水でも飲もうと起き上がる。
きっとフェラチオしてもらってザーメン出しちゃったからのどが渇いているんだ。
だからあんな言葉が・・・
ぎちぎちぎゅむっ
俺が躰を動かすとゴムがよじれる音がする。
えっ?
どういうこと?
俺は自分の躰を見ようとして、目が見えていないことに気が付いた。
えっ?
俺?
俺目が見えてない?
でも感じている。
周囲が闇の中だということを感じているんだ。
見えなくても感じているんだ。
それににおい。
ゴムの心地いいにおいを感じる。
俺はぺろりと唇を舐める。
自分の唇が真っ赤なことも、そこからピンクの舌が覗くのも感じられる。
なんなんだこれ?
俺はいったいどうなったんだ?

(アイ・ワント・ザーメン)
『アイ・ワント・ザーメン』
ああ・・・
そうか・・・
俺は水なんかが飲みたいんじゃない・・・
ザーメンが欲しいんだ・・・

(アイ・ワント・ザーメン)
『アイ・ワント・ザーメン』
俺の真っ赤な唇が蠢いてそう呟いている。
(アイ・ワント・ザーメン)
『アイ・ワント・ザーメン』
『アイ・ワント・ザーメン』
うふふふふ・・・
ザーメンが欲しい・・・
ザーメンが欲しい・・・
元気のいい男のおちんちんをしゃぶっておいしいザーメンをたっぷりと味わいたい・・・

私は両手で自分の豊かな胸を持ち上げる。
ゴムに包まれた大きな胸がたゆんたゆんと揺れている。
素敵・・・
ゴムに包まれた手とゴムに包まれた胸がこすれあい、ぎちぎちという音を立てる。
ああ・・・
なんて心地いい音。
ゴムは最高。
あとはザーメンを・・・

『アイ・ワント・ザーメン』
私は舌なめずりをする。
挑発するように腰をくねらせ、胸を揺らして男の勃起を促していく。
この姿を見れば、たいていの男はおちんちんを大きくさせておいしいザーメンを出すだろう。
『アイ・ワント・ザーメン』
私においしいザーメンを飲ませてちょうだい・・・
さて、誰のザーメンがいいかしら・・・

ああそうか・・・
私はハッと気が付いた。
ゴム女が私の以前の名前を知っていて、あの部屋を知っていたのは当然だ。
だって・・・
だってあのゴム女はコーイチだったんだもの。
彼も私と同じようにゴム女になったんだわ。
そしておいしいザーメンを出してくれる男として私のところに来てくれたんだ。
うふふふふ・・・

それじゃ私はケンジのところに行こう。
彼ならきっとおいしいザーメンを出してくれるはず。
少なくとも家にいた年老いた男よりはずっとおいしいはず。
私はケンジのザーメンを搾り取ることを思い浮かべて笑みを漏らす。
カツコツとヒールの音を鳴らして、私はケンジの部屋に行くために闇の中へと向かう。
待っててねケンジ。
あなたのおいしいザーメンをいただくわ。
『アイ・ワント・ザーメン』
私はそう呟くと、闇の中へと姿を消した。

エンド

いかがでしたでしょうか?

明日はオーソドックスとも言える怪人改造ものを投下しようと思います。
どうぞお楽しみに。
  1. 2018/07/17(火) 21:00:00|
  2. 異形・魔物化系SS
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丸13年が経ちました

本日、当ブログ「舞方雅人の趣味の世界」は、記事の初投稿以来丸13年を経過いたしました。

2005年の7月16日に始めましたこのブログ。
気が付くとなんと丸13年が経ちました。
その日に生まれた子供さんがいらっしゃったらもう中学生ですよー。
びっくりですね。

最初は1年続けばいいかなと思っていたものでした。
1年後には2年続けばいいかなと思いました。
それが気づけば13年。
長かったようであっという間に過ぎたような気もします。
なんだかんだとこうしてまた一年継続してこられましたのも、ひとえに皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。

昨年のように一週間というわけにはいきませんが、今回も13周年記念といたしまして、明日から三日間で三本の短編SSを投下しようと思います。
今回はちょっと普段の舞方にしては異質なものが二本とオーソドックスな改造SSが一本です。
よろしければお楽しみいただければと思います。

それでは14年目に突入しました「舞方雅人の趣味の世界」を、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
  1. 2018/07/16(月) 18:46:07|
  2. 記念日
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591号

今月のタミヤニュース591号が到着です。

591.jpg
こちらが表紙。
今号は第二次大戦時の米陸軍第48歩兵師団のマーク(上下とも)だそう。
どういう由来があるんでしょうね?

「第二次大戦イタリア軍装備解説」は、フィアットBR20爆撃機の一回目。
イタリア軍の爆撃機というと三発エンジンのサヴォイア・マルケッティSM79が有名ですが、このフィアットBR20は双発機。
とはいえ、当時の列強各国の双発爆撃機にそん色なく、そこそこ優秀な機体だったみたいですね。
日本にも輸出されたこともあるとか。

今号では特別企画としてタミヤ1/35ミリタリーミニチュアシリーズ50周年のボックスアートイラストレーターのお三方による対談記事が載ってました。
大西將美氏、島村英二氏、江間浩司氏のお三方で、いずれもタミヤのミリタリーミニチュアのボックスアートを数多く描かれていらっしゃる方々の対談ということで、楽しく拝読させていただきました。

巻中の情景写真はM8自走榴弾砲の情景。
タイトルが「バーリンデン氏へのあこがれ」とのことで、作者が昔見た「バーリンデン情景作品集」を思い出しながら作成したとのこと。
私も模型製作をしていたころはあの作品集は欲しかったですね。
ちょっとお高くて手が出ませんでした。

ほかにもホビーショーの記事やコンテストの記事など今号も楽しませていただきました。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/07/15(日) 18:11:32|
  2. タミヤニュース
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オールスター

昨日と今日はプロ野球はオールスター戦。
昨日は派手な空中戦の末にパ・リーグが勝利でしたね。

そんな中、阪神はメッセンジャー投手が先発の松坂投手のあとを継いで登板し、二回と三回を無失点で切り抜けました。
よかったー。

糸井選手は辞退したのかと思っていたんですが、してなかったんですね。
代打で出場されたので驚きました。

一方ハムは中田選手が松坂投手と対戦して死球という。
怪我とかしなくてよかったですが、きっと打ちたかったでしょうねー。

今日二戦目を行って明日は休養日ですが、今年は明後日の16日からすぐに試合が始まるんですね。
いつも前後数日はお休みだった気がしたので驚きです。
これもCSとかに余裕を持たせるためでしょうかね。
とはいえ阪神は9月はえらい過密日程になってしまうようですが。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/07/14(土) 18:45:05|
  2. スポーツ
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数値よくなってた

今日は二か月に一度の定期通院に行ってきました。
仕事終わった後病院直行―。ε=ε=ε=_(_'ω')_

いつものように看護師さんに近況を話し、とりあえず躰の不調とかは最近はないことを報告。
採尿と採血をして診察待ち。
今日の採血の女性技師さんは上手だったなー。
私は血管が出ないので、下手な方に当たると何度も針を抜き差しされてしまうという。

検査結果が出るまで少し待って、それから診察ですけど、これがもう二分もない。
結果こうだから薬同じの出しときますねーで終わり。(笑)
そして近くの薬局で薬出してもらって終わり。
結構高いんですよね、これがまた。

まあ、数値的にはよくなっていたけど、冬になるとまた血圧高くなるのかなー。
塩分とか控えろって言われたけど、ついつい取っちゃうしなー。
やれやれ。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/07/13(金) 18:36:06|
  2. 日常
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ベスト2はフランスとクロアチア

日本代表チームが残念ながら敗退してしまったために、やや注目が遠のいてしまった感のあるサッカーワールドカップロシア大会ですが、大会そのものはいよいよ大詰め、決勝戦に進出したベスト2が決まりました。

片方はアルゼンチン、ウルグアイ、そして日本を破ったベルギーを下してきたフランス。
もう片方はデンマークとロシアをPK戦で勝利し、そしてイングランドをも延長戦の末に打ち破ったクロアチアです。
はたして栄冠を手にするのはどちらのチームか。

疲労的な点からいえば、決勝戦まで一日間が少ないうえに延長戦ばかりを戦ってきたクロアチアが不利なのは明白だとは思いますが、そこはサッカーですから何が起こるかわかりませんね。
両チームとも頑張ってほしいところです。

そして残念ながらフランスに敗れたベルギーとクロアチアに敗れたイングランドは三位決定戦に。
個人的には(サッカーではなく歴史的に)英国ファンなので、イングランドがフランスと決勝戦というのが見たいところではあったのですが。
こちらもどっちが三位となりますか。
面白そうではあります。

ロシア大会もあと少し。
無事に終わってもらいたいですね。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/07/12(木) 17:55:37|
  2. スポーツ
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区役所に行ってきました

今日は父の介護保険の負担限度額継続申請のために仕事を終えた後で区役所に。
本当は職場から近くのバス停に行ってバスに乗るつもりだったのですが・・・

いざバス停に着くというあたりでバスの電子マネーカードを財布から取り出そうと思ったら入っていないことに気づきます。
そういえば先週末に父の施設に顔を出した時に履いていたズボンのポケットに入れっぱなしだった・・・ (ノ∀`)アチャー

やむなくいったん家に帰り出直すことに。
いや、財布はありましたけど、そのための電子マネーカードですしね。

まあ、出直す羽目にはなりましたけど、区役所行って手続きして帰ってきました。
いろいろとあれやこれやと用意して行ったんですが、継続申請だったのでほとんど必要がなく、あの手間は何だったんじゃという羽目に。(笑)
まあ、受理してもらえたので良かったです。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/07/11(水) 17:52:24|
  2. 日常
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歴史群像の付録ゲームをソロプレイしてみた

告知を見てからずっと楽しみにしておりました学研の「歴史群像」誌の8月号が日曜日に到着しました。
今号には何といってもシミュレーションウォーゲームがついているのです! (*'▽')

18071001.jpg

もちろんさっそくゲームの方を開いてみることに。
本誌の方は前号をまだ読んでいないので、残念ながらしばらく後回しです。(苦笑)

18071002.jpg   18071003.jpg

意外とマップが大きいことに驚きました。
ユニットの厚みがやや物足りないのですが、これは厚くしてしまうとコストが跳ね上がってしまうとのことでやむを得ないところでしょう。
なんだかんだ言って打ち抜きユニットがついているだけでもすごい。

ゲームは二人用の「モスクワ攻防戦」と一人用の「バルジの戦い」の二種類。
ユニットシートの上半分がモスクワで、下半分がバルジなので、ユニット数は少ない方。
ルールもウォーゲームは初めてという方にもプレイ可能なように割と簡単な部類。
でも、結構曲者。(笑)

18071004.jpg

昨日早速ハサミでチョキチョキとユニットを切りました。
保存用にもう一冊購入したので、気兼ねなく切ることができます。(笑)

18071005.jpg

なので、早速今日は午後から「モスクワ攻防戦」をソロプレイしてみました。
初期配置は決まっているので、どこに何を配置しようかと悩まなくて済むのはいいですね。
そしてソ連軍は裏返し配置なので、ソ連軍プレイヤーにもどのユニットが何戦力なのかわかりません。

このゲームの特徴は、前半6ターンと後半3ターンがまるで構成が違うことです。
前半6ターンはおもにドイツ軍が主で、ドイツ軍側に二回の攻撃チャンスがありますが、後半3ターンはソ連軍が主となり、ソ連軍に二回の攻撃チャンスが発生します。
さらに、ドイツ軍はユニットが軍や装甲軍(軍隊の構成単位)ごとに耐久ゲージのようなものがあり、ある一定の損害を受けると攻撃時の戦力が減ったり攻撃不能になったりします。
また、補給が結構シビアで、補給切れのユニットはそのまま除去になってしまうので、敵軍を包囲して補給線を切ったら放置して消えるに任せるということも可能です。

18071006.jpg

1ターン終了時。
ドイツ軍は北側(左手)では攻撃が振るわなかったものの、南側(右手)ではソ連軍の防御ラインに大穴を開けました。

18071007.jpg

2ターン終了時。
北側ではソ連軍は割と秩序だった後退をしておりますが、南側では早くもオリョールが占領され、ドイツ軍の二個装甲軍団がツーラを目指して突進中です。

18071008.jpg

しかーし!
3ターン終了時にドイツ軍は青ざめます。
突進した二個装甲軍団がツーラを占領したまではよかったのですが、除去されたソ連軍ユニットは次のターンには再編成されて再度マップに登場してくるため、ドイツ軍の手薄なところからツーラへ向かう鉄道線を遮断してしまいます。
(裏返しになっている黄色の駒もソ連軍なのです。戦力が戦ってみるまでは不明なだけ)
このおかげでツーラに突進した二個装甲軍団は補給切れに。
ドイツ軍は耐久ゲージが残っている間は補給切れでも即除去にはなりませんが、これで耐久ゲージがまた減ることに。
(>_<)ナンテコッタ

18071009.jpg

結局ドイツ軍はツーラを放棄して補給のつながるところまで後退することに。
ツーラには再びソ連軍が入ります。
うむむむむ・・・

18071010.jpg

とりあえず4ターン終了時までプレイしてみました。
初プレイなのでややルール把握に戸惑いましたが、覚えてしまえば手軽に楽しめるゲームのようです。
それにしても、作戦級が苦手の舞方君の面目躍如。
後方に回られてしまうとは・・・

このあとドイツ軍の攻勢が6ターンまで続き、7ターンからはソ連軍の反撃が始まるという流れになるようです。
そこまでプレイするかどうかは今のところ未定。
また最初からやり直すかも。

それにしても「歴史群像」誌にこうしてウォーゲームが付くのはありがたいことです。
一人でもこのゲームに興味を持っていただけるといいなぁと思います。
あとはこれのVASSALモジュール化を「歴史群像」誌側で認めてくれれば、通信対戦もしやすいかも。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/07/10(火) 19:09:48|
  2. 本&マンガなど
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加藤剛さんが・・・

またお一人、印象深い俳優の方がお亡くなりになられてしまいました。
加藤剛さんが先月胆のうがんのためにお亡くなりになられていたことがわかったということです。
80歳とのことでした。

加藤剛さんといえばもうテレビの時代劇「大岡越前」で名奉行大岡忠相を長く演じられたことで有名な方で、多くの方がお名前を聞けば大岡忠相の加藤剛さんを思い浮かべられるのではないでしょうか。
もちろん私もその一人ではあるのですが、私の場合はそれよりもテレビドラマ「関ヶ原」での石田三成役を演じられた加藤剛さんが印象深かったです。

あの「関ヶ原」では、家康役の森繁久彌さん、三成を補佐する島左近役の三船敏郎さんなどベテランの方が出演する中、正しすぎる武将石田三成を好演され、とても素晴らしい作品になっていたと思います。
今でも石田三成といえば加藤剛さんの三成が脳裏に思い浮かびます。

近年はずいぶんとお痩せになった姿を拝見しておりましたのでご病気かなとは思っておりましたが、お亡くなりになられてしまい残念でなりません。
ご冥福をお祈りいたします。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/07/09(月) 18:50:40|
  2. ニュース
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大本営発表

だいぶ前に購入した本だったんですが、先日やっと読み終えましたのがこちら。

51F7ZE1J3RL.jpg
光人社NF文庫の「大本営報道部」(平櫛孝著)です。

著者の平櫛氏は帝国陸軍少佐の時期に陸軍報道部に所属しあの太平洋戦争を迎えた方だそうで、戦争中盤までは陸軍報道部員としてご活躍だったとのこと。
この本は平櫛氏の実際に体験した報道部の実態と、それぞれの戦闘についていかなる報道がなされたかの検証、そして敗戦に対する原因と反省という感じです。

大本営発表といえば、それこそねつ造報道の代名詞的な認識となってしまっておりますが、今回この本を読んで驚いたのは、大本営発表がいわゆる誇大戦果報道になっていったのはてっきり日本の戦局が厳しくなっていき、それを糊塗するためだとばかり思っていたのですけど、実はそうではなかったということでしょうか。

大本営発表の誇大戦果報道は、実は日本が連戦連勝の時期から始まっていたそうで、なんと陸海軍お互いのメンツのために、つまり互いに相手の軍よりも上に立とうとして、戦果を誇大に報道していたというのだから恐れ入ります。
しかもその目的が例えば占領地における豪華な邸宅や便利な庁舎をどっちが利用するかなどという、言ってしまえば本当にしょうもない理由のために戦果を誇大に報道し、今回こんな戦果を挙げたのだからわが軍が利用させてもらうみたいなことのために行っていたというのです。

勝っている時期でさえそうなのですから、真実を報道しようなどということはそもそも根底にはなかったということなんでしょうね。
もともとが軍による情報統制が目的なのですから、真実などというものは必要なかったんでしょうけど。

日本の軍と戦争指導の問題点を改めてみたような気がしました。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/07/08(日) 18:23:00|
  2. 本&マンガなど
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予想以上に大きな被害が

昨日の記事でも大雨に充分ご注意くださいと書きましたが、その後の状況はすさまじいの一語に尽きるものとなってしまったようです。

各地で冠水や土砂崩れ、橋の流出などが相次ぎ、お亡くなりになられた方も18人にも上ってしまわれました。
一部地域では建物の一階はおろか二階すらもほぼ水に浸かってしまうようなありさまであったり、鉄道も寸断されてしまったりしているようです。

本当に大きな被害が出ているようで、言葉がありません。
北海道も先日の雨で被害を受けたので他人ごとではありませんが、どうか身の安全を第一にお考え下さい。
自衛隊、警察、消防などの災害救助も始まっていると聞きますが、とにかく被害地域が広いためになかなか手が回らないとも聞きます。
早めの避難等を心がけていただければと思います。

豪雨は峠を越したとのことですが、なお局地的に雨量が多くなることはあるそうです。
どうかこれ以上の被害が出ませんようお祈りいたします。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/07/07(土) 18:41:38|
  2. ニュース
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西日本でも大雨が

昨日は先日の雨での北海道の被害のことを書きましたが、昨日あたりから西日本でも大雨で大きな被害が出ているようです。
道路の冠水や床上床下浸水、交通網のマヒ、土砂の削られた個所などあちこちで被害が出ているとのこと。
とても心配です。

九州には避難指示も出ているようで、前回の大雨被害の記憶も新しいうちにまたという感じです。
どうか充分にお気を付けください。
Twitterのフォロワーさんなどにも九州の方がおられますので、本当に気がかりです。

ホントに何とも大雨が多くなった感じですねぇ。
観測史上最多雨量という言葉がこのところよく聞かれる気がします。
かと思うと、世界的に見れば雨が少なくなっているところなんかもあるみたいで、砂漠化が進んでいるなんて話も聞きますね。
温暖化の影響なんでしょうかねぇ。

ともかく今後も雨が続く予報のようです。
どうか充分ご注意くださいませ。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/07/06(金) 19:04:01|
  2. ニュース
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また大雨で被害が・・・

先週からずっと雨模様でまるで梅雨空のような札幌ですが、この雨で道内でついに河川の堤防が決壊して被害が出た地域が出てしまいました。
また、川底の土が流出した影響なのか、橋脚が沈下して橋げたが折れるという被害も出てしまったようです。

二年前にも北海道では大雨による被害が出て、その時は農作物に大きな被害がありポテトチップスなどに影響が出たことは記憶に新しいところなのですが、また今回も被害が出てしまったというのはなんとも痛ましいところです。
今のところ人的被害は出ていないようですが、経済的被害は結構大きなものになりそうです。

やはり気候の変動の影響なんですかねぇ。
北海道も梅雨といっていいぐらいに雨が続くような感じもありますし、台風の影響も近年大きくなっているような気もします。
何とも言えませんがいやですねぇ。

雨は今日いっぱいぐらい続きそうですので、どうか充分にご注意のほどを。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/07/05(木) 18:33:08|
  2. ニュース
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

マクロのそーらーをー

毎週水曜日はGYAOで「銀河英雄伝説Die Neue These」の配信の日・・・は先週で終わってしまったんですよねー。
残念ながら続きは来年まで待たなくちゃならないわけですが、その代わりに何かやっているかなーと思ってGYAOをのぞいてみましたら、「超時空要塞マクロス」の一話が無料で公開されておりましたので、なんとなく見てみることに。
以前DVDをレンタルしてきたことがあるんですが、その時は全話見る気持ちが続かずに、8話ぐらいでやめちゃったんですよね。

それにしても、劇中の時代設定が2009年って、もうマクロスは過去の話になってしまっていましたかー。
地球に落下してきた宇宙船を改修して使おうとしたら、「ブービートラップ」が仕掛けてあって、ゼントラーディ軍が接近したら発動するようになっていたため、地球は否が応にもゼントラーディ軍と戦争になってしまうという。
しかもゼントラーディ人は地球人から見て巨人ともいうべき大きさであるため、ロボット形態にもなれる可変戦闘機を投入するという、巨大ロボットが必要な理由付けがなされていたのが当時驚きでしたね。

あんまりミンメイというキャラが好きじゃないので、たぶん今回もこの一話見ただけでやめちゃいますでしょうけど、当時は話題に上ったアニメでしたねぇ。
大学時代はこのアニメにはまった人が周囲にいっぱいいましたわ。
懐かしいですねぇ。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/07/04(水) 18:43:52|
  2. アニメ
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  4. | コメント:0

日本敗退&糸井さんがー!

本日未明に行われましたサッカーワールドカップロシア大会決勝トーナメントの試合で、日本はFIFAランキング3位の強豪ベルギーと対戦。
残念ながら2-3で敗退となってしまいました。
うーん・・・残念。(><)

試合経過としては前半を0-0で折り返した両チームだったものの、後半に入って日本が立て続けにゴールを決めて2-0に。
しかし、日本に点数を入れられたベルギーが逆襲に転じ、そこから2点を返して同点に。
そのまま延長となるかと思われた後半のアディショナルタイムで、日本のコーナーキックを受け止めたGKからのパスを起点に鮮やかなカウンターから決勝ゴール。
ベルギーが逆転勝ちを収めたのでした。

やはりさすがのランキング3位ですね。
映像を拝見しましたが、あのカウンターは見事でした。
本当に素晴らしかったです。

残念な結果となってしまいましたが、また次回に向けてチームを作っていってほしいですね。
また四年後が楽しみですね。

一方残念といえば、プロ野球阪神タイガースの糸井選手が先日死球を受けてしまったわけなのですが、どうやら骨折だったそうで本日登録抹消に。
イタタタタ・・・
糸井選手も痛いですがチームにとっても痛いですね。
どのくらいで復帰できるのかわかりませんが、今季は難しいかも?
うぬう・・・

ですがピンチはチャンス。
阪神の若手には定位置奪取を目指して奮起してほしいです。
がんばれ阪神タイガース。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2018/07/03(火) 17:54:32|
  2. スポーツ
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師匠・・・ 。・゚・(ノД`)・゚・。

先程、落語家の桂歌丸師匠がお亡くなりになられたというニュースが入ってきました。
81歳ということで、うちの父よりもお若いのですが、慢性閉そく性肺疾患のためということでした。

桂歌丸師匠といえば、もう大多数の方がTV番組「笑点」に出演されていたお姿を思い浮かべるのではないでしょうか?
私もそうで、あの番組と歌丸師匠とは切っても切り離せない印象がありますです。

私があの番組を知ったころは、まだ小学生ぐらいだったでしょうか?
それとももっと幼かったでしょうか?
三波伸介(初代)さんが司会をなされ、歌丸師匠と三遊亭小圓遊師匠とが禿だなんだとやり取りしていたころからでした。
その後、三遊亭楽太郎(現三遊亭円楽師匠)さんとも掛け合いを続け、番組の五代目司会者としてもご活躍なされました。
まさに「笑点」といえば歌丸師匠といっても過言ではなかったかと思います。

一方で、歌丸師匠の落語はほんの数回しか聞いたことがなく、申し訳ない限りです。
もっとお聞きすればよかったなぁ。

残念でなりません。
ご冥福をお祈りいたします。
  1. 2018/07/02(月) 17:54:26|
  2. ニュース
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舞方雅人

Author:舞方雅人
(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
どうぞ楽しんでいって下さいませ。

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